490: ◆ujHylXatJU[saga]
2019/10/13(日) 23:28:51.49 ID:ps5/gbfR0
「そういえば、先ほどまでは何を?」
「は……えっと、その……私も眠れないのです。だから遺書でも残そうかと思ったんですけど、明日は生き残りたいですし……」
遺書ね。確かに普通の両親とかには伝えたいこともあるだろう。特に学園艦在住だしな。私の親にか……呪いのメールでいいな。マナーモードを突破して、深夜3時頃に鳴らしてやる
「なるほど。では私も眠れませんし、この騒音に耳を傾け続けるのもなんなので、何か話しません?眠れないといって天井の筋を数えるようなことはしたくないので。でも迷惑だったら……」
「いえ、私も眠れなくて……遺書に書く様なことばかり頭に浮かぶので、お話したいであります。といっても私が話すことは浮かばないので、西住殿からどうぞ」
「……2つ話したいことがあるのですが、どっちからがいいですか?」
「何でありますか?」
「ただ私が話したいことと、勝った時のために知っておいてもらいたいことです」
「では話したいことの方からお願いします」
「……分かりました」
そう切り出したものの、このことを話して大丈夫なのか。これは前の話とはレベルが違う。彼女らにとっての私の存在、その根底をひっくり返しかねないことだ
「……これから何を言っても、信じてくださいますか?」
「えっ……は、はい。この状況で嘘をつかれるとも思えませんし……前の話も本当でしょうから……」
「そこじゃありません。私を、です」
「西住殿を?」
「はい」
「も、もちろんであります!西住殿は仲間であり、かけがえのない友人であり、尊敬すべき方であります!信じるに決まってます!」
「そうですか……」
話そうか迷ったが、次の試合だけはまともではない。この、この事実を知っている人間を私以外に作っておくべきだ。それが私に物語を吐き出させた
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