491: ◆ujHylXatJU[saga]
2019/10/13(日) 23:29:31.64 ID:ps5/gbfR0
黒森峰女学園 学園歌 「緑川の護り」
その叫びは高揚か 黎明の炎のように
緑 緑川よ 川と共に進もう
愛する母校よ 永遠に安泰であれ
492: ◆ujHylXatJU[saga]
2019/10/13(日) 23:30:00.42 ID:ps5/gbfR0
26時間寝台列車は普通に辛かったので今日はここまでです
493:名無しNIPPER
2019/10/14(月) 21:10:18.17 ID:RkUNHFgJO
荒らし速報
ID: +vAJUinAO、ID: XxAEAIo80、ID:vuMJPVEE0、ID: Ao8Lv9x9O、ID: cJcQzrkpo 、ID: 6ra6liDjO
ID: 89tlEEMSo
494: ◆ujHylXatJU[saga]
2019/10/17(木) 20:31:47.75 ID:zgNk9AA8O
もう直ぐ始めます
495: ◆ujHylXatJU
2019/10/17(木) 20:35:23.18 ID:zgNk9AA8O
〜
私はあなたに助言する。友よ、人を懲らしめたいという強い衝動を持つ者を信用するな!
ニーチェ
496: ◆ujHylXatJU[saga]
2019/10/17(木) 20:36:30.35 ID:zgNk9AA8O
「私は……人殺しです」
「へっ?えっ……と」
497: ◆ujHylXatJU[saga]
2019/10/17(木) 20:37:08.07 ID:zgNk9AA8O
「いえ、それだけでいいんです。SS装甲師団には戦車道大会に参加する以外にも役割があります
それは学園の防衛、および治安維持。それが実行されたのが、昨年の黒森峰の等良政権への反乱の鎮圧です」
498: ◆ujHylXatJU[saga]
2019/10/17(木) 20:37:41.20 ID:zgNk9AA8O
あれは私が高校に入って、装甲師団に入団してから直ぐのことでした。黒森峰では師団に入った者は必ず最初の1年間、処刑人の任に付くか歩兵として一定期間任に付くことになっていました。配属先によって異なりますが、SSだと4ヶ月くらい、でしたね
何でかって?硬式戦に赴いたり、さっきみたいに反乱を鎮圧する時、躊躇わないように、すなわち人を殺す経験を作っておくためです。名目上は防衛時の歩兵協調の訓練や学園への忠誠心云々でしたが
私が選んだのは、処刑人になることでした。そもそも私が一年生の時点でSSでも精鋭部隊に配属されてしまったので、歩兵訓練に回す時間がなかったのもありますし、勿論反乱や学園における重大犯罪などが無ければ何もしなくて良い、ということもありました
499: ◆ujHylXatJU[saga]
2019/10/17(木) 20:38:13.33 ID:zgNk9AA8O
処刑当日、目の前の者はコンクリートの床の上で口を塞がれ、手足を縛られて転がっていました。周りには姉を含む他の隊員が立っていました。きっと私の醜態を見届ける気だったのでしょうね。床の上の者が暴れれば直ぐに近くの者が殴って黙らせます
私の手には処刑用のモーゼルC96が握られていました。本来は拳銃の中でも遠距離向きなものなのですが、国内でも日中戦争での将校の捕獲品として辛うじて残っていたため、黒森峰でもステータスシンボルとして使われていました
心臓が激しく鼓動し、手は汗で銃を滑って落としそうなほど濡れていました。元から重かった、というのもありますが
500: ◆ujHylXatJU[saga]
2019/10/17(木) 20:38:57.57 ID:zgNk9AA8O
「お前がどうしても撃たないなら……仕方ない」
左側頭部に金属らしきものが当たるのを感じました
501: ◆ujHylXatJU[saga]
2019/10/17(木) 20:39:25.83 ID:zgNk9AA8O
その時でした。首の後ろを一筋の風が吹き抜けます。後ろの髪の数本が自分ではなくなります。耳元では鼓膜がちぎれんばかりの音が轟きます。壁には弾丸がめり込み、その周辺も放射状にひび割れていました
恐る恐る左を見ると、高く挙げられた姉の銃からは縦に煙が登っています
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