魔女娘「あなたは何ができるの?」サキュバス「うっふーんなこと」
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253: ◆TEm9zd/GaE[sage saga]
2021/11/10(水) 14:43:28.47 ID:C9C5IjNN0
サキュ姉「男っ――!」
 
 許せなかった。利用するだけ利用して、自分は手を汚さない男に怒りが湧いた。
 あまりの怒りに私の拳がわなわなと震えた。
 その勢いのまま、殴りかかろうとして、
 
???「お姉ちゃん……?」
 
 この場には似つかわしくない少女の声が聞こえてきた。
 その声はここ唯一の出入り口から。
 そちらの方を見ると、そこにいたのは……。
 
サキュ姉「妹……なんで」
 
妹「お姉ちゃんが帰ってきてるのを見たから、何してるのかと思って」
 
 私は焦った。
 こんなところに妹がいてはだめだ。男に何をされるかわからない。
 大切な妹なのだ。傷一つでもついたら後悔する。
 幸いなことに男は妹には興味を示さなかった。
 それよりも始祖のサキュバスに対して意識が向けられていた。
 
男「さあ、はやく世界催眠を!」
 
サキュ姉「ちょっとまった!」
 
 そんな男を遮るように私は叫んだ。
 
サキュ姉「世界催眠を得るのはその男じゃない。あそこにいる私の妹――サキュバスに」
 
男「なっ?!」
 
妹「へ?」
 
 男も妹も私の言葉に面食らったように言葉を漏らす。
 始祖のサキュバスだけが静かに頷いた。
 
始祖「良かろう。確かに世界催眠は淫魔が持つが道理。ソナタの意を優先しよう」
 
男「ふっざけんな! 私が世界催眠を得るためにどれだけ準備したと……」
 
サキュ姉「精気を集めたのも、生贄になるのも私! 世界催眠を得る対象は私が決める!」


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