116: ◆ujHylXatJU[saga]
2019/07/18(木) 21:19:05.64 ID:Q0QPY3q8O
「沙織さん、他の車輌の現状を!」
「分かった。アヒルさん!」
117: ◆ujHylXatJU[saga]
2019/07/18(木) 21:21:40.47 ID:Q0QPY3q8O
裏の道に入り、他の車輌の速度を見つつ砲弾を躱しつつ移動する方向を麻子さんに指示する。
これは容易いことでは無いが私からしたら難なくこなせることであり、むしろそれを聞いて素早く速度と向きを変える麻子さんの方が素晴らしい
118: ◆ujHylXatJU[saga]
2019/07/18(木) 21:23:42.08 ID:Q0QPY3q8O
道中を警戒しながら進んでいたマチルダIIに対し、路肩の狭いところに入ったIII突が側面から奇襲を仕掛け、白いフラッグをはためかさせた
「やったぞ!マチルダII一輌撃破!」
119: ◆ujHylXatJU[saga]
2019/07/18(木) 21:28:20.45 ID:Q0QPY3q8O
「マチルダII2輌撃破されました!」
ダージリンの乗るチャーチルにこの報告が飛び込むと、彼女は驚きで右手を滑らせた。反時計回りに回りつつ地に落ちたティーカップが割れて四散する
120: ◆ujHylXatJU[saga]
2019/07/18(木) 21:29:20.06 ID:Q0QPY3q8O
あんこうがマチルダIIを撃破してからしばらく、エルヴィンさんから報告が入った
「待ち伏せ場所の近くに敵がいる。こちらには気づいていない。狙うなら今だ」
121: ◆ujHylXatJU[saga]
2019/07/18(木) 21:30:11.94 ID:Q0QPY3q8O
麻子さんにアクセルを踏み込ませる。
また壮大な追いかけっこが始まった。合流した残りのマチルダIIと共にチャーチルが全速で逃げるIV号を追う。
麻子さんの土地勘に頼りつつこちらは敵の攻撃を避けさせ、周囲の道路や建物が砲弾の餌食となって崩れ落ちる。
ただひたすら逃げるしかないIV号は当たらずに済んでいたが、いきなり道の真ん中に看板が見えた。工事中による封鎖だ。
122: ◆ujHylXatJU[saga]
2019/07/18(木) 21:36:58.57 ID:Q0QPY3q8O
「麻子さん!次の角右に曲がったら壁に沿って走ってください!」
素早く車体をカーブさせ、角へ急ぐ。
道から最後のマチルダIIが砲身を覗かせる。
123: ◆ujHylXatJU[saga]
2019/07/18(木) 21:37:29.13 ID:Q0QPY3q8O
「今っ!」
その声と共にIV号は左、そしてすぐ大きく右に曲がる。それに合わせチャーチルの砲身もぐるりと回る
124: ◆ujHylXatJU[saga]
2019/07/18(木) 21:38:23.74 ID:Q0QPY3q8O
キューポラの縁に寄りかかった。顔には少し笑みが現れているだろう
満足だ、ただそう思った。自分の出来ることはやった。敵が手強いことが非常に面白かった。この負けも生きて味わうことが出来る。
125: ◆ujHylXatJU[saga]
2019/07/18(木) 21:45:58.98 ID:Q0QPY3q8O
〜
You shouldn’t abandon your will by which we assumed that it wasn’t accomplished by once of defeat freely.
(成し遂げんとした志をただ一回の敗北によって捨ててはいけない。)
126: ◆ujHylXatJU[saga]
2019/07/18(木) 21:47:27.84 ID:Q0QPY3q8O
今日はここまでです。続きは日曜日に投下します
あ、そうだ。前回の聖グロの校歌はこれ
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