【艦これ】提督「この絶望的な海へと」【あんこ】
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286:名無しNIPPER[saga]
2018/11/24(土) 23:36:02.61 ID:S9z9sjMs0
Prinz「やーんなっちゃうなぁ……腕の傷口見る? 」
Graf「要らん。自分ので間に合っているからな」
287:名無しNIPPER[saga]
2018/11/24(土) 23:38:58.89 ID:S9z9sjMs0
場所は提督の執務室。
あの激戦から二ヶ月と少し、漸く落ち着いた鎮守府で、祝勝会などではない、私たちだけの集まり。
初期から私たちの頭脳役だった最上、途中から加わったにも拘らずすぐさま溶け込み護国の鬼となり沈んだ金剛。
288:名無しNIPPER[saga]
2018/11/24(土) 23:40:11.71 ID:S9z9sjMs0
提督「さて、俺のクズさを肴にでもしているのかな」
大和「て、提督っ」
289:名無しNIPPER[saga]
2018/11/24(土) 23:42:10.10 ID:S9z9sjMs0
大和「…………結局横須賀からは離れられないそうですね」
提督「ん? まぁな。妻がいる身でまさか地中海や北方に出向くわけにもいくまい」
290:名無しNIPPER[saga]
2018/11/24(土) 23:42:37.33 ID:S9z9sjMs0
強引に、終わらせよう。それが私にできる唯一のことだ。
最上が嘲笑すべき同輩の為に沈み。
金剛が身体を張って殿を務めあげ。
291:名無しNIPPER[saga]
2018/11/24(土) 23:45:44.78 ID:S9z9sjMs0
提督「俺たちの仲間である最上と金剛両名の明日に」
大和「! 」
292:名無しNIPPER[saga]
2018/11/24(土) 23:46:23.17 ID:S9z9sjMs0
大和「これでもあなたには感謝しているのですよ、提督」
提督「そりゃありがたい。……ん」
293:名無しNIPPER[saga]
2018/11/24(土) 23:48:14.59 ID:S9z9sjMs0
それは冗談混じりの戯言なのか、それとも英雄色を好むという腐った格言の通りなのか。
興味を持ってはいけないのだろうけれど、悲しいことに少しだけ、ほんの少しだけ、希望が灯って、
そして自らフッと息を掛け、消した。
294:名無しNIPPER[saga]
2018/11/24(土) 23:49:42.77 ID:S9z9sjMs0
今度は一度、瞑目して。
また私を射抜いて、そして笑って。
295:名無しNIPPER[saga]
2018/11/24(土) 23:51:37.89 ID:S9z9sjMs0
提督「…………」
大和「…………」
296:名無しNIPPER[sage]
2018/11/24(土) 23:52:14.06 ID:l33+gM4IO
(´;ω;`)ブワッ
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