347: ◆ujHylXatJU[saga]
2019/09/09(月) 21:46:27.03 ID:/t/1GWRS0
私たちの陣地の入り口、試合会場への連絡口のところに、審判に連れられた5人のアンツィオの者らがいた。1人は腕を怪我をしているらしく、青い顔をしてその部分を抑え、隣の者が軽い口調なれどもそれを気に掛けている
またその5人のうち1人は、降伏勧告の使者として訪れた人だった
「装備品は既にこちらで回収済みです。それでは、扱いはそちらに任せます」
「ありがとうございます」
5人とも手を結わえられているわけでもない。こちらは一応支給された拳銃を用意しているが、向ける気はない
「……とりあえず全員こっちへ来い」
雨が降りそうなわけではないが、入り口で対応するのも何だろう、とのことらしい。河嶋さんは近くにあったテントの所へ誘導しようとする。
その時、振り返ろうとした私たちの前で、使者だった、確か落合とかいったか、女が、膝を地面につけ、地面にその綺麗な部類に入るであろう顔を擦り付けていた。五体投地か何かかい
「必要とあらば私の命は差し出します!ど、どうか残りの仲間の命だけは……」
「お、おい、カルパッチョ!」
「貴女がたの仲間を殺して負けておきながら誠に図々しいことですが、どうか彼女らの命だけは……」
命乞いか。そしてここに捕虜がいることと、あそこで匂いがしない方角があったこと
「……あなた、セモベンテに乗ってましたか?」
「……はい、それが……」
やはりか。で、確か戦車道で副隊長に就くほど安斎さんに近しい人物。なるほど
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