176: ◆wsnmryEd4g[saga]
2020/10/18(日) 17:16:03.09 ID:iX/HvtXE0
翌朝、ソファの上で目覚めた。
起き上がり、ベッドの方を見ると、紗枝ちゃんがすやすやと眠っていた。
そっ、と彼女の額に手を置いてみる。
ほんの少しだけ、熱があるような気がする……けれど、昨晩ほどではない。
すると、紗枝ちゃんがゆっくりと目を覚まして、私を見上げるようにぼんやりと瞳を揺らした。
「気分はどう?」
私が尋ねると、彼女は、楽になった、と答えて、それから小さく微笑んだ。
私はホッとして、朝ごはんはどうする? 服も着替えないとね、と、まるでこの一年間、ずっとそうして二人で暮らしてきたかのように、クリスマスの朝を迎えたのだった。
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