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召喚士「行けっ!コカトリス!!」 その8 -
パー速VIP 過去ログ倉庫
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1 :
以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします
[sage saga]:2009/12/25(金) 18:49:19.81 ID:WEijUlUo
〜前回までのあらすじ〜
コカトリスをクリト…と間違えて呼んでしまったダメ召喚士は、
パーティー仲間の頼れる戦士、どうみても処女な魔道士(戦士談)
スタイルいいが無口な盗賊(戦士談)と力を合わせ、数々の出会い、
そして別れを経験し困難を乗り越えて行く。魔道士は故郷へ残り、
三人と別れ、別行動となったが、そこに待ち受けるものとは…!?
◆7xまとめ様(いつもありがとうございます)
http://nanabatu.web.fc2.com/new_genre/summoner_ike_Cockatrice.html
◆キャラクター人気投票所(コメがあると嬉しいんだからねっ///)
http://vote3.ziyu.net/html/cocka.html
◆前スレ(その7)
http://ex14.vip2ch.com/test/read.cgi/part4vip/1260686779/
◆過去ログ
http://yutori7.2ch.net/test/read.cgi/news4vip/1256864948/
http://ex14.vip2ch.com/test/read.cgi/part4vip/1257265640/
http://ex14.vip2ch.com/test/read.cgi/part4vip/1257266712/
http://ex14.vip2ch.com/test/read.cgi/part4vip/1258207232/
http://ex14.vip2ch.com/test/read.cgi/part4vip/1258977379/
http://ex14.vip2ch.com/test/read.cgi/part4vip/1259802767/
1.5 :
荒巻@管理人★
(お知らせ)
[
Twitter
]: ID:???
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ごめんなさい、このパー速VIP板のスレッドは1000に到達したか、若しくは著しい過疎のため、お役を果たし過去ログ倉庫へご隠居されました。
このスレッドを閲覧することはできますが書き込むことはできませんです。
もし、探しているスレッドがパートスレッドの場合は次スレが建ってるかもしれないですよ。
モバP「コンマ1桁が0でカオス・マジキチ化する安価SS?」 @ 2024/05/02(木) 12:55:16.10 ID:lZ9SQusw0
http://ex14.vip2ch.com/test/read.cgi/news4ssnip/1714622115/
酸 @ 2024/05/01(水) 23:00:19.57 ID:lK9RWrTc0
http://ex14.vip2ch.com/test/read.cgi/aa/1714572018/
【進撃の巨人】俺「安価で巨人を駆逐する」 二匹目 @ 2024/05/01(水) 21:08:53.38 ID:iiJDb4My0
http://ex14.vip2ch.com/test/read.cgi/news4ssnip/1714565332/
旅にでんちう @ 2024/05/01(水) 14:47:47.55 ID:KgjR8ljxO
http://ex14.vip2ch.com/test/read.cgi/part4vip/1714542467/
【クリスマス・年末・年始】連休暇ならアニソン聴こうぜ・・・【避難所】 @ 2024/04/30(火) 10:03:32.45 ID:GvIXvHlao
http://ex14.vip2ch.com/test/read.cgi/part4vip/1714439011/
VIPでガンダムVSシリーズ避難所【マキオン】 @ 2024/04/30(火) 07:03:33.32 ID:jpWgxnqGo
http://ex14.vip2ch.com/test/read.cgi/part4vip/1714428212/
今日も人々に祝福 @ 2024/04/29(月) 23:42:06.06 ID:cZ/b8n+v0
http://ex14.vip2ch.com/test/read.cgi/aaorz/1714401725/
ポケモンSS 安価とコンマで目指せポケモンマスター part12 @ 2024/04/29(月) 20:01:59.10 ID:OQox+0Ag0
http://ex14.vip2ch.com/test/read.cgi/news4ssnip/1714388519/
2 :
以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします
[sage ]:2009/12/25(金) 18:56:29.00 ID:T5GJPUAO
>>1
乙
3 :
以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします
[sage]:2009/12/25(金) 19:11:34.75 ID:12LXbJc0
>>1
乙…
4 :
以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします
[sage]:2009/12/25(金) 19:33:14.52 ID:zatN.JYo
>>1
乙……
5 :
以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします
:2009/12/25(金) 19:34:54.27 ID:7sDxcSco
>>1
乙………
6 :
以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします
[sage]:2009/12/25(金) 19:36:16.86 ID:iLTxMT6o
>>1
乙…………
7 :
以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします
[sage]:2009/12/25(金) 19:39:28.06 ID:oL4QkB20
>>1
乙……………
8 :
以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします
[sage]:2009/12/25(金) 19:40:15.65 ID:AyF1mRIo
>>1
乙………………
9 :
以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします
[sage]:2009/12/25(金) 19:47:06.20 ID:GqeNmggo
いちおつリア充[
ピーーー
]
10 :
以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします
:2009/12/25(金) 19:47:58.43 ID:CEjziISO
>>1
乙
11 :
以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします
:2009/12/25(金) 20:13:54.45 ID:eFmnD3Uo
前スレ最後の酷いこと…
12 :
以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします
[sage]:2009/12/25(金) 20:46:51.26 ID:Lp4rcoDO
クリスマスはなくなり世界に平和が訪れたとさ
13 :
以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします
[sage]:2009/12/25(金) 21:08:38.34 ID:.MGXu96o
なくなったが代償が高すぎた・・・勇者達を失ってしまったんだ・・・
14 :
以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします
:2009/12/25(金) 21:10:29.90 ID:.mxDtBco
>>1
この気持ち…まさしく乙だッ!
15 :
以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします
[sage saga]:2009/12/25(金) 21:25:42.75 ID:op0UHoso
>>1
乙!!ただいまです!ノシ
さぁ、あっちでパーティーしようかっ!と同一IDが…
16 :
以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします
[sage]:2009/12/25(金) 21:25:43.90 ID:6sQvvQAO
>>
17 :
◆1otsuV0WFc
[sage saga]:2009/12/25(金) 21:27:20.14 ID:op0UHoso
>>15
これ本人ですので…何馴染んでんの私ww
ご飯食べてきます!ひゃっほう!!
18 :
以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします
[sage]:2009/12/25(金) 21:33:35.71 ID:Sd3C0UAO
クリスマスは多大な犠牲の末にようやく滅びたというのに
街は未だにイルミネーションとクリスマスソングとカップルだらけ…
……愚民どもが…
19 :
以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします
[sage]:2009/12/25(金) 21:34:18.06 ID:BReENDQo
酷い自演をみたwwwwww
20 :
以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします
[sage]:2009/12/25(金) 22:07:33.26 ID:ADbyplwo
これは酷いwwwwwwww
21 :
以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします
[sage]:2009/12/25(金) 22:36:17.27 ID:zVPLvpco
剣士「僕達が…倒す!!」
弓使い「ええ!!」
剣士「喰らえっ!ラブパワー!!」
俺「ぎゃあああぁぁぁっ!!」
22 :
以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします
[saga]:2009/12/25(金) 22:40:31.98 ID:op0UHoso
ただいまー!ちょっとしたらあっち行きます!↓続き
23 :
以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします
[sage]:2009/12/25(金) 22:40:37.71 ID:.MGXu96o
むしろ
剣士「僕達が…倒す!!」
弓使い「ええ!!」
剣士「喰らえっ!ラブパワー!!」
俺達「ぎゃあああぁぁぁっ!!」
こうだろう
24 :
◆1otsuV0WFc
[saga]:2009/12/25(金) 22:42:31.04 ID:op0UHoso
〜本国〜
パカラッパカラッ・・・ドドッ・・・
前方の馬車より、エリートが歩いて来る。
エリ−ト「…着きました」
父「着いたって…ここは…」
魔道士「本国の…王宮!?」
母「……一体!?」
エリート「今日本国へ来たのは、こちらにお越し頂く為です」
父「ま、まさか……っ!!」
エリート「はい。お会いになりたいと……陛下が…」
父「!?」
母「へ、陛下がっ!?」
魔道士「……!!」
エリート「……さぁ、行きましょう」
父「…わ、分かった!!」
25 :
◆1otsuV0WFc
[saga]:2009/12/25(金) 22:51:08.67 ID:op0UHoso
〜王宮内〜
魔道士「ここが…王宮…!」
エリート「魔道士さん、私達はこちらで…」
魔道士「は、はい…」
エリート「荷物、お持ち致します」
カツカツカツ…
エリート「……父上」
右大臣「ご苦労だった。…大商家殿も久し振りだな」
父「これは右大臣様!」
右大臣「早速だが陛下がお呼びだ。奥方も…」
母「はい……」
父「では…魔道士はここで待て」
魔道士「……はい」
両親は右大臣に連れられ、部屋を後にする。
魔道士「………」
26 :
以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします
[sage]:2009/12/25(金) 22:53:40.98 ID:Q/CsUZko
こいつはひょっとするとひょっとするってえとあれですか
27 :
◆1otsuV0WFc
[saga]:2009/12/25(金) 22:57:12.03 ID:op0UHoso
〜置く王の間〜
右大臣「失礼致します……」
カツカツカツ…
右大臣「大商家とその奥方をお連れ致しました」
国王「おぉ、ご苦労であった。下がって良いぞ」
右大臣「……?」
国王「…下がれ、と申したのじゃ」
右大臣「ははぁ」
カツカツカツ…
父「……」
母「……」
国王「……久し振りだな。二人とも」
父「陛下。お元気そうで何よりでございます!」
母「おひさしゅうございますっ!!」
国王「そのように畏まらず、近くへ…」
28 :
◆1otsuV0WFc
[saga]:2009/12/25(金) 22:58:13.24 ID:op0UHoso
〜国王の間〜
右大臣「失礼致します……」
カツカツカツ…
右大臣「大商家とその奥方をお連れ致しました」
国王「おぉ、ご苦労であった。下がって良いぞ」
右大臣「……?」
国王「…下がれ、と申したのじゃ」
右大臣「ははぁ」
カツカツカツ…
父「……」
母「……」
国王「……久し振りだな。二人とも」
父「陛下。お元気そうで何よりでございます!」
母「お久しゅうございますっ!!」
国王「そのように畏まらず、近くへ…」
29 :
◆1otsuV0WFc
[saga]:2009/12/25(金) 23:03:15.38 ID:op0UHoso
両親は国王の近くへ移動する。
国王「皆、元気そうで何よりだ」
父「はっ、魔道士もすっかり大きくなりまして…」
国王「そうか……いくつになったか?」
母「19……でございますわ」
国王「もう19になったか…。時が経つのは早いのう…」
父「……」
母「そっ、それで…本日はどのような…?」
国王「……うむ」
父「魔道士……でございますか?」
国王「なにやらワーカーとして旅をしておるそうだな」
母「もっ、申し訳ありません!!」
父「し、しかし…なぜ…!?」
国王「………これ」
カツカツカツ…
30 :
◆1otsuV0WFc
[saga]:2009/12/25(金) 23:10:19.81 ID:op0UHoso
父「……大軍師…様!?」
大軍師「ふふっ…先日はご馳走になりました」
国王「大軍師より事情は伺った」
父「……な、なるほど」
大軍師「魔道士様は最近噂のパーティーのようで…
母「……」
父「そ、それで…どうなされ…と?」
国王「早く縁談は出来ぬものか…?」
父「そうしたいのはやまやまではございますが……」
母「……本人もまだ…その気はなく」
国王「……」
大軍師「なかなか…難しいものですな…ふふふ」
父「陛下は……如何お考えで?」
母「……」
国王「……それをワシに聞くかね」
31 :
◆1otsuV0WFc
[saga]:2009/12/25(金) 23:14:57.63 ID:op0UHoso
父「こっ、これは失礼を…!!」
国王「本人は何をしたいと?」
母「恐れながら…旅を続けたい様子かと……」
国王「左様か」
大軍師「……だ、そうでございます」
国王「ううむ……」
父「……」
国王「お主ら両親はどうしたいのだ?」
母「!?」
父「…それは勿論、当家の娘として恥じぬ…」
国王「本当か…?」
父「……はっ」
国王「あの子の自由はどうするか…?」
母「……私は、尊重してあげたいと考えております」
父「お、お前……!?」
32 :
以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします
[sage]:2009/12/25(金) 23:18:04.14 ID:ADbyplwo
嫌な予感がする
33 :
以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします
[sage]:2009/12/25(金) 23:22:47.52 ID:kpzxHISO
国王直々に・・・か
34 :
以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします
[sage]:2009/12/25(金) 23:30:28.88 ID:MeJhLf.o
国王と結婚か…
35 :
以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします
[sage]:2009/12/25(金) 23:43:38.44 ID:oL4QkB20
俺と結婚か…
36 :
以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします
[sage]:2009/12/25(金) 23:45:53.09 ID:HPFzsMDO
>>35
バシッ! Σ⊂(゚Д゚ ) なんでやねん!
37 :
以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします
[sage]:2009/12/25(金) 23:51:24.52 ID:q3uSnGI0
じゃあ俺と結婚だな……
38 :
以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします
[sage]:2009/12/25(金) 23:54:51.98 ID:5wSwHMDO
>>37
国王と末長くお幸せに!
39 :
以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします
[sage]:2009/12/25(金) 23:55:15.46 ID:1SytB.DO
エリート君良かったね
よくあるパターンのマザコン破談しなくて
40 :
◆1otsuV0WFc
[saga]:2009/12/26(土) 00:15:56.91 ID:EJg7gAUo
国王「……ふむ」
母「やはりここは…本人の意思を…」
父「しかしだなっ…!まだあの子は…」
大軍師「本当のところ、陛下はどうお考えで?」
国王「……ふぅむ」
父「……」
母「…陛下」
国王「勿論結婚し、商家の娘として平穏に暮らすのが良かろう」
母「!?」
父「・・・・・・仰る通りでございます」
国王「・・・・・・・・・だがな」
父「・・・!?」
国王「ワシが言えるような立場ではないが・・・」
大軍師「・・・・・・ふふっ」
国王「本人が旅をしたい。そう申すならそれも叶えてやりたい」
41 :
◆1otsuV0WFc
[saga]:2009/12/26(土) 00:27:57.34 ID:EJg7gAUo
父「陛下…!!」
国王「分かっておる…魔道士の親はそなたらだ」
母「……」
国王「しかし…しかしな…」
スッ…
大軍師「どうしても…ご心配ですか…?」
母「…?」
父「それは…勿論」
大軍師「では、国軍を周囲に付けて、お守り致しましょう」
父「な、何もそこまで……」
国王「……」
大軍師「ご安心下さい。魔道士様は命を落とされたりは致しません」
父「!!…何を根拠に…っ!!」
大軍師「わが軍には…凄腕の占い師がおりましてね…ふふふ」
父「あ……っ!!」
大軍師「………ふふふっ」
42 :
◆1otsuV0WFc
[saga]:2009/12/26(土) 00:36:22.83 ID:EJg7gAUo
国王「なんでもかんでも占卜に頼るのもどうかと思うがな」
大軍師「外した事がありましたかな…?」
国王「いや。まぁ…15年前の一度きりか」
母「……そ、それでは!?」
国王「後は…本人の好きにさせてはどうか?」
父「ですが!?……宜しいのですか…?」
国王「ワシらが強制するような年齢でもあるまい…」
母「……」
国王「ましてや、ワシらが言える立場では…」
父「陛下・・…」
大軍師「……宜しいですかな?」
父「……陛下がそう仰られるのであれば」
国王「二人には本当に苦労をかける。これからも…」
母「滅相もございません……」
父「……陛下こそ、お気遣い…まことに感謝致します」
43 :
以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします
[sage]:2009/12/26(土) 00:39:04.61 ID:Z.mwH.Io
俺の想像通りなら衝撃の展開
44 :
以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします
[sage]:2009/12/26(土) 00:44:05.67 ID:49fKWJQ0
わざわざ国王が!!
やっと魔道士が戻って来るわけか
45 :
◆1otsuV0WFc
[saga]:2009/12/26(土) 00:48:44.77 ID:EJg7gAUo
〜部屋〜
エリート「!?」
バッ!!…タタッ!!
エリート「し、しまった…!!魔道士さん…っ!」
エリートは慌てて部屋を出て、来た道を戻り走る。
…
魔道士「…はぁ…はぁ」
タッタッタ…
魔道士「!!」
男「うおっと…危ない!!」
魔道士「すっ、すみません…!」
男「これはご婦人…大慌てで何か…?」
魔道士「あ、いえ…!急いでおりまして…すみません!」
男「そうですか…お気をつけて」
魔道士「あっ、ありがとうございます!!」
タッタッタッタッタ…
46 :
◆1otsuV0WFc
[saga]:2009/12/26(土) 00:54:49.52 ID:EJg7gAUo
男「……?」
タッタッタ!!
男「うおっ!…エリート、今度は君か…」
エリート「こ、これは殿下!失礼致しました!」
皇太子「今日は祭りでもあるのかな?ははっ」
エリート「失礼ですが殿下、こちらに女性一人…」
皇太子「あぁ、ついさっき去って行かれたよ」
エリート「遅かったか…!!」
皇太子「それにしても…美しいご婦人であった…」
エリート「……魔道士さん」
皇太子「…魔道士さん、と申すのか」
〜王宮外〜
タッタッタッタッタ…
魔道士(……ごめんなさい…本当に…!!)
魔道士は大きな荷物を抱えて、本国の街中へと消えて行った…。
47 :
以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします
[sage]:2009/12/26(土) 00:54:58.52 ID:hRgTHrIo
この男・・・フラグか!?
48 :
以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします
[sage]:2009/12/26(土) 00:56:19.47 ID:Z.mwH.Io
魔道士が遠ざかっていく
49 :
以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします
[sage]:2009/12/26(土) 00:56:59.08 ID:dGZqJaco
まさか魔導師は国王の娘?
50 :
以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします
:2009/12/26(土) 00:57:24.48 ID:qBV7yQDO
魔道士、やっと自分に素直になったんだな
51 :
以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします
[sage]:2009/12/26(土) 00:59:15.45 ID:suJvh1g0
皇太子…フラグ王子…
52 :
以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします
[sage]:2009/12/26(土) 01:01:42.23 ID:q7Svnlco
まさかの同時進行wwww
53 :
◆1otsuV0WFc
[saga]:2009/12/26(土) 01:07:42.86 ID:EJg7gAUo
魔道士(私…やっぱり…)
タッタッタ…
魔道士(自分の道を…っ)
タッタッタ…
魔道士(そして……仲間を…!!)
タッタッタ…
魔道士(みんなと言う力を借りて…っ!)
タッタッタ…
魔道士(籠の中から…羽ばたきたいっ!!)
タッタッタッタッタ
魔道士「……はぁはぁっ…はぁ…」
魔道士は立ち止まり、後ろを振り返る。
魔道士「お父様お母様…ありがとう…ございました…っ!」
タッタッタッタッタ…
魔道士はただ必死に、港までの道を走った。
54 :
◆1otsuV0WFc
[saga]:2009/12/26(土) 01:13:32.04 ID:EJg7gAUo
〜国王の間〜
バンッ!!
エリート「……はぁ…はぁっ!」
国王「…?」
母「エリートさん…一体!?」
…
父「…そうか」
エリート「申し訳ありません……」
大軍師「追わせますかな?馬を飛ばせば追いつきますよ?」
父「……ううむ」
大軍師「行き先は…分かっておるのでしょう?」
母「…!!……み、港!…きっとそうですわ!」
大軍師「……ふふふっ」
国王「さて…自分の意思で飛び出してしまったな…」
父「……追わずとも……結構です」
55 :
◆1otsuV0WFc
[saga]:2009/12/26(土) 02:04:11.94 ID:EJg7gAUo
国王「あの子が自分で選んだ道だ…仕方あるまいな」
父「本当に良かったのでしょうか?」
母「……」
国王「ワシには関係のない事だ」
父「……そうですか」
国王「だが、友人の娘だ。なんとか強力はさせて貰うぞ」
母「…!!……は、はいっ!」
父「…陛下!」
大軍師「さて、これで解決…と言うところですかな?」
国王「お前にも迷惑を掛けるな…」
大軍師「何を仰いますやら。陛下のお頼みとあらば…ふふ」
国王「二人にも…。感謝するぞ…」
父「こちらこそ!!」
母「……ありがたきお言葉」
国王「ふう…、何やら疲れてしまったわ。休ませて貰うとするか…」
56 :
◆1otsuV0WFc
[saga]:2009/12/26(土) 02:22:36.73 ID:EJg7gAUo
〜小さな鉱山の入口〜
召喚士「……ここ?」
戦士「ああ。いきなりハイレベルな鉱山は危ないしな」
召喚士「確かに…三人だしね…」
盗賊「……」
戦士「おっし…行くか」
盗賊「…うむ」
ザッザッザッザッザ…
召喚士「照明は点いてるんだね」
戦士「毎日ワーカーや工夫が出入りしてっからな」
召喚士「勝手に取っちゃって大丈夫なものなの?」
戦士「まぁ…誰の物ってワケでもないし…」
盗賊「……なるほど」
召喚士「あ、階段が見えてきた」
戦士「地下5階くらいまではこんな感じだ。魔物も出やしねぇ」
召喚士「そっか……」
57 :
以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします
[saga]:2009/12/26(土) 02:27:25.48 ID:EJg7gAUo
工夫じゃなくて鉱夫でした…
誤字というより素で間違えた…すいません…orz
ダメだな…もう寝よう。失礼しまする…
この度も多数のご支援感謝!おかげで8スレ目になりました
では、おやすみなさい!!ノシ
58 :
以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします
:2009/12/26(土) 02:34:17.85 ID:v.N41sMo
お疲れマウンテン!
59 :
以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします
[sage]:2009/12/26(土) 04:29:03.01 ID:6KTT1cAO
あと992スレか…
60 :
以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします
[sage]:2009/12/26(土) 09:45:11.87 ID:IFFjLSQo
ファンタジーに造詣がある人は必要ないだろうけど
召還獣、モンスターの外見がイメージ出来なくて苦労してる人がいたから参考に
http://gatherer.wizards.com/Pages/Default.aspx
Search Card: のTypes にチェックを入れて”dragon”Wurm”Cockatrice”Wurm”Beast”などで検索
種族名、綴りが分からないなら、ここで検索すれば大体あるはず
http://whisper.wisdom-guild.net/
61 :
以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします
[sage]:2009/12/26(土) 09:59:43.75 ID:lZT1uEAO
だめだ…大軍師が某「いまです」に変換される…
国王までその主になる…orz
62 :
以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします
:2009/12/26(土) 12:27:20.77 ID:75reI/2o
r'丁´ ̄ ̄ ̄ ̄`7¬‐,-、 /
r'| | | |/ >、 /
! | | | |レ'´/| |
>>61
待 て
| | | /\ | |l /⊂う |
| | |__∠∠ヽ_\ | リ / j ヽ あ わ て る な
|´ ̄ O  ̄ ̄ ̄ ̄ ̄`! 〉
l'"´ ̄ ̄ヾ'"´ ̄ ̄`ヾ::幵ー{ / こ れ は
>>1
の 罠 だ
⊥,,,,,_、 ___,,,,,ヾ| l::::::| |
lヾ´ f}`7 ヘ´fj ̄フ | l::i'⌒i |
l ,.ゝ‐イ `‐=ニ、i | l´ ( } ヽ
l { U | l 、_ノ ∠ヘ
l / ̄ ''ヽ、 | l ヽ_ \,_________
! ハ´ ̄ ̄ ̄`ト、 |亅〃/\
,人 f ´ ̄ ̄ ̄``ヾ j ,!// {_っ )、
// `ト、__iiiii______,レ'‐'// _,/ /スァ-、
,.イl{ { 々 !/´しllllト、 ̄`ヽ、 // /´,.-、 /彑ゝ-{スァ-、
,.イ彑l l > ゞ く l 〃 l|ハ.lヽ、 ハVゝヽ二ノ/ゝ-{、彑ゝ-{、彑ァ-、
,.イ彑ゝ-'l l ( (,) レシ′ !l `ソァ'´ _ノ7{、彑ゝ-{、彑ゝ-{、彑{
ュゝ-{、彑l l ` -イヘ !l // /⌒ヽヾ/_ゝ-{、彑ゝ-{、彑ゝ-{、
{、彑ゝ-'l l f⌒Yハ ', !l/ / ヽ_う ノ /-{、彑ゝ-{、彑ゝ-{、彑ゝ
彑ゝ-{、彑l l{ に!小 ヽ /!l / ,/ /彑ゝ-{、彑ゝ-{、彑ゝ-{、
63 :
以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします
[sage]:2009/12/26(土) 15:24:55.77 ID:r4vlW.DO
召喚士…朱雀先生+属性関係なしに召喚可能
戦士…漢
魔道士…国王の友人の大商人の娘
盗賊…東方のお姫様かつ
>>1
の奥様
64 :
以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします
:2009/12/26(土) 15:43:28.18 ID:1m11CEAo
召喚士は全属性の召喚獣が召喚できる
魔法剣士は相反する火と水が同時に使える
天才は魔法(魔道士)・治療(プリースト)・剣術(剣士)を一人でこなす
戦士はドワーフの斧に五行を付加させようとしている
65 :
以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします
:2009/12/26(土) 16:21:18.34 ID:0KT/PwSO
そして俺は部屋の掃除をしてる
66 :
以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします
[sage]:2009/12/26(土) 17:54:15.40 ID:NAROVYAO
さらに俺は入院している
67 :
以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします
:2009/12/26(土) 17:57:02.34 ID:5ALMaoDO
>>66
お大事に。
68 :
以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします
[sage]:2009/12/26(土) 18:02:28.23 ID:2DSdVsAO
俺は仕事してるんだぜ
69 :
以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします
[sage]:2009/12/26(土) 18:05:18.35 ID:suJvh1g0
そんでもって俺はコタツでゴロゴロしている
70 :
以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします
:2009/12/26(土) 18:27:59.43 ID:mwnim6SO
こっちは、すぺさるふなふな打っている
凸( ̄皿 ̄メ)
71 :
◆1otsuV0WFc
[saga]:2009/12/26(土) 19:17:15.87 ID:EJg7gAUo
〜地下二階〜
ザッザッザ…
鉱夫「御苦労さん」
召喚士「ど、どうも…
盗賊「……」
召喚士「さっきから何人もすれ違うな…」
戦士「鉱山は一日中、休みなく動いてるからな」
召喚士「なるほどね…」
盗賊「……階段だ」
戦士「地下五階まで一気に降っちまおうぜ」
召喚士「そうだね」
盗賊「…うむ」
ザッザッザ…
〜地下五階〜
召喚士「……んっ?」
階段前の広場に、眼鏡の男が立っている。
72 :
◆1otsuV0WFc
[saga]:2009/12/26(土) 19:22:24.48 ID:EJg7gAUo
盗賊「…?」
戦士「あぁ…多分警備のワーカーだろ」
召喚士「警備…?あ、そうか…」
戦士「御苦労様っす!!」
戦士は眼鏡の男に話しかける。
眼鏡「やぁ。任務かい?」
戦士「いや。プライベートっす!」
眼鏡「そうか。ここから先は魔物が出るから、気を付けてね」
召喚士「ありがとうございます」
眼鏡「何かあったらここに戻ってくればいいから」
盗賊「……」
眼鏡「食料も回復も結界石もあるよ」
戦士「うっす!」
召喚士「あ、あの……」
眼鏡「…ん?」
73 :
◆1otsuV0WFc
[saga]:2009/12/26(土) 19:34:16.91 ID:EJg7gAUo
召喚士「一人で…任務を?」
眼鏡「うん。深く潜らなければ魔物も弱いしね」
盗賊「…」
眼鏡「それにパーティーではないけど、交代でやってるから」
召喚士「そうですか…」
眼鏡「もうすぐ交代が来るはず。そしたら僕も潜るつもりなんだ」
召喚士「それじゃ後で会うかもしれませんね」
眼鏡「君らは強そうだから…もし僕が苦戦してたら…」
戦士「おう!任しとけ!!」
眼鏡「あははっ!頼もしいね。ありがとう」
召喚士「では、頑張って下さい!」
眼鏡「君達もっ」
盗賊「……では」
ザッザッザッザッザ…
三人は眼鏡の男と別れ、地下六階への階段を降って行く。
74 :
以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします
[saga]:2009/12/26(土) 19:39:19.27 ID:EJg7gAUo
ななばつ様!まとめ更新ありがとうございます!ノソ
そして〜第一部〜 変態にフイタwww
75 :
以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします
[sage]:2009/12/26(土) 19:46:19.93 ID:NAROVYAO
なぜか知らんがこの男が怖く思えてならない
76 :
◆1otsuV0WFc
[saga]:2009/12/26(土) 19:46:40.62 ID:EJg7gAUo
〜地下六階〜
盗賊「……!!」
召喚士「五階までとは違って…また急に…」
戦士「あぁ。こっからは別世界だ…」
正面にはうす暗く灯った照明と闇が広がる。
戦士「ま、道はあるし、正面にさえ気を付けてれば問題はねぇ」
召喚士「…うん」
戦士「盗賊、念のため…後ろを頼むぞ」
盗賊「……分かった」
ザッザッザッザッザ…
三人がしばらく進むと、道が開け広間が現れる。
戦士「……よっと」
戦士は松明に火を灯し始める。
戦士「……ほれ、見てみ」
召喚士「……こ、これは…っ!?」
77 :
◆1otsuV0WFc
[saga]:2009/12/26(土) 19:50:46.27 ID:EJg7gAUo
広間の壁は、松明の光に照らされ、眩い光を放っている。
召喚士「……綺麗だなぁ」
盗賊「…ああ」
戦士「コイツは全て結界石だ」
召喚士「みたいだね……」
戦士「ま、こんぐらいの浅い階層じゃ、質はたかが知れてるがな」
盗賊「……」
戦士は壁に近づき、結界石を拳でコンコンと叩く。
戦士「ま…装飾用か結界としての利用が関の山だな」
召喚士「とても武器に使えそうもないね……」
戦士「結界でも1日持てば良い方だろうな…」
盗賊「……なるほど」
戦士「さっ、更に下を目指そう」
召喚士「そうだね」
盗賊「……うむ」
78 :
◆1otsuV0WFc
[saga]:2009/12/26(土) 19:56:25.87 ID:EJg7gAUo
〜地下九階〜
ザッザッザ…
召喚士「あ…人がいる」
戦士「ワーカーと…商人か?」
三人の前では、5人程の男が、石を手に談話している。
戦士「こんちは。どうですか?」
商人「おぉ、これから潜るのか?」
ワーカーA「すぐ下に魔物がいる。気を付けろよ?」
盗賊「……」
召喚士「この下…ですか?」
ワーカーB「ああ。正体までは確認してないが…」
ワーカーC「念には念を入れて、私達はこの階層止まりだ」
商人「ここでもまぁ…それなりのものは発掘出来るしな」
ワーカーD「無理する必要もねぇですからな!」
召喚士「なるほど……」
79 :
以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします
[sage]:2009/12/26(土) 20:10:15.26 ID:qnCC4F6o
毎日更新ありがとう
80 :
以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします
[sage]:2009/12/26(土) 20:17:58.83 ID:Xc6woZwo
なんかテイルズウィーバーのダンジョンを思い出した
81 :
◆1otsuV0WFc
[saga]:2009/12/26(土) 20:58:37.78 ID:EJg7gAUo
盗賊「……どうする?」
召喚士「敵の正体が分からない限り難しいな…」
戦士「とりあえず調査だけ進めるか…?」
召喚士「……そうだね」
盗賊「…うむ」
召喚士「戦闘は避けて、無理せず引き返そう」
戦士「だな」
召喚士「それじゃ……行きましょうか」
盗賊「…うむ」
〜地下十階〜
ザッザッザ…
三人はうす暗い通路をまっすぐ進んで行く。
盗賊「……いるな」
戦士「!?…どんぐらいだ?」
盗賊「……足音が…複数」
82 :
以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします
[sage]:2009/12/26(土) 21:11:22.88 ID:r4vlW.DO
不思議のダンジョン3 風来の召喚士の大冒険
83 :
◆1otsuV0WFc
[saga]:2009/12/26(土) 21:14:21.57 ID:EJg7gAUo
戦士「…行くぞ」
盗賊「…うむ」
戦士と盗賊が刀を鞘から抜き、手に取る。
召喚士「正体を確認したら…退こう」
戦士「ああ。上に行く素振りもなさそうだしな…」
盗賊「……」
ザッザッザッザッザ
戦士「…抜けるぞ」
三人は通路を抜け、広間に出る。
目の前には、無数のスケルトンが群がる。
戦士「アンデッドか…!?」
召喚士「厄介だな…!物理攻撃が効かない相手だ…っ!」
戦士「しかも…普通のよりデカイな…!」
盗賊「……ああ」
召喚士「無理しても仕方ない…。一旦下がろう!」
84 :
以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします
[sage]:2009/12/26(土) 21:25:19.14 ID:suJvh1g0
物理攻撃が効かない…これは魔道士ちゃんの出番だな
85 :
以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします
[sage]:2009/12/26(土) 21:25:21.33 ID:Ghra4QSO
>>80
地下9階まであるダンジョンなんて混乱くらいじゃないか?
