【リョナ注意】緑輝「歯形祭り。」葉月「はっ?」【響け!ユーフォニアム】
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◆WJBKjMiKIY
[saga sage]
2018/06/06(水) 23:43:59.75 ID:M8lWXEdT0
久美子「……どんな宇宙人なんですか?」
あすか「『クイクイ星人』。」
以下略
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◆WJBKjMiKIY
[saga sage]
2018/06/06(水) 23:44:29.64 ID:M8lWXEdT0
あすか「詰まりね、久美子ちゃんの意識がある時には『物語』は存在していて、『読者』も見ている。久美子ちゃんの意識が無い時には『物語』は存在していなくて、『読者』も見ていない。では、なぜ久美子ちゃんの意識が無い時には『物語』が存在しないのか。それはね、久美子ちゃんの意識が無い時には、『物語』が存在出来ないからなんだよ。」
あすか「要するに、これは久美子ちゃんの物語なんだよ。久美子ちゃんの認識を元にえがかれる、『黄前久美子視点』の物語なんだよ。……久美子ちゃん、この世界、詰まりこの『物語の世界』の主人公は、君なんだよ。」
以下略
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◆WJBKjMiKIY
[saga sage]
2018/06/06(水) 23:44:59.76 ID:M8lWXEdT0
あすか「……というか、わたしにも信じられない。この世界が作り物だなんてね。……わたしはここに居て、息を吸って、空気を肌で感じて、世界を見ている。……時間があって、空間があって、星空が無限に広がっている。この宇宙が作り物だとは思えないね。それに、わたしの体が作り物だとも思えないし、三人が作り物だとも思えない。」
あすか「でもフィクションだ。作り話の世界なんだ。そして、この世界を基に物語を書いている『作者』が、どこかの世界に存在しているんだ。多分、わたし達が知覚する事の出来ない、異次元の世界にね。……ねえ、なんか変な気分になってこない? 若しかしたら、わたし達が今まで何気無く読んでいた小説や漫画も、全部こうだったのかも知れない。」
あすか「だって、小説や漫画の世界の登場人物達も、みんなわたし達と同じ様に、物語の世界の中で息をしていた筈でしょ? 物語の世界の中で、生身の体を持っていた筈でしょ? わたし達と同じ様に、登場人物達にも、物が見えて、意識があって、思考があって、感情があった筈でしょ? ……というか、そうでなければ人間とは呼べないよね?」
以下略
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◆WJBKjMiKIY
[saga sage]
2018/06/06(水) 23:45:30.27 ID:M8lWXEdT0
あすか「……うん、『よーするに』と言ったのに、全然要約になってない。……詰まりだね、どんなにおかしな宇宙であろうと、始まってしまった以上は、存在し続ける、という説。……ビッグバンのあとに膨張をし続ける、我々の宇宙と同じ様な感じだね。……まあ、我々の宇宙は今日の夜に出来た筈だから、ビッグバンは無かった筈なんだけど。」
あすか「……で、この世界はそうなるだろうか。……否。多分、ならない。だって、我々の宇宙を創造してくれたであろう『物語のエネルギー』は、多分、宇宙の創造だけではなく、修正にも使われているだろうから。でないと、こんな『でたらめな世界』は立ち所に崩壊してしまい、作者の思った通りに維持し続ける事なんて、到底出来ないだろう。」
あすか「だから、『物語のエネルギー』が尽きたら、この宇宙は崩壊する。それがどんな惨状かは知らないけど、宇宙が崩壊するなら、その住人である我々が無事に済む筈は無い。……では、その『物語のエネルギー』は尽きるのだろうか。……尽きる。近い内に。なぜなら、『物語のエネルギー』の供給源である、物語その物が終わりを迎えるから。」
以下略
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◆WJBKjMiKIY
[saga sage]
2018/06/06(水) 23:45:59.85 ID:M8lWXEdT0
あすか「じゃあ、物語の世界って、いつの時間に存在しているのだろうか。いつの時間にでも存在しているのだろうか。それだけじゃない。その映画を観られるのは、一人だけじゃないよね? 世界中で大勢の人が観た筈だよね? じゃあ、物語の世界って、同時に複数存在していたのだろうか。極論すれば、どこにでも存在しているのだろうか。」
あすか「詰まり、どんな場所にでも、どんな時間にでも、物語の世界は存在しているのだろうか。そして、それは我々の世界でも同じなのだろうか。わたしは、いや、わたし達は、『物語』を『読者』に見られる度に、夥しい数の誕生と消滅を、そうとは気付かずに、繰り返し続けているのだろうか。……多分、そうなんだろうね。」
あすか「……ねえ、わたし達ってなんなんだろうね。なんの為に存在しているんだろう。……特にわたしは、『読者』と『物語』が見える、という変な能力と、どう考えても過剰な戦闘能力と、それらとは相反する贋の記憶を植え付けられて生み出されてしまった所為で、ずっと、この『物語の世界』と、その『終末』に就いて、考え続けている。」
以下略
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◆WJBKjMiKIY
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2018/06/06(水) 23:46:30.07 ID:M8lWXEdT0
あすか「うん。……じゃ、思い残す事が無い様に、今の内に家族に電話でもしとく?」
久美子「あ、私、ケータイありません。」
以下略
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◆WJBKjMiKIY
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2018/06/06(水) 23:46:59.70 ID:M8lWXEdT0
あすか「やだ。さびしい。……一人にしないで?」
と、甘えた声を出した。
一瞬ぞくっとした。犯したい。
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◆WJBKjMiKIY
[saga sage]
2018/06/06(水) 23:47:29.74 ID:M8lWXEdT0
あすか「お! やっとか!」
そう言って、あすか先輩はケータイを見始めた。
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◆WJBKjMiKIY
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2018/06/06(水) 23:48:00.65 ID:M8lWXEdT0
仲良く並んで歩いて来たのは、ミドリちゃんと葉月ちゃんだった。
葉月 「お、あすか先輩だ。……あと久美子! ……久美子お、さっきは良くも見捨てて逃げてくれたねー。……御蔭で私、吸血鬼になっちゃったよー。」
以下略
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◆WJBKjMiKIY
[saga sage]
2018/06/06(水) 23:48:30.25 ID:M8lWXEdT0
葉月 「ふっふっふー♪」
麗奈 「さあ、いきましょう。」
以下略
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