367: ◆ujHylXatJU[saga]
2019/09/12(木) 21:03:59.91 ID:wCFNWaFWO
「私らはワインですな、というか乾杯の前に飲まないでくださいよ、同志ジュコフスキー」
同志ベルドフが苦笑する
「全くですなぁ、ハハハ。同志ジュコフスキーの飲みっぷりは昔から変わりませんな」
同志マツオカは余裕を持って笑う。下手したらかつての同僚辺りなのだろうか。年も近そうだし
「度数5のビールなんて酒に入らんわ。君らが決めてくれ。どれにするかね」
「まあ最初ですし魚中心ですから白でしょうな。マジノ系のもあるのですか……うーん、テーレ・デ・シュッドウがいいのでは?これはサワークリームが合うみたいですね」
「いいだろう。それでいこう。君達は決まったかね?」
「私はグレープフルーツジュースお願い!」
「私はオレンジジュースをお願いします」
「よしわかった。早速頼もう」
机のボタンを同志ジュコフスキーの岩のように太い人差し指が押す。耳あたりのいい軽快な音楽が店員を連れてくる。店員はそれぞれの飲み物と、追加の大きめのサラダの注文を聞いて去っていった。すぐに飲み物が出され、ジュコフスキーのテイスティングののち、3人の大人のグラスの3割くらいのところまでワインが注がれる。ワインとやらは美味いのだろうか。この歳だからよく分からない
「よし、それではプラウダのさらなる栄光と繁栄のために、
ザ ナーシュ フストレーチュ トースト!(我々の出会いを祝って、乾杯!)」
「トースト!」
前に掲げられた白い飲料の群れに、微かに心動かされた。良い予感なのか悪い予感なのかは分からない。ただ願うのはこの白きものがより遠くにあることだ
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