アライさんのような害獣が生きたいと思うこと自体罪なのだ5
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446: ◆8qmuaCjNUw[saga]
2018/03/12(月) 02:23:46.11 ID:mep6Jklx0
(続き)

後は細かい言葉尻のお話。

『木登り』
以下略 AAS



447: ◆8qmuaCjNUw[saga]
2018/03/12(月) 02:24:58.64 ID:mep6Jklx0
以下、本編です。


448: ◆8qmuaCjNUw[saga]
2018/03/12(月) 02:26:31.48 ID:mep6Jklx0
カリカリカリ…

タヌキ『アライ』ちゃんは忙しそうにノートにボールペンを走らせる。

ジ〜〜〜
以下略 AAS



449: ◆8qmuaCjNUw[saga]
2018/03/12(月) 02:29:07.59 ID:mep6Jklx0
鏃アライさんはノートを徐々に埋めていく文字に視線を向ける。

・10匹隊には十匹長の下に一匹、『伍長アライさん』を置きその留守等を守らせること。
(じゅっぴきたいにはじゅっぴきちょうのもとにいっぴき、『ごちょうあらいさん』をおきそのるすなどをまもらせること)

以下略 AAS



450: ◆8qmuaCjNUw[saga]
2018/03/12(月) 02:30:48.55 ID:mep6Jklx0
タヌキ『アライ』ちゃんはチラリと鏃アライさんに視線を向ける。

鏃アライさんはちょっと戸惑ったような顔をした後、ポンと手を打つ。

鏃アライさん「大丈夫なのだ。お前は頭が良いのに心配性なのだ!
以下略 AAS



451: ◆8qmuaCjNUw[saga]
2018/03/12(月) 02:33:05.97 ID:mep6Jklx0
恩寵アライさん「そうなのだ。お前は読み書きできるし…いっぱい居るアライさんの中には平仮名やカタカナぐらいちょっとはという奴も居るかもしれないのだけど…。

アライさんは基本、文字を書けないから―『先祖の教え』は、お母さんからの口伝えが頼りなのだ」

別の恩寵アライさんもそれに応じて語り出す。
以下略 AAS



452: ◆8qmuaCjNUw[saga]
2018/03/12(月) 02:34:52.85 ID:mep6Jklx0
タヌキ『アライ』ちゃん「(アライさんは―『家族』結成前の、私に会う前という意味だけど―
人間に例えるなら、無文字文明のような状態だったのかな。
『氏族』というよりは、更に小さい血縁個体群で口承伝承で記憶や知恵を伝え、付け加え、欠ければ、何かで補う。そんな状態…。

『耳と口』を使った暗記力は私にはとても及ばない…)」
以下略 AAS



453: ◆8qmuaCjNUw[saga]
2018/03/12(月) 02:37:40.43 ID:mep6Jklx0
カリカリカリカリ…

タヌキ『アライ』ちゃんは、思い出にふける恩寵アライさんをそっとしたまま、更に手を動かし続ける。


以下略 AAS



454: ◆8qmuaCjNUw[saga]
2018/03/12(月) 02:40:17.34 ID:mep6Jklx0
・アライさん『家族』は大母さんとの『距離』を基準に『品』を与える。

『品』は爵号として使うものの、それ自体で『家族』内の裁量を与える意図はない。
これを設ける所以は、『家族』が増え、血縁以外のアライさん相互間の交流が増えたため、互いを『取り合えず凡その『家族』内の位置取りで名乗る』必要もあるだろうという配慮の為である。

以下略 AAS



455: ◆8qmuaCjNUw[saga]
2018/03/12(月) 02:42:39.15 ID:mep6Jklx0
タヌキ『アライ』ちゃん「そういえば…」
タヌキ『アライ』ちゃんは、今かき上げた文章の『血縁』『蛇張村村落部』という部分に目を落とす。
ぼんやりとした疑問が文字にした時、輪郭をもって脳髄を駆け上がって来る。

鏃アライさん「どうしたのだ?分からないところでも出たのだ?」
以下略 AAS



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