過去ログ - 奉太郎「古典部の日常」
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22: ◆Oe72InN3/k
2012/09/06(木) 21:47:38.86 ID:mVZBQuHy0
と言って千反田に紅茶を渡すと、千反田は熱そうにそれを両手で往復させていた。

える「ええっと、お礼……というのは?」

奉太郎「昨日のお守り、飲み物一本で釣り合うとは思えんがな」
以下略



23: ◆Oe72InN3/k
2012/09/06(木) 21:48:04.26 ID:mVZBQuHy0
〜バス〜

そんなこんなで、今はバスに揺られている。

横で里志が、外に見える景色について様々な雑学を披露しているのを聞き、目を瞑る。
以下略



24: ◆Oe72InN3/k
2012/09/06(木) 21:48:31.75 ID:mVZBQuHy0
奉太郎「気になるなら乗ればいいだろう」

里志「はは、確かにそうだね、じゃあ最初に行こうか?」

摩耶花「私はちょっと怖いけど……いいよ、賛成」
以下略



25: ◆Oe72InN3/k
2012/09/06(木) 21:49:02.94 ID:mVZBQuHy0
奉太郎「……すまん、少し休ませてくれ」

える「折木さん、大丈夫ですか?」

摩耶花「もー、しょうがないわね」
以下略



26: ◆Oe72InN3/k
2012/09/06(木) 21:49:29.37 ID:mVZBQuHy0
俺が「もう大丈夫だ」と千反田に言うと、何故か千反田は幸せそうに笑った。

起き上がり、礼を言う。

える「いえいえ、とんでもないです」
以下略



27: ◆Oe72InN3/k
2012/09/06(木) 21:50:09.06 ID:mVZBQuHy0
える「折木さん、次はあそこに行きましょう!」

ま、別にいいか。

ただ、二人でコーヒーカップに乗ったときは、かなり恥ずかしかった。
以下略



28: ◆Oe72InN3/k
2012/09/06(木) 21:50:40.68 ID:mVZBQuHy0
と思いつつ後ろに視線を向けると、何やら見慣れた後頭部。

そしてその、後頭部を持った人物の向かいに座っている奴が声をあげた。

摩耶花「あれ? 折木?」
以下略



29: ◆Oe72InN3/k
2012/09/06(木) 21:51:07.96 ID:mVZBQuHy0
える「そ、そうなんですか。 知らなかったです」

そう言うと、千反田は顔を伏せてしまった。

奉太郎「はあ」
以下略



30: ◆Oe72InN3/k
2012/09/06(木) 21:51:35.35 ID:mVZBQuHy0
その後、外で待っていた里志、伊原と合流し、遊園地を再び見て回る。

……お化け屋敷に行ったときの伊原の怖がりっぷりは、是非とも永久保存しておきたかった。

……夜のパレードを見て、千反田は目をキラキラと輝かせていた。
以下略



31: ◆Oe72InN3/k
2012/09/06(木) 21:52:01.56 ID:mVZBQuHy0
俺はどっちかというと、ホテルで寝ていたかった。

里志がまず「ホータローも来るよね?」といい、伊原までもが「折木も来なさいよ?」等というので、仕方なく、参加する。

二人とも、千反田が帰ったことによって多少は寂しかったのかもしれない。
以下略



32: ◆Oe72InN3/k
2012/09/06(木) 21:52:29.48 ID:mVZBQuHy0
〜バス〜

今日の出来事を振り返り、俺は少し眠くなってきた。

奉太郎(もう夕方か)
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