7: ◆1UOAiS.xYWtC[sagesaga]
2018/05/07(月) 23:10:57.50 ID:QqWy6NJ20
勇者「……何で?」
堕女神「申し訳ありません、私にも……事態が……」
8: ◆1UOAiS.xYWtC[sagesaga]
2018/05/07(月) 23:11:25.99 ID:QqWy6NJ20
堕女神「……流石にこれも、病のせい……とは……」
勇者「いくらなんでも無いだろう。誰かの呪いか? でなきゃ……薬? それとも……」
9: ◆1UOAiS.xYWtC[sagesaga]
2018/05/07(月) 23:11:53.54 ID:QqWy6NJ20
*****
数日前、王都近郊の森の中をナイトメアの背に揺られて散策していた時の事だった。
清澄な空気が満ちて、川のせせらぎが鳥の声とともに耳を楽しませる、時を忘れさせてくれるような一時を過ごした。
10: ◆1UOAiS.xYWtC[sagesaga]
2018/05/07(月) 23:12:32.83 ID:QqWy6NJ20
訥々と、拙い片言で用件だけを手短に言い、刺すような抜き身の言葉で彼女は話す。
馬の姿のままでも発語はできるはずなのに、人の姿をしている時しか話そうとしない。
それどころか馬の時には馬としてしか振る舞わない素っ気のなさが、彼女の特徴だった。
11: ◆1UOAiS.xYWtC[sagesaga]
2018/05/07(月) 23:12:59.93 ID:QqWy6NJ20
勇者「そう、あの頃はさ……小さい森だったのに、ただ歩いてるだけで楽しかったな。見た事無い虫もいっぱいいて……」
ナイトメア「ふーん……」
12: ◆1UOAiS.xYWtC[sagesaga]
2018/05/07(月) 23:13:52.16 ID:QqWy6NJ20
しみじみ語るのを止め、その場に胡坐座りをするナイトメアを見ると……山ブドウに似た実をひと房片手に、もきゅもきゅと口に押し込み、頬を膨らませていた。
ぼろ布の貫頭衣が汁で染まるのも意に介さず――――さらに、一粒。
ナイトメア「さぁ。わかんない。……そっちに、いっぱい……なってた」
13: ◆1UOAiS.xYWtC[sagesaga]
2018/05/07(月) 23:14:19.90 ID:QqWy6NJ20
勇者「んぅっ……! 美味いな、これ」
ナイトメア「……それ食べても大丈夫なの?」
14: ◆1UOAiS.xYWtC[sagesaga]
2018/05/07(月) 23:17:23.80 ID:QqWy6NJ20
ひとまず、今夜のスレ立て兼投下を終了とさせていただきます
基本は初代と同じく、少量ずつでも毎日投稿でいかせていただきたいと思います
このスレはSS速報にて更新していた
魔王「世界の半分はやらぬが、淫魔の国をくれてやろう」
15:名無しNIPPER[sage]
2018/05/07(月) 23:42:50.06 ID:a58eAr29o
おつおつ
これから楽しみ
16:sage
2018/05/07(月) 23:47:16.54 ID:icf11ZSQ0
待ってました!
乙ですー
17:名無しNIPPER[sage]
2018/05/07(月) 23:56:06.68 ID:siJA5ZD00
長年まってた
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