86 :
◆1otsuV0WFc
[saga]:2009/12/26(土) 21:32:15.70 ID:EJg7gAUo
戦士「盗賊っ!退路の確保を!」
盗賊「ああっ!」
タタッ
召喚士「戦士っ!」
戦士「おうっ!いくぜ!!」
戦士が雷切を両手で構え、前方のスケルトンを牽制する。
召喚士「よし……!!」
戦士「ある程度蹴散らしゃいいぞ…っ!」
召喚士「ああっ!……行けっ!コカトリス!!」
シーン…
戦士「…さぁ、頼んだぜ!」
雷切が稲光を放ち、スケルトンの群れを斬りつける。
盗賊「……?」
召喚士「あ、あれ…!?行けっ!コカトリス!!」
シーン…
87 :
以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします
:2009/12/26(土) 21:36:14.98 ID:UeNxjsDO
魔道士がいないから拗ねちゃったんだな。
88 :
以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします
:2009/12/26(土) 21:37:34.21 ID:0KT/PwSO
今度はクリスマスと間違えちゃったか
89 :
以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします
[sage]:2009/12/26(土) 21:47:19.06 ID:hRgTHrIo
※只今コカトリスはクリスマスパーティー中です
90 :
以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします
:2009/12/26(土) 21:55:50.90 ID:End7zqA0
>>89
調理される側じゃね?ターキー…
91 :
以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします
[sage]:2009/12/26(土) 22:03:53.49 ID:0VgULZ2o
>>90
無茶しやがって・・・
92 :
以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします
[sage]:2009/12/26(土) 22:14:34.55 ID:/Bo5NOMo
ヒーローショーのようにそんな小さい声じゃコカトリスはこないぞー
さぁ!もっと大きな声で!
せーの!
93 :
以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします
[sage]:2009/12/26(土) 22:46:10.45 ID:1vR/0sDO
>>92
せーのっ!
いあ! いあ! はすたあ! はすたあ くふあやく ぶるぐとむ ぶぐとらぐるん ぶるぐとむ あい! あい! はすたあ!
94 :
以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします
[sage]:2009/12/26(土) 23:06:38.81 ID:IFEYXrIo
来ちゃうから!違うの来ちゃうからっ!!
95 :
◆1otsuV0WFc
[saga]:2009/12/26(土) 23:46:36.54 ID:EJg7gAUo
ザシュウッ!!
戦士「どうした!?…早くっ!」
召喚士「で、出ない…!?なんで…っ!!」
戦士の周りにスケルトンが群がる。
戦士「ちっ…!囲まれたか…!」
召喚士「仕方ない!…行けっ!スフィンクス!!」
シーン…
召喚士「!?」
盗賊「…くっ!」
盗賊は太もものホルダーからクナイを数本取り出し、
スケルトンの群れに投げ飛ばす。
シュバッ……ガスガスッ!!
クナイが直撃したスケルトンは倒れるが、再び起き上がる。
戦士「……りゃあっ!!」
シュッ!!……ザシュッ!!
96 :
◆1otsuV0WFc
[saga]:2009/12/26(土) 23:50:04.23 ID:EJg7gAUo
召喚士「ス…スフィンクス・・まで…!?」
戦士「召喚士!!どうしたんだっ!?」
召喚士「召喚士獣が…っ!!」
盗賊「!?」
戦士「…!!くそっ…!」
タタッ!!…シュバッ!!
盗賊が召喚士の頭上を飛び越え、スケルトンへ蜘蛛切を振り下ろす。
盗賊「今だっ!下がれっ!」
戦士「すまんっ!!」
召喚士「行けっ!コカトリス!!スフィンクス!!」
シーン…
スケルトンはじわじわと三人の周囲に詰め寄る。
戦士「……参ったな」
盗賊「…ふーっ…どうする!?」
召喚士「……な、何で…!何で出ない…っ!?」
97 :
以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします
[sage]:2009/12/26(土) 23:51:23.06 ID:ly.e35co
召喚士獣・・・・・・強そう(笑)
98 :
◆1otsuV0WFc
[saga]:2009/12/26(土) 23:55:38.47 ID:EJg7gAUo
スケルトン「……キキッ!!」
ズバッ!!……ガシャアッ!!
戦士「……仕方ねぇ!裏技だ…!」
戦士は手に持つ雷切を盗賊へ投げる。
盗賊「!?」
戦士「水遁使えんなら魔力も問題ねぇだろ!!」
盗賊「!!」
戦士は背中に背負った大斧を両手で構える。
戦士「この斧なら…アンデッドを浄化出来っからな…」
盗賊「……いくぞ!」
盗賊が姿勢を低く、スケルトンの群れへ走り込む。
続いて戦士が斧を振りかぶり、スケルトンを吹き飛ばす。
ブオンッ!!……ドガシャアァッ!!
戦士「……盗賊!」
盗賊「ああ!」
99 :
◆1otsuV0WFc
[saga]:2009/12/27(日) 00:02:16.02 ID:bFmWTrQo
空中に吹き飛ばされたスケルトンを横目に、
盗賊はその場で一回転し、周囲のスケルトン達を斬り倒す。
ザンッ!!…シュバッ!!……ドサッ…ガシャアァッ!!
盗賊「飛べっ!!」
盗賊の掛け声を合図に、戦士が後方へ飛ぶ。
盗賊「はぁっ!!」
ドズッ!!……ガカアァァッ!!…バリ…ッ!!
盗賊が雷切を床に突き刺すと同時に、
周囲の床へ刀身を中心に、雷がほとばしる。
スケルトン「…ッ!!」
シュウゥゥ……
盗賊「……ふー」
戦士「ナイス!!」
盗賊「……ん」
盗賊は雷切を戦士に投げ返した。
100 :
以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします
[sage]:2009/12/27(日) 00:04:03.13 ID:hdeyUtAo
また召喚士スランプ入ったか
101 :
◆1otsuV0WFc
[saga]:2009/12/27(日) 00:05:55.41 ID:bFmWTrQo
〜地下五階〜
召喚士「……」
盗賊「…」
戦士「参ったな……」
召喚士「……ごめん」
盗賊「…気にするな」
戦士「ああ。だが、原因が分からない事にはどうにもならんな」
召喚士「なんでだろう…」
戦士「あ…!!」
盗賊「…?」
戦士「前に…コカトリス怒らせて、出なくなった事あったよな?」
召喚士「…でも今回は、身に覚えがないよ?」
盗賊「……」
召喚士「しかもコカトリスだけでなく…スフィンクスまで…」
戦士「そうか…。そうだよな…」
102 :
以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします
:2009/12/27(日) 00:07:51.32 ID:ewFgtEDO
召喚術ってのはデリケーだねぇ
103 :
以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします
[sage]:2009/12/27(日) 00:08:10.25 ID:hdeyUtAo
洞窟に原因があるのやもな
104 :
以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします
[sage]:2009/12/27(日) 00:17:37.66 ID:c6dsg.DO
洞窟に原因があるなら
看板で注意書や警備の人が教えてくれそうなもんだし
戦士が聞いたこと在りそうだけどな
105 :
◆1otsuV0WFc
[saga]:2009/12/27(日) 00:17:52.67 ID:bFmWTrQo
盗賊「……」
戦士「とにかくこの状況はマズイ…」
召喚士「……うん」
戦士「ましてや三人。前衛しか動けねぇんじゃ…」
召喚士「……」
盗賊「……」
召喚士「一旦……出ましょう…」
戦士「だな。それがいい」
盗賊「…ああ」
召喚士「本当に…ごめん……」
戦士「気にするなって!」
盗賊「…うむ」
召喚士「……うん」
テクテクテク…
眼鏡「…やぁ、もうお帰りかい?」
106 :
◆1otsuV0WFc
[saga]:2009/12/27(日) 00:21:32.18 ID:bFmWTrQo
召喚士「ど、どうも…」
眼鏡「何か…あったのかい?」
戦士「ちょっとワケありでな。今日は早退だ」
眼鏡「そうか。無理するのは良くないしね」
召喚士「はい……」
盗賊「…では」
眼鏡「…?あ、あぁ…気を付けてな」
テクテクテク…
〜鍛冶屋の家〜
鍛冶屋「………なるほど」
おかみ「一体どうしちまったんだろうねぇ…?」
召喚士「……」
鍛冶屋「何か…関連性のある事は?」
召喚士「関連性…」
鍛冶屋「最近の出来事で今までなかった事とか…」
107 :
以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします
[sage]:2009/12/27(日) 00:38:52.87 ID:Sxe/Uyso
珍しく寝落ちかな…
108 :
以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします
[saga]:2009/12/27(日) 00:41:50.44 ID:bFmWTrQo
ごめんね…お腹の調子が良くないんだ…orz
109 :
以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします
[sage]:2009/12/27(日) 00:43:40.39 ID:Sxe/Uyso
>>108
つ 正露丸
嘔吐下痢症とかはやってるから気をつけろーwwww
無理しない程度にやってくれwwww
110 :
以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします
[sage]:2009/12/27(日) 00:43:48.59 ID:gqJg52DO
>>108
つ 正露丸
つ ビオフェルミン
お好きな方をどうぞ
111 :
◆1otsuV0WFc
[saga]:2009/12/27(日) 00:46:04.96 ID:bFmWTrQo
戦士「」なるほどな…」
召喚士「コカトリス…!?」
盗賊「……?」
召喚士「関で直接…コカトリスに乗った…!」
鍛冶屋「召喚獣に乗る…!?そんな無茶を…」
戦士「あとは…魔道士か……」
召喚士「……うん」
鍛冶屋「魔力的なものと精神的なもの…」
おかみ「何だか、どっちにも原因がありそうだねぇ」
戦士「まぁ…ひとまずは動きようがないな…」
召喚士「でも…それは申し訳ないから…」
戦士「いや…無茶して痛い目見るよりは…」
召喚士「……鍛冶屋さん!!」
鍛冶屋「はは、はい…っ!?」
召喚士「お願いがあります…!!」
112 :
◆1otsuV0WFc
[saga]:2009/12/27(日) 00:58:18.74 ID:bFmWTrQo
鍛冶屋「なっ、何でしょう何でしょう?」
召喚士「……武器を…作って頂けませんか?」
盗賊「!?」
鍛冶屋「それは…構いませんけど…?」
戦士「召喚士…まさかお前…」
召喚士「いや…別に召喚術が使えないからとかじゃなく…」
盗賊「……」
召喚士「今はスリーマンセルだし…多少でも戦えた方が…ね?」
戦士「…でもなぁ」
召喚士「もちろん前衛は戦士と盗賊さんに任せる…」
盗賊「…うむ」
召喚士「っていうか…俺じゃ無理だしね…ははっ」
戦士「召喚士……」
おかみ「…うん!まぁ…良い覚悟じゃないかっ」
鍛冶屋「……そうだね。分かった!作ろうっ」
113 :
以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします
[sage]:2009/12/27(日) 01:00:03.13 ID:PTqMpQ6o
戦士「あとは…魔道士か……」
召喚士「……うん」
魔道士の件がそんなにショックだったのかww
もうこれ恋なんじゃねえの
114 :
◆1otsuV0WFc
[saga]:2009/12/27(日) 01:04:31.19 ID:bFmWTrQo
召喚士「…ありがとうございます!」
鍛冶屋「…と、その前に召喚士くん」
召喚士「はい…?」
鍛冶屋は工房へ行き、結界石を持って来る。
鍛冶屋「こいつを…」
召喚士は鍛冶屋より結界石を受け取る。
召喚士「結界石…ですね」
鍛冶屋「…石に…魔力を込めてくれ」
召喚士「…?…あ、そうか…っ!」
おかみ「…?」
召喚士は結界石へ魔力を集中させる。
召喚士「………ダメです」
鍛冶屋「うん、そういう事だね」
戦士「なるほど…!魔力がまったく流れないって事は…」
盗賊「……召喚獣が出ない原因は…魔力」
115 :
◆1otsuV0WFc
[saga]:2009/12/27(日) 01:12:58.96 ID:bFmWTrQo
鍛冶屋「次は……戦士くん」
戦士「はい?」
鍛冶屋「雷切を召喚士くんへ…」
戦士は雷切を召喚士へ手渡す。
鍛冶屋「じゃ、窓から外に向けて振ってくれ」
召喚士「は、はい…」
シュッ…パリッ…ガカァッ…
召喚士「雷が…っ!?」
鍛冶屋「なるほど。魔力が空っぽになった、というわけではなさそうだね」
盗賊「……だな」
鍛冶屋「見るところ、おそらく戦士くんと同程度の魔力だろう」
召喚士「……なるほど」
戦士「それで、結局…?」
鍛冶屋「五行付加の武器であれば…威力はともかく扱う事は可能だね」
おかみ「まぁ、今の魔力じゃ…ほんと気持ち程度だけどねぇ」
116 :
◆1otsuV0WFc
[saga]:2009/12/27(日) 01:16:58.91 ID:bFmWTrQo
召喚士「扱えないより…マシです!」
鍛冶屋「分かった。……但し」
盗賊「…?」
鍛冶屋「当然、お代は頂くよ?」
おかみ「あはははっ!そりゃそうだ!」
召喚士「もちろんです!!」
鍛冶屋「よし!それじゃ早速、武器の選定に入ろう」
召喚士「お願いします!」
おかみ「それじゃアタシは昼食の準備をしてくるかねぇ…」
鍛冶屋「召喚士くん、こっちへ…」
召喚士「はい」
召喚士は鍛冶屋の招きで、工房へと移動する。
鍛冶屋「えぇと…あ、、あったあった」
鍛冶屋は幾つかの鉱石を手にテーブルへ席を移す。
召喚士「…!!こ、これは……!?」
117 :
以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします
[sage]:2009/12/27(日) 01:20:42.63 ID:Dleu2OEo
結界石はダメで雷切がOKなのはなんで?
118 :
以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします
[sage]:2009/12/27(日) 01:23:11.78 ID:IHLeS7Mo
>>117
初めから付加してあるからじゃね
119 :
以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします
[sage]:2009/12/27(日) 01:23:57.82 ID:hdeyUtAo
結果遺跡に溜めるだけの力がないんだな
120 :
以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします
[sage]:2009/12/27(日) 01:24:38.61 ID:770kbCso
おそらく雷切は絞り粕でも静電気レベルなら出せる便利グッズなんじゃないかと
121 :
以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします
[sage]:2009/12/27(日) 01:37:02.65 ID:qmqDJkAO
元々魔翌力が溜めてあって、それを解放する切欠があれば良い
しかし、それを上回る魔翌力を込めればその分が付加される
と思ってる
122 :
以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします
[saga]:2009/12/27(日) 01:38:19.44 ID:bFmWTrQo
マジシャン「結界石は魔力を蓄積出来るただの石コロだ」
師匠「だが、雷切に付加してある金行の鉱石はだな…」
マジシャン「ハナっから雷のベースがくっ付いてるワケだ。ハッハ!」
師匠「……おい」
マジシャン「だから戦士みてーなカス魔力でも帯電出来るってこったな!」
師匠「俺が説明してんだろーが…あ?」
マジシャン「なんだようるせーな。魔法は俺の専売特許だろうが!」
師匠「誰がそんな事決めたんだよコラ!!」
マジシャン「俺が決めたんだよ!文句あるか?あん?」
ドドッドドッドドッ…
スフィンクス「どーんっ!!」
グワッシャアァァッ!!
マジシャン「ぶべらっ!!」
師匠「うわらばっ!!」
以上、解説でした!でも皆さんの独自解釈で構いませんからね!ノシ
123 :
以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします
[sage]:2009/12/27(日) 01:42:02.77 ID:uzIuVwAO
師匠はアミバだったのか(´・ω・`)
124 :
以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします
[sage]:2009/12/27(日) 01:42:36.03 ID:Dleu2OEo
つまり
結界石 自分で魔翌力を込める
雷切 蓄積された魔翌力を引き出す
ってことかな
125 :
◆1otsuV0WFc
[saga]:2009/12/27(日) 01:43:03.60 ID:bFmWTrQo
鍛冶屋「まぁ…今までの余りですけどね…はははっ」
鍛冶屋の目の前には、多数の鉱石が置かれている。
召喚士「これが…五行の鉱石…!!」
鍛冶屋「なぜ石が五行の力を持っているのか…」
コトッ…
鍛冶屋「そこまでは…解明されていませんがね」
鍛冶屋は鉱石を手に持ち、光を透かして眺める。
召喚士「…なるほど。これを武器に…」
鍛冶屋「そう。付加するわけです」
召喚士「なるほど……」
鍛冶屋「余りでも、杖や小さい武器には充分代用出来ますから」
召喚士「助かります」
鍛冶屋「さて、まずは…扱う得物から決めましょう」
召喚士「…はい」
鍛冶屋「召喚士くんの得意な武器とか、あります?」
126 :
以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします
[saga]:2009/12/27(日) 01:46:41.90 ID:bFmWTrQo
>>124
そんな感じです。身近なモノで言えば…
結界石→コンセントを差して、電源を入れる
雷切→コンセントは差さってるので、電源をいれるだけ
…みたいな感じですかね。なんか適当ですいません…
127 :
以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします
[sage]:2009/12/27(日) 01:48:44.87 ID:gu2.MCEo
召喚士「得意な武器はトンファーです」
128 :
以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします
[saga]:2009/12/27(日) 01:54:31.67 ID:bFmWTrQo
召喚士「一番得意なのは…体術ですかね…ははっ」
鍛冶屋「体術…!?それならナックルでも作りますか?」
召喚士「い、いやっ…流石にそれは自身ないです」
鍛冶屋「そうか、そりゃそうですよね…ははっ」
召喚士「あとは…短剣あたりなら少々…」
鍛冶屋「弓…とかは?」
召喚士「からっきしダメです…」
鍛冶屋「そうなると近接になってしまうかなぁ…」
召喚士「……ええ」
鍛冶屋「…そうだ!短剣が使えるならこんなのは…?」
鍛冶屋は工房の奥から一本の小剣を手にする。
召喚士「……レイピア、ですか?」
鍛冶屋「うん!これなら軽いし、腕力に頼らなくても使えるからね!」
召喚士「なるほど……!!」
鍛冶屋「しかもこれなら…タクトのように…!ふふっ!」
129 :
以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします
[sage]:2009/12/27(日) 01:56:30.04 ID:IHLeS7Mo
刺突剣か
130 :
以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします
[sage]:2009/12/27(日) 01:57:13.70 ID:hdeyUtAo
アーマー兵に特攻ですねわかります
131 :
◆1otsuV0WFc
[saga]:2009/12/27(日) 01:58:56.36 ID:bFmWTrQo
召喚士「…?」
鍛冶屋「召喚獣を扱う時、指示を出すでしょ!?」
召喚士「ええ……まぁ」
鍛冶屋「どうだい?想像してごらん…!!」
召喚士「…はぁ。…?」
鍛冶屋は目を瞑り、レイピアを指揮者のように胸元で振るう。
鍛冶屋「青い空を優雅に飛ぶコカトリスに…召喚士くんがレイピアで…」
召喚士「……」
鍛冶屋「指揮者のようにタクトを振るう!そして…」
召喚士「……」
鍛冶屋「その動きに奏でるような…コカトリスの美しい舞い…!」
召喚士「……いい」
鍛冶屋「どうだい…?」
召喚士「……良いですっ!良いじゃないですか!」
鍛冶屋「でしょでしょ!?いやぁ…なんだか楽しくなってきたぞ〜!」
132 :
以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします
[sage]:2009/12/27(日) 02:00:04.49 ID:hdeyUtAo
意外と召喚士も厨二だったかwwww
133 :
以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします
[sage saga]:2009/12/27(日) 02:00:44.29 ID:IHLeS7Mo
こういうノリ嫌いじゃないww
134 :
以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします
[sage]:2009/12/27(日) 02:01:21.15 ID:xh9zoR.o
コカトリスに冷たくツッコまれそうだな
135 :
以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします
:2009/12/27(日) 02:04:31.55 ID:ewFgtEDO
戦場の指揮者っすかwwwwwwサーセンwwwwwwwwww
136 :
以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします
[sage]:2009/12/27(日) 02:05:32.64 ID:IHLeS7Mo
そのうちあっちとこっちで誤爆するんじゃないのか心配だわ
137 :
以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします
[sage]:2009/12/27(日) 02:08:51.53 ID:LkMXyRMo
>>63
>盗賊…東方のお姫様かつ
>>1
の奥様
投票見たら1位2位で笑った
138 :
◆1otsuV0WFc
[saga]:2009/12/27(日) 02:10:17.18 ID:bFmWTrQo
召喚士「さすが鍛冶屋さんですね!!」
鍛冶屋「そう?そう!?…まぁ、本題はこれからだよ!」
召喚士「はい!」
鍛冶屋「まず五行のどれを付加するか。これは大変重要な事だ」
召喚士「…確かに!」
鍛冶屋「一度施した行は変更が効かない。慎重に選ばないと…」
召喚士「そうですね…。今後ずっと使用するわけだし…」
鍛冶屋「戦士くんが雷切を持ってる以上、金行は避けたいね」
召喚士「そうですね」
鍛冶屋「まぁ二人とも金行で威力倍増する手もあるけど…」
召喚士「現実として…効率はあまり良くない…ですかね」
鍛冶屋「まさにその通り。だったら別の行を付けて…」
召喚士「それなら相反する木行も避けましょうか…?」
鍛冶屋「そうなると火か水になるな……」
召喚士「…あれ?土行はどうなんですか…?」
139 :
◆1otsuV0WFc
[saga]:2009/12/27(日) 02:16:18.58 ID:bFmWTrQo
鍛冶屋「あ、土行はね…あまり直接攻撃に向いてないんだ」
召喚士「そうなんですか?」
鍛冶屋「ダメってわけではないんだけど…」
召喚士「…そうかぁ」
鍛冶屋「どちらかというと鎧とか…武器なら斧とか…」
召喚士「たしかに土の魔法もそうですね…」
鍛冶屋「逆に木行はいいかもしれないよ?」
召喚士「…?」
鍛冶屋「例えば相手が雷に耐性があったとしよう…」
召喚士「はい」
鍛冶屋「五行で言えば、木以外も持ち合わせている可能性はある」
召喚士「なるほど!相反しているからこそ…」
鍛冶屋「そう、どちらかが効かない場合に有効となるわけだ」
召喚士「ならば…木行、風の鉱石で…!!」
鍛冶屋「うんっ!決まりだね…!」
140 :
以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします
[saga]:2009/12/27(日) 02:29:14.38 ID:bFmWTrQo
なんだかどっちも中途半端ですが…ね、眠気が…orz
すいません!ご就寝させて頂きます!!
今回も多数のご支援ありがとうございました!
〜オマケ〜
魔道士「盗賊さん…これは何ですか?」
盗賊「…これは…お餅だ」
魔道士「お餅?」
盗賊「…東方のお正月に食べる物…美味しいぞ?」
魔道士「へぇーっ…」
プニプニッ
魔道士「柔らかくて暖か〜い!盗賊さんの胸みたい〜」
盗賊「な、何をっ!?」
魔道士「ほら…だって一緒ですよ?…えいっ!」
プニッ
盗賊「はうぅっ!や、やめ…っ!///」
魔道士「エヘヘッ!では、おやすみなさいっ!」ノシ
141 :
以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします
:2009/12/27(日) 02:31:24.43 ID:hZnjAh20
なんだラブパワーか
おつ
142 :
以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします
[sage]:2009/12/27(日) 02:32:25.88 ID:hdeyUtAo
同一IDの奴はとんだ変態だぜwwww
143 :
以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします
[sage]:2009/12/27(日) 02:36:24.42 ID:hLQCRzko
早く寝ることだな、おつ
144 :
以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします
[sage]:2009/12/27(日) 02:36:59.10 ID:Sxe/Uyso
おつー
145 :
以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします
[sage]:2009/12/27(日) 08:22:51.87 ID:abEzYe6o
てっきり結界石が埋まってる地形の効果で召還獣が出ないのかと思ったぜ
146 :
以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします
[sage]:2009/12/27(日) 10:43:28.99 ID:SGAKO5Ao
召喚獣が出てこないときに初めて魔翌力の異常に気付くってのもずいぶん危なっかしいな
147 :
以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします
[sage]:2009/12/27(日) 10:51:43.64 ID:efnctJ60
ケッカイセキは単独なら充電地+ラジオ。
武器に付属するものなら充電地+携帯ゲーム機(武器としての形)+カートリッジ(使用した属性石)で
使用者は高速充電機(スイッチ)+発電機(魔翌力の保有量)って考えても良い?
148 :
以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします
:2009/12/27(日) 11:24:51.88 ID:/VP1DRE0
>>1(,,゚Д゚) ガンガレ!
149 :
以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします
[sage]:2009/12/27(日) 11:28:02.36 ID:HGjnjbA0
結界石はコンデンサー、
雷切とかは電池ってことか
150 :
以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします
[sage]:2009/12/27(日) 11:39:52.69 ID:UNz4oYDO
召喚士が何故か見捨てられて孤軍奮闘してる夢見た、しかもレイピアのみ
151 :
以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします
[sage]:2009/12/27(日) 11:40:46.41 ID:FI.JSUAO
猫耳魔道士が新しい召喚獣になったところまで読んだ
152 :
以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします
:2009/12/27(日) 12:57:08.75 ID:nGLKnISO
>>1
乙!!兎耳盗賊がおっぱいポロリまで読んだ
153 :
以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします
[sage]:2009/12/27(日) 13:28:00.98 ID:UyWmtUAO
ロバの耳召喚士が床屋を許す所まで読んだ
154 :
以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします
[saga]:2009/12/27(日) 13:36:38.46 ID:bFmWTrQo
なんぞこの流れwwおはようございます!ノシ
今日は夕方くらいから…頑張ります!!
>>147
細かな描写はしないので、各々の解釈で全然おkです!
ご支援まことに感謝!もうすぐ連載二ヶ月目ですね!フヒヒ
155 :
以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします
:2009/12/27(日) 15:35:43.25 ID:L8lZdADO
いただきマンコ!
156 :
以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします
[sage]:2009/12/27(日) 16:00:19.74 ID:nGLKnISO
ウルトラマンコ
157 :
以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします
[sage]:2009/12/27(日) 16:06:37.95 ID:UyWmtUAO
レマン湖
158 :
以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします
:2009/12/27(日) 16:17:46.94 ID:VXXwzsAO
恥骨湖
159 :
以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします
[sage]:2009/12/27(日) 16:42:29.14 ID:HGjnjbA0
オマーン国際空港
160 :
以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします
[sage]:2009/12/27(日) 16:50:36.60 ID:UNz4oYDO
魔道士「不埒ですっ!」
161 :
以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします
[sage]:2009/12/27(日) 17:00:55.52 ID:Dleu2OEo
クリトリススレかとオモタ
162 :
以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします
[saga]:2009/12/27(日) 17:06:11.62 ID:bFmWTrQo
>>155-159
この部分はきっとまとめに載りません!↓続き
163 :
◆1otsuV0WFc
[saga]:2009/12/27(日) 17:07:04.87 ID:bFmWTrQo
召喚士「それでは、お願いします!」
鍛冶屋「うん。材料は元からあるから…」
召喚士「2〜3日…ですか…?」
鍛冶屋「いや…明日までには出来ると思うよ〜」
召喚士「えっ!?そんなに早く…?」
鍛冶屋「ま、後は…あの子次第かな…。はは…」
召喚士「……?」
鍛冶屋「いやいやいや!大丈夫!気にしないで!」
召喚士「は、はい。ありがとうございます!」
鍛冶屋「よーし…!頑張るぞぉー!」
鍛冶屋はレイピアと鉱石を手に、工房の奥へと歩いて行く。
おかみ「出来たよ〜!!」
戦士「おっ、待ってました!!」
おかみ「盗賊ちゃん、これ並べとくれ!」
盗賊「…は、はい」
164 :
◆1otsuV0WFc
[saga]:2009/12/27(日) 17:08:20.04 ID:bFmWTrQo
…
戦士「いただきまっす!」
召喚士「鍛冶屋さんは…?」
おかみ「一度工房に入っちまったら、しばらく出てこないからねぇ」
召喚士「なんか……俺のために…」
おかみ「気にしないでおくれ!本人が好きでやってんだから!」
召喚士「すいません…」
戦士「うん!うまいっ!!」
盗賊「……モグモグ」
…
召喚士「ごちそうさまでした!」
おかみ「はいよ、おそまつさま!あ、盗賊ちゃん」
盗賊「…?」
おかみ「コレを工房へ持って行っとくれ」
おかみは皿に取り分けた昼食を、盗賊へ手渡す。
165 :
◆1otsuV0WFc
[saga]:2009/12/27(日) 17:09:12.09 ID:bFmWTrQo
盗賊「……ん」
テクテクテク…
盗賊「…お邪魔…します」
鍛冶屋「………」
パチパチパチッ!!……ギィン!!…ガァンッ!!
盗賊「…ここ…置いときます」
鍛冶屋「……」
ギィンギィン!!……ジュウゥゥッ!!
