18:名無しNIPPER[saga]
2018/12/01(土) 14:37:13.64 ID:3QcdtyFE0
「大丈夫ですよ、Pさん」
左の耳元に甘い声が響く。
「Pさんが怖がっていること、なんとなくわかります。でも……」
「…………でも?」
「『まゆ』が、そんなことするわけがないじゃないですか」
「まゆ、が……」
「ええ。それとも」
クスっと、『彼女』の息が耳元をくすぐった。
「まゆがこれまでに、Pさんを困らせるようなことをしたことがありましたか?」
「いや、それは……」
「多少はあるかもしれないですけど、あんまり多くはありませんよねぇ?……これも、夢みたいなものなんです」
「夢……」
「はい。だから、折角の夢なんですから、楽しくまゆと過ごしませんか」
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