過去ログ - 穂乃果「夏色のキセキ」
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1:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[sage]
2014/10/03(金) 22:09:27.07 ID:RJNWzUS1o
※地の文あり
※アニメ、SID、漫画等設定ごちゃ混ぜ


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2:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします
2014/10/03(金) 22:11:29.65 ID:RJNWzUS1o


「よし、これで終わりっと」

 ある夏の日の夕方、巫女装束の赤い裾を揺らしながら境内から集めたゴミを箒でちりとりに掃き入れてから、希は満足げに頷く。
以下略



3:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[sage]
2014/10/03(金) 22:13:04.30 ID:RJNWzUS1o
 コツン。

希「あいたっ!」

 頭に小さな衝撃が走る、上空からなにか小さくて堅い物が降ってきて頭に当たったという感覚、驚いて振り向くが境内に人影はない。
以下略



4:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[sage]
2014/10/03(金) 22:14:12.27 ID:RJNWzUS1o




第一話『ハナヨまっしぐら』


5:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[sage]
2014/10/03(金) 22:16:05.85 ID:zjqthHp7o
某スフィアアニメのクロス?


6:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[sage]
2014/10/03(金) 22:17:46.67 ID:RJNWzUS1o
「きゃっ」

「いたっ!」

 夏休みでもぬけの殻になった学校の屋上に響いた二つの悲鳴は、ダンス練習の最中にぶつかった花陽と真姫のものだった、真姫はよろめきながらもバランスを保ったが花陽は勢いよく尻餅をついた。
以下略



7:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[sage]
2014/10/03(金) 22:19:34.08 ID:vRAqlLwgo
お石様の親戚かな?


8:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[sage]
2014/10/03(金) 22:21:48.58 ID:RJNWzUS1o
花陽「...大丈夫だから」

海未「無理はしないでくださいね、今日は暑いですから、熱中症の危険もありますし」

花陽「......」
以下略



9:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[sage]
2014/10/03(金) 22:25:50.02 ID:RJNWzUS1o
――


花陽「はぁっ、はぁっ」

以下略



10:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[sage]
2014/10/03(金) 22:33:31.45 ID:RJNWzUS1o
希「おや」

 額の汗を拭い、先ほど上ってきた階段を今度は駆け下りようと向き直ったところで、あまり見つかりたくなかったμ'sメンバーのひとりと出会ってしまった。

希「かよちん、今日の練習はもう終わったん?」
以下略



11:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[sage]
2014/10/03(金) 22:44:05.20 ID:RJNWzUS1o
希「ふぅん」

 男坂の階段に二人並んで腰掛けて話を聞いていた希が相づちをうつ。

花陽「花陽がどんくさいから、みんなの足を引っ張って」
以下略



12:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[sage]
2014/10/03(金) 22:51:20.76 ID:RJNWzUS1o
花陽「......ありがとう」

希「ううん、ウチには話聞いて励ますぐらいのことしかできんから」

花陽「...希ちゃんはすごいなぁ、花陽なんて自分のことだけで精一杯なのに周りのことも気にしてくれて、とっても頼りがいがあるし」
以下略



13:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[sage]
2014/10/03(金) 22:53:19.29 ID:RJNWzUS1o
花陽「それにやっぱり、穂乃果ちゃんは特にすごいよね...

 最初廃校の告知を聞いた時、花陽ははじめからに諦めてた、廃校を食い止めようなんて考えもしなかった、花陽達が卒業するまでは存続してくれるならむしろありがたいなんて思ってた。

 でも、穂乃果ちゃんは最初に一歩踏み出した、それって誰にでも出来ることじゃないよね、度胸っていうか勇気っていうか、花陽には一番足りてないものを穂乃果ちゃんは持ってるような気がする......羨ましいな――
以下略



14:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[sage]
2014/10/03(金) 22:56:51.36 ID:RJNWzUS1o



,。・:*:・゚'☆,。・:*:


15:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[sage]
2014/10/03(金) 23:03:57.71 ID:RJNWzUS1o
「......!!」

 瞬間、世界の全てがほんの一瞬の間に変容した、そう感じた。

 気がつくと彼女は見知らぬ部屋にいた。
以下略



16:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[sage]
2014/10/03(金) 23:09:32.91 ID:RJNWzUS1o
「ここ、穂乃果ちゃ......!?」

 再び違和感、自分の口を動かして紡いだはずの言葉がそのまま自分以外の人の声で耳に届いたのだ。

 これも聞き覚えのある声、というか今まさに思い浮かべたこの部屋に最も居てしかるべき人物の声だった。
以下略



17:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[sage]
2014/10/03(金) 23:12:47.05 ID:RJNWzUS1o
――


「はっ」

以下略



18:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[sage]
2014/10/03(金) 23:15:54.01 ID:RJNWzUS1o
希「は?急にどうしたの」

「いいから、私の名前を言ってみて」

希「......ジャギ?」
以下略



19:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[sage]
2014/10/03(金) 23:17:50.21 ID:75uOunu20
なるほどなるほど


20:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[sage]
2014/10/03(金) 23:24:59.13 ID:RJNWzUS1o
希「かよちんホントどうしたん」

花陽「私穂乃果!......かよちゃんになっちゃった!」

希「......よしかよちん、病院に行こう」
以下略



21:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[sage]
2014/10/03(金) 23:28:43.34 ID:RJNWzUS1o
海未『もしもし、どうしました花陽』

花陽「ねえ、海未ちゃんって小学校三年生までおねしょしてたよね!」

海未『......は?』
以下略



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