盗賊「……」
鍛冶屋「……ふー…、ん?」
盗賊「……あ」
鍛冶屋「昼食かい?ありがとう」
盗賊「……いえ」
鍛冶屋「…?…な、何かな?」
盗賊「…い、いや」
166 :
◆1otsuV0WFc
[saga]:2009/12/27(日) 17:10:10.03 ID:bFmWTrQo
鍛冶屋「……盗賊ちゃんも?」
盗賊「……」
鍛冶屋はゴーグルを額に上げ、立ち上がる。
鍛冶屋「…どんな…武器が欲しいんだい?」
盗賊「……あの…と、飛び道具」
鍛冶屋「飛び道具か。なるほどね」
盗賊「…手元に…戻ってくる…の」
鍛冶屋「手元に…?えぇと、…つまり」
盗賊はクナイとまきびしを手に取り、鍛冶屋に見せる。
盗賊「…こ、こういうのじゃなく…何回も…っ」
鍛冶屋「そうかそうか!そういう事か!」
盗賊「…ん」
鍛冶屋「そうだね、代表的なものだと…ブーメランとか…」
盗賊「……」
鍛冶屋「待てよ…?君に似合う武器と言えば…!!」
167 :
◆1otsuV0WFc
[saga]:2009/12/27(日) 17:11:14.28 ID:bFmWTrQo
盗賊「……?」
スタスタ…
鍛冶屋は工房の箱から鎖を手に取り、戻ってくる。
鍛冶屋「これなんかどうかな…?」
盗賊「……鎖鎌?」
鍛冶屋「うん…それでもって…これを…」
カチャカチャ…ジャラッ…ゴトッ…
鍛冶屋「鎌の部分はこうやって外してしまおう」
盗賊「…?」
鍛冶屋「それで……これなんかいいかな」
鍛冶屋は鎌を外し、代わりに分銅のような物を鎖へ取り付ける。
鍛冶屋「ほら出来た。持ってごらん?」
鍛冶屋は鎖を盗賊へ手渡す。
ジャラッ…チャリ…
盗賊「……」
168 :
◆1otsuV0WFc
[saga]:2009/12/27(日) 17:12:07.02 ID:bFmWTrQo
鍛冶屋「これを振り回して、投げつければ…」
盗賊「…なるほど」
鍛冶屋「いいかい…?夜の森に一人迷う女盗賊…」
鍛冶屋は天井を見上げ、目を瞑る。
盗賊もそれを見て、同様に目を瞑る。
鍛冶屋「小脇に宝を抱え、森の山道を走り抜ける…」
盗賊「……」
鍛冶屋「その時!周囲には追手の影がっ!!」
盗賊「!!」
鍛冶屋「女盗賊はすかさず鎖を振り回し、前方の敵を蹴散らす!」
盗賊「……ドキドキ」
鍛冶屋「活路を開いた女盗賊は、追手にウインクをし…闇に消えてゆく…!」
盗賊「……」
鍛冶屋「どうかなどうかなっ?いいんじゃない?ね?ね?」
盗賊「…良い」
169 :
◆1otsuV0WFc
[saga]:2009/12/27(日) 17:13:14.66 ID:bFmWTrQo
鍛冶屋「でしょでしょ!!」
盗賊「…凄く…良いです」
鍛冶屋「よーし決まった!アレをこうして…、そうだな…」
盗賊「……」
鍛冶屋「行の付加はどうしよう?分銅部分に組み込めそうだね」
盗賊は鎖を眺める。
鍛冶屋「分銅は結界石に変えて、そこに組み込む…」
盗賊「…大丈夫」
鍛冶屋「…?」
盗賊「…行は…いいです」
鍛冶屋「そ、そうかい……?」
盗賊「…一つの行は…選べない…から」
鍛冶屋「…?」
盗賊「…それに」
鍛冶屋「…」
170 :
◆1otsuV0WFc
[saga]:2009/12/27(日) 17:14:14.12 ID:bFmWTrQo
盗賊「魔法は…私の担当じゃ…ないから」
鍛冶屋「…そっか」
盗賊「……きっと……帰ってくる…から」
鍛冶屋「……分かった。それじゃ結界石だけにしよう!」
盗賊「…スイマセン」
鍛冶屋「いやいやいや!全然構わないよ!!」
盗賊「……」
鍛冶屋「武器っていうのは、作る人もモチロン大切だけど…」
盗賊「…うん」
鍛冶屋「本人が使いこなせなきゃ意味はないからね!」
盗賊「……ん」
鍛冶屋「使う本人が納得のいく物を作る!それが僕らの仕事さ…!」
盗賊「…アリガトウゴザイマス」
鍛冶屋「あ…、良かったらそれは持って行っていいよ!!」
盗賊「…え?」
171 :
以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします
[sage]:2009/12/27(日) 17:14:54.05 ID:XKVz0/oo
水忍とか火忍とかそういうの関連で選べない?
172 :
◆1otsuV0WFc
[saga]:2009/12/27(日) 17:15:43.35 ID:bFmWTrQo
鍛冶屋「鎖部分も…一から作りたいんだ」
盗賊「…そう…ですか?」
鍛冶屋「時間かかっても…いいかな…?」
盗賊「…私は…大丈夫」
鍛冶屋「ありがとう、その代わり…凄いのを用意するよ!ははっ!」
盗賊「……オネガイシマス」
鍛冶屋「うん!任してっ!!」
鍛冶屋はゴーグルを目に当てると、再び作業を再開した。
テクテクテク…
戦士「遅かったな」
召喚士「…?何です…それ?」
盗賊「…鎖だ」
召喚士「鎖…?あ、飛び道具の…!」
戦士「サルに言われたとかいうヤツか」
盗賊「…そう」
173 :
以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします
[sage]:2009/12/27(日) 17:20:21.99 ID:5Lbch.DO
厨二過ぎるwwwwwwww
174 :
以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします
[sage]:2009/12/27(日) 17:30:35.89 ID:2S1OlKco
一つの行は選べないってのは魔道士の武器付加できなくなるとか?
175 :
以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします
[sage]:2009/12/27(日) 17:52:28.73 ID:UyWmtUAO
厨二好きの俺歓喜wwww
鍛治屋いいキャラしてんなww
176 :
◆1otsuV0WFc
[saga]:2009/12/27(日) 17:56:36.71 ID:bFmWTrQo
米研ぐのに手が痛い…冬は無洗米にしようかな…orz
>>171
>>174
どっちもですかね…
>>171
はまた東方に行った時にでも分かるかもですねフフフ
177 :
以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします
[sage]:2009/12/27(日) 17:58:22.01 ID:.9s6s36o
>>176
オレは洗うの面倒だから無洗米にしてるぜ
178 :
以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします
[sage]:2009/12/27(日) 17:59:08.23 ID:UkLXz/A0
鎖鎌って元から分銅付いてるよな?
なんで鎌を外すんだろ
179 :
以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします
:2009/12/27(日) 18:01:04.96 ID:VXXwzsAO
くさりがまでウェアウルフ4体殺しまくったの思い出した
180 :
以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします
[sage]:2009/12/27(日) 18:02:06.37 ID:SGAKO5Ao
聖剣伝説のチェーンフレイルみたいな感じ?
181 :
以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします
:2009/12/27(日) 18:03:02.93 ID:JFUbGwSO
また修行イベント欲しいな
どうしてもまだペーペーな感じがするから底上げが必要な気がする
182 :
以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします
[sage]:2009/12/27(日) 18:26:31.97 ID:aOx4yV2o
盗賊に5本の分銅を持たせて全属性付加とかだったら燃える
183 :
◆1otsuV0WFc
[saga]:2009/12/27(日) 18:36:22.54 ID:bFmWTrQo
召喚士「付加はどうするんですか?」
盗賊「…付けない」
召喚士「えっ?いいんですか…?」
盗賊「…うん」
戦士「……付けりゃいいのに」
盗賊「……大丈夫」
戦士「…?」
召喚士「…そうですか」
テクテク…
召喚士「あ、…どちらへ?」
盗賊「…練習」
戦士「…?」
召喚士「気を付けて…!」
盗賊「…ん」
盗賊は鎖を手に、家の外へ出て行く。
184 :
◆1otsuV0WFc
[saga]:2009/12/27(日) 18:38:14.19 ID:bFmWTrQo
召喚士「あ…そうだ、戦士」
戦士「…ん?」
召喚士「頼みがあるんだ…」
戦士「……?」
〜町外れの平原〜
戦士「本当に…いいのか?」
戦士は木の枝を手に、召喚士へ話し掛ける。
召喚士「うん。手加減無用で頼むよ」
召喚士も同じく、木の枝を手に身構える。
戦士「…分かった。…行くぜ」
召喚士「……よしっ!!」
ザッ…
召喚士が腰を落とし、枝を両に身構える。
戦士は右手に枝を持ち、ゆっくりと間合いを詰める。
召喚士(剣術について…戦士は一流だ。学ぶなら…)
185 :
以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします
[sage]:2009/12/27(日) 18:38:15.95 ID:nmhAToDO
分銅なの?
15本のクナイにワイヤーを付けて本名を捨てて戦うんじゃないの?
186 :
◆1otsuV0WFc
[saga]:2009/12/27(日) 18:39:49.70 ID:bFmWTrQo
戦士「はぁっ!!」
戦士の怒声が周辺に響き渡る。
召喚士「っ!!」
戦士「立会い中の雑念は…命取りだぞ」
召喚士(そうだ…!考え事をして勝てる相手じゃない…!)
ジリジリッ…
召喚士(とにかく……やるだけだっ!)
戦士「・・…っりゃあ!」
戦士が勢いよく飛び出し、枝を振り下ろす。
シュンッ!!…バシイィィッ!!
召喚士「…ぐ…っ!くっ!!」
戦士「……良く止めたな」
すかさず戦士は召喚士の胴めがけて、枝を薙ぎ払う。
召喚士は枝を逆さに持ち替え、戦士の枝を防ぐ。
バシィッ!!……ドサァッ!!
187 :
◆1otsuV0WFc
[saga]:2009/12/27(日) 18:51:33.62 ID:bFmWTrQo
召喚士「!!ふ、防いだのに…!?」
戦士「…さぁ立て。まだまだこれからだぜ」
召喚士「なんて……腕力だ…!!」
戦士「はぁっ!!」
戦士はしゃがみこむ召喚士へ枝を叩きつける。
召喚士は後転し、戦士の一撃を交わす。
召喚士「しっ!!」
同時に召喚士は枝を戦士の顔へ振り上げる。
だが、召喚士の枝は無情にも戦士の枝に払われ、宙を舞う。
戦士「!?」
召喚士「たっ!!」
枝を失った召喚士は戦士の胸へ掌底を打ち込む。
戦士「ぐうっ…!?」
よろめく戦士の右腕を、召喚士の肘が捉える。
召喚士はすかさず戦士の枝を奪い取ると、戦士めがけ振り下ろす。
188 :
◆1otsuV0WFc
[saga]:2009/12/27(日) 18:57:31.28 ID:bFmWTrQo
シュンッ…パシッ……ガガッ…
召喚士「…!!」
戦士は宙に待った召喚士の枝を手に取ると、
そのまま召喚士の振り下ろした枝を、間一髪防いだ。
戦士「……やるじゃねぇか!」
召喚士「……ははっ!」
バッ!!
両者は後方に飛び、間合いを取る。
戦士「さーて、ウォームアップはおしまいだ!」
召喚士「……打撲で…済むかな…?…はは」
〜大陸の港〜
タッタッタ…
魔道士「…はぁ…はぁ…っ!」
魔道士は走り、バーテンの店へ辿り着く。
魔道士「あ…っ、閉まって…る…」
189 :
◆1otsuV0WFc
[saga]:2009/12/27(日) 19:08:50.66 ID:bFmWTrQo
ザッ…
バーテン「営業は夕方からでね、お譲ちゃん」
魔道士の背後からバーテンが声を掛ける。
魔道士「バーテンさん!!」
バーテン「悪いな、食材の買い出しに行っててな。今…開ける」
ガチャカチャッ…カチッ…キイィッ
バーテン「さ、入りな」
魔道士「ありがとうざいます」
…
バーテンが紅茶を注ぎ、魔道士の前へ差しだす。
バーテン「…行くのか?」
魔道士「……行きます!」
バーテン「…そうか」
バーテンはカウンターの奥より、地図を魔道士へ手渡す。
魔道士「…?こ、これ…っ!?」
190 :
◆1otsuV0WFc
[saga]:2009/12/27(日) 19:13:41.35 ID:bFmWTrQo
カサッ…
バーテン「中身は見てねぇが…向かう先の地図だとよ」
魔道士「召喚士さん…っ」
バーテンはタバコに火を付ける。
魔道士「ありがとうございます!」
バーテン「もう行くのか?」
魔道士「夜の船がありますから…!」
バーテン「女の一人旅だ。気を付けろよ?」
魔道士「はいっ、ありがとうございます!」
バーテン「何かあったら……」
魔道士「大丈夫です!ありがとうございました!!」
タッ!!
魔道士「あ…紅茶代…」
バーテン「オゴリだ……新たな門出のな」
カバンを漁る魔道士に、バーテンがポツリと呟いた。
191 :
以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします
[sage]:2009/12/27(日) 19:19:41.05 ID:UNz4oYDO
>>190
ボディーガードは俺にまかせろー!ハァハァ
192 :
以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします
:2009/12/27(日) 19:20:32.93 ID:L8lZdADO
>>191
いただきマンコ!
193 :
◆1otsuV0WFc
[saga]:2009/12/27(日) 19:20:49.95 ID:bFmWTrQo
ガチャッ…チリチリン…
魔道士「…あっ!」
占い師「あら…!もう行くの?」
魔道士「はいっ!それでは…!」
タッタッタ…
すれ違いざまに走り去る魔道士を、占い師が見送る。
カチャッ…チリチリン…
占い師「慌てて行っちゃったわ…。元気なコ…」
バーテン「若い頃の誰かさんにソックリだな」
占い師「…そうかしら?」
バーテン「ただひたすらに真っ直ぐで…、いい娘だよ」
占い師「いい歳したオジサマが惚れちゃった?」
バーテン「アホか…」
占い師「普段は夕方からなのに…昨日も今日もここで寝泊まりして…」
バーテンはタバコの灰をトントンと、灰皿に落とした。
194 :
以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします
[sage]:2009/12/27(日) 19:35:30.58 ID:9rRVT/Ao
おっさんのツンデレとか誰得wwwwww
195 :
◆1otsuV0WFc
[saga]:2009/12/27(日) 19:35:45.04 ID:bFmWTrQo
バーテン「アイツの忘れ形見達だ。無碍にゃ出来ねぇよ…」
占い師「今頃あの世で喜んでるわよ…。きっと…」
バーテン「あっちに行った時…美味い酒でも奢って貰わないとな」
占い師「そうね。うふふっ…」
バーテン「そういうお前は何しに来たんだ…?」
占い師「別に…、理由がないと来ちゃいけないのかしら…?」
バーテン「ったく…、人の店を活動拠点にしやがって…」
占い師「あら、ヒドイ言い草ね。…誰かさんの支払いも持ってきたのに…」
占い師はバーテンへ袋を手渡す。
バーテン「んで…、その誰かさんはどこ行っちまったんだ?」
占い師「さぁ…流れ者ですからねぇ…」
バーテンは灰皿へ、タバコを押しつける。
占い師「また…北にでも行ってるんじゃない?」
バーテン「……そうか」
窓からは日差しが消え、ゆっくりと夜を迎えていた…。
196 :
◆1otsuV0WFc
[saga]:2009/12/27(日) 20:03:48.22 ID:bFmWTrQo
〜鍛冶屋町、途中の道〜
召喚士「い…っててて…」
戦士「だ、大丈夫か!?」
足を引きずる召喚士に戦士が手を貸す。
召喚士「大丈夫…平気平気」
戦士「すまんっ!やりすぎちまったか…」
召喚士「そんな事ないよ!本当にありがとう」
戦士「で、でもよ…」
召喚士「真剣にやらなきゃ稽古にならないからね」
戦士「そりゃ…そうだけど…」
召喚士「…ん?あれ…盗賊さんかな?」
召喚士は木の下で鎖を振るう盗賊を指差す。
戦士「…ホントだ。アイツこんな遅くまで…頑張るなぁ」
召喚士「俺らも人の事言えないけどね…ははっ」
戦士「ま、そりゃそうだわな!はははっ!」
197 :
◆1otsuV0WFc
[saga]:2009/12/27(日) 20:15:50.45 ID:bFmWTrQo
テクテクテク…
戦士「ふんっ!」
戦士は手に持つ枝を、盗賊めがけ二本投げつける。
ヒュンッ……シュオッ…
盗賊「…!?」
ジャラッ…ビュオッ…バキイィッ…!!
盗賊の放った鎖分銅が、二本の枝を粉砕した。
テクテクテク…
戦士「お見事っ!」
召喚士「お、お見事って…!急に…」
盗賊「…問題ない」
戦士「だろうな…。しっかしこの暗闇の中…」
戦士は地面に落ちた枝を拾い、まじまじと見る。
戦士「一振りで二本同時か…。すっかりモノにしちまったな!」
盗賊は無言で力強く頷いた。
198 :
◆1otsuV0WFc
[saga]:2009/12/27(日) 20:21:37.90 ID:bFmWTrQo
〜鍛冶屋の家〜
ガチャッ
戦士「ただいまーっす!」
おかみ「おかえりっ!」
召喚士「どうかしたんですか?」
おかみ「娘が帰って来なくてねぇ。ま−たどっかほっつき歩いて…」
テクテクテク…
鍛冶娘「…ちょっと、玄関先で邪魔よ」
盗賊「……」
おかみ「あんたはまた…!こんな時間まで…」
鍛冶娘「もう16なんだし、私の勝手でしょ…」
戦士「あのなぁ……」
鍛冶娘「家族でもないのに口出さないでよねっ!!」
ドスドスドス…バンッ!!
おかみ「……はぁ、困ったモンだねぇ」
199 :
以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします
:2009/12/27(日) 20:27:53.86 ID:b1m3gAYo
年頃の娘って扱いにくい
200 :
◆1otsuV0WFc
[saga]:2009/12/27(日) 20:31:01.37 ID:bFmWTrQo
召喚士は工房へ向かい、中の様子を覗く。
召喚士「…あの…鍛冶屋…さん?」
鍛冶屋「……」
ギィンギィンギィン!!
召喚士「ど、どうですか…?」
鍛冶屋「…!?」
召喚士「あ、ご…ごめんなさい」
鍛冶屋「やぁ召喚士くん、あ…もうこんな時間か」
召喚士「えっ!?まさか…あれからずっと…?」
鍛冶屋「ああ、一度始めるとスイッチ入っちゃってね。ははっ!」
召喚士「は、ははっ……」
鍛冶屋「ごめんね、まだ行の付加までいけてないんだ…」
召喚士「いえいえっ、そんな……」
鍛冶屋「娘は帰ってきたかな…?あぁ、先にご飯食べようか!」
召喚士「そ、そうですね…っ!ははっ…」
201 :
以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします
:2009/12/27(日) 20:49:29.75 ID:VXXwzsAO
なんか鍛冶屋さんがシタン先生みたいだ
202 :
以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします
[sage]:2009/12/27(日) 20:50:03.03 ID:LkMXyRMo
実は剣の達人?
203 :
以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします
:2009/12/27(日) 21:31:01.82 ID:ewFgtEDO
>>202
ロン・ベルク?
204 :
以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします
[sage]:2009/12/27(日) 21:38:19.75 ID:0uKVCYDO
>>201
よう俺
マジシャンはビリーの父ちゃんだよな?
205 :
以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします
:2009/12/27(日) 21:50:20.50 ID:JFUbGwSO
もう戦士のデカマラで黙らせろよ
206 :
◆1otsuV0WFc
[saga]:2009/12/27(日) 21:59:53.67 ID:bFmWTrQo
…
召喚士「いただきます」
戦士「いっただっきます!」
鍛冶娘「……」
鍛冶屋「ねえねえ、後でさ手伝ってよ!」
鍛冶娘「……モグモグ」
鍛冶屋「なんとか今日中に仕上げたいんだ!」
おかみ「明日学校休みだろ?手伝っておやりよ」
鍛冶娘「……はー」
召喚士「あ、あの…無理しなくても…」
おかみ「いいんだよ、いずれはこの家継ぐわけだし…」
鍛冶娘「はぁ?何勝手に決めてんのよ…」
鍛冶屋「でもでも…っ、何かやりたい事があれば…」
おかみ「あんたは黙ってな…!」
鍛冶屋「そうそう、黙ってた方がいい!そうしよう、うん!」
207 :
以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします
[sage]:2009/12/27(日) 22:11:38.68 ID:SGAKO5Ao
鍛冶娘は18?16?
208 :
以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします
[sage]:2009/12/27(日) 22:18:46.11 ID:nTLhmJwo
OのピチピチJKだろ
209 :
◆1otsuV0WFc
[saga]:2009/12/27(日) 22:19:01.37 ID:bFmWTrQo
おかみ「アンタだって鍛冶屋になりたいって…」
鍛冶娘「あのね、私がなりたいのは国軍鍛冶師なの!」
召喚士「国軍鍛冶師…?」
戦士「国軍専属の鍛冶屋だよ。あいつらの武防具作る…」
召喚士「な…なるほど…」
おかみ「一人前でもないうちから偉そうに言うんじゃないよっ!」
鍛冶娘「…何よっ!いっつもいっつも偉そうに…!」
戦士「お、おいおい…っ」
鍛冶娘「私はねっ、こんなヘボ武器なん…」
おかみ「…!!」
戦士「!!」
召喚士「え…?あ…っ」
盗賊「……」
鍛冶屋「……ヘボ…武器ぃ?」
鍛冶娘「……なっ、何よ…っ!!」
210 :
以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします
[sage]:2009/12/27(日) 22:25:23.67 ID:UNz4oYDO
娘に黙祷
人
211 :
◆1otsuV0WFc
[saga]:2009/12/27(日) 22:25:35.82 ID:bFmWTrQo
ガタッ!!……ガシャァンッ!!
鍛冶屋「おうコラ…、誰が貧乏ヘボ鍛冶屋だと?」
戦士「ちょっ…おやっさん!」
鍛冶娘の胸ぐらを掴む鍛冶屋に、戦士が止めに入る。
鍛冶娘「ちょ、ちょっと…っ、離して…っ!」
鍛冶屋「タダメシ食らいの分際で…偉そうな事フイてんじゃねぇぞコラ」
鍛冶娘「分かった…ってば!」
戦士「ほらっ!本人も反省…」
鍛冶屋「すっこんでろ!雑魚!!」
バシィッ!!……ドガシャァッ!!
召喚士「せ、戦士!?」
おかみ「戦士くん大丈夫かい!?」
戦士「いっちちち…」
おかみ「毎度の事さ、放っておいていいよ、もう…」
盗賊「……す、凄い」
212 :
◆1otsuV0WFc
[saga]:2009/12/27(日) 22:32:55.07 ID:bFmWTrQo
おかみは台所から、フライパンを片手に戻ってくる。
ブンッ…ガイィィンッ!!
鍛冶屋「いってぇ…っ!?」
おかみ「ほらアンタっ!いい加減にしなっ!」
鍛冶屋は鍛冶娘から手を離すと、頭を押さえる。
解放された鍛冶娘が、食卓の胡椒を鍛冶屋の顔に投げつける。
ブンッ…カツッ!!…ボフウゥッ…
鍛冶屋「…!!て、てめぇっ!?ゴホ…ッ!」
鍛冶娘「ふんっ!!」
スタスタ…ガチャッ…バタンッ!!
鍛冶娘は玄関先で一同に舌を出し、家の外へ出て行った。
盗賊「……」
おかみ「あーあ…、まったく…。大丈夫かい?」
戦士「お、俺は大丈夫…っ」
鍛冶屋「げほぉ…っ!……ごほごほっ!…ごほ…っ!!」
213 :
以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします
[sage]:2009/12/27(日) 22:33:59.77 ID:An.ZTwDO
年末年始も休まず投下はありますか?
214 :
以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします
[saga]:2009/12/27(日) 22:36:49.06 ID:bFmWTrQo
>>213
死なない限りは毎日更新がモットーですので!(キリッ
量は減るかもですが、こちらこそよろしくお願い致します!
215 :
以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします
[sage]:2009/12/27(日) 22:42:25.72 ID:abEzYe6o
むしろ休めと言いたい
216 :
以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします
:2009/12/27(日) 22:42:39.96 ID:VXXwzsAO
一番強いのはおかみさんだな
217 :
以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします
[sage]:2009/12/27(日) 22:44:35.12 ID:PTqMpQ6o
最強の武器:フライパン
218 :
◆1otsuV0WFc
[saga]:2009/12/27(日) 22:45:45.05 ID:bFmWTrQo
〜外〜
鍛冶娘(何よ…!人の気も知らないで…!!)
ふくれっ面で道を歩く鍛冶娘に、数人が声を掛ける。
DQN女「鍛冶娘じゃん!こんな時間に何してんの〜?」
鍛冶娘「なんか…親が頭くるから飛び出してきたの」
DQN男「マジかよ?ひゃはは!なら一緒に行くか?」
鍛冶娘「…?」
DQN女「これから鉱山へお宝発掘に行くのさ!ねっ?」
ザッザッザ…
リーダー「鍛冶娘、お前も行くか?」
鍛冶娘「鉱山!?だって魔物が…っ」
リーダー「なんだお前?ビビってやがんのか?」
鍛冶娘「そ、そんなんじゃ…!」
DQN女「それじゃあ…行こっかぁ〜!」
鍛冶娘「……う、うん…いいわ。行きましょう!」
219 :
以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします
[sage]:2009/12/27(日) 22:49:06.97 ID:nEWLsqs0
これは…戦士どんだけフラグ立てる気なんだ?
220 :
◆1otsuV0WFc
[saga]:2009/12/27(日) 22:51:35.27 ID:bFmWTrQo
〜鍛冶屋の家〜
鍛冶屋「……」
おかみ「……」
鍛冶屋は正座で工房の前に座っている。
鍛冶屋「……ごめんなさい」
おかみ「まったく…いつもいつもアンタは…」
鍛冶屋「へっ、へーっくしっ!!」
ガンッ!!
鍛冶屋「いったい…っ!!痛い痛い!!」
おかみ「何を呑気にクシャミしてんだいっ!」
鍛冶屋「違う違う!これ、コショウの…」
おかみ「いいから反省しなっ!」
戦士「…」
盗賊「……」
召喚士「………」
221 :
以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします
[sage]:2009/12/27(日) 22:51:41.19 ID:IHLeS7Mo
女難の相があるからフラグは云々
222 :
◆1otsuV0WFc
[saga]:2009/12/27(日) 22:55:34.71 ID:bFmWTrQo
召喚士「でも…遅いね、鍛冶娘さん…」
戦士「確かに…何してんだ?」
盗賊「……」
召喚士「ちょっと…心配だね…」
戦士「おかみさん!」
おかみ「…?」
戦士「俺らちょっと見てくるわ!」
おかみ「気にしなくていいのに…すまないね!」
召喚士「では!」
タッ!!…ガチャッ…バタンッ!!
おかみ「いい子達だね…」
鍛冶屋「うん!本当に…!」
おかみ「じゃ、アンタは徹夜で頑張って貢献しな!!」
鍛冶屋「は、はい……」
鍛冶屋は工房の奥へ入り、作業を再開した。
223 :
◆1otsuV0WFc
[saga]:2009/12/27(日) 23:09:29.04 ID:bFmWTrQo
〜外〜
盗賊「……いないな」
召喚士「どこ行ったんですかね…?」
戦士「まさか…家出か…!?」
召喚士「いや…それはないと思うよ」
戦士「…?」
召喚士「手ぶらだったし…夜じゃ魔物も増えるだろうから…」
盗賊「…ああ」
戦士「船も便は終わってるしな…」
盗賊「…と、なると」
戦士「…ちっ、最悪だな…!!」
召喚士「数が多すぎる…!何か良い手は…」
ザッザッザッザッザ…
眼鏡「おや…っ、君達は…?」
召喚士「!?」
224 :
◆1otsuV0WFc
[saga]:2009/12/27(日) 23:20:53.88 ID:bFmWTrQo
…
眼鏡「なるほど…事情は分かったよ」
召喚士「……」
眼鏡「各鉱山には最低一人、警備が待機してるからね」
そう言うと眼鏡は立ち上がり、口笛を吹く。
ピュイィィッ……タッタッタッタッタ…
盗賊「…?」
戦士「な、なんだ…こりゃ!?」
眼鏡の口笛を合図に、四方から犬が掛け集まってくる。
眼鏡「僕のカワイイ仲間さ。この子らに…こうやって…」
眼鏡は手紙を一頭ずつ首輪に結び、頭を撫でている。
眼鏡「さて…と」
ピュイィィッ……ダダッ!!
眼鏡が再び口笛を吹くと、犬達が一斉に、鉱山めがけて走り去って行った。
眼鏡「匂いでもあると…本当は楽なんだけどね。…はははっ」
225 :
以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします
[sage]:2009/12/27(日) 23:27:43.34 ID:UNz4oYDO
今の召喚士達のレベルって最高100だとするとどの位?
226 :
以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします
[sage]:2009/12/27(日) 23:30:25.18 ID:nTLhmJwo
43ぐらいだと思うお
っていってもアレだ
最近出てこない師匠達のパーティから抜けた・・・・
名前なんだっけ?がラスボスだろうからなあ
マジシャンで74くらいだろうよ
227 :
以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします
[sage]:2009/12/27(日) 23:32:37.34 ID:uzIuVwAO
ラスボスは暗黒面に堕ちた王子
228 :
以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします
[sage]:2009/12/27(日) 23:36:51.82 ID:nTLhmJwo
そうだった・・・・
ってそれ俺たちのラスボスでは・・・・・・・・
229 :
◆1otsuV0WFc
[saga]:2009/12/27(日) 23:39:30.28 ID:bFmWTrQo
新キャラ登場にもかかわらず、本日はここまでにて…すいません
本日も多数のご支援ありがとうございました!おやすみなさい!ノシ
>>225
どうなんでしょうね…、ストーリーの進行具合によって変わるかもですね
もし完結まで半分とするなら25〜30じゃないでしょうか…
でもどこまで続くのか分からないので…なんとも言えませんね。すいません
>>226
なるほど!その発想はなかった!ww
ラスボスは蘇生した師匠…嘘です。まぁ、お楽しみという事で…!
〜次回予告〜
占い師「偶然出会った眼鏡の強力を元に…」
占い師「鍛冶娘を捜す為に鉱山へ入る召喚士達!」
占い師「しかし、そこに待ち受けていた現実とは…!?」
占い師「次回、第58話【涙】」
占い師「この次も、サービス、サービスゥ!」
230 :
以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします
[sage]:2009/12/27(日) 23:41:56.43 ID:nTLhmJwo
えっ
更に上が居るのか・・・・・・
当初から見てるけど>>1はやばい
何がやばいって見てて飽きない
俺の長文は3行でおkとかになるけど
>>1はそれを言わせない
231 :
以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします
[sage]:2009/12/27(日) 23:43:52.00 ID:IHLeS7Mo
最後の最後で誤字とはこの作者やりおる
乙
232 :
以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします
[sage]:2009/12/27(日) 23:50:08.39 ID:UNz4oYDO
>>229
レベル20〜30ってことは、まだまだお楽しみはこれからだ!
って感じか
てか正月の特番とかよりこっちの方が楽しみだわww
233 :
以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします
:2009/12/27(日) 23:57:29.98 ID:L8lZdADO
エバー
234 :
以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします
[sage]:2009/12/27(日) 23:59:44.05 ID:PTqMpQ6o
ゲームとかだと一番おもしろいところだな
死ぬかもしれない危険と雑魚には負けない余裕
235 :
以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします
[sage]:2009/12/28(月) 00:00:40.30 ID:Gxot0IDO
>>1
乙!
年末年始も休み無しとは恐れ入ります
楽しみにしてるよー!!
236 :
以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします
[sage]:2009/12/28(月) 00:41:09.50 ID:zAZwrM.0
ラスボスは魔王だろ
じゃないと…えーっと…名前なんだったっけ?…忘れた
アイツ…魔王の名前出てるのに復活なしだったら…可哀想だろ…
237 :
以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします
[sage]:2009/12/28(月) 00:48:01.38 ID:gSX3lcAO
>>1
乙
魔剣士だっけ暗黒騎士だっけ暗黒微笑だっけ
あいつぶりぶりざえもんみたいな奴だよな
強い側につくなんて
238 :
以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします
:2009/12/28(月) 00:50:14.11 ID:eh4ka2SO
てか魔王ってたくさんいるんだっけ?
一人ぐらい対話主義の優しい魔王がいてもいいよね
239 :
以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします
:2009/12/28(月) 01:10:16.48 ID:1X9Raok0
お前に世界の半分をやろう
240 :
以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします
[sage]:2009/12/28(月) 01:11:23.90 ID:KRIVZKEo
いいんですか僕に世界の半分をくれても
241 :
以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします
:2009/12/28(月) 01:12:07.57 ID:CG/O.hA0
>>238
あの胸肉魔王か?
あの魔王には誰も勝てないんじゃね?
242 :
以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします
[sage]:2009/12/28(月) 01:19:51.58 ID:0mddujgo
駄肉の話か?
