95: ◆ag9TZfREZs[saga]
2019/03/17(日) 11:41:56.69 ID:HWLdboCm0
「ここだけの話だけど……」
耳元で北上が囁く。
「大井っちはね、仕事に真摯な人に弱いんだよ?」
96: ◆ag9TZfREZs[saga]
2019/03/17(日) 11:42:27.40 ID:HWLdboCm0
「俺からも宜しく頼む、大井」
「あ……」
頭を下げて頼み込む。
97: ◆ag9TZfREZs[saga]
2019/03/17(日) 11:42:58.29 ID:HWLdboCm0
「提督、いいですか?」
「私は構わんよ。君たちに不満はないし、なにより大井君と念願のケッコンが出来るのだからな」
これまでの提督への好感度アップが華を開いた瞬間だった。
98: ◆ag9TZfREZs[saga]
2019/03/17(日) 11:43:28.85 ID:HWLdboCm0
「不束者ですが……宜しくお願いします」
99: ◆ag9TZfREZs[saga]
2019/03/17(日) 11:43:59.62 ID:HWLdboCm0
「いやあ実にめでたい!」
提督の大きな拍手が鳴り響いた。
「私のケッコンが決まるだけでなく、こうして大井君を心から愛する同志に巡り会うとは!」
100: ◆ag9TZfREZs[saga]
2019/03/17(日) 11:44:30.16 ID:HWLdboCm0
「うんうん、すごいよねー。まさかこんなウルトラシーの解決法を思い付いちゃうなんてさ」
俺の背後からひょっこりと北上が姿を見せた。
「なんと! 君が発案者だったのか!」
101: ◆ag9TZfREZs[saga]
2019/03/17(日) 11:45:00.74 ID:HWLdboCm0
「ただ……欠点が一つ……」
たまらず困惑の声を漏らす俺。
「何かね?」
102: ◆ag9TZfREZs[saga]
2019/03/17(日) 11:45:31.33 ID:HWLdboCm0
「なら、私が支払おう」
「え!? そ、それは迷惑なんじゃ……?」
当時の七百円は現在の価値に換算して云々。
103: ◆ag9TZfREZs[saga]
2019/03/17(日) 11:46:01.85 ID:HWLdboCm0
「しかし、二人もケッコンしてくれることになるとはな……」
「これからは、二人を愛していかないと……」
「ああ。これから愛を育んで……」
104: ◆ag9TZfREZs[saga]
2019/03/17(日) 11:46:32.50 ID:HWLdboCm0
「その『これから』だけどさあ……?」
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