136: ◆ag9TZfREZs[saga]
2020/10/02(金) 01:31:12.11 ID:c76wxhWY0
「ほら、つけるから顎上げて」
私の顎をツンツンとつつくご主人様。
少し前までの私ならきっと、嫌々する姿を見せるか、心の中で悪態をついていたに違いない。
137: ◆ag9TZfREZs[saga]
2020/10/02(金) 01:31:46.08 ID:c76wxhWY0
「えっと、こうやって……サイズはギリギリだなー」
間近に迫るご主人様の顔。
この脂ぎったブヨブヨの脂肪の塊も、今は愛おしく見えます。
138: ◆ag9TZfREZs[saga]
2020/10/02(金) 01:32:21.11 ID:c76wxhWY0
「ブヒーッ。加賀タン可愛いーッ」
豚足のような前足による拍手。
今はそれがとても誇らしい。
139: ◆ag9TZfREZs[saga]
2020/10/02(金) 01:32:53.93 ID:c76wxhWY0
後日――
鎮守府――執務室――
140: ◆ag9TZfREZs[saga]
2020/10/02(金) 01:33:28.28 ID:c76wxhWY0
「あなたとは何度も体を重ね、愛しあいました。あの時の気持ちに嘘はありません」
「それなら――」
「だけどふと、思い出してしまうんです。自分の存在意義を、一航戦としての誇りを」
141: ◆ag9TZfREZs[saga]
2020/10/02(金) 01:34:01.90 ID:c76wxhWY0
「ありがとうございます」
深々と礼をする。
「ケッコンカッコカリに人数の制限はありません。どうか私ではなく、他の子を選んでください」
142: ◆ag9TZfREZs[saga]
2020/10/02(金) 01:34:36.11 ID:c76wxhWY0
廊下――
目の前からやって来る三人の駆逐艦たち。
143: ◆ag9TZfREZs[saga]
2020/10/02(金) 01:35:09.98 ID:c76wxhWY0
「私たち艦娘が深海棲艦と戦う使命を持っているように、私は私の使命に従うことにしたの。だから彼と交際を続けられなくなりました」
あまり納得していない顔を見せる後輩たち。
そこへ――
144: ◆ag9TZfREZs[saga]
2020/10/02(金) 01:35:44.23 ID:c76wxhWY0
「あなた、また任務を放り出したの?」
「あ……いやー、自発的に鎮守府警備を……」
「あなたの任務はトイレ掃除よ。提督のため、丁寧に掃除することね」
145: ◆ag9TZfREZs[saga]
2020/10/02(金) 01:38:58.30 ID:c76wxhWY0
>>121と>>122の間で抜けがありました
「いやあ、加賀タンがわざわざご奉仕に来てくれるなんて、男冥利に尽きるなあ〜」
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