243 :
以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします
[sage]:2009/12/28(月) 01:41:30.03 ID:Gs/q5s6o
魔王想像図
A:
http://www.dotup.org/uploda/www.dotup.org503203.png
B:
http://www.dotup.org/uploda/www.dotup.org503208.png
C:
http://www.dotup.org/uploda/www.dotup.org503205.gif
244 :
以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします
:2009/12/28(月) 01:42:57.97 ID:plwJS4ko
Bが一番ドラマチックだよな
245 :
以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします
[sage]:2009/12/28(月) 02:03:19.82 ID:S3qJY2SO
王子「ついに来たか、この時が。」
246 :
以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします
[sage]:2009/12/28(月) 03:48:04.67 ID:TGd/Xyg0
魔王「よかったのか?ホイホイついてきて。」
「俺はノンケだってかまわないで食っちまう魔王なんだぜ?」
247 :
以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします
:2009/12/28(月) 05:47:18.01 ID:98/whUAO
武器防具は略して武具になります。誤字は気にならないけど武防具はだめだった。速く魔導師と俺くっつけばいいのに
248 :
以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします
[sage]:2009/12/28(月) 06:22:45.08 ID:UYYQOLco
俺も誤字は気にならないけど速くはだめだった。
249 :
以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします
:2009/12/28(月) 07:11:17.47 ID:veAiNgSO
俺も腰は平気だったけど脚は気になった。脚フェチだから
250 :
以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします
[sage]:2009/12/28(月) 07:33:06.31 ID:Ry2bfeQo
>>247
武防具も一般的に使われてるからおk
魔導師(54)♂と末永くお幸せに
251 :
以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします
[sage]:2009/12/28(月) 08:15:31.98 ID:DJM6zoDO
次回予告から嫌なフラグしかたってなくて泣きそうなんだが
252 :
以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします
:2009/12/28(月) 09:20:01.71 ID:Avd61iQ0
今日で仕事ラストだ…… お前らはいつで仕事終わった?w
253 :
以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします
:2009/12/28(月) 10:02:56.49 ID:1Q7F2MDO
あさってだこのやろう
254 :
以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします
[sage saga]:2009/12/28(月) 10:27:27.46 ID:YTHhJDEo
明日まで仕事だこのやろう。おはようございます!
>>231
すいません…orz
>>243
B!B!
召喚士「いつもいつも一人でモテやがって…」
戦士「……」
召喚士「あの世で俺にわび続けろ戦士ーーーーッ!!!!」
盗賊「…来ないで!」
戦士「俺には…もう何も残されてはいない…(ry」
午後から頑張ります!!
255 :
以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします
:2009/12/28(月) 12:05:46.32 ID:ZlrjiHMo
まだやってたのか
vipで終わったと思ってたわ
256 :
以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします
[sage]:2009/12/28(月) 12:36:43.82 ID:dPIcT2Yo
/ \
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/ \
∩ ∩∩ / ________ノ \
l ∨‖/ | /┏━━┓┏━━┓\ |
│ ♭─ミ| |┫( ゚ ) ┣┫( ゚ )┣| |
│ ⊂X| |┗━━┛┗━━┛| ノ
│ へ_ソ \__| /(。。)\ |__/
│ │ | \____/ |
ヘ \ \__/ / <オッケーオッケーwwwwwwwwwwwwwwww
\  ̄ ̄ /
\__/
257 :
以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします
[sage]:2009/12/28(月) 12:38:27.90 ID:cbXrcgDO
俺なんて会社潰れるぜバカヤロウ
258 :
◆1otsuV0WFc
[sage saga]:2009/12/28(月) 16:00:02.92 ID:YTHhJDEo
召喚士「凄いですね…!」
眼鏡「そうかい?そんな大した事でもないよ」
盗賊「……かわいい」
眼鏡「ソロだと連絡手段とか、どうしてもね…」
戦士「なるほど…。そういう方法もある」
召喚士「パーティーは組まれないんですか?」
眼鏡「うーん…なんか、苦手でね…」
盗賊「……」
眼鏡「一人の方が…気楽だしね」
戦士「まぁ、確かになぁ」
四人が話をしていると、一頭の犬が走り戻ってくる。
眼鏡「おっ、帰ってきたようだね!」
タッタッタ
眼鏡は犬の首輪より、紙を取り外す。
眼鏡「よーしよし、ご苦労様」
259 :
◆1otsuV0WFc
[sage saga]:2009/12/28(月) 16:02:07.19 ID:YTHhJDEo
眼鏡はポケットから餌を取り出すと掌に乗せ、犬に与える。
カサカサッ…カサ
眼鏡「……厄介だな」
盗賊「…?」
眼鏡が戦士へ紙を手渡す。
召喚士「なんて…?」
戦士「…一番高台の鉱山に、…潜りやがった!」
召喚士「!?…それって」
眼鏡「ああ…最良質な鉱石が取れる鉱山だ」
召喚士「という事は…!?」
戦士「裏を返せば…一番面倒な鉱山だよ」
盗賊「……」
戦士「まぁ素人じゃ…深くまでは潜れないだろうけどな」
眼鏡「ただ…入っていきなり魔物が出る可能性もあるからね…」
召喚士「急いだ方が良さそうですね…!」
260 :
◆1otsuV0WFc
[sage saga]:2009/12/28(月) 16:49:50.66 ID:YTHhJDEo
戦士「ああ」
召喚士「眼鏡さんっ!ありがとうございました!」
眼鏡「あ…っ」
タッタッタ…
三人は眼鏡に礼を言うと、高台の鉱山目指して去って行った。
眼鏡「……」
〜高台の鉱山〜
タッタッタ…
入り口の前には一人の男が立っている。
ワーカー「…眼鏡の使いかっ!?」
召喚士「女の子が一人ここに…」
ワーカー「一人?いや、男女4人だったが…」
召喚士「…?」
戦士「どういう事だ…?」
ワーカー「何でも奥にいる商人へ届け物だとか言ってたが…」
261 :
◆1otsuV0WFc
[sage saga]:2009/12/28(月) 17:02:48.91 ID:YTHhJDEo
盗賊「…届け物…?」
召喚士「中に…商人が?」
ワーカー「さぁ…?俺もさっき代わったばかりだしな…」
戦士「どういう事だ…?」
召喚士「……何故、確認しないんです…!」
ワーカー「…?」
召喚士「くそっ!!」
ダッ
戦士「おいっ、召喚士!!」
盗賊「…!」
タッ!!…
急ぎ、走る召喚士を追って、戦士と盗賊も鉱山内へ入る。
〜鉱山〜
DQN男「リーダーの言う通りだったな…!ひゃははっ」
リーダー「交代のタイミングさえ狙えば…入るのなんて簡単だよなっ」
262 :
◆1otsuV0WFc
[sage saga]:2009/12/28(月) 17:14:53.48 ID:YTHhJDEo
DQN女「ホント、ワーカーなんてバカばっかりだよねぇ〜」
鍛冶娘「本当に…魔物大丈夫なの…?」
DQN男「あぁん?どうかねー」
鍛冶娘「私らじゃ勝てないよ。きっと…」
DQN男「バッカじゃねぇの?リーダーの強さ知らねーだろ?」
DQN女「そうそう!そこらのヘボワーカーよりよっぽど強いんだから!」
リーダー「任せとけって!魔物なんざ俺がブッ倒してやるよ!」
鍛冶娘「……」
…
タッタッタッタッタ
戦士「気配はあるかっ!?」
盗賊「…まだだっ、…しかし」
召喚士「…?」
盗賊「…おそらく…道が複数ある」
戦士「あーもうっ、メンドくせぇ!!」
263 :
◆1otsuV0WFc
[sage saga]:2009/12/28(月) 17:22:56.60 ID:YTHhJDEo
タッタッタ…
召喚士「分かれ道だ…っ!」
三人の前には道が二手に分かれている。
戦士「どうする!?」
盗賊「…」
召喚士「今の戦力で…別行動は無理がある…」
盗賊「…だな」
戦士「右か左か…」
召喚士「盗賊さん…分かりますか?」
盗賊「…特に…気配は」
戦士「一か八か行くしかねぇな…!」
召喚士「……右から行こう!」
戦士「おっし!」
召喚士は紙を手に取り、地図を記す。
召喚士「あとは……」
264 :
以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします
[sage]:2009/12/28(月) 17:34:48.29 ID:lRaCesDO
DQNには相応の罰が必要なのは確定的に明らか
DQNは痛い目にあって後悔することになる
265 :
以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします
[sage]:2009/12/28(月) 17:37:48.78 ID:BE5ukt.o
憎まれっ子世に憚る、とも言う
266 :
◆1otsuV0WFc
[sage saga]:2009/12/28(月) 17:38:11.75 ID:YTHhJDEo
召喚士はナイフで地面を削る。
戦士「なるほど。目印か…」
召喚士「うん…。万が一、何かあったら…」
盗賊「……」
召喚士は矢印と簡単な一文を、地面に書き込む。
召喚士「よっし…と」
戦士「この先も分かれてねぇだろうな…」
盗賊「……可能性は…ある」
戦士「はぁ…もう運任せだわな…」
召喚士「さて、行こうか」
盗賊「…うむ」
タッタッタッタッタ…
…
カツンッ…
鍛冶娘「……?」
267 :
◆1otsuV0WFc
[sage saga]:2009/12/28(月) 17:49:03.75 ID:YTHhJDEo
DQN女「どうしたの〜?」
鍛冶娘「何か…聞こえなかった?」
鍛冶娘は背後を振り返る。
DQN男「気にしすぎだろ!ひゃははっ!」
鍛冶娘「……」
ゴトッ…カラカラッ…カタッ…
鍛冶娘「!?」
DQN女「なっ、何っ!?今の音…!?」
鍛冶娘「ほらっ!やっぱり何か…」
DQN男「やべぇよ!に、逃げろ…っ!!」
リーダー「お、おいっ!押すなっ!」
DQN「う、後ろから何か来てるって!!」
リーダー「あん…?ただの物音……」
ウオオォォォンッ!!
リーダー「…っ!!」
268 :
◆1otsuV0WFc
[sage saga]:2009/12/28(月) 18:10:55.22 ID:YTHhJDEo
鍛冶娘「なっ、何!今の…!?声!?」
DQN女「お前ら早く前行けよっ!!」
リーダー「だ、だから押すなってっ!!」
四人は大慌てで広間へ抜ける。
DQN男「ヒャ…ヒャハハッ!!」
DQN女「ちょっと…!!なんでっ・・・なんでぇ!!」
鍛冶娘「……い、行き止まり…!?」
リーダー「はぁ…はぁ…はぁ…う…っ!」
カラカラッ…カツッ…
DQN女「どど、どうすんのよぉ!!」
リーダー「うぅ…っ!!」
鍛冶娘「…っ!!」
DQN男「おいっリーダー!は、早く何とかしろよっ!!」
リーダー「……はぁ…はぁ」
コツ…ッ…ザッ……ザッ…ザッ…
269 :
◆1otsuV0WFc
[sage saga]:2009/12/28(月) 18:14:34.65 ID:YTHhJDEo
…
戦士「くっそぉ…コッチも行き止まりかよ!」
召喚士「…はぁ」
召喚士は地図を追記する。
ォォ…
盗賊「…!?」
戦士「どうした…?」
盗賊「…声…?」
召喚士「!?」
戦士「…どっちだ!」
盗賊「…遠くて…だが、こっち…か」
盗賊が声の方角を指差す。
召喚士「急ぎましょう!!」
戦士「ああっ!」
タッタッタッタッタ…
270 :
以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします
[sage saga]:2009/12/28(月) 18:25:38.36 ID:YTHhJDEo
体調不良につき帰ります…ノシ
頭痛と吐き気が…おえ。夜来れないかもです。すいませんorz
271 :
以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします
[sage]:2009/12/28(月) 18:31:00.45 ID:5.lyQ.SO
無理しないで
身体には気を遣って下さい
272 :
以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします
:2009/12/28(月) 18:56:35.62 ID:CG/O.hA0
この時期に体壊すと厄介なんだから、治るまで更新止めたら?
誰も文句は言いませんぜ
273 :
◆1otsuV0WFc
[saga]:2009/12/28(月) 20:22:51.77 ID:7fpkNkco
…
DQN女「来た…っ、来たよぉ!!」
ザッザッザ…
DQN男「リーダー!?リーダー!!」
ザッザッザ…
リーダーは震える両手で剣を構える。
リーダー「……っ」
袋小路の一本道より、複数の魔物が姿を表す。
DQN男「…ココッ、コボルトだっ!!」
コボルト「ウオォォンンッ!!」
鍛冶娘「……ど、どうするの!?」
DQN女「ちょっとぉ!リーダー!!」
リーダー「くっそ…、くっそぉ…っ!」
コボルト「ウオォォォ…」
コボルトが四人の近くへ、ゆっくりと歩み寄る。
274 :
以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします
[sage]:2009/12/28(月) 20:27:54.56 ID:dPIcT2Yo
休むべきときは休めよ
275 :
以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします
[sage]:2009/12/28(月) 20:30:03.25 ID:3bqmOIDO
こんな事言うのも何だが、体の調子が悪いなら今日はもう止めて調子戻すのに専念したら?
べ、別に1の心配なんかしてないんだからね!!
276 :
以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします
[sage]:2009/12/28(月) 21:01:33.52 ID:dPIcT2Yo
ところで召喚師は何故急に魔翌力が無くなったんだ?
277 :
以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします
:2009/12/28(月) 21:10:24.87 ID:bzZWdZk0
>>276
えっ
278 :
以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします
[sage]:2009/12/28(月) 21:10:29.00 ID:NF.70xoo
>>276
精神的な問題かそれともコカトリスに乗って直接魔翌力を注ぎ込むなんて無茶をしたからかどっちか。
といっても昨日の今日で明らかになってないけどな。
279 :
以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします
[sage]:2009/12/28(月) 21:11:11.64 ID:0mddujgo
女っ気が足りないから
280 :
以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします
[sage]:2009/12/28(月) 21:14:52.42 ID:dPIcT2Yo
あれ・・・・・
俺
>>1
に休むべき時は休めなんて言ったっけ
記憶喪失か?いやボケてるだけだよな
281 :
以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします
:2009/12/28(月) 21:19:32.42 ID:HCHZs6DO
体調が良くない時は無理をしないで下さいね。
更新は楽しみだけど、
>>1
が倒れちゃったら元も子もないからね。
今まで休みなしだったんだから、年末年始くらいは休んでも誰も文句言わないよ。
282 :
以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします
[sage]:2009/12/28(月) 21:43:09.23 ID:FgcWaUSO
>>1
は俺の嫁
だから無理せず休め
283 :
以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします
[sage]:2009/12/28(月) 21:44:38.15 ID:VkcvzrAo
>>273
ニア命を大切に
殺してでもうばいとる
284 :
以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします
[sage]:2009/12/28(月) 21:46:11.86 ID:Gxot0IDO
>>1
乙
みんなも言ってるけれど体調良くなかったらゆっくり休んでくれていいんだぜ
285 :
以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします[sage]
[[sage]]:2009/12/28(月) 21:47:41.38 ID:9hB1c/g0
>>1
に秘通用なのは…
a.おかゆ
b.バファリン(半分は愛情
c.生薬系の胃腸薬
d.パイ○リ
望むなら〜全部あげるけど♪
とりあえず、ポカリ系で水分補給ww 頭痛にも、吐き気にも緩和効果アリなのww
ほうじ茶&玄米茶とかの〜温かいモノもいいのよww
286 :
以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします
[sage]:2009/12/28(月) 21:51:05.24 ID:k577ckAO
しかしここの
>>1
はほんと凄いわ
これだけ面白い話を仕事しながら毎日投下し続けて、ボキャブラリもあって、あっちのスレも書ける・・・
んで、人も良いってなんなのwwwwこんな才能欲しいわwwww
287 :
以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします
[sage]:2009/12/28(月) 21:51:21.82 ID:KRIVZKEo
おいパイ○リってなんだおい
288 :
以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします
[sage]:2009/12/28(月) 21:54:31.00 ID:5o6qB5wo
仕事してんのかは甚だ疑問だがなww
289 :
以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします
[sage]:2009/12/28(月) 22:40:39.29 ID:zAZwrM.0
>>1
…アンタは羨ましいな…
才能もあって…こんなに沢山の人に愛してもらえて…
俺も>>1が好きだけどな…だから休んでくr…休んでください!
290 :
以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします
:2009/12/28(月) 23:26:37.81 ID:bLcXOvYo
楽しめればそれでいいでしょ
プライベートまで詮索するのはNG
291 :
以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします
:2009/12/28(月) 23:28:12.62 ID:bLcXOvYo
楽しめればそれでいいでしょ
プライベートまで詮索するのはNG
292 :
以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします
[sage]:2009/12/28(月) 23:29:39.93 ID:2XbnKsAO
お前ら優しいな
293 :
以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします
[sage]:2009/12/28(月) 23:29:54.49 ID:UQd5eCEo
大事なことなので(ry
294 :
以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします
[sage]:2009/12/28(月) 23:34:57.51 ID:RUXPfgo0
乙!
ゆっくり休んでくれ
295 :
以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします
:2009/12/28(月) 23:39:12.74 ID:bLcXOvYo
すまん、2回書き込んでしもた
296 :
以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします
:2009/12/28(月) 23:44:47.79 ID:VRnf4dI0
>>295
お前は結構大事なこと言ったと思う
297 :
以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします
[sage]:2009/12/29(火) 00:08:46.06 ID:zqsDCcDO
>>1
乙
お大事にな
しかし…予告がよりによって【涙】とは…
…まさ…か…
298 :
以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします
[sage]:2009/12/29(火) 00:09:56.40 ID:8x4FFeIo
おいやめろ
そんな結果にして誰得だよ
299 :
以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします
:2009/12/29(火) 00:10:32.45 ID:7Mwq68M0
しかし、最近は魔道士や盗賊との絡みがないな お前ら
AA用意したのに使うタイミングなくて 少し悲しい俺
300 :
以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします
[sage]:2009/12/29(火) 00:12:40.98 ID:Q7mUG2AO
見ててイライラするからDQN共はコボルトに引き裂かれて死んでよし
あと王子も
301 :
以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします
[sage]:2009/12/29(火) 00:22:16.79 ID:9mCjRISO
この娘は痛い目みたほうがいい
客の前であの態度はいただけないからな!
302 :
以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします
[sage]:2009/12/29(火) 09:22:35.82 ID:tbIj/DQo
ツンデレ娘は素直じゃないだけなんだ
本当は好きな戦士の前でさえあれなんだから
あんまりひどい目にはあわないで欲しい
303 :
以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします
:2009/12/29(火) 09:31:14.87 ID:KjEHFYAO
ツンデレ娘はソバカスが気になるお年頃なんだよォ
304 :
以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします
[sage saga]:2009/12/29(火) 09:37:37.15 ID:2UAFZNgo
おはようございます!結局あのまま寝てしまいました…orz
みんなのヌクモリティに泣いた…!本当にありがとうございます!
今日はアレが1日目でアレだけど、頑張って仕事納めするさアハハ
305 :
以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします
[sage]:2009/12/29(火) 09:54:32.25 ID:SPE2twDO
>>1
おはよー…ってアレが一日目…だと…?
まさかお前…
306 :
以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします
[sage]:2009/12/29(火) 10:02:49.17 ID:KfPvwF6o
ええええええええええええええええええええええ
まさかの・・・
307 :
以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします
[sage]:2009/12/29(火) 10:04:31.76 ID:tbIj/DQo
生意気なガキの性別が実は…みたいな展開は大好物だが
こ、これは…
超法規的措置 見なかったことにしよう!
308 :
以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします
[sage]:2009/12/29(火) 10:06:54.10 ID:NVmXx0Io
まさか本当の意味で
>>1
は俺の嫁だったとはな
309 :
以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします
[sage]:2009/12/29(火) 10:10:52.82 ID:89tkXX.o
待て慌てるなこれは王子の罠だ
310 :
以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします
[sage saga]:2009/12/29(火) 10:15:38.81 ID:2UAFZNgo
違いますよwwアレってビックサイ(ry
性別は前も言いましたがフタナリのバイですから!アレはないです
変な誤解を招いてしまい、ごめんなさいね。エヘヘ!↓続き
311 :
以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします
[sage]:2009/12/29(火) 10:16:51.93 ID:KfPvwF6o
紛らわしいってれべるじゃねーぞwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwww
312 :
以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします
[sage]:2009/12/29(火) 10:17:46.39 ID:/dlzyKko
ぼくも男の子の日
313 :
以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします
[sage]:2009/12/29(火) 10:22:48.13 ID:tbIj/DQo
わざとだ絶対わざとだ
314 :
◆1otsuV0WFc
[sage saga]:2009/12/29(火) 10:23:19.99 ID:2UAFZNgo
ザッ…ザザッ…
鍛冶娘「出口が…っ!?」
コボルト「…ウオオォォ」
リーダー「あぁっ…うわあぁぁっ!!」
ザシュッ!!…ドサッ…
リーダーが正面のコボルトに斬りかかる。
DQN女「…やった!倒した、倒したよっ!」
リーダー「はぁー…はぁ…っ!」
DQN男「まだ来る!早く!早くーっ!!」
コボルト「ウガアァッ!」
ビシュッ!!
リーダー「…え…っ」
二匹目のコボルトがリーダーの左腕に剣を突き刺す。
DQN女「きゃあぁっ!!」
ズズズ・・・ブシュッ…ドサッ
315 :
以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします
:2009/12/29(火) 10:27:00.35 ID:qVYPR2SO
リーーーダアアアアア!!!!
316 :
◆1otsuV0WFc
[sage saga]:2009/12/29(火) 10:37:20.81 ID:2UAFZNgo
リーダー「ぎゃあぁぁっ!!…うぅ…っ!」
コボルトが剣を振り上げると、リーダーの左腕が地に落ちる。
鍛冶娘「……っ!!」
DQN男「うわあぁっ!もうっ、もうだ、ダメだぁ!!」
リーダー「うぅ…ちくしょおっ!!」
ガスッ!!
リーダーは片手で剣を振り回し、前方のコボルトを斬りつける。
致命傷には至らないが、コボルトは斬られ、後方に下がっていく。
リーダー「はぁ…っ!…はぁ、はぁ」
鍛冶娘「…血が…っ!止血しないと…!!」
リーダー「はぁっ……はぁ…っ!」
鍛冶娘「リ、リーダー…!?」
リーダーは更に前方へ足を進め、コボルト達に近づく。
コボルト「…ウウゥゥゥッ」
バシュッ!!…ドッ…ゴロゴロ…
317 :
以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします
:2009/12/29(火) 10:40:30.35 ID:MOLaAEDO
regnumtria〜三国志戯伝〜
http://regnumtria.net/friend/check.php?c=vqgqDHb66C5.Y
三國志無料オンラインゲーやろうず(´・ω・)
318 :
◆1otsuV0WFc
[sage saga]:2009/12/29(火) 10:45:05.38 ID:2UAFZNgo
突如背後からの一閃により、コボルトの首は体より離れ落ちる。
ザッザッザ…
背後の道より二つの姿が現れる。
一つは剣を手にしたコボルト、もう一つは黒いローブの姿。どちらも魔物である。
リッチ「…なにやら血の臭いがすると思えば…」
コボル「俺様に黙って楽しそうな事してるじゃねぇか…!」
DQN男「う、うわあぁっ!また…来た…っ!」
リッチ「ほぅ、人間デスか…!これは甘美な…」
周囲のコボルトが後方に退く。
コボル「おう、今度は俺様が相手だ。ほれかかって来い」
リーダー「…うぅ…っ!!」
コボル「そんなに震えるなよ。いたぶりたくなるだろ…」
リーダー「…う、うわあぁっ!!」
リーダーは勢いよく、コボルに斬りかかる。
シュッ……ザンッ!!…ドシャアッ…
319 :
◆1otsuV0WFc
[sage saga]:2009/12/29(火) 10:53:18.00 ID:2UAFZNgo
リーダーの一撃をいとも簡単にかわしたコボルは、
ガラ空きの喉元を一閃し、リーダーは地に伏せた…。
鍛冶娘「…うぅ…っ!!」
コボル「さーて、食っていいぞお前ら」
コボルの一声で、コボルト達が一斉にリーダーめがけ飛びつく。
ガツガツッ…グシュッ…ベキッ!!…
DQN男「…っ…うげぇ…っ!!おえっ!」
リッチ「あと3人…男は餌に、女は……」
コボル「……嬲ってから俺様が食ってやるよ」
DQN女「…は、はははっ!……はっ…はっ!」
鍛冶娘「…くっ!……はぁ…はぁ…!」
リッチは鍛冶娘の元へ近づく。
ガシッ!!
リッチの腕が鍛冶娘の首を掴み、持ち上げる。
鍛冶娘「……っ!」
320 :
以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします
[sage]:2009/12/29(火) 10:58:03.96 ID:NVmXx0Io
リーダーあっさり死んじゃったな・・・
321 :
以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします
:2009/12/29(火) 11:07:47.04 ID:z5q7Xgc0
おいwwwwwお前らがあんまりDQN氏ねっていうからあっさりリーダー氏んじゃったぞwww
ざまぁwwwwwwwww
322 :
◆1otsuV0WFc
[sage saga]:2009/12/29(火) 11:09:02.69 ID:2UAFZNgo
リッチ「……生娘か。これは…なかなか」
鍛冶娘「くぅ…っ!!」
鍛冶娘はリッチの腕を両手で掴む。
リッチ「それに…器量も良さそうデスね…フフフ」
パッ…ドサァッ!!
鍛冶娘「う…っ!!」
リッチ「命乞いでもしたらどうデス?フフフ…!」
リッチは地面に倒れる鍛冶娘めがけ言い放つ。
鍛冶娘「……だ、誰が…っ!!」
リッチ「思った通り…器量もいいデスね。楽しめそうだ」
言い終えると、リッチは背後を振り向く。
DQN女「お願いしますっ!助けて…っ!助けてぇ!!」
DQN男「どうか…!命は…っ!!お願いします!仲間になりますぅ!」
コボル「ぎゃははは!なんだコイツら…?助かると思ってんの?」
323 :
◆1otsuV0WFc
[sage saga]:2009/12/29(火) 11:17:55.24 ID:2UAFZNgo
ドグッ!!
DQN男「うげぇ…っ!!」
コボルは腹部を蹴り飛ばし、頭を掻く。
コボル「つまんねーなぁ……。もういいや」
コボルは周囲のコボルトに手で合図を送る。
コボルト「ウオオォォッ!!」
コボルトが二人へ一斉に飛びかかる。
DQN男「うわあぁっ!!うわあぁぁ!!」
バリィッ!!……ザスッ…バッ…
DQN女「やだぁ!!いや…っ!いやああぁぁっ!!」
コボル「ぎゃははは!食えっ!犯せっ!ぎゃはははっ!!」
リッチ「……立ちなサイ」
鍛冶娘「……」
呆然と座り込む鍛冶娘へ、リッチが顔を近づけ話しかける。
鍛冶娘「……………」
324 :
以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします
[sage]:2009/12/29(火) 11:17:57.85 ID:tbIj/DQo
戦士早く
ツンデレがヤンデレ進化してしまう
325 :
以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします
[sage]:2009/12/29(火) 11:21:45.17 ID:9oxM4AEo
「〜デスね」って喋り方のせいでリッチがタラヲに見えてきた
326 :
◆1otsuV0WFc
[sage saga]:2009/12/29(火) 11:25:33.51 ID:2UAFZNgo
リッチ「仕方ないデスね」
リッチは立ち上がり、壁に向け両手を伸ばす。
ドンッ!!…ベキベキィ…ビキィッ!!
リッチの魔法により、壁より蔓のような土が、無数に伸びる。
土の蔓は、鍛冶娘の全身にまとわり付き、壁に括りつけられる。
鍛冶娘「くぅ…っ…!!」
リッチ「さぁ…目を開いてよく御覧なさい…」
ガシュッ…ドスッ…ドズゥッ…
リッチ「お友達が犯され…生きたまま餌となる光景を…」
DQN女「ひっ…!ひぐぅ…っ!……っあ!!」
DQN男「は…はははっ!!あははああぁっ!!」
リッチ「…次は…貴方の番デス♪」
シュバッ!!…ドスッ!!
リッチ「……!?」
ザッザッザッザッザ…
327 :
以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします
[sage saga]:2009/12/29(火) 11:26:58.37 ID:2UAFZNgo
>>325
おいやめろ。真下に書いちゃったじゃないデスか
328 :
◆1otsuV0WFc
[sage saga]:2009/12/29(火) 11:32:20.25 ID:2UAFZNgo
真横からの突然の剣撃に、リッチは吹き飛ばされる。
リッチ「…・・・何者デス?」
眼鏡「……」
眼鏡は鍛冶娘と後方のコボルト達を見る。
眼鏡「……畜生共め」
コボル「…あん?なんだアイツ?」
ザッザッザ…
コボル「新たなお客さんか?」
リッチ「そのようデス。始末しなサイ」
コボル「言われなくても」
コボルは剣を構え、眼鏡の前へ歩み寄る。
眼鏡も右手で剣を構え、コボルを睨む。
鍛冶娘「……っ!!」
コボル「ひゃはっ!!」
シュオンッ……ザシュゥゥ…
329 :
以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします
[sage]:2009/12/29(火) 11:35:05.74 ID:LX/ckgDO
土のカオスktkr
てか眼鏡意外にカッコいいぞ
330 :
◆1otsuV0WFc
[sage saga]:2009/12/29(火) 11:39:41.84 ID:2UAFZNgo
コボル「………!?」
眼鏡「……」
眼鏡は剣に付いた血を振り払う。
コボル「ちぃ…!」
コボルは脇腹をこすり、血を拭う。
眼鏡「お前…弱いね」
コボル「な、なんだとぉ…!?……うらあっ!!」
ザシュッ!!……ボトボトッ…
コボル「…あ…あぁ…っ!!」
眼鏡「両腕の次は…両足にしようか?」
コボル「……お、おい…リッチ!!」
コボルが声をあげた瞬間、眼鏡の剣が振り下ろされ、
コボルを両断した後、炎に包まれた…。
チンッ……ドシャアッ…ゴオオォォ…
眼鏡「……」
331 :
以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします
[sage]:2009/12/29(火) 11:41:46.01 ID:VnDRgIDO
火属性の人きたー
332 :
◆1otsuV0WFc
[sage saga]:2009/12/29(火) 11:46:08.54 ID:2UAFZNgo
リッチ「…そこまでデス」
眼鏡「その子を離せ」
リッチ「離すと思いマスか…?」
眼鏡「お前の感情は聞いてないよ」
リッチ「……」
ドドンッ!!…ゴゴゴゴゴゴ…
眼鏡「!?」
リッチが地面に手をかざすと、地響きと共に床が抜ける。
眼鏡「しまっ…」
鍛冶娘を抱えたリッチが穴の中へ落ちていく。
眼鏡「……」
眼鏡は後方のコボルトと二人を見る。
コボルト「ハッ…ハッ…ハッ、ハッ!!」
DQN女「…うっ…うっ…っ…」
ザシュッ!!…ドスッ…バシュウゥ!!…ザンッ!!
333 :
以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします
[sage]:2009/12/29(火) 11:49:15.21 ID:tbIj/DQo
さすがソロ強い
334 :
◆1otsuV0WFc
[sage saga]:2009/12/29(火) 11:51:11.00 ID:2UAFZNgo
眼鏡はコボルト達を一気に葬り去ると、剣を鞘に納めようとする。
眼鏡「……」
DQN女「…っう……うぅ…っ」
DQN男「………あ…ぁ……ぅ」
眼鏡「………っ」
ザシュ!!バシュッ!!……ゴオォォォ…
眼鏡は胸に手を当て、剣を鞘に納めた。
タタッ!!……ザッ!!
盗賊「…!?」
召喚士「眼鏡……さん!?」
戦士「…こ、これは!?」
眼鏡「やぁ、君達か!」
召喚士「何で…眼鏡さんが!?」
眼鏡「ちょっと心配になってね。手助け出来ないものかと…」
召喚士「そうでしたか…!」
335 :
以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします
[sage]:2009/12/29(火) 11:53:58.37 ID:NVmXx0Io
DQN男女はトドメさされたのか?
