過去ログ - イタリア百合提督「着任しました」
1- 20
1: ◆b0M46H9tf98h[saga]
2016/12/28(水) 00:00:20.91 ID:5P2roQ+o0
初SSです、女提督×イタリア艦で甘々していきます

史実はともかく艦これはSSで見た程度の知識しかないので、そのへん色々間違っていたら教えてください

更新は遅いですが楽しんでもらえればと思います


2: ◆b0M46H9tf98h[saga]
2016/12/28(水) 00:14:28.14 ID:5P2roQ+o0
女提督(以下提督)「はぁぁ…」

イタリア海軍最大の拠点タラントに向かう高速道路、運転手つきランチアの後部座席に座った提督はほほに手を当ててため息をついていた

提督「まあ、そうなるわよね…」
以下略



3:名無しNIPPER[sage]
2016/12/28(水) 00:25:14.99 ID:dbHDwg/RO
ふむ


4:名無しNIPPER[sage]
2016/12/28(水) 00:31:38.77 ID:ejMpqKI0o
うむ


5:名無しNIPPER[sage]
2016/12/28(水) 00:32:04.65 ID:NsbjrpFMO
ほむほむ


6: ◆b0M46H9tf98h[sage saga]
2016/12/28(水) 00:39:20.54 ID:5P2roQ+o0
数週間前、ローマ…

初老の提督「わかっているとは思うが、私もこうしたくはないのだよ」

提督「わかっています」
以下略



7: ◆b0M46H9tf98h[sage saga]
2016/12/28(水) 01:06:08.28 ID:5P2roQ+o0
運転手「ここです、少将閣下」ブロロ…キィ

提督「結構かかったわね…って、ここ?」

提督はローマから国営鉄道でも使おうかと思っていたが、近くには駅もないという。海軍の護衛兼運転手が走らせてくれたランチアを降りると、提督は軽く伸びをして、長いまつげをぱちぱちさせた
以下略



8: ◆b0M46H9tf98h[saga]
2016/12/28(水) 01:37:41.19 ID:5P2roQ+o0
提督「さて…」

運転手に軽くお別れのキスをし、正門にランチアを乗り入れると、正面の車止めにぴたりと停めた。

提督「第一印象は大事よね」
以下略



9: ◆b0M46H9tf98h[sage saga]
2016/12/28(水) 02:01:43.22 ID:5P2roQ+o0
ライモン「ここが提督ご自身の執務室兼居室になっています」

提督「まぁ…」案内された執務室は古めかしいが大変立派で、いわくつきの少将ふぜいには不釣り合いなほどである

提督「ずいぶん立派な執務室ね…」
以下略



10: ◆b0M46H9tf98h[sage saga]
2016/12/28(水) 02:41:06.19 ID:5P2roQ+o0
ライモン「ここが食堂ですよ」

ホテルの大食堂にありそうな大きなドアを彼女が開けた

「「着任おめでとうございます!!」」
以下略



11:名無しNIPPER[sage]
2016/12/28(水) 12:33:16.50 ID:yHky3ILpo
心の声自重www


12: ◆b0M46H9tf98h[sage saga]
2016/12/28(水) 14:37:32.93 ID:5P2roQ+o0
しばらくはなごやかな(?)食事風景です。食卓のマナーとか間違っているかもしれませんが気にしないで下さい(なかなか百合にたどり着けない…期待している方はゴメンなさい!)

もうちょっと細かく描写したいのですがなかなか難しいですね…温かく見守ってくれればうれしいです


以下略



13: ◆b0M46H9tf98h[sage saga]
2016/12/28(水) 15:14:32.31 ID:5P2roQ+o0
ライモン「ワインはどれにしましょうか?」

提督「本当にぜいたくね…昼からワインを頂けるなんてローマじゃありえなかったわ」

ライモン「何しろわたしたち艦娘の経費と言っても、住居はありますし、出かけることはあまりないので衣服はそこまで買いませんし、物を買うにしても近くにお店がないもので…結局食事が一番わかりやすいぜいたくになるんですよ」
以下略



