肇「プロデューサーと同室…」
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7:名無しNIPPER
2019/12/06(金) 23:55:36.92 ID:cbsbKZ/10
「ふぅ…」

ベッドに腰掛け、一息つく。
そうでもしないと、胸の中で暴れる鼓動が今にも体を切り裂いてしまいそうだったから。

「…大丈夫だよね?」

そう自問自答して自分の体を見つめる。

さっきPさんは私を一目見ると固まり、私が声をかけると明らかに目線を反らしながらシャワーへ行ってしまいました。

何か、変だったのでしょうか?

着ているのはホテルに備え付けのジンベエです。このほうが荷物が減り移動が楽だから、自分のパジャマは持ってきていません。

「何か、匂ったのかな」

すんすんと、自分の体を嗅いでみますが感じるのは先ほどシャンプーとボディソープの香りだけ。

では、何故、Pさんはあんなに露骨に目を反らしたのでしょうか?

「…あ」

もしかして…この服?

今来ているジンベエは膝上ぐらいの長さの物。胸元も少し開いていて、普段の私の服装に比べると少々露出が多い格好になります。
私は普段グラビアの仕事はありませんし、ステージ衣装も、美嘉さんに比べればかなり大人しいほうです。
もしかして、この格好を見てPさんはその、照れて、くれたのでしょうか?

いえ、これは少し自意識過剰ですね。

でも…もしそうなら、嬉しい。

私を女性として見てくれているかもしれない。

私とPさんは10歳も歳が離れている。Pさんからすれば私はお子様だろう。それにPさんの周りには魅力的な女性が大勢いるし、
私は、スタイルがそんなによくない。だから普段は全く意識されていないと思っていました。

もし、本当に、そういった理由で目を反らしたのなら、私は嬉しい。

男性からそんな風に見られて嬉しく感じるのは初めてだ。

この感情はきっと、Pさんだからだろう。

…….

女性として見てくれているなら...

それなら...


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