336 :
◆1otsuV0WFc
[sage saga]:2009/12/29(火) 11:56:09.23 ID:2UAFZNgo
眼鏡「君達だろ?地面に目印を残してくれたのは」
召喚士「え、は…はい」
眼鏡「君らの逆を辿ったお陰で辿り着けたよ」
盗賊「…」
召喚士「助かりました。ありがとうございます!」
戦士「そ、それより……これは!?」
眼鏡「……人間…だったものだ」
盗賊「!?」
戦士「ま…まさか…っ!鍛冶娘…はどこに!?」
眼鏡「まだ…生きている。急ごう」
眼鏡は地面に空いた穴を見つめる。
召喚士「この下か……」
眼鏡「罠かもしれないよ?」
戦士「……行くしかねぇ!!」
召喚士「うん!!」
337 :
以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします
[sage]:2009/12/29(火) 11:57:14.30 ID:tbIj/DQo
え?
338 :
以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします
[sage]:2009/12/29(火) 12:00:24.00 ID:/hlsrFc0
生かして苦しませるより、楽にしてやったのか・・・
339 :
◆1otsuV0WFc
[sage saga]:2009/12/29(火) 12:09:43.91 ID:2UAFZNgo
スタッ…
盗賊はロープを放し、合図を送る。
それに合わせ、三人がロープから地面に飛び降りる。
盗賊「…通路が…一つ」
召喚士「この下か……」
戦士「先頭は俺が行く…!」
召喚士「眼鏡さん!背後を…!」
眼鏡「うん」
ザッザッザッザッザ…
戦士「……明かりだ」
暗い道を抜けると、巨大な広間が出迎える。
盗賊「…!?」
目の前には鍛冶娘を抱えたリッチと巨大な石像が待ち構える。
召喚士「…石像…!?いや、土…か?」
眼鏡「……」
340 :
◆1otsuV0WFc
[sage saga]:2009/12/29(火) 12:15:59.23 ID:2UAFZNgo
戦士「鍛冶娘っ!!」
リッチ「ご安心を…気を失っているだけデス」
リッチは鍛冶娘を上空に放り投げる。
途端に壁から土の蔓が伸び、鍛冶娘を壁に縛り付ける。
召喚士「…!!」
リッチ「人間共…。我が寝床を荒らしおって…」
盗賊「……」
リッチ「もういいデス。覚悟しなサイ」
リッチは両手を頭上へ高く掲げ、魔法を放つ。
黒い光が石像全体を包んでいく。
戦士「…な、何だ!?」
ゴゴゴゴゴゴゴゴ…ズズッ…ビキィッ!!…
召喚士「せ、石像が…っ!!」
盗賊「…!!」
巨大な石像は目に光が宿り、右足を一歩前に進めた。
341 :
◆1otsuV0WFc
[sage saga]:2009/12/29(火) 12:21:08.12 ID:2UAFZNgo
ズゥンッ!!…ドズウゥゥンッ!!
リッチ「スプリガン…始末しなサイ!!」
スプリガン「グオオアアァァァッ!!」
盗賊「来るぞっ!!」
スプリガンは巨大な剣をパーティーへ振り下ろす。
ゴアオッ!!……ズドオオォォンッ!!
戦士「…ちぃっ!!」
眼鏡「……凄いな!」
召喚士「……!!」
リッチ「フフフ!さぁ、死になサイ!!」
眼鏡「アイツは任せてくれっ!!」
タンッ!!
眼鏡は横に飛び、リッチの前へ回り込む。
リッチ「…!!」
眼鏡「さぁ…かかってくるがいい」
342 :
◆1otsuV0WFc
[sage saga]:2009/12/29(火) 12:25:42.68 ID:2UAFZNgo
リッチ「何を勘違いしてイル?」
眼鏡「……」
リッチ「こんな満月の夜に…私の相手だと?」
眼鏡「……だから何だよ」
リッチ「…いちいち癇に障る奴デスね!!」
リッチが両手を突き出し、地面の土が隆起する。
眼鏡は突き出る土の針を左右にかわし、前進する。
ドズウウゥゥンッ!!
戦士「ど、どうすんだ!?」
盗賊「やるしかないっ!!」
盗賊は蜘蛛切を抜き、スプリガンの左足へ飛びかかる。
スプリガン「!?」
ヒュンッ!!…タッ…タタッ…
左足に乗った盗賊は、そのままスプリガンの脇腹を薙ぎ払う。
シュバッ!!……ギィン!!…パラパラッ…
343 :
以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします
[sage]:2009/12/29(火) 12:58:27.52 ID:yD/L.q60
皆が嫌ってたDQNが一気に片付けられてるww
344 :
以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします
:2009/12/29(火) 13:36:29.50 ID:7XpPbes0
皆に嫌われながらも生きながらえる王子はかなりの実力者ということか・・
345 :
◆1otsuV0WFc
[sage saga]:2009/12/29(火) 13:52:54.34 ID:2UAFZNgo
盗賊「!?」
召喚士「やはり…物理攻撃が効かない!?」
雷切を手に、戦士はスプリガンの足元までかける。
戦士「うおらぁっ!!」
ヒュンッ!!ガギィッ!!……ガカアァァッ!!
スプリガン「!!」
スプリガンの足に突き立てられた雷切から稲妻が発し、
スプリガンの右足から破片がパラパラと落ちる。
戦士「硬ってぇ!!大して効きやしねぇか…!」
召喚士「やはり…魔法がないと…っ!」
盗賊「…くっ!!」
戦士「盗賊!無理するなっ!一旦下がれ!!」
戦士の掛け声で、盗賊が後方に飛ぶ…。
スプリガンは背を曲げ、右腕の剣を強く握り締める。
召喚士「くそ…っ!!どうする…!?」
346 :
◆1otsuV0WFc
[sage saga]:2009/12/29(火) 13:59:46.07 ID:2UAFZNgo
〜鍛冶屋の家〜
おかみ「もう明け方になっちまうよ…」
鍛冶屋「……」
おかみ「あの子も戦士くん達も一体どうしちまったんだろうね…」
鍛冶屋「…もう一回見てくるよ…っ!!」
おかみ「…!?」
鍛冶屋「次は鉱山の方へ行ってくる!」
おかみ「アンタ!?今日は満月なんだし…」
鍛冶屋「……レイピアを進めておいてくれ!」
おかみ「気をつけなよ…っ?」
鍛冶屋「うん。大丈夫大丈夫!無理はしないよ!」
鍛冶屋は荷物を担ぎ、剣を手に取る。
鍛冶屋「じゃ、行ってくる!」
テクテクテク…コンコン
鍛冶屋「…!?」
おかみ「…こんな時間に…誰だい?」
347 :
以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします
:2009/12/29(火) 14:04:15.34 ID:X3JZgkDO
まさか・・
348 :
以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします
[sage]:2009/12/29(火) 14:07:05.41 ID:KfPvwF6o
リーダーがゾンビ化して訪ねてきたんだな
349 :
以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします
:2009/12/29(火) 14:07:36.05 ID:NkQSwUAO
この
>>1
はDQNに恨みでもあるのかと思うほど酷い死に方wwwwwwww
350 :
以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします
:2009/12/29(火) 14:13:46.28 ID:8yofYCwo
「蕎麦お持ちしやした〜!」
351 :
以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします
[sage]:2009/12/29(火) 14:15:08.24 ID:e0UopAI0
眼鏡ってランキング何位くらいなんだろうな?
結構上位だろうことは間違いないかな
352 :
以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします
:2009/12/29(火) 14:21:29.56 ID:8yofYCwo
YBBが規制されたああああああ!
vipに書き込めない(´・ω・`)
353 :
◆1otsuV0WFc
[sage saga]:2009/12/29(火) 14:24:27.90 ID:2UAFZNgo
〜鉱山最下層〜
リッチ「人間のくせに…なんとすばしっこい…!」
眼鏡はリッチの繰り出す土の攻撃を縦横に飛び交わす。
リッチ「まるで獣のような動きデスね!まったく!!」
リッチは両手を掲げ、土の蔓を伸ばす。
ドドォンッ!!ベキベキベキィッ!!…
リッチ「さて…これなら…!!」
眼鏡「……」
眼鏡は左手で土の蔓を掴む。
ガシィッ…ボウンッ!!…ゴオオォォッ!!
リッチ「何…?何故…炎で土を燃やせるのデス!?」
眼鏡「…さぁね!」
ザシュッ!!…ポトポトッ…
眼鏡の剣先が、リッチの左肩を掠める。
リッチ「……何という…事デス!!」
354 :
以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします
[sage saga]:2009/12/29(火) 14:25:36.32 ID:2UAFZNgo
どうせ死ぬのでDQNにしたのです…すいません
別に恨みなんてありませんからね!
355 :
以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします
[sage]:2009/12/29(火) 14:39:11.24 ID:8x4FFeIo
そういう事DEATHか
356 :
以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします
:2009/12/29(火) 14:41:49.18 ID:qVYPR2SO
メガネがベルセルクの細目に見える
357 :
以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします
:2009/12/29(火) 14:46:32.72 ID:7XpPbes0
キテレツ頑張るナリ〜
358 :
以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします
:2009/12/29(火) 14:52:00.50 ID:0tavEJs0
>>357
おいやめろw
359 :
以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします
:2009/12/29(火) 15:00:21.99 ID:NkQSwUAO
眼鏡はNURUPOのカブト臭がしてならなかったが、味方っぽくてよかった
360 :
◆1otsuV0WFc
[sage saga]:2009/12/29(火) 15:03:42.22 ID:2UAFZNgo
眼鏡「もう諦めろ…女の子を離すんだ」
リッチ「そう!そうデス!あの生娘を殺…」
ガシッ!!……ズブゥッ!!
眼鏡「どこまで下衆なんだ…貴様は」
眼鏡は、左手でリッチの頭を掴むと、
右手の剣でリッチの腹部を付き刺した。
リッチ「…グブゥ…ッ!!」
眼鏡「……」
ドゥンッ!!…ゴオォォォッ
眼鏡の左手が激しく燃え上がり、リッチの頭部が炎に包まれる。
リッチ「…クッ…フフフ…!!」
眼鏡「…」
リッチ「ス…プリガン!!」
リッチが叫び、両手を広げると、周辺の土の蔓が消える。
蔓はリッチの体内へ吸い込まれ、両手が強く光る。
361 :
◆1otsuV0WFc
[sage saga]:2009/12/29(火) 15:10:01.03 ID:2UAFZNgo
ドドオォンッ!!バシュウゥゥ…
リッチの両手から放たれた魔力が、スプリガンに降り注ぐ。
スプリガン「……ウオォ…ウオオアアァァッ!!」
戦士「な、何だ…っ!?」
盗賊「…っ!!」
魔力を浴びたスプリガンの体が大きく膨れ上がる。
召喚士「ま…まだ巨大化するのか…っ!?」
戦士「バケモノめ…!!」
スプリガン「ウアオオォォ…コ…ロス…!!」
スプリガンは背を伸ばし、天井へ向け咆哮する。
スプリガン「グオアアアァァァッ!!」
グラァッ……ガシィッ…
眼鏡は蔓から開放された鍛冶娘を両手で受け止める。
眼鏡「こっちは大丈夫!!」
召喚士「ありがとうございますっ!」
362 :
◆1otsuV0WFc
[sage saga]:2009/12/29(火) 15:17:00.68 ID:2UAFZNgo
戦士「後は……コイツだけだっ!」
召喚士「倒せるのか…!?」
ザッ
眼鏡「無理…だろうね」
召喚士「!?」
眼鏡は鍛冶娘を横へ寝かせる。
眼鏡「あれは並大抵のものじゃ倒せないよ」
召喚士「眼鏡さんでも…無理ですか?」
眼鏡「無理だろうね」
眼鏡はスプリガンを見上げ、呟く。
タンッ!!
盗賊「…どうする?」
召喚士「退くしかないだろうね…」
眼鏡「賢明だ」
戦士「ちくしょう…仕方ねぇか…!」
363 :
◆1otsuV0WFc
[sage saga]:2009/12/29(火) 15:23:00.45 ID:2UAFZNgo
ズズウゥンッ…
召喚士「!?」
スプリガン「……ウゥッ…フ…フフフ」
戦士「何っ!?」
突如スプリガンの左手から土の蔓が伸び、一同を襲う。
眼鏡「!!」
盗賊「…っ!?」
スプリガン「逃がす…わけ…ないじゃあ…ない…デスか!」
スプリガンは更に蔓を伸ばし、叫ぶ。
スプリガン「全員ここで…殺す!殺してやるっ!!」
盗賊が飛び、蔓の上をスプリガンめがけ走る。
タンッ!!タタタッ…
戦士「盗賊っ!!」
戦士も盗賊を追い、地面を蹴りスプリガンへ迫る。
スプリガン「……馬鹿デスね。死になサイ!!」
364 :
以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします
[sage]:2009/12/29(火) 15:39:59.06 ID:L9lRvsDO
あれか、リッチが乗り移ったとかそういうのか。
365 :
◆1otsuV0WFc
[sage saga]:2009/12/29(火) 15:42:10.61 ID:2UAFZNgo
フッ…
盗賊「!!」
突如、スプリガンの放つ無数の蔓が消える。
蔓の上にいた盗賊は、バランスを崩し、宙で体勢を整える。
スプリガン「…フ…フフ!!」
召喚士「盗賊さんっ!!」
スプリガンの左拳が、盗賊を襲う。
盗賊「くぅ…っ!!」
盗賊は腰から鎖を取り出し、左手に巻きつける。
ビュオッ…ジャラッ!!ジャラジャラ…
盗賊の鎖がスプリガンの左腕に巻きつき、
それを振り子に盗賊が拳を交わす。
スプリガン「まだ…まだぁ!!ウガアァァ!!」
スプリガンは左腕を払い、盗賊もろとも壁へ叩きつける。
ブンッ……ズドオオォォッ!!
366 :
以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします
[sage]:2009/12/29(火) 15:46:20.72 ID:LX/ckgDO
俺の盗賊がぁぁぁ(;´゚д゚`)
367 :
以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします
[sage]:2009/12/29(火) 15:47:07.18 ID:wRmS9sSO
ナイス!
>>1
さん!!
さぁ、この調子で王子の始末をっ。
――――――テンプレ――――――
??「危ないっ!!」
ザシュゥ!!
戦士「なっ!?」
召喚士「!?…き、君はっ!」
王子「ぐふっ…よ…よそ見す、するなよっ…。お、お母さ…ん…。」ガクッ
召喚士「お、王子ぃーっ!!」
―――――――テンプレ――――――
368 :
以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします
[sage]:2009/12/29(火) 15:47:52.73 ID:8x4FFeIo
お前は今全魔導師たん?同盟を敵に回した
魔導師マダァ?(・∀・ )
369 :
◆1otsuV0WFc
[sage saga]:2009/12/29(火) 15:47:59.94 ID:2UAFZNgo
戦士「盗賊っ!!」
盗賊「…く…くう…っ!!」
盗賊は壁に足を付け、蜘蛛切でスプリガンの左腕を支える。
召喚士「直撃は避けた!!」
戦士「おう!」
戦士が走り、スプリガンの背後に飛びかかる。
しかし、スプリガンは左腕を引き、右拳で盗賊を殴り潰した。
ブオォッ……ドゴオォッ!!…ベキベキッ…ズズウゥゥン…
召喚士「!?」
戦士「……と、盗賊…!?」
スプリガン「フフ…フフフフ!!」
パラパラッ…
スプリガンがゆっくりと右拳を引き抜く。
パラッ…カツン………ドサァ
盗賊は背中から、地面へと落ちた…。
370 :
以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします
:2009/12/29(火) 15:50:59.99 ID:MOLaAEDO
regnumtria〜三国志戯伝〜
http://regnumtria.net/friend/check.php?c=vqgqDHb66C5.Y
三國志無料オンラインゲーやろうず(´・ω・)
371 :
以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします
[sage]:2009/12/29(火) 15:53:09.31 ID:e0UopAI0
こんな時にユニコーン呼べない召喚士って…
372 :
以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします
[sage]:2009/12/29(火) 15:54:23.71 ID:LX/ckgDO
あぁ…あぁぁぁぁぁぁぁぁぁ!!!!!(´゚Д゚`)
嘘だろ…?
373 :
以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします
[sage]:2009/12/29(火) 15:55:41.87 ID:LX/ckgDO
>>371
そうかユニコーン呼べないのか…
スフィンクスならどぉーん!で勝つるのに…
374 :
◆1otsuV0WFc
[sage saga]:2009/12/29(火) 15:56:54.36 ID:2UAFZNgo
戦士「う…ああぁっ!!」
ザシュッ!!バシュゥッ!!
スプリガン「フ…フフ無駄デス無駄デス…!!そんなものぉ!!」
バキィッ!!…
戦士「くっそ…っ!!」
タッ
眼鏡「怒りに任せて攻撃をするな!死ぬぞ!」
戦士「……す、すまん…っ!」
タタッ!!
召喚士「と、盗賊さん…っ!?」
盗賊「………」
召喚士「盗賊さん!盗賊さんっ!!」
召喚士は盗賊を抱きかかえ、声をかける。
盗賊「………」
召喚士「盗賊さんーっ!!」
375 :
以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします
[sage]:2009/12/29(火) 15:58:26.63 ID:LX/ckgDO
へんじがない ただの…
魔道士ちゃん早くきてー!
376 :
◆1otsuV0WFc
[sage saga]:2009/12/29(火) 16:03:41.45 ID:2UAFZNgo
召喚士は盗賊へ必死に声を掛け続ける。
召喚士「…嘘だ…嘘だろ…!?」
盗賊「………」
召喚士「そんな…っ…」
盗賊「………」
召喚士「……う…」
盗賊「………」
召喚士「うわあああぁぁぁ…っ!!」
盗賊「………」
召喚士「ユニコ…行けっ…ユニコー…」
シュイィィン
召喚士「……あ…え…っ?」
ユニコーン「……」
召喚士「ユ…ユニ…コーン…?」
ユニコーンの角が輝き出し、盗賊の身体を包み込む。
377 :
以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします
[sage]:2009/12/29(火) 16:07:39.93 ID:L9lRvsDO
ユニたんきた!
盗賊ぅー!!
378 :
◆1otsuV0WFc
[sage saga]:2009/12/29(火) 16:09:12.89 ID:2UAFZNgo
召喚士「な…んで…!?」
ユニコーン「……召喚士」
召喚士「……え?」
ユニコーン「……大きくなったな」
召喚士「…!?」
ユニコーン「……頑張れよ」
召喚士「な、何言って……」
ユニコーン「これからも……」
パアアァァッ………シュイイィィンッ…
ユニコーンは盗賊の治療を終えると、消えていった…。
召喚士「…はっ!……盗賊さん!?」
盗賊「……ぅ……っかは!!」
召喚士「良かった…っ!!本当に…!!」
盗賊は咳き込みながら目を開き、スプリガンを見つめる。
盗賊「………っ」
379 :
以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします
[sage]:2009/12/29(火) 16:11:49.55 ID:IkepCB2o
ユニコーン「これからも…・・・童貞であり続けろ・・・・・・」
380 :
◆1otsuV0WFc
[sage saga]:2009/12/29(火) 16:16:02.06 ID:2UAFZNgo
眼鏡「さぁ、退こう」
戦士「……盗賊!?」
召喚士「戦士!盗賊さんは無事だ!!」
戦士「!!……良かった」
眼鏡「さぁ、立てるかい?」
戦士は眼鏡の手を掴むと立ち上がり、出口へ向けて走る。
スプリガン「無理デス!逃げる事など不可能っ!許されぬ!!」
召喚士「!?くそ…っ!!」
戦士「伏せろっ!!」
スプリガンが出口に集まる一同めがけ、大剣を突き刺す。
眼鏡「……くっ!」
眼鏡が手を差し伸べ、炎を放つが無常にも掻き消される。
――「……撃ちますっ!!避けて下さいっ!!」
出口の奥から響く声に、全員が反応し、横へかわす。
その瞬間…出口より、巨大な氷の塊が、スプリガンの大剣を貫いた…。
381 :
以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします
[sage]:2009/12/29(火) 16:20:06.41 ID:cKrVSoDO
>>379
いいとこなのに笑わせんなwwwwww
382 :
以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします
[sage]:2009/12/29(火) 16:20:25.05 ID:pkW9jMIo
きたああああああああああああああああああ
383 :
以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします
[sage]:2009/12/29(火) 16:22:14.33 ID:cXZ6asDO
水忍「姫大丈夫でごさるか?」シュタ
384 :
以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします
:2009/12/29(火) 16:23:22.18 ID:BZX.AAsP
オレの未来の嫁きたあああああああああ!!
385 :
以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします
[sage]:2009/12/29(火) 16:23:30.44 ID:89tkXX.o
>>383
お呼びじゃねーよww
386 :
以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします
:2009/12/29(火) 16:25:57.32 ID:KVE3fkAO
眼鏡「アバンストラッシュ!!!」
387 :
以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします
[sage]:2009/12/29(火) 16:26:39.65 ID:8x4FFeIo
キタ━ヽ(ヽ(゚ヽ(゚∀ヽ(゚∀゚ヽ(゚∀゚)ノ゚∀゚)ノ∀゚)ノ゚)ノ)ノ━!!!!
キタ━ヽ(ヽ(゚ヽ(゚∀ヽ(゚∀゚ヽ(゚∀゚)ノ゚∀゚)ノ∀゚)ノ゚)ノ)ノ━!!!!
キタ━ヽ(ヽ(゚ヽ(゚∀ヽ(゚∀゚ヽ(゚∀゚)ノ゚∀゚)ノ∀゚)ノ゚)ノ)ノ━!!!!
キタ━ヽ(ヽ(゚ヽ(゚∀ヽ(゚∀゚ヽ(゚∀゚)ノ゚∀゚)ノ∀゚)ノ゚)ノ)ノ━!!!!
388 :
以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします
[sage]:2009/12/29(火) 16:29:39.51 ID:LX/ckgDO
盗賊無事だった━━━(゚∀゚)━━━!!
389 :
◆1otsuV0WFc
[sage saga]:2009/12/29(火) 16:33:08.61 ID:2UAFZNgo
テクテクテク…
盗賊「…!!」
戦士「お…お前…!?」
召喚士「……ま…魔道士…さん!!」
ザッ!!
魔道士「お待たせしました…皆さんっ!」
タタッ!!
鍛冶屋「鍛冶娘!!」
鍛冶屋は倒れる鍛冶娘を抱える。
眼鏡「助かった…かな。さぁ、今のうちに!」
スプリガン「……何者デス…?」
魔道士「…皆さんの…仲間です!」
召喚士「魔道士さん…!」
魔道士は一瞬召喚士を見るが、再びスプリガンに目を向ける。
魔道士「やあぁっ!!」
390 :
◆1otsuV0WFc
[sage saga]:2009/12/29(火) 16:37:21.95 ID:2UAFZNgo
ドドドオオォォンッ!!……ガキイィィィンッ!!
魔道士が再び、巨大な氷の塊をスプリガンへ放つ。
スプリガン「こ…これは…っ!?」
巨大な氷は、スプリガンの頭上から体を貫く。
スプリガン「…ぐうぅ…っ!!」
魔道士「まだまだっ!!」
ドドオオォォンッ!!…キイイィィンッ!!
鍛冶娘「……っう…!!」
鍛冶屋「……!!鍛冶娘っ!!」
鍛冶娘は目を開け、鍛冶屋の顔を見る。
鍛冶娘「お父…さん…?」
ドドオォォンッ!!…ギキイイィィンッ!!
鍛冶娘「…な、なに…が…!?」
鍛冶娘は魔道士とスプリガンを見つめる。
鍛冶娘「な…何?……す、凄い…!」
391 :
以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします
[sage]:2009/12/29(火) 16:43:57.78 ID:e0UopAI0
パワーアップしてるのか?
392 :
以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします
[sage saga]:2009/12/29(火) 16:47:25.38 ID:LX/ckgDO
魔道士は迷いから精神的な部分が不安定で魔力が弱まってただけで
真の魔道士の魔力がこれさ、まだまだ強くなるがな
393 :
◆1otsuV0WFc
[sage saga]:2009/12/29(火) 16:49:11.74 ID:2UAFZNgo
魔道士「やあっ!!」
ドドオオォォンッ!!…ギイイィィンッ!!……ガスゥッ!!
戦士「す…凄げぇな…!」
召喚士「威力が…桁違いに上がってる…!」
スプリガン「ぐうぅっ!!……身動き…が…っ!」
魔道士が連続で放つ巨大な氷の針が、スプリガンを貫き続ける。
眼鏡「今のうちに退くんだ」
召喚士「眼鏡さんは…!?」
眼鏡「ここで殿を務める。皆は今のうちに外へ!」
戦士「…大丈夫なのか?」
眼鏡「…た、多分…はは」
召喚士「残ります!」
眼鏡「他人まで巻き込むつもりかい?」
召喚士「!?」
召喚士は鍛冶屋と鍛冶娘を見つめる。
394 :
◆1otsuV0WFc
[sage saga]:2009/12/29(火) 16:51:48.05 ID:2UAFZNgo
召喚士「魔道士さん!」
魔道士「は、はいっ!」
召喚士「ありがとう。行きましょう!」
戦士「盗賊、走れるか?」
盗賊「…うん、大丈夫」
鍛冶娘「……」
鍛冶屋「どうした?行くぞ?」
鍛冶娘「うん……」
タッタッタッタッタ…
召喚士「眼鏡さん!!」
眼鏡「…?」
召喚士「また…後で!必ず!!」
眼鏡「うん。ありがとう!」
召喚士は一礼し、走り去っていく。
眼鏡「………」
395 :
◆1otsuV0WFc
[sage saga]:2009/12/29(火) 16:57:34.40 ID:2UAFZNgo
〜鉱山、外〜
タッタッタッタッタ…
戦士「はぁ…はぁっ…」
鍛冶屋「……」
鍛冶娘「……」
バシィッ!!
鍛冶屋は鍛冶娘の頬を叩く。
鍛冶娘「……ごめんな…さい…っ」
鍛冶屋「…分かっただろう?自分がどれだけ…子供なのか」
鍛冶娘「…うん」
鍛冶屋「年齢じゃないんだ。精神的に大人にならないといけない」
鍛冶娘「はい……っ」
鍛冶屋「彼らを見てごらん…。みんなまだ若い…」
鍛冶娘「……」
鍛冶屋「でもね、みんな…立派な大人なんだよ」
396 :
以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします
[sage saga]:2009/12/29(火) 17:00:57.64 ID:2UAFZNgo
納会イテキマス
397 :
以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします
:2009/12/29(火) 17:02:45.96 ID:8yofYCwo
いってらっさい
398 :
以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします
:2009/12/29(火) 17:04:39.06 ID:eTexmUAO
いてら
399 :
以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします
[sage]:2009/12/29(火) 17:07:54.64 ID:NVmXx0Io
このパーティ盗賊がどう考えてもお荷物だよね
もう盗賊は旅やめて俺と結婚して一緒に暮らそう
400 :
以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします
[sage]:2009/12/29(火) 17:14:37.19 ID:8x4FFeIo
眼鏡テラ怪しいwwwwwwwwwwwwww
まあ僕の魔導師ちゃんが戻ってきてくれたから充分^ww^
これで13とか俺の人生\(^o^)/
401 :
以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします
:2009/12/29(火) 17:15:28.74 ID:7Mwq68M0
>>399
.∵ ● ノ
':. | ̄
_| ̄| / >
402 :
以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします
[sage]:2009/12/29(火) 17:18:48.43 ID:LX/ckgDO
>>399
お前のような輩が盗賊の嫁とは片腹痛いわ
盗賊は同一IDの嫁だからな
403 :
以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします
[sage]:2009/12/29(火) 17:19:39.47 ID:LX/ckgDO
>>401
AA使えてよかったなww
404 :
以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします
:2009/12/29(火) 17:47:35.50 ID:DkTZdJgo
眼鏡=レザードヴァレス
405 :
以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします
[sage]:2009/12/29(火) 17:48:07.78 ID:tbIj/DQo
なんで盗賊も生娘なのに普通になぶり殺そうとされてたのかっていう
あとダンジョン探索に盗賊は絶対はずせないだろうっていう
406 :
◆1otsuV0WFc
[sage saga]:2009/12/29(火) 18:04:23.75 ID:2UAFZNgo
鍛冶娘「……ごめんな…さ…いっ」
鍛冶屋「…うん。みんなに感謝するんだ」
召喚士「……」
魔道士「…み、皆さん!!」
盗賊「…」
魔道士「本当に…ごめんなさいですっ!!」
召喚士「!?」
戦士「いや…別に俺達は…なぁ?」
召喚士「うん…でも、大丈夫なんですか!?」
魔道士「…はい!覚悟を決めて…来ましたから!」
盗賊「……」
魔道士「もう振り返りません。私は商家の娘ではなく…」
戦士「……」
魔道士「このパーティーの、魔道士です…っ!!」
召喚士「魔道士さん…!」
407 :
以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします
[sage]:2009/12/29(火) 18:08:50.77 ID:LX/ckgDO
ユニコーンが気になる…
408 :
以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします
[sage]:2009/12/29(火) 18:10:22.96 ID:vkuNfAAO
ユニコーンの台詞は伏線だろ
409 :
以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします
[sage]:2009/12/29(火) 18:12:01.70 ID:q43wmhYo
成る程……召喚士が童貞を捨てる伏線か……
相手は魔道士だな
410 :
◆1otsuV0WFc
[sage saga]:2009/12/29(火) 18:14:43.85 ID:2UAFZNgo
戦士「いいのか…?もう戻れないぞ?」
魔道士「……戻りません」
盗賊「…魔道士」
魔道士「盗賊さんを見習って…覚悟を決めました!」
召喚士「…本当に、良いんですね?」
魔道士「…モチロンです!!」
召喚士「……」
盗賊「…おい」
戦士「…ほらっ!」
バシィッ!!
戦士が召喚士の背中を叩く。
召喚士「…わ、分かりました!よろしくお願いします!!」
魔道士「はいっ!頑張りますっ!!エヘヘッ!!」
鍛冶屋「お前に…あの覚悟が出来るかい?」
鍛冶娘「……ごめ…っ…んなさい…っ!」
411 :
◆1otsuV0WFc
[sage saga]:2009/12/29(火) 18:19:05.36 ID:2UAFZNgo
…
鍛冶娘「あ…あのっ!」
戦士「…?」
鍛冶娘「まだ…知り合いが三人…いや、二人…」
盗賊「…!?」
召喚士「全部で何人でしたか!?」
鍛冶娘「よ、四人で…」
戦士「!!」
魔道士「ど、どうしました…?」
召喚士「一人は…残念ながら…」
鍛冶娘「やっぱり……うぅ…っ」
召喚士「…あとの二人は…眼鏡さんが保護してくれましたよ」
鍛冶娘「……よ、良かった…!!」
召喚士「おそらく…後ほど…病院へ」
鍛冶娘「ありがとう……ございます」
412 :
◆1otsuV0WFc
[sage saga]:2009/12/29(火) 18:38:33.29 ID:2UAFZNgo
…
召喚士「遅いね…」
戦士「…先に戻るか?」
召喚士「そうだね…。戻ってようか…」
盗賊「…うん」
〜鍛冶屋の家〜
おかみ「おかえりっ!みんな無事!?」
鍛冶屋「なんとか…」
鍛冶娘「……」
おかみ「…まったく、心配かけさせてっ!」
ダッ…!!