14: ◆b0M46H9tf98h[sage saga]
2016/12/28(水) 15:54:42.19 ID:5P2roQ+o0
提督「ふー、おいしかったわ。最後にでたチョコレートも、こう、甘すぎるくらいかと思ったらワインに合わせてみるとちょうどいい甘さで、バローロの深みのある木の実や樫の木の香りをうまく引き立ててくれて…最後に出してくれたコーヒーのいい苦味が口の中をさっぱりさせてくれたわ。…アメリカ海軍ではブラックコーヒーに塩を入れるっていうけど、えぐみは消えるけど味覚がおかしくなりそうだったのよ…」

ライモン「提督はアメリカ海軍に派遣されたことがおありなのですか?」

提督「海外派遣はないわ。昔ナポリで知り合ったアメリカ海軍の女性士官が淹れてくれたの」(あの時は名前を間違えて気まずかったっけ…その後のコーヒーに死ぬほど塩入れられてたのよね…)
以下略



15: ◆b0M46H9tf98h[sage saga]
2016/12/28(水) 16:57:12.90 ID:5P2roQ+o0
はぁぁ…これだけ書くのにもずいぶんかかっていますが、気長に待っていてくれればうれしいです

とりあえず人物紹介や補足の説明です

提督…二十代から三十代に手が届くくらい。すでに少将だが、その「華麗な百合遍歴」がカトリックのイタリアでは問題視されてタラント第六鎮守府に「栄転」させられた。(単に「モテない野郎たちのひがみ」とも)長い栗色の髪と金色の瞳、つやつやの唇がチャームポイント。
以下略



16:名無しNIPPER[sage]
2016/12/28(水) 18:00:16.88 ID:38+FOJ2uO
読んでますよ。乙


17:名無しNIPPER[sage]
2016/12/28(水) 18:02:21.18 ID:8uM++kTSo
おつ


18:名無しNIPPER[sage]
2016/12/28(水) 20:25:47.93 ID:tAcb8Idk0
なかなか凝ってるな
良いぞ


19: ◆b0M46H9tf98h[saga]
2016/12/29(木) 01:17:57.61 ID:gL06fQW50
更新遅くてごめんなさい…その分言葉を選んで書いているつもりです。これで百合成分を補給してもらえればと…百合成分多めにしたいのですがどうも真面目になりすぎているような…もうちょっと待っていてください、すぐ甘さ倍増になる(予定)ので

艦娘の略称は基本このSSのオリジナルです、史実でも略称があった場合は「人物紹介」にそう書き加えておきます(ごっちゃにしては混乱するでしょうし、何隻か実際に長い名前の艦がいますので…)
では続けます

以下略



20: ◆b0M46H9tf98h[saga]
2016/12/29(木) 02:06:15.21 ID:gL06fQW50
ガチャ…ライモンがドアを開けてくれる。

提督「へえぇ…」

作戦室は他の部屋よりずっと近代的で、電子機器に悪い影響がないように冷房がきいている。周囲には鎮守府のフェーズド・アレイ・レーダーのディスプレイ、最高司令部や各地に向けた軍用通信機器、民間船舶向けの一般通信機器、中央には古めかしい大きな机をいっぱいに占領している地中海の地図。壁には「艦娘」たちの一覧が並んでいる。
以下略



21: ◆b0M46H9tf98h[saga]
2016/12/29(木) 02:42:09.07 ID:gL06fQW50
提督「そうね。今度は失敗しないようにしないと…力を貸してね、ライモン?」

ライモン「はい、提督///」

提督「では重巡洋艦からいきましょうか…まずトレント級の二隻、と…戦中はどちらも戦没しているのよね。軽防御がたたったのと、当時の戦況が厳しすぎたせいね」
以下略



1002Res/2068.95 KB
↑[8] 前[4] 次[6] 板[3] 1-[1] l20
このスレッドは過去ログ倉庫に格納されています。
もう書き込みできません。




VIPサービス増築中!
携帯うpろだ|隙間うpろだ
Powered By VIPservice