魔女娘「あなたは何ができるの?」サキュバス「うっふーんなこと」
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252: ◆TEm9zd/GaE[sage saga]
2021/11/10(水) 14:42:15.18 ID:C9C5IjNN0
 始祖のサキュバスと思しき女が私を指差す。
 
男「ええ、はいそうです」
 
 私は訳がわからぬままその場の成り行きに身を任せた。
 というより何も反応する気が起きなかった。
 私の中で業がお前が殺した。お前が殺した。と囃し立ててきたせいもあるし、魔女が死んでしまったという事実を受け止めるのに時間がかかっているからでもある。

始祖「では、世界催眠を手に入れるのはお前ということだな」
 
 そう言って男の方を指さした。
 私はそれに対して、いやちがうと言おうとした。
 だって世界催眠が欲しかったのは私だ。
 と、そこで一つ疑問が浮かんだ。
 世界催眠を得るには千の人の精気と一つの淫魔の魂が必要。
 千人の精気は集まった。では一つの淫魔の魂は……?
 
サキュバス「最初から犠牲にする気だった……?」
 
 愕然とした。
 愕然とした自分に驚いた。
 だってそうだ。愕然とするほど男のことを信用していたということになる。こんないつ裏切るかわからない怪しい男を。
 私は今の今まで裏切られないと高をくくっていた。
 そのつけを今払わされそうになっている。
 
 苦しい思いをしてきたのは私だ。
 今まで精気を集めてきたのも私だ。


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