おかみは鍛冶娘の元へ走り寄り、強く抱きしめる。
鍛冶娘「ごめんなさい…っ!ほんと…っ…に」
おかみ「まったく…みんなにもお礼を言いなっ!」
鍛冶娘「…うん」
413 :
◆1otsuV0WFc
[sage saga]:2009/12/29(火) 18:44:08.35 ID:2UAFZNgo
召喚士「いや…俺達は特に…」
鍛冶娘「ありがとう…ございましたっ」
戦士「……」
盗賊「…気に…するな」
鍛冶娘「……お父さん」
鍛冶屋「…ん?」
鍛冶娘「レイピア…仕上げなきゃ」
鍛冶屋「!?……うん、そうそう!そうだねっ!」
召喚士「…ははっ」
魔道士「エヘヘ!解決って感じですかね?」
戦士「そうだな…!」
鍛冶屋「さぁ、一気に仕上げよう!」
鍛冶娘「うんっ」
召喚士「お願いします!!」
おかみ「さぁ、アンタらは風呂入って休んどきなっ!」
414 :
◆1otsuV0WFc
[sage saga]:2009/12/29(火) 18:48:45.70 ID:2UAFZNgo
…
召喚士「…ん」
おかみ「お目覚めかい?」
召喚士「あ…すいません…っ!」
おかみ「いいんだよ。ゆっくり休んでおくれ」
召喚士は起き上がり、工房へ向かう。
鍛冶屋「…よし、いいぞ!」
鍛冶娘「はいっ」
ギィンギィン…ジュウゥゥッ!!
テクテクテク…
召喚士「なんか…いいですね」
おかみ「だろ?自慢の夫と…娘だよ」
鍛冶屋と鍛冶娘は、並んで剣を打ち合っている。
鍛冶屋「……うん、オッケー!!」
鍛冶娘「…出来たっ!」
415 :
◆1otsuV0WFc
[sage saga]:2009/12/29(火) 18:52:48.84 ID:2UAFZNgo
…
召喚士「これが…風のレイピア…!!」
鍛冶屋「細身に見えるけど、結界石を練りこんでる分…」
鍛冶娘「強度も問題ないはずです」
召喚士「凄い…。それに…綺麗だなぁ…」
鍛冶屋「でしょでしょ!これはね…」
鍛冶娘「お父さん!!」
鍛冶屋「あ、すまん…。あとこれが…」
鍛冶屋は背後の机から鎖を手に取る。
盗賊「…え…っ?」
鍛冶屋は鎖を盗賊へ手渡す。
鍛冶屋「優秀な相棒が帰ってきたから…完成出来たよ」
盗賊「…ありがとう…ございます!」
戦士「立派なモンだな!」
魔道士「いいですねぇ!カッコイイです!!」
416 :
◆1otsuV0WFc
[sage saga]:2009/12/29(火) 18:56:45.01 ID:2UAFZNgo
鍛冶屋「これはね、こんなカンジで…」
鍛冶屋は鎖を盗賊の腹部に巻きつける。
盗賊「…これ…!?」
鍛冶屋「どうだい?普段は防具としても身につけておけるよ!」
戦士「すげぇ…!!」
鍛冶屋「鎖自体も結界石で出来てるから…強度も心配ないよ」
魔道士「皆さんいいですねぇ…」
鍛冶娘「魔道士さんには…コレ」
魔道士「えっ!?」
鍛冶娘は魔道士に一本の杖を手渡す。
魔道士「…え…これって!?」
鍛冶屋「使い古しの改良型で申し訳ないけど…」
鍛冶娘「時間がなくて…ゴメンナサイ…」
魔道士「いえいえっ!凄い嬉しいですー!ふふっ!」
魔道士は杖を子供のように振り回し、はしゃいでみせる。
417 :
以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします
[sage]:2009/12/29(火) 19:02:34.88 ID:LX/ckgDO
結界石の鉄の塊でできた盗賊が皮装備の魔道士に遅れをとるはずがない
>魔道士は杖を子供のように振り回し、はしゃいでみせる。
(*´∀`*)
418 :
以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします
[sage]:2009/12/29(火) 19:02:56.87 ID:8pGCtgAO
ユニコーン以外の基本召喚獣って空気じゃね?
ぼくのシルフちゃんはどこいったの?
419 :
以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします
[sage]:2009/12/29(火) 19:04:23.10 ID:NVmXx0Io
ユニコーンが基本精霊ってどんなチート性能だよ!
420 :
以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします
:2009/12/29(火) 19:05:53.55 ID:z5q7Xgc0
>>418
それは同一IDの人に頼んで下さい
あと、シルフは俺の横で寝てるから
421 :
以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします
[sage]:2009/12/29(火) 19:05:58.63 ID:LX/ckgDO
サマンダーはともかくウンディーネ………
422 :
◆1otsuV0WFc
[sage saga]:2009/12/29(火) 19:08:38.17 ID:2UAFZNgo
鍛冶屋「戦士くん…斧の付加はどうする?」
戦士「んー…まぁ、今回は…大丈夫です」
鍛冶屋「そうかい?」
戦士「頼もしい魔道士様も帰ってきてくれましたから!」
魔道士「な、何です?それ…っ」
戦士「……褒めてんだよ!」
魔道士「本当ですかぁー?もうっ!」
召喚士「はははっ!」
鍛冶屋「分かった。もし鉱石が手に入ったら、いつでも来てくれ」
戦士「分かりました」
おかみ「鉱山にはしばらく近寄らない方がいいかもしれないね…」
鍛冶娘「……」
おかみ「よーし…、最後だっ!とびきり美味しい物作るからねっ!」
戦士「よっしゃ!待ってました!!」
召喚士「……うん!」
423 :
◆1otsuV0WFc
[sage saga]:2009/12/29(火) 19:10:22.15 ID:2UAFZNgo
…
召喚士「本当にありがとうございました…!」
鍛冶屋「戦士くんの斧の件は、こっちでも調べておくよ!」
戦士「お願いします」
おかみ「いつでも来ておくれよ!!待ってるからさっ!」
魔道士「はいっ!また来ますー!!」
盗賊「…ありがとうございました」
おかみ「おや…?あの子はどうしたんだい?」
鍛冶屋「徹夜だったし…寝てるんじゃないかな?」
召喚士「鍛冶娘さんにも…よろしくお伝え下さい!」
鍛冶屋「うん!元気で!!」
魔道士「では、さようなら!!」
テクテクテク…
おかみ「なーんか…急に寂しくなるねぇ…」
鍛冶屋「そうだね…。また普通の日々の始まりだ…!」
424 :
以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします
:2009/12/29(火) 19:10:43.07 ID:7XpPbes0
召喚士「また…後で!必ず!!」
眼鏡「うん。ありがとう!」
召喚士は一礼し、走り去っていく。
…
召喚士「遅いね…」
戦士「…先に戻るか?」
召喚士「そうだね…。戻ってようか…」
めがねーーーーーーーーー
425 :
以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします
:2009/12/29(火) 19:11:15.28 ID:qVYPR2SO
眼鏡「みんな誰か忘れてないかい?」
426 :
以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします
[sage]:2009/12/29(火) 19:14:14.51 ID:1DB1s.AO
メガネ君…
427 :
以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします
[sage saga]:2009/12/29(火) 19:16:39.40 ID:2UAFZNgo
眼鏡の一部始終書いて終わりたかったんですが…
忘年会で帰れ命令です…orz
今日のうちに終わらせたい…と思います
ご支援まことにありがとうございました!では!ノシ
428 :
以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします
[sage]:2009/12/29(火) 19:18:08.24 ID:LX/ckgDO
乙!
429 :
以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします
:2009/12/29(火) 20:03:56.21 ID:KjEHFYAO
なんか消化不良だと思ったら木暮くん…
430 :
以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします
[sage]:2009/12/29(火) 22:01:20.77 ID:UoIHA3Mo
安西先生、メガネ君の出番はまだなんですか!?
431 :
以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします
[sage]:2009/12/29(火) 22:32:03.32 ID:L/LxuWEo
桜木、るかわ、メガネ君ときたら次はゴリか?
432 :
以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします
:2009/12/29(火) 23:13:50.05 ID:qVYPR2SO
>>431
上位ランカーはスラダンかwwwwww
433 :
以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします
[sage]:2009/12/29(火) 23:14:24.34 ID:q43wmhYo
ここでまさかの彩子さん
434 :
以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします
:2009/12/29(火) 23:15:48.83 ID:KjEHFYAO
武士「ブシッ!」
435 :
以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします
[sage]:2009/12/30(水) 00:00:43.64 ID:vbGeSM.o
ワロタww
宮益出してくれないかなー・・
マイナーだしメガネだし無理かなww
436 :
◆1otsuV0WFc
[sage]:2009/12/30(水) 00:06:21.22 ID:sIFm4oAO
残念なお知らせ…
すいません。なんか男達に拉致されてオールになりそうです…
更新出来るかな…
437 :
以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします
[sage]:2009/12/30(水) 00:09:02.81 ID:tFMBSgDO
ちょおぉぉぁぉぉぉぉぉぉぉ!!!!
大丈夫か
>>1
ぃぃぃぃぃ!!!!
ららららら…らちとかやべえお
438 :
以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします
[sage]:2009/12/30(水) 00:09:56.75 ID:eAk512Mo
ケツは守って置けよ・・
439 :
以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします
[sage]:2009/12/30(水) 00:18:11.10 ID:Vs6UBW6o
そこにツナギの男は居ないか!?
440 :
以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします
:2009/12/30(水) 00:35:19.23 ID:8RpeCIDO
眼鏡を忘れて寝る召喚士に愛想つかすとこだった
441 :
◆1otsuV0WFc
[sage saga]:2009/12/30(水) 02:38:36.21 ID:sIFm4oAO
〜鉱山最下層〜
スプリガン「ようやくデス…ようやく動けます…」
ズズウゥン…
スプリガンが足を一歩前に進める。
眼鏡「……」
スプリガン「楽に死ねると思うなよ?」
眼鏡「…もういいだろう」
スプリガン「その余裕…気にくわないデスねっ!」
スプリガンが土の蔓を眼鏡に放つ。
シュバッ…ヒュオッ…ガスッ…
蔓は眼鏡の顔を掠める。
カシャン…カタッ…
スプリガン「眼鏡の次は…腕、そして…」
ゴゴゴゴゴゴ…
スプリガン「なっ、何デス…!?」
眼鏡「あーあ…。眼鏡吹っ飛ばしやがって…」
スプリガン「!?」
ドドドドド……
無数の足音が鉱山内に響き渡る。
スプリガン「な…何だ!?コイツ……!!」
442 :
以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします
:2009/12/30(水) 02:40:52.01 ID:3zrzBboo
更新御疲れ様です
443 :
◆1otsuV0WFc
[sage saga]:2009/12/30(水) 02:46:54.85 ID:sIFm4oAO
ドドド…タタッ…タタッタタッ…
眼鏡の周りに多数の犬が取り囲む。
眼鏡「もう…止められないぞ」
犬達が一斉に吠え、姿が増大していく。
スプリガン「狼…!?いや……こ、これは…っ!!」
眼鏡「とくと味わえ…地獄の炎を…!」
眼鏡が言葉を発すると、その場に四つん這いとなる。
ゴゴゴゴゴゴ…
スプリガン「これだ…このカンジは…っ!!」
眼鏡の身体は体毛に覆われ、更には増大し始める。
スプリガン「このカンジは……人間ではナイ…!!」
眼鏡が獣のような異形の姿に変わると、首から更に二つの顔が生える。
眼鏡「…ゥォオオ!!」
スプリガン「こ…これは……っ!!ケルベロス…!!」
ゴゴゴ…ズシャッ…ドズウゥゥン!!
ケルベロス「……死ね」
444 :
◆1otsuV0WFc
[sage saga]:2009/12/30(水) 02:53:58.15 ID:sIFm4oAO
眼鏡が姿を変えたケルベロスと、多数の魔獣が大声で雄叫びを上げる。
ケルベロス「ガオアアァァァッ!!」
ビリビリビリッ…!!
スプリガン「う…動けな……」
スプリガンの声と同時に、魔獣が一斉に襲い掛かる。
スプリガンが全身を噛み削られ、その場に平伏す。
ドズウゥゥン…
ケルベロス「どうだ…?それが狩られる恐怖だ」
スプリガン「たっ、助け……」
ケルベロス「そう言った人間を…貴様は許したのか…?」
スプリガン「やめ…っ、やめてくれ…っ!!」
ケルベロスは口を大きく開ける。
同時にケルベロスの口内が黒く輝く。
ケルベロス「地獄にすら残らぬ…灰と塵になるがよい」
ドドオォォンッ…ゴアオオォォッ!!
スプリガン「………!!」
スプリガンが漆黒の炎に包まれ、その姿を完全に消した…。
445 :
以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします
:2009/12/30(水) 02:54:56.10 ID:5dnxbLU0
こんな時間になっても更新してくれる
>>1
が愛しく思えてきた。
もう
>>1
は俺の嫁
446 :
以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします
[sage]:2009/12/30(水) 02:57:43.90 ID:eAk512Mo
じゃぁ
>>1
は俺の婿な
447 :
◆1otsuV0WFc
[sage saga]:2009/12/30(水) 03:00:57.53 ID:sIFm4oAO
シュウウゥゥ…
ケルベロス「……」
魔獣「グルルゥ…」
ケルベロスと魔獣が姿を戻す。
人の姿に戻ったケルベロスは歩き、眼鏡を拾い、耳にかける。
眼鏡「…替えの服を」
眼鏡が声をかけると、一頭の犬が荷袋をくわえて近寄る。
眼鏡「ありがとう」
眼鏡は着衣を済ますと、何事もなかったように出口へ去って行った…。
〜鉱山、外〜
戦士「まだ戻ってないのかね?」
召喚士「宿にも戻ってないみたいだし…」
盗賊「……」
戦士「行くか…?」
召喚士「うん…」
ザッザッザッザッザ…
魔道士「あ…っ!!」
鉱山の入口から眼鏡と犬が姿を現す。
召喚士「眼鏡さんっ!!」
眼鏡「やぁ、みんな…どうしたんだい?」
448 :
以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします
[sage]:2009/12/30(水) 03:04:43.96 ID:sP4mYd.o
あれから結構な時間がたってるはずなのにこの爽やかさ
449 :
◆1otsuV0WFc
[sage saga]:2009/12/30(水) 03:06:15.75 ID:sIFm4oAO
魔道士「帰りを待ってたんですよー!」
戦士「無事で何よりだ…!」
眼鏡「僕なんかを?そんな…いいのに」
召喚士「何を言ってるんですか…!一緒に戦ってくれた仲間じゃないですか!」
眼鏡「……ありがとう」
戦士「あのバケモノは…!?」
眼鏡「あぁ…氷に包まれて土に還ったよ」
盗賊「……そうか」
召喚士「凄いですね…っ!魔道士さんっ!!」
魔道士「私だけの力じゃありませんよ!皆さんのお陰です!エヘヘ!」
戦士「まぁまぁ…謙遜するなっての!」
魔道士「もちろん、眼鏡さんの力もあってですっ!」
眼鏡「…!?」
召喚士「本当に…ありがとうございました!」
盗賊「…ありがとうございました」
眼鏡「いや、いいんだ。これが僕の仕事だから…」
450 :
以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします
:2009/12/30(水) 03:07:35.90 ID:3zrzBboo
魔族にもいろいろ派閥がありそうだねぇ
451 :
◆1otsuV0WFc
[sage saga]:2009/12/30(水) 03:15:13.20 ID:sIFm4oAO
召喚士「では…俺達はこれで…」
眼鏡「うん。気をつけてね」
魔道士「ありがとうございます!」
戦士「また…会えるかね?」
眼鏡「ワーカー同士だ、きっと…」
盗賊「…ああ」
召喚士「眼鏡さんもお元気で…!」
眼鏡「ありがとう」
テクテクテク…
眼鏡「……」
眼鏡は四人を見送ると、下の鉱山へ迎って行った。
〜港〜
戦士「あぁ…疲れたなぁ…」
召喚士「うん…あ、どうしようか?」
盗賊「…?」
召喚士「次…どうします?」
戦士「魔道士は行きたいとこあるか?」
魔道士「本国以外なら……特に…」
戦士「そうか…」
召喚士「あの…だったらいいかな…?」
盗賊「…ん?」
召喚士「ちょっと…西国へ行きたいんですけど…」
452 :
以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします
[sage saga]:2009/12/30(水) 03:16:35.56 ID:sIFm4oAO
こんな時間に支援ありがとうございます!
みんな愛してるよー!ノシ
酔っ払い&眠いので、誤変換したらスイマセン…!
453 :
◆1otsuV0WFc
[sage saga]:2009/12/30(水) 03:22:41.52 ID:sIFm4oAO
戦士「西国!?」
魔道士「私は構いませんけど…」
盗賊「何か…あったか?」
召喚士「ちょっと召喚獣で…気になる事が…」
戦士「召喚出来なくなった事…か?」
召喚士「それも…あるけど…」
盗賊「…?」
召喚士「ユニコーンが出たんだ…」
魔道士「…?」
召喚士「召喚してもいないのに…」
戦士「そりゃ、変な話だな」
魔道士「ですね…」
召喚士「それに……」
盗賊「……?」
召喚士「いや…、とにかく真実を知るには…」
魔道士「あっ!!」
召喚士「こちらから…行くしかないです!」
戦士「……神官さんか!」
召喚士「師匠のいない今…召喚獣の世界に行く手段は…」
盗賊「…なるほど」
454 :
以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします
:2009/12/30(水) 03:28:00.13 ID:LDXvtxEo
眼鏡すごくいいキャラだ
455 :
◆1otsuV0WFc
[sage saga]:2009/12/30(水) 03:30:57.58 ID:sIFm4oAO
戦士「こっからなら近いし、いいんじゃねぇか?」
魔道士「はい!私も賛成ですっ!」
盗賊「…うむ!」
召喚士「ありがとうございます…!」
魔道士「では早速、西国行きの船を手配して来ますねっ!」
テッテッテ…
戦士「戻るといいな…召喚術」
召喚士「うん……!」
…
テッテッテ…
魔道士「船は1時間後に到着して、出発は2時間後ぐらいです!」
召喚士「そうですか…」
戦士「まだ…時間あるな…」
タッタッタッタ…
召喚士「…あれ?」
四人の元へ女性が駆け寄る。
戦士「お前…どうした…?」
456 :
以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします
[sage saga]:2009/12/30(水) 03:34:26.57 ID:sIFm4oAO
もしもしの充電と「かじや」が変換で出て来ないので、ここまでにて…!
遅くまでありがとうございました!ノシ
457 :
以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします
[sage]:2009/12/30(水) 03:49:36.63 ID:s4FoDQQo
毎日遅くまで乙
今日も面白かった!
458 :
以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします
[sage]:2009/12/30(水) 03:53:16.05 ID:TJqVuwAO
ケル眼鏡が王子もついでに燃やしてくれれば良いのに
459 :
以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします
[sage]:2009/12/30(水) 03:53:53.55 ID:k.EYHfw0
乙!
それにしても眼鏡凄いな…かけるだけで人間の姿を保てるなんて…
そして西…王子はこの嫌われすぎな状況を打破できるのか…多分無理だろうな
460 :
以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします
[sage]:2009/12/30(水) 03:55:40.33 ID:cbWcI72o
乙でした!
461 :
以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします
[sage]:2009/12/30(水) 03:56:06.93 ID:0z.Ozbco
乙
462 :
以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします
[sage]:2009/12/30(水) 04:01:39.18 ID:ExXro3EP
魔道士「ケロちゃん行くよ!」
魔道士「レリーズ!!」
463 :
以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします
[sage]:2009/12/30(水) 04:13:04.08 ID:yWQqHQUo
乙!
召喚術使えないとか眼鏡の存在とか
絶妙に緊張の糸が張ってるのがいつもわくわくする
464 :
以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします
[sage]:2009/12/30(水) 04:29:19.56 ID:V4Fsh6U0
乙
465 :
以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします
:2009/12/30(水) 08:59:36.22 ID:2kBuRDI0
あと2日しか亡いのに穏やかじゃない、穏やかじゃないぞぉぉぉぉぇぇぇ
466 :
以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします
[sage]:2009/12/30(水) 09:56:17.86 ID:ZxaqB8Ao
ウェアケルベロス
467 :
以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします
[sage]:2009/12/30(水) 11:12:57.00 ID:7Vgz7.AO
西国って事はまた王子出てくんのかwwww
468 :
以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします
[sage]:2009/12/30(水) 12:10:29.28 ID:wFelaoDO
みんな王子大好きだなww
469 :
以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします
[sage]:2009/12/30(水) 12:32:20.27 ID:2nA5FQDO
みんな玉子大好きだなwwww
470 :
以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします
[sage]:2009/12/30(水) 12:51:45.93 ID:Cb.zBISO
みんな玉子犬好きだなwwww
471 :
以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします
[sage]:2009/12/30(水) 12:55:05.35 ID:eAk512Mo
みんな玉子犬好ぎだなwwww
472 :
以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします
[sage]:2009/12/30(水) 12:59:00.81 ID:8L0NJbYo
みんな玉子大好きだなwwwwwwww
473 :
以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします
[sage]:2009/12/30(水) 13:00:16.48 ID:tZYfOkDO
みんな産卵プレイ大好きだなwwwwww
474 :
473
[sage]:2009/12/30(水) 13:01:27.50 ID:tZYfOkDO
スマン一瞬意識が飛んでいたROMってる
475 :
以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします
:2009/12/30(水) 13:05:39.13 ID:YzmcHLg0
王子「産ませてよ!あの日のように・・生ませてよ!!」
こう・・か?
476 :
以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします
[sage]:2009/12/30(水) 13:15:42.45 ID:eAk512Mo
誰が得するんだよ
477 :
以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします
:2009/12/30(水) 13:39:22.52 ID:V0/BMYSO
みんな王子太好きだなwwwww
478 :
以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします
:2009/12/30(水) 15:35:01.65 ID:mJsKb2DO
王子がどうのこうのっていい加減うざいな
と、王子が申しております
479 :
以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします
[sage]:2009/12/30(水) 15:53:04.85 ID:MrbifEDO
王子は俺のバジリスクが…
480 :
以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします
[sage]:2009/12/30(水) 15:55:16.59 ID:eAk512Mo
お前のスフィンクスがなんだって?
481 :
以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします
[sage]:2009/12/30(水) 15:59:55.45 ID:ZxaqB8Ao
スフィンクスは基本的には女性
482 :
以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします
:2009/12/30(水) 16:48:55.91 ID:V6WkWg20
今日は更新無しかな?
まぁ体調悪いって言ってたし養生してるのだろうな
483 :
以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします
[sage]:2009/12/30(水) 16:50:43.28 ID:7Vgz7.AO
>>482
と見せかけて何だかんだで来ちゃうから困る
484 :
以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします
[sage]:2009/12/30(水) 17:40:28.77 ID:ZrkZIVAo
式神も駄目なのかな
485 :
以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします
[saga]:2009/12/30(水) 17:46:29.13 ID:QUNhdoAo
ただいまー。さっき家に帰って来ました!ノシ
徹夜ですが…まぁ、まだ大丈夫です!
なんたってそう、今日は連載2ヶ月目になりました!やった!
日頃よりご支援、本当に感謝しております。今後もご贔屓に…!
486 :
以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします
[sage]:2009/12/30(水) 17:51:37.59 ID:ZrkZIVAo
大丈夫な人は自分で大丈夫といわないってメイドさんが言ってた
487 :
◆1otsuV0WFc
[saga]:2009/12/30(水) 18:08:53.71 ID:QUNhdoAo
鍛冶娘「……」
戦士「…?
魔道士「どうしたんでしょう…?」
盗賊「…先に…行くぞ」
召喚士「え…?」
盗賊は港の中へ入って行く。
魔道士「あっ…盗賊さん…!?」
魔道士も盗賊の後を追う。
召喚士「戦士…、先に行ってるね…」
戦士「…おう」
テククテク…
鍛冶娘「あ、あのっ…」
戦士「…ん?」
鍛冶娘「もう家には…来てくれないの…?」
戦士「いや、また近いうちに寄らせて貰うよ…!」
488 :
◆1otsuV0WFc
[saga]:2009/12/30(水) 18:13:56.06 ID:QUNhdoAo
鍛冶娘「そういう事じゃなくて…っ!その…」
戦士「え?あ、あぁ…仕事に…か?」
鍛冶娘「うん……」
戦士「まぁ本業じゃないし…これからも冒険を続けるつもりだしなぁ」
鍛冶娘「……そう」
戦士「何か…あった…のか?」
鍛冶娘「いや…っ!そうじゃないけど…良かったらって…」
戦士「…?」
鍛冶娘「前に帰る家はないって言ってたじゃん?」
戦士「あ、ああ…そういえば」
鍛冶娘「だっ、だから…う、うちは…あなたの家っていうか…っ」
戦士「・・・んー、まぁ言いたい事は分かったけど…すまん!」
鍛冶娘「え…!?」
戦士「今回ので分かったと思うが…やっぱり住む世界が違うんだ」
鍛冶娘「……そんな事…っ!!」
489 :
◆1otsuV0WFc
[saga]:2009/12/30(水) 18:19:54.14 ID:QUNhdoAo
戦士「いやっ、こんな事はある」
鍛冶娘「……」
戦士「お前やおやっさん達に…絶対に迷惑をかけないとは言えない」
鍛冶娘「……そう」
戦士「気持は本当に嬉しいけどな。ありがとうなっ!」
鍛冶娘「うん……」
戦士「じゃ、行くわ…」
鍛冶娘「たっ、旅はいつ終わるの…!?」
戦士「…うーん、期限があるわけでもないしなぁ」
鍛冶娘「お…終わったらさ…かっ、帰ってきてよっ!」
戦士「!?」
鍛冶娘「わっ、私…待ってるから…!」
戦士「いや……勝手に待たれても…」
戦士は神妙な顔で、照れくさそうに頭を掻く。
鍛冶娘「わ、私が待ってるって言ってるんだからっ!いいのっ!」
490 :
以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします
[sage]:2009/12/30(水) 18:22:41.28 ID:gTIpxf6o
女難の相か・・・ww
491 :
◆1otsuV0WFc
[saga]:2009/12/30(水) 18:26:20.52 ID:QUNhdoAo
戦士「!?」
鍛冶娘「だから…っ!素直に聞いてればいいのよっ!」
戦士「……はいはい」
戦士は呆れ顔で手を振る。
戦士「また近いうち来るから…!」
テクテクテク…
鍛冶娘「…きっ、気をつけてね!!」
戦士は歩きつつ、背後の鍛冶娘に手を振る。
鍛冶娘はそのまま戦士の背中を見送った。
魔道士がパーティーに戻り、久し振りに四人が再開した。
召喚士達は召喚獣の世界への道を拓くため、
神官を訪ねるべく、西国へと向かうのであった…。
〜第九部、完〜
492 :
以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします
[saga]:2009/12/30(水) 18:29:48.91 ID:QUNhdoAo
忘れ物してないよね…!?これで第九部完でございます!
第十部は西国と…あ、ちなみに王子は出ません。多分。ヒャッホウ!!
493 :
以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします
[saga sage]:2009/12/30(水) 18:33:06.16 ID:QUNhdoAo
何で上がってるの!?と思ったらsageてなかった/(^o^)\
ほんとスイマセン…ちょっと仮眠取ろう…orz
494 :
以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします
[sage]:2009/12/30(水) 18:34:04.07 ID:MrbifEDO
召喚士は主人公なのに…ww
王子はでないのか、よかった
495 :
以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします
[sage]:2009/12/30(水) 18:46:55.00 ID:8L0NJbYo
王子「スレ民をでないと油断させてお姉ちゃんたちと……」
496 :
以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします
[sage]:2009/12/30(水) 18:51:10.48 ID:hiRtTo2o
人人人人人人人人人人人人人人人人人人
) (
) 出るに決まってんだろ! ( _/\/\/\/|_
) ,rrr、 ( \ 信じたやつ /
⌒Y⌒Y⌒Y⌒Y⌒Y| |.l ト⌒Y⌒Y⌒Y⌒Y⌒Y/つ))) < バーカ! >
⊂ ヽ | __ ☆ __ _/ 巛 / \
/ ̄ ̄ ヽヽ ,`ー \ | |l / \ __つ  ̄|/\/\/\/ ̄
/{゚} 、_ `ヽ/|| , \.|||/ 、 \ ☆ / ̄ ̄ ヽ,
/ /¨`ヽ {゚} | / __从, ー、_从__ \ / ||| / 丶 / ',
| ヽ ._.イl ',/ / / | 、 | ヽ |l ノ//, {゚} /¨`ヽ {゚} ,ミヽ
、 ヘ_/ノ ノ/ ) `| | | |ノゝ☆ t| | |l \ / く l ヽ._.イl , ゝ \
\___ ノ゙ ─ー `// `U ' // | //`U' // l / /⌒ リ ヘ_/ノ ' ⌒\ \
/ / W W∴ | ∵∴ | (  ̄ ̄⌒ ⌒ ̄ _)
/ ☆ ____人___ノ ` ̄ ̄`ヽ /´
↑ ↑
└――――――王子―――――――――-┘
497 :
以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします
[sage]:2009/12/30(水) 18:53:29.03 ID:7Vgz7.AO
西国行ったら絶対出るだろww
王位継承者なんだからww
498 :
以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします
[sage]:2009/12/30(水) 19:06:00.29 ID:wFelaoDO
王子は死んだんですね
499 :
以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします
[sage]:2009/12/30(水) 19:06:42.48 ID:ZrkZIVAo
本国でパンツ交換の最中なんじゃ…
500 :
以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします
[sage]:2009/12/30(水) 19:18:02.61 ID:qyrrBeko
王子を応援してるのは俺だけでいい
501 :
以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします
[sage]:2009/12/30(水) 19:25:26.85 ID:MrbifEDO
王子はもういいでござるよ
502 :
以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします
:2009/12/30(水) 19:42:27.84 ID:6H2JfQSO
戦士は本当にモテるな
しかもチンコもデカいしイラつくぜ
503 :
以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします
[sage]:2009/12/30(水) 20:07:35.97 ID:yWQqHQUo
存在感があるのに4人中戦士の人気最下位な理由
504 :
以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします
[sage]:2009/12/30(水) 20:09:40.72 ID:8L0NJbYo
一番リア充だからだろ……
505 :
以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします
[sage]:2009/12/30(水) 20:12:46.18 ID:hiRtTo2o
俺の戦士のイメージ
大柄のマッチョメン
↓
斧振るうくらいだからゴリマッチョだな
↓
イケメン長身細マッチョ ←今ここ
506 :
以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします
:2009/12/30(水) 20:15:29.10 ID:6H2JfQSO
そして巨チン
507 :
以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします
[sage]:2009/12/30(水) 20:19:31.47 ID:MrbifEDO
召喚士(´・ω・`)
508 :
以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします
[sage]:2009/12/30(水) 20:47:17.98 ID:4C1efNA0
第9章も終わったし今日は更新ないかな?
とりあえず乙!!
509 :
以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします
[sage]:2009/12/30(水) 21:08:04.10 ID:ifOCP2SO
そろそろ召喚士と魔導師がいちゃいちゃするとこを見たいのう
510 :
以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします
[sage]:2009/12/30(水) 21:14:37.93 ID:18thCX2o
そろそろ俺と盗賊がいちゃいちゃしたいのう
511 :
以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします
[sage]:2009/12/30(水) 21:55:25.26 ID:qyrrBeko
>>510
盗賊(48)♂「待っているぞ、少年!はっはっは!」
512 :
以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします
:2009/12/30(水) 23:15:00.58 ID:Qm.4rsSO
王子「僕も…戦います!!」
王子「ヌードフェンシングで!!!!」
513 :
以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします
[sage]:2009/12/30(水) 23:19:19.83 ID:eAk512Mo
そして王子は帰ってこなかった
王子物語
-完-
514 :
以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします
[sage]:2009/12/30(水) 23:20:09.12 ID:ZrkZIVAo
王子の姉だっけ?
