キョン「パルクール?」
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24:名無しNIPPER[saga]
2018/10/29(月) 09:44:12.44 ID:Vsllp09x0
長門「……どいて」

ハルヒ「有希!」

ここに来て、見かねた長門が手を拱く一同に手本を示してくれるらしい。間違って、あの壁の上までひとっ跳び、なんてのは無しだぜ。
壁に向かって軽く走っていく長門。特にべらぼうな勢いを付けている風にも見えなかったが、壁に向かってひょいとジャンプし、片足で壁を捉えたと思うと、面白いほどに体がふわりと浮き上がった。
壁を蹴上がったというより、見えない段差に足をかけて体を押し上げたような、不思議な容易さが見て取れた。
そのまま壁の縁に両手をかけたと思ったら、一気に上半身を持ち上げ、あっという間にするすると登り切ってしまった。

ハルヒ「有希、うま!!」

古泉「さすがですね」

みくる「しかも、上まで登り切っちゃいましたよぉ」

呆気に取られる一同には目もくれず、すぐにオブジェの上から降りてくる長門。
壁の縁にぶら下がって高さを緩和し、そのまま手を離して真下へ落下。
しゃがみ込んで両手を地面に着き、立ち上がったと思ったら、何事も無かったかのようにこちらへ歩いてくる。
なるほど、初日に練習したランディングはこういう時に利用価値があるんだな。

長門「……古泉一樹の推論は概ね正しい。あとは、壁を蹴った足が接地点から滑らないよう、足首や足の指先の操作を加えて壁から得られる力を最大にする。このタームが上手くいけば、この程度の高さなら、さっきの様に助走で勢い込む必要はない。小走りで十分」

ハルヒ「有希、あなたやっぱりすごいわ!今から東京五輪のパルクール代表選手に立候補よ!」

長門「パルクールはオリンピックの競技種目には選ばれていない」

キョン「……古泉よ、今のは宇宙人パワー抜きでの芸当だと思うか?」

古泉「だと思いますよ、長門さんの解説で、僕も自分に足りていない部分について、合点がいきましたし。恐らく本当に、この程度の高さなら大したエネルギーは必要ないのでしょう」

ハルヒ「キョン、古泉くん!今の有希の説明聞いてたでしょう。もう一回チャレンジしてみるわよ。なんかちょっと分かった気がするわ」


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