中野三玖「だっかんじぇらしー」
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53:名無しNIPPER[saga]
2018/12/15(土) 20:08:11.13 ID:+HI69y2n0
「フータロー、二乃とキスは済ませた?」
「…………」
「何回?」
「…………二回くらい」
「そっか。分かった」
54:名無しNIPPER[saga]
2018/12/15(土) 20:08:39.45 ID:+HI69y2n0
「あ……ぷぁ……」
三玖が一心不乱に全てをねぶり取ろうとしてきて、それに耐えるのが精いっぱいだった。彼女の漏らす喘ぎは恥ずかしがっているのか、それとも場所に配慮しているのか控えめで、色々と豪快だった二乃とは毛色の違いを感じる。五つ子とは言え、細部に関しては違いが生まれるらしい。
さすがに苦しさがどうにもならなくて、腕力だけでどうにか三玖を引きはがすと、二人の唇の間に唾液の橋がつーっと渡った。いけないものを見ているみたいで、急いで視線を逸らす。
55:名無しNIPPER[saga]
2018/12/15(土) 20:09:07.43 ID:+HI69y2n0
「フータロー、二乃と私、どっちが上手かった?」
息を整えるための間のあとで、三玖がこれまたどう答えればいいのか困ることを尋ねてくる。正直、キスの上手い下手を判定できるほどの心の余裕なんてない。覚えていられるのなんて、せいぜいが苦しさと唾液の甘さくらいのものだ。
「……分かんねえよそんなの」
56:名無しNIPPER[saga]
2018/12/15(土) 20:09:37.29 ID:+HI69y2n0
「フータロー、二乃と私、どっちが上手かった?」
息を整えるための間のあとで、三玖がこれまたどう答えればいいのか困ることを尋ねてくる。正直、キスの上手い下手を判定できるほどの心の余裕なんてない。覚えていられるのなんて、せいぜいが苦しさと唾液の甘さくらいのものだ。
「……分かんねえよそんなの」
57:名無しNIPPER[saga]
2018/12/15(土) 20:10:06.20 ID:+HI69y2n0
懇願は聞き入れられたようで、強めの衝撃が伝わってくる。唇と唇の隙間からはたまにぴちゃぴちゃ音がして、それが正常な判断力に靄をかけていくのが分かった。
結局、二乃の時と同じだ。どう強がっても性欲の前に膝を折ることになる。こいつらが揃いも揃って巨乳の美少女じゃなかったら、俺ももう少し踏ん張れたかもしれないのに。
「……どう、かな? 二乃よりも気持ちいい?」
58:名無しNIPPER[saga]
2018/12/15(土) 20:11:21.52 ID:+HI69y2n0
こちらが一息つく間もなく、三玖に再三唇を奪われる。要領を理解してきたのか、ちょっと手慣れた感じすらあった。
勉強もこれくらいの速度で飲み込めよと悪態の一つもついてやりたいところだが、血液が頭ではない場所に集まってしまっているせいで上手い台詞が思いつかない。けだし性欲は悪だ。学生の本分である勉学を多いに脅かし得る。
しばらく人任せに唇を預けていると、何やら三玖の動きに変化があった。催促するように舌で上唇を何度も何度も舐め上げてくるし、腕は俺を急かすように背中をポンポン叩いている。どうやら、何か意味するところがあるらしい。
「フータロー、私にも、やって」
59:名無しNIPPER[saga]
2018/12/15(土) 20:12:27.33 ID:+HI69y2n0
そういえば、二乃にもおねだりをされたっけ。背中をぎゅっとしてだのなんだの。擬音の使い方と言いなんといい、やっぱりこいつらは姉妹らしい。
そして、そんなことを涙目で言われてしまっては、流石の俺も、こう、クるものがあるわけで。
心臓の下あたりがきゅっと締め付けられる優しい苦しみに責任を放り投げて、三玖の上唇を吸った。下手を打てば痕が残ってしまうくらいの強さで、長く。
そしてその後、ようやっと唇を離すと。
60:名無しNIPPER[saga]
2018/12/15(土) 21:33:32.60 ID:+HI69y2n0
また、一瞬だけ唇が重なった。これで通算四回。そもそも俺がさっき口に出した『二回』もハッタリのようなものなので、正直正確な数字とは言い切れそうにもない。だが、これからは発言に気をつけなくちゃ。なにせ、言った分より多くやらされる羽目になるのだから。……問題は、それがそこまで嫌なことにも辛いことにも思えないという点だ。本当に頭がどうにかしてしまっている。
「フータロー、二乃としたえっちなこと全部言って。それ、これから私もするから」
「だからなんでだ」
「私の方が上手だって、フータローの体に教え込むの」
61:名無しNIPPER[saga]
2018/12/15(土) 22:01:06.75 ID:+HI69y2n0
「……俺、襲われてるんだけど」
「でも逃げてないじゃん。私は薬も盛ってないし、縛ってもいないよ?」
「…………」
「フータローに性欲があるのかどうかずっと不安だったけど、意外と正直だったね。気持ちいいことからは逃げられてないもん」
「…………」
62:名無しNIPPER[saga]
2018/12/15(土) 23:07:33.36 ID:+HI69y2n0
「作戦ならもっとちゃんとしたの考えて来い。俺の性欲に頼ってる面がデカすぎる」
「なんで私はこの状況でお説教されてるの?」
「詰めが甘いからだバカ。俺に好きって言わせたいなら、それこそこの前の秘密を餌にすりゃいいだろ」
「……それじゃ意味ないもん」
「はあ?」
63:名無しNIPPER[saga]
2018/12/15(土) 23:08:47.54 ID:+HI69y2n0
「私の方がフータローのこと好きだって、尽くせるって、教えてあげるんだから……」
言いながら、三玖は俺のベルトをカチャカチャといじっている。しかし残念なことに、不器用さが災いしてなかなか外れてくれないようだ。……しかし、彼女が失敗するたびに絶妙に先っぽの方が擦れる。明らかに意図したものではないのに、こちらの射精感だけが一方的に募っていった。
だいぶ、限界だ。布越しの刺激なんかでは満足できない。
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