戦士狙ってたの
515 :
以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします
[sage]:2009/12/30(水) 23:32:30.69 ID:HJaMn6SO
王子「ねんがんの 王位けいしょうけん をてにいれたぞ!!」
516 :
以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします
[sage]:2009/12/30(水) 23:36:00.20 ID:vYWPqM2o
ってか今まで持ってなかったのがびっくりだよ
517 :
以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします
:2009/12/30(水) 23:51:41.98 ID:0th31LU0
>>515
1 殺してでも奪い取る。
2 殺してでも奪い取る。
3 殺してでも奪い取る。
518 :
以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします
[sage]:2009/12/31(木) 00:52:52.81 ID:BezJdwDO
召喚士は魔導師タンが帰ってきてから、召喚できるかどうか試してないよね。
愛しの魔導師タンがいれば召喚できるんじゃないの?メンタル的に考えてさ
519 :
以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします
[sage]:2009/12/31(木) 01:23:27.03 ID:rRaNJXIo
しかしユニコーンを呼ぶためにはっ!魔道士に手を出すわけにはいかないのだっ!!
520 :
以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします
[sage saga]:2009/12/31(木) 02:18:16.02 ID:v0JrU.AO
実は本編に登場しているシーンは非常に少ない
にもかかわらずここまで語られ続けている王子の人気は異常www
521 :
以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします
[sage]:2009/12/31(木) 04:01:12.73 ID:OiqGDcDO
召喚士は何かとんでもない
覚醒かなにかしたのか
十章が楽しみでならない
522 :
以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします
[sage]:2009/12/31(木) 07:52:10.45 ID:FsnFJoSO
今までの魔翌力より2割増しで召喚しないと出てこないとか
ユニコーン召喚MP10→MP12みたいな
523 :
以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします
[sage]:2009/12/31(木) 08:49:52.24 ID:l.IIO6DO
>>522
必死になって一時的スランプ解除が妥当じゃね?
まだ行く必要がある訳だから試すシーンは無いがユニコーン出てから試したんだろうと今脳内補完してる
524 :
以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします
[sage]:2009/12/31(木) 09:55:00.98 ID:FaG2hBUo
朱雀先生になったから賃上げ要求でストライキ?
525 :
以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします
[saga sage]:2009/12/31(木) 11:18:11.90 ID:rjSW9lIo
さすが王子。人気ありすぎ格が違う。おはようございます!
大掃除完了!あとはお雑煮作らなきゃですね〜
526 :
以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします
[sage]:2009/12/31(木) 11:41:07.28 ID:CJBLA.AO
>>1
は家庭的だな
是非とも俺の嫁になってくれ
527 :
以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします
[sage]:2009/12/31(木) 11:52:39.36 ID:JOf0AsDO
>>1
はみんなの嫁だろ。
528 :
◆1otsuV0WFc
[saga sage]:2009/12/31(木) 12:01:53.20 ID:rjSW9lIo
〜客室〜
召喚士「行けっ!シルフ!!」
シーン…
魔道士「やっぱり…ダメですねぇ…」
盗賊「……」
戦士「感覚としてどうなんだ?」
召喚士「うーん…、魔力が空っぽっていう感じではないんだけど…」
戦士「そっか…」
魔道士「このまま…って事は、ないですよね…?」
召喚士「それはないと思いますけど…」
戦士「前回の反動が大きすぎたって事かな?」
召喚士「…おそらく」
盗賊「……」
召喚士「コカトリスに魔力を吸われ続けてるような感じだったし…」
魔道士「なるほど……」
529 :
◆1otsuV0WFc
[saga sage]:2009/12/31(木) 12:05:59.42 ID:rjSW9lIo
召喚士「とりあえず満月の夜を狙って…行ってみます」
戦士「コカトリスんとこか?
召喚士「うん…あとは…ユニコーンも」
魔道士「ユニコーンさんもですか?」
召喚士「はい」
戦士「そういや、鉱山で召喚出来たとか言ってたよな?」
召喚士「…正確には、召喚前に出てきたような感じだった…」
盗賊「……」
召喚士「盗賊さんを助けたくて…必死だったから曖昧だけど…」
戦士「……」
魔道士「ユニコーンさんが助けてくれたんですかね?」
召喚士「どうなんでしょう…それに…」
盗賊「…?」
召喚士「何か…昔から俺を知っているような…」
召喚士はユニコーンとの会話を思い出す。
530 :
以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします
[sage]:2009/12/31(木) 12:41:00.39 ID:1VDfgzco
ペニス……大きくなったな……
531 :
以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします
[sage]:2009/12/31(木) 12:45:16.59 ID:8XY8pO2o
ペニー……大きくなったな……
532 :
以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします
[sage]:2009/12/31(木) 12:51:53.12 ID:IfzEmEAO
ペニコーン
533 :
以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします
[sage]:2009/12/31(木) 12:54:40.57 ID:JmLXCCko
重要そうなシーンだというのにお前らときたら……
534 :
以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします
[sage]:2009/12/31(木) 13:03:04.31 ID:RKVquloo
童貞の神だからな
535 :
◆1otsuV0WFc
[saga sage]:2009/12/31(木) 13:10:58.40 ID:rjSW9lIo
〜甲板〜
召喚士「……」
ザッザッザ…
戦士「どうした?嬉しそうな顔して…」
召喚士「ん?…あ、そんな顔してた…?」
召喚士は風のレイピアを手に、戦士に微笑む。
戦士「ああー、原因はそれか…!」
召喚士「うん。なんか嬉しくてさ!」
戦士「だろ?召喚士もやっと武器の良さが分かってきたかぁ」
召喚士「い、いや…そうじゃなくて…」
戦士「やっぱり自分オリジナルの武器ってのはさ〜」
召喚士(鍛冶屋さんが戦士を気に入った理由…今なら分かる気がする…)
テッテッテ…
魔道士「あー、また二人で話してぇ…ずるいですよ!」
盗賊「……」
536 :
◆1otsuV0WFc
[saga sage]:2009/12/31(木) 13:33:24.68 ID:rjSW9lIo
魔道士「素敵な剣ですよねぇ…」
召喚士「ええ…」
魔道士「私のも…!じゃーん!!」
召喚士「カッコイイですね!」
魔道士「やっぱり杖があると、魔道士になったってカンジがしますよね!」
戦士「確かになぁ」
戦士は魔道士の杖を手に取り、まじまじと見る。
戦士「なるほどなぁ…」
魔道士「…?」
戦士「頭の部分は結界石と鉱石…んーと…」
盗賊「……」
コンコン…
戦士「うん、ルビーだな。これは炎の付加がある杖だわ」
魔道士「炎の…杖…!?」
戦士「ああ!流石おやっさん、分かってやがるぜ…」
537 :
◆1otsuV0WFc
[saga sage]:2009/12/31(木) 13:38:17.64 ID:rjSW9lIo
召喚士「え…?」
戦士「ん、いや……」
魔道士「炎かぁ…。ふふっ!」
戦士「盗賊のはどうだ?」
盗賊「…ん」
バッ!!
戦士「!?」
魔道士「と、盗賊さんっ!」
盗賊「…?」
戦士「いきなり服を捲るなっ!」
盗賊「し、仕方ないだろうっ!」
召喚士「後ろっ、後ろを向いて下さい!!」
盗賊「あ、ああ…すまんっ!」
盗賊は後ろを向き、腹部に巻きつけた鎖を外す。
ジャラジャラ…チャリッ…
538 :
以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします
:2009/12/31(木) 13:52:11.40 ID:lQbUxEDO
俺の立派な剣も見るかい?
539 :
以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします
:2009/12/31(木) 13:55:24.22 ID:fUn7jf20
やだ・・くさい・・
540 :
以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします
[sage]:2009/12/31(木) 13:55:34.93 ID:cU4ZuyAo
>>538
一寸法師が持つのに丁度よさそうだな
541 :
以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします
[sage]:2009/12/31(木) 13:56:22.21 ID:OKdjciAo
>>538
先っぽ尖がってるのが残念だな。
542 :
以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします
[sage]:2009/12/31(木) 13:58:08.73 ID:8XY8pO2o
>>538
あら?立派な小剣だこと鞘まで立派で……
543 :
以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします
:2009/12/31(木) 14:12:28.83 ID:AFWDw6g0
>>538
まぁ小さい剣は防御に最適だしね。
544 :
以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします
[sage]:2009/12/31(木) 14:15:45.28 ID:qe0T/Qk0
>>538
その防御力があるからこそ…今まで守り通せてきたんだな
545 :
以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします
[sage]:2009/12/31(木) 14:29:13.12 ID:rRaNJXIo
ユニコーン「
>>538
これからも…・・・童貞であり続けろ・・・・・・」
546 :
以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします
[sage]:2009/12/31(木) 14:38:38.75 ID:E/nVXwSO
王子「何その剣…僕の剣の半分くらいだね」
547 :
以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします
:2009/12/31(木) 14:40:33.44 ID:vYOMK9M0
>>538
年の最後に良い思い出ができたな
548 :
◆1otsuV0WFc
[saga sage]:2009/12/31(木) 14:42:36.91 ID:rjSW9lIo
戦士「……」
魔道士「凄い…ですね…」
召喚士「ええ…」
戦士「大したモンだよ。こりゃ…」
盗賊「・・・ああ…頑丈で、軽い」
戦士「鎖部分にも結界石が練り込んである…」
魔道士「なるほど…」
召喚士「普段は胴を守る防具になるわけですね」
戦士「ああ…だから鎌を…」
戦士は鎖の柄へ目を移す。
戦士「…?」
盗賊「…どうした?」
戦士「ちょっと…クナイ貸してくれ」
盗賊「…ん」
盗賊はクナイを戦士に手渡す。
549 :
以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします
[saga sage]:2009/12/31(木) 14:44:09.34 ID:rjSW9lIo
(#^ω^)
>>538
の人気に嫉妬!!ww
550 :
◆1otsuV0WFc
[saga sage]:2009/12/31(木) 14:57:45.82 ID:rjSW9lIo
チャリッ…トントン…カチッ
召喚士「こ、これって…っ!」
盗賊「…!!」
戦士「柄の部分に、クナイが装着出来るようになってる…!」
魔道士「すごい…!!」
戦士「お前のクナイは大きめだからな…刀身代わりにゃ丁度いい」
召喚士「なるほど…」
戦士は鎖を盗賊へ返す。
盗賊「……」
戦士「それに戦いの都度、回収してるクナイだ…」
魔道士「…」
戦士「大事なモンなんだろ…?」
盗賊「……うん」
戦士「手元に戻ってくる飛び道具…。考慮してくれたのかもな…」
盗賊「……うん」
551 :
◆1otsuV0WFc
[saga sage]:2009/12/31(木) 16:03:12.73 ID:rjSW9lIo
召喚士「戦士は本当に良かったの…?」
戦士「ん?ああ…雷切もあるし、それに…」
盗賊「…」
戦士「死ぬなんて言われちゃ、五行付けるのもなぁ…」
魔道士「そうですね…」
戦士「斧に付加となると、鉱石もデカイのが必要だし…」
召喚士「…」
戦士「焦らずゆっくりでいいんじゃねぇかな…?」
召喚士「うん。それが良いと思うよ…!」
戦士「まっ、そんな何年もノンビリする気はねーけどな!」
召喚士「あはは、そうだね!!」
魔道士「あっ!!見えてきましたよ!西の港ですっ!」
召喚士「久し振りですね〜!」
盗賊「…ああ!」
戦士「メシ食おうぜ!!美味かったもんなぁ…!」
552 :
以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします
[sage]:2009/12/31(木) 16:30:37.92 ID:dTT29cDO
みなさん良いお年を
553 :
以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします
[sage]:2009/12/31(木) 16:57:13.30 ID:JREslwDO
今年も残す所、後7時間位か…
554 :
以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします
[sage]:2009/12/31(木) 16:58:45.61 ID:VKYYQ5so
区切ったって今日も明日も大して変わらん1日だけどな
555 :
以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします
[sage]:2009/12/31(木) 17:10:10.01 ID:jAIvuWAo
おまえらー後少しで年越しだぞー(^o^)ノ
556 :
◆1otsuV0WFc
[saga sage]:2009/12/31(木) 17:47:39.74 ID:rjSW9lIo
〜西の港〜
戦士「到着〜!!」
召喚士「あれ…?そんなに暑くもないなぁ…」
魔道士「もうこんな季節ですしねぇ」
盗賊「…うむ」
召喚士「さて…どうします…?」
戦士「もちろん…」
魔道士「一気に西国まで行っちゃいましょう!」
盗賊「…同意!」
召喚士「はい、では!!」
魔道士「行きましょう〜!」
盗賊「…行きましょう」
戦士「おーし…、目指すは西国だ!」
召喚士「うん!」
テクテクテクテクテク…
557 :
以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします
[sage]:2009/12/31(木) 17:49:25.99 ID:VKYYQ5so
いつ見ても西国が四国に見える
558 :
以下、2010年まであと12671秒。。。
[sage]:2009/12/31(木) 20:28:50.16 ID:qEtf8eQo
まだVIP落ちてる・・・
カウントダウンあと何秒だろ
559 :
以下、2010年まであと11974秒。。。
[sage]:2009/12/31(木) 20:40:27.96 ID:XpYl66AO
てし
560 :
◆1otsuV0WFc
[saga sage]:2009/12/31(木) 20:59:40.05 ID:rjSW9lIo
〜次の日、西国〜
戦士「なんか……」
魔道士「街に活気が……」
召喚士「やっぱり魔物が落ち着いたからかな…?」
盗賊「…だろうな」
戦士「よーし、早速…」
魔道士「ご飯ですか?」
戦士「当ったり前よ!!」
魔道士「好きですねぇ…」
召喚士「じゃあご飯にしましょうか…!」
戦士「ここのメシは美味いからなぁ!」
盗賊「……同意」
テクテクテク…
召喚士が中央広場の前で足を止める。
召喚士「こ、これ……っ!!」
561 :
以下、2010年まであと10691秒。。。
[sage]:2009/12/31(木) 21:01:50.99 ID:N/iStkSO
キトルー(^^ゞ
562 :
◆1otsuV0WFc
[saga sage]:2009/12/31(木) 21:04:26.08 ID:rjSW9lIo
戦士「……墓碑!?」
魔道士「あ……っ!!」
召喚士「ヴァンパイアを倒せし英雄達…」
戦士「ここに眠る……、か」
盗賊「……っ」
四人は並び、目を瞑り黙祷を捧げた。
召喚士「……行きましょうか」
魔道士「ええ…!」
〜食事処〜
魔道士「いっただっきまーす!!」
戦士「…んーっ!やっぱりうめぇなっ!!」
盗賊「……か、辛っ!!」
召喚士「戦士、飲むのは城に行ってからにしよう」
戦士「おう、そうだな…!!」
魔道士「二人とも偉いですっ!エヘヘッ!!」
563 :
以下、2010年まであと9929秒。。。
[sage]:2009/12/31(木) 21:14:33.18 ID:kIMFncDO
年末まで更新お疲れさまです。来年も応援します
564 :
以下、2010年まであと8804秒。。。
:2009/12/31(木) 21:33:17.86 ID:hv7o/oY0
名無しの表記が!
565 :
以下、2010年まであと8726秒。。。
:2009/12/31(木) 21:34:35.26 ID:R8ueysAO
来年は会社も頑張れ
566 :
以下、2010年まであと8199秒。。。
[sage]:2009/12/31(木) 21:43:22.61 ID:ua8dLw6o
>>戦士「……墓碑!?」
王子のことかと
567 :
以下、2010年まであと7826秒。。。
:2009/12/31(木) 21:49:35.26 ID:AFWDw6g0
俺、年越そばは緑のたぬき食うんだ…
568 :
◆1otsuV0WFc
[saga sage]:2009/12/31(木) 22:30:39.88 ID:rjSW9lIo
〜西国の城、正門〜
ザッ…
召喚士「あの…すいません」
衛兵「何でしょうか?」
召喚士「召喚士と申しますが、神官さんをお願いします」
衛兵「…?…かしこまりました」
ザッザッザ…
魔道士「会えますかね…?」
召喚士「大丈夫…だと思いますけど…」
戦士「感謝されてたしなぁ…」
盗賊「……」
タッタッタッタッタ…
衛兵「こっ、これは失礼致しました!!どうぞ!!」
召喚士「え…?あ、はい…!!」
戦士「なんか…イヤな予感が…」
テクテクテク…
569 :
以下、2010年まであと4668秒。。。
[sage]:2009/12/31(木) 22:42:13.55 ID:9uWYVuA0
ここでもやはり御持て成しか
570 :
以下、2010年まであと4548秒。。。
[sage]:2009/12/31(木) 22:44:13.70 ID:FaG2hBUo
神官「王子は一緒じゃないんですか?」
571 :
以下、2010年まであと3889秒。。。
[saga sage]:2009/12/31(木) 22:55:12.13 ID:rjSW9lIo
くそぅ…みんなと年を越せなくなってしまいました…
出かけて参ります…!あ、もしもしからご挨拶しよう、それがいい!
572 :
以下、2010年まであと3536秒。。。
[sage]:2009/12/31(木) 23:01:05.37 ID:oFEFvcDO
>>571
行ってら〜(*・ω・)ノ
お前ら良いお年を〜!
573 :
以下、2010年まであと1438秒。。。
[sage]:2009/12/31(木) 23:36:03.84 ID:JV/E9mko
>>1
いってらー
無理すんなよ!
574 :
以下、2010年まであと1157秒。。。
[sage]:2009/12/31(木) 23:40:44.83 ID:RIGbggDO
乙!
盗賊は正月くらい俺と過ごそうぜ
575 :
以下、2010年まであと177秒。。。
[sage]:2009/12/31(木) 23:57:04.72 ID:Ksm1tYSO
みんな良いお年を!
576 :
A HAPPY NEW YEAR 2 0 1 0 !
[sage]:2010/01/01(金) 00:01:16.45 ID:xwk1fUDO
あけましておめでとう!
∧_∧ ┌───────────
◯( ´∀` )◯ < 僕のお年玉は魔道士ちゃん!!
\ / └───────────
_/ __ \_
(_/ \_)
lll
577 :
A HAPPY NEW YEAR 2 0 1 0 !
[sage]:2010/01/01(金) 00:01:16.30 ID:zo.PPWMo
あけおめ!
578 :
A HAPPY NEW YEAR 2 0 1 0 !
[sage]:2010/01/01(金) 00:04:39.59 ID:/vJ5/ggo
あけましておめでとう!
579 :
A HAPPY NEW YEAR 2 0 1 0 !
[sage]:2010/01/01(金) 00:06:42.88 ID:zo.PPWMo
あけおめ!
580 :
A HAPPY NEW YEAR 2 0 1 0 !
[sage]:2010/01/01(金) 00:07:36.92 ID:6rgqLQIo
あけましておめでとう!
僕はまどうしちゃ・・・と見せかけて天才君!アッー!
581 :
A HAPPY NEW YEAR 2 0 1 0 !
[sage]:2010/01/01(金) 00:08:45.23 ID:9yoUbnMo
あけましておめでとう
こんな時に限って全鯖規制だー
582 :
A HAPPY NEW YEAR 2 0 1 0 !
[sage]:2010/01/01(金) 00:11:34.42 ID:oqL0m/wo
明けましておめでとうございます
583 :
A HAPPY NEW YEAR 2 0 1 0 !
[sage]:2010/01/01(金) 00:12:03.48 ID:ZjOxKuc0
あけましておめでとうございます!
584 :
A HAPPY NEW YEAR 2 0 1 0 !
[sage]:2010/01/01(金) 00:14:14.52 ID:oA3wngAO
名前欄すげぇwwwwww
あけおめww
585 :
A HAPPY NEW YEAR 2 0 1 0 !
[sage]:2010/01/01(金) 00:16:42.64 ID:db6KL1Ao
あけもしておめでとぅ
586 :
A HAPPY NEW YEAR 2 0 1 0 !
[sage]:2010/01/01(金) 00:18:01.50 ID:46gVh/Eo
あけおめ!
587 :
A HAPPY NEW YEAR 2 0 1 0 !
[sage]:2010/01/01(金) 00:23:27.87 ID:4gpMshoo
あけましておもでとうございます
588 :
A HAPPY NEW YEAR 2 0 1 0 !
:2010/01/01(金) 00:25:53.86 ID:8IY1aa.0
yaaaaaaaaaaaaaaaaaaaaaaaaaaaaaaaaaaaaaaaaaaaaaaa
あけおめ
589 :
【だん吉】
[sage]:2010/01/01(金) 00:27:14.70 ID:/vJ5/ggo
あけおめおみくじ
590 :
A HAPPY NEW YEAR 2 0 1 0 !
[sage]:2010/01/01(金) 00:30:59.57 ID:OUQDpVgo
あけおめ
591 :
【吉】
[sage]:2010/01/01(金) 00:31:32.37 ID:oqL0m/wo
これでいいのかな
592 :
【凶】
[sage]:2010/01/01(金) 00:49:03.30 ID:xwk1fUDO
こいっ!
593 :
A HAPPY NEW YEAR 2 0 1 0 !
[sage]:2010/01/01(金) 00:50:18.25 ID:Tp0Y1EAO
あ
594 :
!omikuzi
[sage]:2010/01/01(金) 00:51:34.33 ID:6rgqLQIo
これ出来なかったら魔道士のおっぱいは超貧乳になる
595 :
【吉】
[sage]:2010/01/01(金) 00:52:12.76 ID:xwk1fUDO
お年玉は魔道士ちゃん!
596 :
【ピョン吉】
[sage]:2010/01/01(金) 00:52:24.35 ID:6rgqLQIo
おk
597 :
【吉】
[sage]:2010/01/01(金) 00:53:16.87 ID:C83WLxso
王子あけおめ
598 :
【極吉】
:2010/01/01(金) 00:55:20.91 ID:LRxxrwDO
ここで試すな!盗賊が正月着物来て初詣行って草むらで
>>1
と姫始めうぁぁぁぁぁぁうぁぁぁぁぁぁうぁぁぁぁぁぁ!!
599 :
◆1otsuV0WFc
[sage]:2010/01/01(金) 00:56:14.95 ID:NjvMrAAO
魔道士「皆さん、明けましておめでとうございますー!」
召喚士「明けましておめでとうございます!」
戦士「今年もヨロシクな!!」
盗賊「…今年も…よろしく!」
魔道士「皆さんにとって、良い年でありますように…!」
盗賊「う、うんっ!」
魔道士「これから初夢に伺いますねっ!エヘヘッ!!」
盗賊「そ、そうっ!」
魔道士「裸で…!」
盗賊「…えっ!?」
魔道士「盗賊さんがっ!!」
盗賊「えぇっ!!?」
魔道士「ね…っ?」
盗賊「むむむ…無理ーっ!!」
魔道士「なーんて……」
タッタッタッタ…
魔道士「あ…行っちゃった…」
……
魔道士「皆さん、今年も応援宜しくお願いします!エヘヘ!」
600 :
【中吉】
[sage]:2010/01/01(金) 00:56:21.35 ID:73yhV.AO
あけおめ
601 :
A HAPPY NEW YEAR 2 0 1 0 !
[sage]:2010/01/01(金) 00:59:12.36 ID:xwk1fUDO
>>599
恥ずかしがることはないよ、2人ともおいで
>>1
今年もよろしく!そして頑張れ!
602 :
! omikuji
[sage]:2010/01/01(金) 00:59:47.48 ID:hETO0Rgo
おめっとさんです
603 :
A HAPPY NEW YEAR 2 0 1 0 !
:2010/01/01(金) 01:00:54.55 ID:OWT/82M0
おめっとさん
604 :
A HAPPY NEW YEAR 2 0 1 0 !
[sage]:2010/01/01(金) 01:05:11.29 ID:xwk1fUDO
>>576-577
てか時間がww
605 :
【中吉】
[sage]:2010/01/01(金) 01:08:38.67 ID:hETO0Rgo
うは、恥ずかしミスってるww
時空が切れたんだきっと・・・
606 :
A HAPPY NEW YEAR 2 0 1 0 !
[sage]:2010/01/01(金) 01:11:12.88 ID:g.p3DLQo
あけおめことよろ
607 :
A HAPPY NEW YEAR 2 0 1 0 !
[sage]:2010/01/01(金) 01:13:09.35 ID:7.6QsfMo
あけましておめでとうございます。
>>1
は今頃初詣か何かかね。
みんな今年も宜しくお願いします。
608 :
omikuji
:2010/01/01(金) 01:14:35.60 ID:8IY1aa.0
もっかいおめ
609 :
【末吉】
[sage]:2010/01/01(金) 01:18:17.93 ID:3SiwluMo
あけましておめっとさん
>>1
今年もよろしくな
610 :
【大凶】
[sage]:2010/01/01(金) 01:18:40.05 ID:46gVh/Eo
エラーでたしもういっかいあけおめ!
611 :
【小吉】
[sage]:2010/01/01(金) 01:18:53.38 ID:g.p3DLQo
てs
612 :
A HAPPY NEW YEAR 2 0 1 0 !
[sage]:2010/01/01(金) 01:21:16.98 ID:46gVh/Eo
大凶…orz
613 :
A HAPPY NEW YEAR 2 0 1 0 !
[sage]:2010/01/01(金) 01:21:54.51 ID:NjvMrAAO
改めて明けましておめでとうございます!去年は多数のご支援、本当にありがとうございました!!
今年も頑張って面白い話が書けるよう頑張ります(`・ω・´)
これからも応援よろしくお願い致します!!ノシ
614 :
【吉】
[sage]:2010/01/01(金) 01:25:57.62 ID:lNnu5wSO
>>1
あけおめ〜
今年は特にシルフたんでお願い申しあげます
615 :
A HAPPY NEW YEAR 2 0 1 0 !
[sage]:2010/01/01(金) 01:50:15.56 ID:swt.djs0
あけおめー!
>>1
これからも応援するよ〜
616 :
A HAPPY NEW YEAR 2 0 1 0 !
[sage]:2010/01/01(金) 01:51:12.02 ID:fpSw0IDO
あけましておめでとう。
今年も更新楽しみにしてます!
ってか人多いなwwwwww
617 :
A HAPPY NEW YEAR 2 0 1 0 !
[sage]:2010/01/01(金) 01:55:06.30 ID:mMSsseko
おめでとう
618 :
【吉】
[sage]:2010/01/01(金) 01:55:54.28 ID:M./Al2DO
あけましておめでとうございます
619 :
A HAPPY NEW YEAR 2 0 1 0 !
[sage]:2010/01/01(金) 01:58:23.80 ID:A0gmGsAO
あけましておめでとう
どんだけ人いるんだwwww
620 :
A HAPPY NEW YEAR 2 0 1 0 !
[sage]:2010/01/01(金) 02:08:03.42 ID:xCQRogDO
あけましておめでとう
621 :
【吉】
[sage]:2010/01/01(金) 02:37:51.46 ID:Yxa9AkYo
あけおめ
>>1
今年も楽しみにしてるよ
622 :
A HAPPY NEW YEAR 2 0 1 0 !
:2010/01/01(金) 03:51:56.17 ID:C0lhJ6SO
あけましておめでとうございます
うん。
623 :
A HAPPY NEW YEAR 2 0 1 0 !
:2010/01/01(金) 04:03:30.72 ID:8n88buQo
あけましておめでとう
624 :
A HAPPY NEW YEAR 2 0 1 0 !
[sage]:2010/01/01(金) 04:18:28.01 ID:xAlCFTso
あけましておめでとう!
625 :
A HAPPY NEW YEAR 2 0 1 0 !
:2010/01/01(金) 04:20:05.86 ID:NGpU/wDO
明けましておめでとうごさいましゅ!
626 :
A HAPPY NEW YEAR 2 0 1 0 !
[sage]:2010/01/01(金) 04:24:38.88 ID:cV2RJQAO
明けましておめでとう
>>1
がんばれ〜
627 :
A HAPPY NEW YEAR 2 0 1 0 !
:2010/01/01(金) 04:45:53.34 ID:AeEfywU0
あけました!
おめでとうは喪中だから言えないが
>>1
今年もがんばれ!!
628 :
【ピョン吉】
[sage]:2010/01/01(金) 05:05:25.39 ID:qwA5c5g0
あけまんこ!
629 :
A HAPPY NEW YEAR 2 0 1 0 !
[sage]:2010/01/01(金) 05:43:34.16 ID:kNjlZsDO
明けましておめでとう!
今年も愛してるぜ
>>1
!
雪降ってます@郡山
寝てて月食見そびれた、日の出は頑張ります。
630 :
A HAPPY NEW YEAR 2 0 1 0 !
[sage]:2010/01/01(金) 07:11:52.50 ID:CAvciUDO
あけオメコとよろ!
631 :
A HAPPY NEW YEAR 2 0 1 0 !
:2010/01/01(金) 07:53:19.99 ID:jOwKVbg0
あけましておめでとう。
>>1
今年も楽しみにしてるぜ!
632 :
A HAPPY NEW YEAR 2 0 1 0 !
:2010/01/01(金) 07:56:56.76 ID:R40DLMAO
あけましておめでとう。
今年も楽しみにしながらROMります。
633 :
A HAPPY NEW YEAR 2 0 1 0 !
[sage]:2010/01/01(金) 09:50:27.88 ID:vEvnEgU0
明けましておめでとう!
今年も頑張れ!!
634 :
A HAPPY NEW YEAR 2 0 1 0 !
:2010/01/01(金) 10:03:50.08 ID:mwLDt2AO
こんなレス消費していいのか?
今年もROMってます
635 :
A HAPPY NEW YEAR 2 0 1 0 !
:2010/01/01(金) 10:44:38.04 ID:SGFFsADO
あけましておめでとう!いつも楽しませてもらってます。
今年も頑張ってください。
636 :
A HAPPY NEW YEAR 2 0 1 0 !
:2010/01/01(金) 11:16:50.89 ID:6vCvSMAO
あけおめ
最初からずっと楽しみに見させてもらってるよ〜
体に気をつけて頑張って下さい
637 :
【吉】
[sage]:2010/01/01(金) 11:33:02.33 ID:ATA4wDoo
ことよろ
638 :
A HAPPY NEW YEAR 2 0 1 0 !
[sage]:2010/01/01(金) 12:19:46.92 ID:Exu0oASO
皆様新年明けましておめでとうございます。
639 :
A HAPPY NEW YEAR 2 0 1 0 !
[saga sage]:2010/01/01(金) 13:24:42.01 ID:B4y/2f.o
おはようございます!そしてあけましておめでとうございます!ノシ
あけおめで50レス以上とか…!!((((;゚Д゚)))
嬉しかった半面、ことの重大さに改めて身が引き締まりました!
今年も頑張ります!新年一発目↓続き
640 :
A HAPPY NEW YEAR 2 0 1 0 !
