アルビノの女「……いくらですか」黒髪の娼婦「お気に召すまま」
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15
:
◆aUbK72/AnA
[sage]
2016/06/29(水) 22:54:06.82 ID:0PPGCbq30
三河島は、古くは西暦から続く由緒正しきラーメンの名所だった。中華系統の大衆料理店から、このご時世で天然素材に拘る本格的な日本料理店まで。
しかし薄汚いほど小綺麗な駅を一歩出れば、やはりそこは何処に行っても変わり映えのしない新都市東京の街並み。
安いネオンと饐えたアルコールの匂いが混ざった、人混みの吐息に満たされる猥雑な大路である。
汚れた黒いコートの女は、雑踏の中に溶け込んでいった。その俗悪な空気から逃れるために、彼女は物々しいマスクを通して息をするのかもしれない。
以下略
AAS
16
:
◆aUbK72/AnA
[sage]
2016/06/29(水) 23:17:43.24 ID:0PPGCbq30
女「……同じところ、三回くらい回る羽目になるとは」
<――中華一 龍味 三河島支店――>
女「……入ってみますか」
以下略
AAS
17
:
◆aUbK72/AnA
[sage]
2016/06/29(水) 23:26:57.28 ID:0PPGCbq30
娼婦「……ふふ、こんばんは。何日ぶりくらいになるかしら?」
女「3日くらいじゃないですかね。……オフですか、休憩ですか?」
娼婦「いいえ。お客を探してるの。こういう所だと、結構声をかけてくれる人もいるから」
以下略
AAS
18
:
◆aUbK72/AnA
[sage]
2016/06/29(水) 23:41:57.17 ID:0PPGCbq30
娼婦「まあ。失礼な人。……ふふ」
女「上客に向かって、その口の利き方はないでしょう。……くふっ」
娼婦「……それじゃあ、そうね――――」
以下略
AAS
19
:
◆aUbK72/AnA
[sage]
2016/06/30(木) 00:08:03.08 ID:ZlPxzfiBO
ギョウザヨッツ、ラーメンドウゾォ
女「……よく客がつきますよね、貴女」
以下略
AAS
20
:
◆aUbK72/AnA
[sage]
2016/06/30(木) 00:21:49.29 ID:ZlPxzfiBO
黒いマスクを外した女は、企み深い笑みを娼婦へと投げかけた。
カウンターテーブルの割り箸は取り出され、木が裂ける小気味良い音が響く。
◇ ◆ ◇ ◆ ◇
以下略
AAS
21
:
◆aUbK72/AnA
[sage]
2016/06/30(木) 00:36:23.01 ID:ZlPxzfiBO
娼婦「それで。そんな上客様のお仕事って、何なのかしら?」
女「つまらん仕事です」
娼婦「嘘。壊し屋≠セなんて、娼婦よりは面白そうなお仕事じゃない」
以下略
AAS
22
:
◆aUbK72/AnA
[sage]
2016/06/30(木) 01:08:28.59 ID:ZlPxzfiBO
娼婦「…………ん、ふふ、……ちゅ、じゅるっ…………」
女「ふぁ、はぁ、っ、……ん、はぁ…………は、ぁっ」
以下略
AAS
23
:
◆aUbK72/AnA
[sage]
2016/06/30(木) 01:28:15.28 ID:ZlPxzfiBO
娼婦「……ふふ、もうイッちゃったのね。可愛い……ん、じゅる」
女「あ、は、ひっ、ふぁぁ………」
実に楽し気な笑みを満面に浮かべて、直様掌で受け止めた女の精を、娼婦は満足気に啜り上げた。
以下略
AAS
24
:
◆aUbK72/AnA
[sage]
2016/06/30(木) 01:29:24.25 ID:ZlPxzfiBO
意味深そうでその実あんましっかり考えてません
要望とかあったらなるべくお応えします
まだ結構続くと思います
25
:
名無しNIPPER
[sage]
2016/06/30(木) 01:34:32.23 ID:J4r3hgZRo
乙
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