357: ◆ujHylXatJU[saga]
2019/09/12(木) 20:53:27.34 ID:wCFNWaFWO
情報局長であるその名を聞いて、我々に関係する重要な案件をうっかり忘れてしまっていたことを思い出した。全く、同志カチューシャの側近として恥じるべき行為だ
「ああそうでした。申し遅れましたが、同志ベルドフが興味深い事実をを手にしたそうです」
358: ◆ujHylXatJU[saga]
2019/09/12(木) 20:54:01.86 ID:wCFNWaFWO
「ジューおじさんから?なにかしら?」
同志カチューシャは私の手を通じて受け取ったその手紙を雑に開く
359: ◆ujHylXatJU[saga]
2019/09/12(木) 20:55:26.02 ID:wCFNWaFWO
2005年冬、12月。プラウダ学園地域サウスツガル部キヅクリ分部タテオカ。外には前日の雪が積もっていたが、空は曇りだった
360: ◆ujHylXatJU[saga]
2019/09/12(木) 20:56:11.70 ID:wCFNWaFWO
白い息を吐きつつウラジーミルが辺りを見渡しているとき、カチューシャはピロシキを食べ終わり、近くの物置の扉を蹴り開ける。扉は鈍い音を出して開く
「うわ、汚ったない。農民ってよくこんな所に住めるわね」
361: ◆ujHylXatJU[saga]
2019/09/12(木) 20:57:06.31 ID:wCFNWaFWO
これが、初めて同志カチューシャに出会った日。その日以来私はカチューシャ様のもとに厄介になり、カチューシャ様とこのプラウダ学園地域の為に働いてきた
初め生きる為の手段として彼女を見ていたことは否定しない。だが結構すぐのことだったと思う、彼女の強さと深さを感じ、心の底から忠誠を誓うようになっていた。幼そうな外見の殻の中にある清濁併せ持つ強さ、それに呑み込まれた
362: ◆ujHylXatJU[saga]
2019/09/12(木) 20:57:43.86 ID:wCFNWaFWO
翌日、プラウダ学園都市プラウダ学園高等部校舎裏口。まだ季節としては秋だが、肌寒い風が冬の訪れが近いことを思わせる
「ノンナ、行くわよ」
363: ◆ujHylXatJU[saga]
2019/09/12(木) 21:01:14.79 ID:wCFNWaFWO
数段の段差を登り、木のドアを開けると穏やかな鈴の音が来客を祝福する
364: ◆ujHylXatJU[saga]
2019/09/12(木) 21:02:10.08 ID:wCFNWaFWO
undefined
365: ◆ujHylXatJU[saga]
2019/09/12(木) 21:02:54.06 ID:wCFNWaFWO
そう言われ、入り口近くの席に並んで座る。最近の学園での活動などのたわいもない話から、3人の会話は始まった。そんな会話を進めてしばらくした後、ドアからノックが聞こえ、さっきの店員が扉を開ける
「こちらです。それではごゆっくりお楽しみください」
366: ◆ujHylXatJU[saga]
2019/09/12(木) 21:03:25.31 ID:wCFNWaFWO
「ようこそベルドフ!マツオカ!今日は君らがいないと回らないからね!頼んだよ!」
食前にビールを一杯頼んだジュコフスキーは少しテンションが高い。席に座ろうとする松岡の肩をジュコフスキーは引き寄せる
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