:2010/01/01(金) 13:25:15.03 ID:szYrGEDO
あけおめ、ことよろ。
風邪ひいて24時間近く寝ていた俺が通りますよっと。
そば食べれなかったorz
641 :
◆1otsuV0WFc
[saga sage]:2010/01/01(金) 13:26:03.63 ID:B4y/2f.o
〜城内、大広間〜
戦士「……」
召喚士「……」
魔道士「立派な椅子ですね…」
ポスッポスッ…
盗賊「…フカフカだ」
召喚士「なんか待遇が豪華すぎません…?」
戦士「いいんじゃねぇ?俺らもこの国を救った中に…」
ガチャッ…
女王「あぁっ!やはり皆様方でいらっしゃいましたか…!」
王女「御無沙汰しておりますわ…!」
召喚士「あ、こ…こちらこそご無沙汰しております!」
魔道士「王女様、ご機嫌麗しゅう!」
盗賊「…ウルワシュウ」
戦士「お元気そうで何より!!」
642 :
◆1otsuV0WFc
[saga sage]:2010/01/01(金) 13:29:21.28 ID:B4y/2f.o
…
女王「さぁ、どんどん持って参れ」
女王が宮仕に声をかける。
召喚士「あ、いえ…女王様」
女王「…?」
魔道士「私達、食事は済ませてしまいましたので…」
盗賊「…うむ」
王女「左様でしたか…!」
女王「では…酒の用意を…」
女王は再び、近くの宮仕に呼びかける。
戦士「さっ、酒も大丈夫っす!いや、本当に!」
女王「遠慮する事はありませんよ?何と言っても皆様方は…」
戦士「いやいや!えーと…ほれっ…召喚士…っ!」
召喚士「あっ!そ、そうだ!お…王子は?」
女王「実は王子は……」
643 :
◆1otsuV0WFc
[saga sage]:2010/01/01(金) 13:30:22.32 ID:B4y/2f.o
コツコツコツ…カチャッ…
神官「どうも、お待たせいたしました」
召喚士「神官さん!ご無沙汰してます!」
神官「皆様、その節はまことに……」
戦士「ま、まぁまぁ…!とりあえずっ…」
神官「…?」
召喚士「実は大事な話が…!!」
神官「…!?。…左様でしたか」
盗賊「……」
神官「陛下、姫……それでは…」
女王「うむ…。では皆様、また後ほど…」
王女「召喚士様、また後ほどお話をお聞かせ下さいませ」
召喚士「…?…は、はい」
カツカツカツ…
女王と王女を見送り、神官が席に着く。
644 :
◆1otsuV0WFc
[saga sage]:2010/01/01(金) 13:33:03.95 ID:B4y/2f.o
神官「お元気そうで何よりです」
魔道士「神官さんも!」
戦士「西国もなかなか賑わっているようで何より!」
神官「ええ。今のところ魔物の脅威が去ったので平穏ですね」
召喚士「ところで王子は…?」
神官「今は、元西海岸国の城におります」
盗賊「…?」
神官「あ…、皆様方が去られた後、王子は刺激されたのか…」
召喚士「……」
神官「剣術に魔法に帝王学と…随分熱心で…」
魔道士「偉い…!」
神官「城内で勤しむにはまだ良いのですが……」
戦士「……まさか」
神官「ええ。仕舞いには自ら前線へ赴くなどと言い出し…」
召喚士「そ…それで西海岸国へ…?」
645 :
◆1otsuV0WFc
[saga sage]:2010/01/01(金) 13:34:14.98 ID:B4y/2f.o
神官「二、三度勝手に飛び出したものですから…」
盗賊「……」
神官「ならば最初から護衛付きで、目の届く位置に居て頂こう…と」
魔道士「な、なるほど……」
戦士「まだ若いんだから無理する事ないのにな……」
神官「全くです…。言い聞かせてるんですがね…はぁ」
召喚士「まぁ…元気なのは何よりですね…。ははっ…」
神官「元気すぎるのも…はぁ……」
盗賊「…ゴクロウサマデス」
…
神官「あ…それで、お話というのは…?」
召喚士「あっ!そ…そうだ!!実はですね……」
召喚士は東方、北関…そして鉱山と、事の顛末を神官に話す。
召喚士「………と、いう事なんです」
神官「なるほど……。なかなか密の濃い話ですね…」
646 :
A HAPPY NEW YEAR 2 0 1 0 !
:2010/01/01(金) 13:39:23.42 ID:VbgYocSO
遅くなったけど!
>>1
明けましておめでとうございます!!昨年中は大変お世話になりました!本年もよろしくお願いします!!
って事で……
http://u.upup.be/?LnSWnkoqhQ
早く早く〜
647 :
【末吉】
[sage]:2010/01/01(金) 13:53:36.22 ID:B4y/2f.o
>>646
カワエエ///癒されます
年賀状が予想以上に少なくてワロタwwww………orz
ちょっとお雑煮食べてきます!ノシ
648 :
A HAPPY NEW YEAR 2 0 1 0 !
:2010/01/01(金) 14:28:15.76 ID:VbgYocSO
喰ってら〜
餅喉に詰まらせるなよ〜
649 :
A HAPPY NEW YEAR 2 0 1 0 !
[sage]:2010/01/01(金) 14:30:49.08 ID:an00pDQ0
つ 王子煮
650 :
A HAPPY NEW YEAR 2 0 1 0 !
:2010/01/01(金) 14:50:06.73 ID:VbgYocSO
つ 女王&王女親子丼
651 :
A HAPPY NEW YEAR 2 0 1 0 !
[sage]:2010/01/01(金) 15:35:09.45 ID:tVUe1.DO
つ 王憎煮
652 :
◆1otsuV0WFc
[saga sage]:2010/01/01(金) 16:39:47.31 ID:B4y/2f.o
盗賊「……」
神官「まず順に追っていきましょう」
召喚士「ええ…」
神官「東方の召喚術…えぇと、陰陽師ですか…」
神官は式神の札を眺めながら呟く。
神官「これについては西方の召喚術でも、全く分かりません」
戦士「そうか……」
神官「おそらく関連性は薄いのではないでしょうか…?」
魔道士「…?」
神官「似て非なるもの…とでも言いましょうか」
召喚士「確かに手法も中身も全く別の物ですからね…」
神官「基本精霊がいないという時点で、召喚術とは違う感じが強いですね」
召喚士「確かに…そうなんですよね」
神官「ですが…全く関連性がないとは言い切れないのも事実ですね」
召喚士「仰る通りだと思います」
653 :
◆1otsuV0WFc
[saga sage]:2010/01/01(金) 16:40:39.91 ID:B4y/2f.o
神官「次に…召喚獣に乗る…ですか」
召喚士「はい……」
神官「な、なかなか冒険的ですね…」
召喚士「いっ、いや…ははっ」
盗賊「……」
神官「召喚士殿が召喚出来なくなった理由…」
召喚士「はい…」
神官「やはりそこにあるのではないか…と」
魔道士「……なるほど」
神官「魔力を注ぎ込み過ぎて反動で召喚出来なくなる…」
盗賊「…」
神官「稀にですが、例が全くないわけではありません」
戦士「なるほどなぁ…」
神官「オーバーヒート、でも言いましょうか…」
召喚士「完全に魔力がない、という感じでもないんですけどね…」
654 :
◆1otsuV0WFc
[saga sage]:2010/01/01(金) 16:41:30.76 ID:B4y/2f.o
神官「最低限の魔力は誰しもありますからね」
魔道士「そうなんですねぇ」
神官「戦士さんにも魔力はありますよね…?」
戦士「言われてみりゃ…雷切で雷出せるわけだしな…」
神官「そう。普段は使わずとも必ず魔力は持っているものなのです」
盗賊「……なるほど」
神官「それを才能や訓練で増幅させ…放出する」
召喚士「それが魔法…ですね…!」
神官「そういう事です」
戦士「そして召喚術もしかりって事か…」
神官「はい。単純に餌となるだけの魔力が作り出せない…」
盗賊「……」
神官「そういう事になりますかね」
召喚士「…・・・なるほど」
神官「そして…鉱山での出来事…」
655 :
◆1otsuV0WFc
[saga sage]:2010/01/01(金) 16:44:11.60 ID:B4y/2f.o
魔道士「……」
神官「召喚獣が自分の意志で出るなど…」
盗賊「…」
神官「ましてや今お話したように…餌もなく…」
召喚士「ありえますか……?」
神官「………有り得ません。断じて」
戦士「じゃあ…」
神官「こればかりはやはり、本人に聞く以外ないでしょう」
召喚士「…助かります」
神官「御存じの通り、満月の夜に儀式を行い、あちらの世界へと誘います」
召喚士「はい……」
神官「幸いユニコーンは白虎ですから、そんなに労せずとも大丈夫でしょう」
盗賊「……」
神官「満月の夜まで…三日…」
召喚士「……はい」
656 :
◆1otsuV0WFc
[saga sage]:2010/01/01(金) 16:47:13.39 ID:B4y/2f.o
神官「それまではゆっくりと旅の話でもお聞かせ下さい!」
召喚士「……ありがとうございます!」
神官「皆も、きっと楽しみにしている事でしょう」
召喚士「はいっ!」
神官「それでは、よろしくお願い致します」
召喚士「こちらこそ…っ!!」
戦士「良かったな!」
魔道士「ですねっ!!」
召喚士「うん。みんなもありがとう!」
盗賊「……気にするな」
神官「さて…では後ほど、夕食の晩餐にて…」
テクテクテク…
宮仕「お部屋へご案内致します」
召喚士「ありがとうございます」
神官と入れ違いで訪れた宮仕の案内により、四人は客間へと向かった。
657 :
A HAPPY NEW YEAR 2 0 1 0 !
[sage]:2010/01/01(金) 17:09:18.31 ID:IrR2bwAO
王子は出ないのか
658 :
A HAPPY NEW YEAR 2 0 1 0 !
:2010/01/01(金) 17:48:04.50 ID:2vjJu5go
こうやって油断させていきなり出てくるんだろ・・・
いつもの手だよな。もういい加減飽きたっつーの
659 :
A HAPPY NEW YEAR 2 0 1 0 !
[sage]:2010/01/01(金) 17:53:33.36 ID:aMPN0EQP
王子はきっとこのスレの殺気を感じ取って逃げたに違いない
660 :
A HAPPY NEW YEAR 2 0 1 0 !
[sage]:2010/01/01(金) 18:36:02.48 ID:gOxGeFso
王子が出るとスレが埋まる
661 :
A HAPPY NEW YEAR 2 0 1 0 !
[sage]:2010/01/01(金) 18:37:40.60 ID:WYGv8Uko
まてこれは玉子の罠だ
662 :
A HAPPY NEW YEAR 2 0 1 0 !
[sage]:2010/01/01(金) 18:54:01.29 ID:fpSw0IDO
今回は王子が絡まないように事前に左遷してくれたんだ!
俺は
>>1
を信じてるぜ!
663 :
A HAPPY NEW YEAR 2 0 1 0 !
[saga sage]:2010/01/01(金) 19:04:19.18 ID:B4y/2f.o
前もって王子出ないって言ってるじゃないですかww
にも関わらずこの王子の人気に嫉妬…!!(#^ω^)
664 :
◆1otsuV0WFc
[saga sage]:2010/01/01(金) 19:05:11.76 ID:B4y/2f.o
〜大広間〜
王女「さぁ、どうぞ…」
トクトクトクッ…
召喚士「あ、ありがとうございます!」
女王「戦士様もどうぞ……」
戦士「あ、す…すいません」
…
神官「なるほど…そういう経緯で…」
魔道士「はい…」
召喚士「西国はどうなんですか…?」
神官「いまのところ…順調です」
召喚士「そうですか……」
神官「お陰様で西平原国、西海岸国の領土を併呑出来ました」
盗賊「……」
召喚士「道は…繋がりましたね」
召喚士「!?……そこまで見破られておりましたか」
665 :
◆1otsuV0WFc
[saga sage]:2010/01/01(金) 19:06:04.02 ID:B4y/2f.o
召喚士「すいません……」
神官「いえ。事実ですから…」
戦士「これで西方最大勢力って事ですね」
神官「はい。後は王子の即位が無事終われば…」
召喚士「他国も文句は言えなくなりますね…」
神官「全ては皆様方のお陰です…!」
魔道士「そんな事はないですよ…っ!」
盗賊「…うむ」
召喚士「墓碑…見ました……」
神官「……」
召喚士「彼らがいてこその結果ですから…」
神官「……ええ」
魔道士「ところで、召喚術の研究はどうですか?」
召喚士「あ、そうだ…アヌビスについては…」
盗賊「……」
666 :
◆1otsuV0WFc
[saga sage]:2010/01/01(金) 19:07:13.77 ID:B4y/2f.o
神官「いえ…未だ謎のままです」
戦士「そうか…」
神官「今となっては不要なのかもしれませんが……」
魔道士「確かに…そうかもですね…」
神官「しかし今後の召喚術への貢献にもなりますし…何より…」
盗賊「…?」
神官「私の興味本位というところもあります」
召喚士「良い事だと思いますよ…!」
戦士「そうそう!好きこそ物の上手なれ…ってね」
魔道士「おおー…っ!」
戦士「ん?」
魔道士「戦士さん、難しい言葉知ってますねぇ!」
戦士「バカにしてんのか!お前は!!」
召喚士「ふふっ……あはは!!」
盗賊「…ふ…ふふっ!」
667 :
A HAPPY NEW YEAR 2 0 1 0 !
[sage]:2010/01/01(金) 19:20:01.05 ID:6rgqLQIo
がんばりすぎじゃね?
664の終わり行、発言者が間違ってますゼ
668 :
A HAPPY NEW YEAR 2 0 1 0 !
[saga sage]:2010/01/01(金) 19:31:07.93 ID:B4y/2f.o
>>667
本当だ…失礼致しました。ちょっと休みながら書きます…orz
669 :
A HAPPY NEW YEAR 2 0 1 0 !
:2010/01/01(金) 19:39:39.94 ID:SGFFsADO
>>1
正月くらい無理しないでね
やっぱり魔道士ちゃんがいるとパーティーが明るくていいな
670 :
A HAPPY NEW YEAR 2 0 1 0 !
[sage]:2010/01/01(金) 20:15:12.20 ID:fM6J2oSO
>>1
、俺、騙されない
俺の部族、代々伝わる酋長、槍、磨いて、待ってる
671 :
【凶】
:2010/01/01(金) 23:32:04.96 ID:q5K/ryE0
あけましたおめでとう!
>>1
今年もよろしく!
672 :
【吉】
[sage]:2010/01/01(金) 23:38:11.26 ID:m3PAFmUo
あけおめ
>>1
今年もがんばって!!
673 :
A HAPPY NEW YEAR 2 0 1 0 !
:2010/01/02(土) 06:20:39.76 ID:OfYmeWw0
もちろん
>>1
が大好きなんだけど
ここにいる住民も面白くて大好き
もうみんな俺の嫁!
674 :
A HAPPY NEW YEAR 2 0 1 0 !
:2010/01/02(土) 06:57:13.36 ID:.H8XYns0
ふざけんな
675 :
A HAPPY NEW YEAR 2 0 1 0 !
[sage]:2010/01/02(土) 08:45:09.50 ID:BkGuCQDO
あけましておめでとう
>>1
、これからも頑張ってください
魔道士ちゃんかわいいな
676 :
A HAPPY NEW YEAR 2 0 1 0 !
:2010/01/02(土) 10:20:50.05 ID:z5wfHoSO
そういえば、ここではスフィンクスは破壊活動しかしてないけど
もともとスフィンクスは太陽神であり再生・復活の象徴だよな
この後に何かあるのかな?
677 :
A HAPPY NEW YEAR 2 0 1 0 !
[sage]:2010/01/02(土) 12:49:22.93 ID:aXa5V.AO
破壊の裏に創造有り!
壊して造る!これすなわち錬k(ry
678 :
A HAPPY NEW YEAR 2 0 1 0 !
[sage]:2010/01/02(土) 13:23:27.47 ID:oJI6rCIo
やめてくれ・・・スフィンクスのイメージが一気にアームストロング少佐になってしまった・・・
679 :
A HAPPY NEW YEAR 2 0 1 0 !
[sage]:2010/01/02(土) 13:35:25.60 ID:AbffFjUo
さらに無理矢理アームストロング少将に脳内変換した
680 :
◆1otsuV0WFc
[sagesaga]:2010/01/02(土) 14:09:49.87 ID:Q1EhJ.AO
召喚士「あっ、そうだ…!」
神官「…?」
召喚士「西端の山に、召喚術に詳しい方がいます」
神官「…前に言われていた玄武の…?」
召喚士「そうです。ええと…」
召喚士は紙に地図を記し、神官へ手渡す。
召喚士「サモナーという方です。良かったら…」
神官「ありがとうございます。訪ねてみようと思います」
召喚士「きっと助けになりますよ!」
神官「本当にありがとうございます」
召喚士「いえいえ」
魔道士「お城の方も…増えましたね!」
王女「ええ。西海岸国の兵士さんと、街からの志願で…」
女王「まことにありがたい事ですわ…」
戦士「これからもっと強くなっていかなきゃいけないからな!」
女王「そうだ。戦士様…!」
戦士「はい?」
女王「宜しければ明日、兵の鍛練を見て頂けませぬか…?」
戦士「え…っ?お、俺が…?」
681 :
◆1otsuV0WFc
[sagesaga]:2010/01/02(土) 14:20:50.00 ID:Q1EhJ.AO
魔道士「いいじゃないですかー!」
盗賊「…うむ」
戦士「いや…俺なんかが務まるような…」
神官「あれから更に腕を上げられたのでしょう?」
召喚士「凄いですよ…!」
戦士「お前っ!ハードルを上げるな!!」
召喚士「あはは!でも、本当だよ…!」
盗賊「…」
召喚士「この前手合わせして実感したよ」
戦士「……」
召喚士「魔法剣はなくても、剣術においては相当の腕前だよ」
戦士「だっ、だからハードルを……!」
召喚士(うーん…本当なんだけどなぁ……)
女王「とりあえず明日、見て頂けるかしら?」
戦士「…ま、まぁ。……見るだけなら」
王女「ありがとうございます!さぁ、どうぞ!」
戦士「いやっ、あ…すいません!」
戦士はグラスを差し出し、王女から酒を注がれる。
682 :
◆1otsuV0WFc
[sagesaga]:2010/01/02(土) 15:05:18.57 ID:Q1EhJ.AO
…
召喚士「ご馳走様でした」
盗賊「……美味しかった」
女王「大した持て成しも出来ず…」
魔道士「そんな事ありませんよ!充分過ぎます」
神官「召喚士殿、宜しければこの後一杯…」
召喚士「はい。お付き合いします!ねっ、戦士?」
戦士「俺はいいや!」
召喚士「!?」
戦士「いや…ちょっと剣を振るっておこうかなって…」
魔道士「やる気マンマンじゃないですか」
戦士「い、一応だよ!一応…っ!」
召喚士「ははっ!分かった…!」
戦士「んじゃ、また後でな!」
召喚士「うん」
神官「では召喚士殿、こちらへ」
スタスタスタ…
魔道士「盗賊さんっ、私達も行きましょうか!」
盗賊「…う、うん」
テクテクテク…
683 :
A HAPPY NEW YEAR 2 0 1 0 !
[sage]:2010/01/02(土) 15:20:36.36 ID:3MO8ggSO
>>1
キター-------(゚∀゚)---------!!
つCwktk
684 :
◆1otsuV0WFc
[sagesaga]:2010/01/02(土) 15:46:52.42 ID:Q1EhJ.AO
〜女性部屋〜
魔道士「盗賊さん…これっ!!」
盗賊「!?」
魔道士「あんまり時間なくて…三つしか…」
盗賊「いやっ、じ…充分!ありがとう!」
魔道士「良かったー!エヘヘッ!!」
盗賊「…ふ、ふふ…っ」
魔道士「早速付けてみて下さいよ!」
盗賊「えっ…あ、うん」
ヌギッ…シュルシュル…バイィィン
魔道士「すご……」
盗賊「……」
魔道士「…?どうしました…?」
盗賊「…えと、…どうやって…付けるのだ?」
魔道士「あ…まずですね…」
テクテク…
盗賊「ちょ…っと!!」
魔道士「違うんです!脇を寄せて…」
コンコン…カチャ
王女「あの…、ひゃあっ!?」
魔道士「!?」
盗賊「!!」
王女「ししっ失礼しました…!!」
バタンッ!!
盗賊「……なんだか」
魔道士「勘違いされましたかね…?」
685 :
◆1otsuV0WFc
[sagesaga]:2010/01/02(土) 16:02:51.64 ID:Q1EhJ.AO
…
王女「そ、そうでしたかっ!ブラジャーを…!」
魔道士「盗賊さん、着けた事ないんですよー」
王女「まぁ…!こんな大きくていらっしゃるのに…」
盗賊「着けた事はあるっ!…もん」
魔道士「そうなんですか?」
盗賊「ど、どうやるか…知らないだけ!」
王女「そ…そうですか」
魔道士「お化粧もしないんですよー!」
王女「あ…私もしないですね…」
魔道士「えー?カワイイのに勿体ない…」
王女「あっ!じゃあせっかくですので…教えて頂けませんか?」
魔道士「いいですよっ!盗賊も!!」
盗賊「えぇっ!?わ…私も…!?」
魔道士「はいっ!えへへ!」
王女「よろしくお願い致します…!」
盗賊「……はぁ」
686 :
A HAPPY NEW YEAR 2 0 1 0 !
[sage]:2010/01/02(土) 16:08:57.70 ID:i4Y7bEDO
こうしてお色気の術を習得した盗賊こと藤蔵銀が水戸で活躍すr・・・
おかしな電波を受信した誰か助けてくれ
687 :
A HAPPY NEW YEAR 2 0 1 0 !
[sage]:2010/01/02(土) 16:33:22.55 ID:KwafA2DO
>>686
_n
( l ハ,,ハ
\ \ ( ^-^ ) その話、素敵です!
ヽ___ ̄ ̄ )
/ /
ハ,,ハ
( ^-^ ) n
 ̄ \ ( E) お引き受けします!
フ /ヽ ヽ_//
⊂ ⊂ヽ、 /)/)
c、 `っ( ヽ お引き受けします!
( v)c、 `っ
V''V ( v) / ̄`⊃ お引き受けします!
V''V | ⊃
( v) ハ,,ハ
V''V (^-^ ) お引き受けします!
⊂⊂ ヽ
> )
(/(/
__
/。 \ 取り返しのつかないことになってしまった……
|ノ ゚|
ノ ゴ ハ
688 :
A HAPPY NEW YEAR 2 0 1 0 !
[sage]:2010/01/02(土) 16:55:40.99 ID:2HRD/rQo
>神官「二、三度勝手に飛び出したものですから…」
大臣殺しといて全く懲りてない件
689 :
A HAPPY NEW YEAR 2 0 1 0 !
[sage]:2010/01/02(土) 16:58:58.49 ID:mV8Oubwo
久々のもん頂きました
690 :
A HAPPY NEW YEAR 2 0 1 0 !
[sage]:2010/01/02(土) 17:04:28.92 ID:AbffFjUo
>>688
ただの聞き分けの無い生意気なガキ
691 :
◆1otsuV0WFc
[sagesaga]:2010/01/02(土) 17:19:16.31 ID:Q1EhJ.AO
〜酒場〜
トクトク…グイッ…コトッ
神官「…」
召喚士「…」
神官「……」
召喚士「……」
神官「………」
召喚士「………」
神官「…あ、あの」
召喚士「…あ、あの」
神官「あ、いや…どうぞ!」
召喚士「いやっ!先にどうぞ!」
神官「あ、いや…」
召喚士「あ……」
神官「すいません…」
召喚士「い、いやっ!こちらこそ…」
トクトク…グイッ…コトッ
692 :
◆1otsuV0WFc
[sagesaga]:2010/01/02(土) 17:44:35.98 ID:Q1EhJ.AO
〜中庭〜
シュバッ…ブンッ…ヒュオッ
戦士「……ふぅ」
スッ…
女王「ご精が出ますわね」
戦士「あ…どうも…!」
戦士は差し出されたタオルを受け取り、汗を拭う。
女王「ご無理なさらず、本当に見て頂けるだけで良いので…」
戦士「は…はぁ」
女王「……重そうですわねぇ」
戦士「ええ…。まぁ…」
女王「私も…少しくらいは出来ないと…あら…っ!?」
フラァッ…ガシィ
戦士「だ、大丈夫ですか!?」
女王「すみません…こんなに重いのですわね…」
戦士「気をつけて……」
女王「お優しいのね…」
戦士「い、いやっ…!!」
戦士は女王の肩を離す。
戦士「し…失礼をっ」
女王「こちらこそ…」
戦士「……」
戦士は気まずそうに、頭をかく。
693 :
A HAPPY NEW YEAR 2 0 1 0 !
[sage]:2010/01/02(土) 18:04:02.48 ID:.kAfDASO
どんだけフラグ立てるんだ…
694 :
◆1otsuV0WFc
[sagesaga]:2010/01/02(土) 18:06:19.45 ID:Q1EhJ.AO
王女「……ありがとうございました」
魔道士「また今度やりましょうね!」
王女「……はい」
ボーッ…
盗賊「……」
魔道士「…盗賊さん?」
盗賊「…トイレ」
魔道士「あ、行ってらっしゃい!」
王女「では…」
魔道士「また明日!エヘヘッ!!」
テクテクテク…
盗賊「…?」
戦士「んで…こう」
女王「……こうっ」
戦士は女王の後ろから手を伸ばし、二人で剣を握る。
戦士「そうそう!センスありますよ!」
女王「うふふっ、ありがとう」
戦士「えっ、あ…いやっ!」
女王「戦士様……」
戦士「あっ!すいません!!」
バッ!!
女王「あら…もう離れてしまいますの?」
戦士「えっ!?あ……」
盗賊「……」
テクテクテク…
盗賊は吹き抜けから中庭の光景を横目に、通路を進んだ。
695 :
A HAPPY NEW YEAR 2 0 1 0 !
:2010/01/02(土) 18:08:49.89 ID:3h5Kj6AO
誠フラグ?…
696 :
A HAPPY NEW YEAR 2 0 1 0 !
:2010/01/02(土) 18:35:06.48 ID:2wvkCwSO
ホント罪なデカチンだな
それに比べ召喚士ときたら…
697 :
A HAPPY NEW YEAR 2 0 1 0 !
[sage]:2010/01/02(土) 18:45:08.02 ID:JNK4rUAO
もしかしたら戦士は
召喚士にもフラグ立てるんじゃね?
698 :
A HAPPY NEW YEAR 2 0 1 0 !
[sage]:2010/01/02(土) 19:49:23.11 ID:czylKADO
こうなったら戦士はめざせ攻略王だな。某二刀流剣士みたく。
699 :
A HAPPY NEW YEAR 2 0 1 0 !
[sage]:2010/01/02(土) 20:15:53.14 ID:mXxvXsAO
上条さんばりのプラグメイカーだな
もしこの世界に上条さんいたら召喚獣も打ち消せんのかね?
700 :
A HAPPY NEW YEAR 2 0 1 0 !
[sage]:2010/01/02(土) 20:22:31.73 ID:KwafA2DO
召喚士嫉妬離脱フラグ
701 :
A HAPPY NEW YEAR 2 0 1 0 !
[sage]:2010/01/02(土) 20:40:29.46 ID:3MO8ggSO
>>698
赤髪の戦士でもいいんじゃない?
702 :
A HAPPY NEW YEAR 2 0 1 0 !
:2010/01/02(土) 20:42:50.00 ID:3h5Kj6AO
>>699
効果は消せそうだけどそのものは無理そうじゃね?
703 :
A HAPPY NEW YEAR 2 0 1 0 !
[sage]:2010/01/02(土) 21:02:30.87 ID:KwafA2DO
召喚術の使えない召喚士が戦士に遅れをとらないわけがない
主人公がいなくなる…
704 :
◆1otsuV0WFc
[sagesaga]:2010/01/02(土) 21:06:55.25 ID:Q1EhJ.AO
…
召喚士「結局…神官さんと何話したっけ…?」
テクテクテク…
召喚士「…あれ?……盗賊…さん?」
盗賊「……」
召喚士「盗賊さ……」
盗賊「……!?」
召喚士「盗賊さん…!?どうし…」
グスッ…グイッ
盗賊「…ううん…何でもない」
召喚士「でも…泣いて……」
盗賊「…大丈夫。…何でも…ないから」
召喚士「盗賊さん…」
盗賊「…じゃあ…おやすみ」
ザッ
召喚士「あ、あの…っ!」
盗賊「…?」
召喚士「良かったら…話しませんか?」
盗賊「……召喚士」
召喚士「俺で力になれるか分かりませんけど…」
盗賊「……ありがとう」
705 :
◆1otsuV0WFc
[sagesaga]:2010/01/02(土) 21:12:46.08 ID:Q1EhJ.AO
…
召喚士「なるほど……」
盗賊「…分からないんだ」
召喚士「盗賊さん…」
盗賊「…前は…こんな事…なかったのに」
召喚士「……」
盗賊「…こんな気持ちに……ならなかったのに」
召喚士「……それだけ戦士に対する気持ちが強いって事ですね」
盗賊「…私、どうしたら…」
召喚士「いっそ気持ちを伝えてみますか?」
盗賊「!?」
召喚士「少しは…楽になるかもしれませんよ?」
盗賊「…で、でも」
召喚士「勿論…戦士が受け入れるとは限りません…」
盗賊「…うん」
召喚士「いや…今の戦士なら…きっと断ると思います」
盗賊「…うん」
召喚士「それでも、盗賊さんが苦しいなら…気持ちは伝えてもいいんじゃないかな…」
盗賊「……召喚士」
706 :
◆1otsuV0WFc
[sagesaga]:2010/01/02(土) 21:17:32.02 ID:Q1EhJ.AO
召喚士「それに…今の俺達は、そんな事で亀裂が入るとか…」
盗賊「…」
召喚士「そんな仲じゃないですから」
盗賊「…うん」
召喚士「勿論、盗賊さん次第ですけどね」
盗賊「……うん」
召喚士「戦士だって……」
盗賊「…?」
召喚士「あ、いや…何でもないです」
盗賊「…ありがとう」
召喚士「…え?」
盗賊「…少し…楽になった…から」
召喚士「……盗賊さん」
盗賊「…すまん」
召喚士「いえいえ!」
盗賊「…じゃあ…おやすみ」
召喚士「はい、おやすみなさい!」
タッタッタ…
召喚士「さて……と」
707 :
A HAPPY NEW YEAR 2 0 1 0 !
[sage]:2010/01/02(土) 21:54:44.12 ID:X1.A0gEo
召喚士「さて……と」
シコシコ…ドピュッ
708 :
A HAPPY NEW YEAR 2 0 1 0 !
[sagesaga]:2010/01/02(土) 22:38:25.35 ID:ich9A5oo
魔道士「魔力貯めておかないと駄目ですよ」
709 :
A HAPPY NEW YEAR 2 0 1 0 !
:2010/01/02(土) 22:56:06.69 ID:gjO3Otco
>>707
召喚士汚さないで
クリトリスとか言わせないで
710 :
A HAPPY NEW YEAR 2 0 1 0 !
[sage]:2010/01/02(土) 23:02:33.84 ID:YFvA8Fgo
王子よりはやーい(笑)
711 :
A HAPPY NEW YEAR 2 0 1 0 !
[sage]:2010/01/02(土) 23:04:08.88 ID:YveLJ5Io
召喚士「くらえ!戦士!」
シュッ
ゴシュ
712 :
A HAPPY NEW YEAR 2 0 1 0 !
[sage]:2010/01/02(土) 23:17:40.56 ID:KwafA2DO
>>709
あのクールな召喚士がそんなこと言うわけねーよ(笑)
713 :
A HAPPY NEW YEAR 2 0 1 0 !
[sage]:2010/01/02(土) 23:26:55.13 ID:mXxvXsAO
召喚できない理由はオナニーのしすぎじゃ…
714 :
A HAPPY NEW YEAR 2 0 1 0 !
[sagesaga]:2010/01/02(土) 23:27:38.39 ID:Q1EhJ.AO
投下、充電を繰り返し頑張りましたが、もしもしがダメすぎる…orz
今日はここいらで失礼致しますね!
本日もご支援ありがとうございました!ノシ
〜オマケ〜
召喚士「戦士、何やってるの?」
戦士「んー?何だっけ?ギャルゲーっつーヤツ?」
召喚士「あー…それかぁ、難しいんだよねぇ」
戦士「そうなんだよー」
ピコピコ…
召喚士「てか……フラグ立ちまくりじゃん!!」
戦士「え…?そうなの?」
召喚士「だって…全員好感度マックスだし!!」
戦士「えっ!?マジ?」
召喚士「これ…滅多に出来ないハーレムエンドだよ!?」
戦士「あ、そうなん…?」
召喚士「あ…時間切れ…」
戦士「……」
召喚士「……」
715 :
A HAPPY NEW YEAR 2 0 1 0 !
[sage]:2010/01/02(土) 23:28:36.67 ID:ich9A5oo
セーブは…?
716 :
A HAPPY NEW YEAR 2 0 1 0 !
[sage]:2010/01/03(日) 00:38:57.25 ID:GyXVhUSO
おい戦士ちょっと代われ。いいから。悪いようにはしないから。
ずるいんだよ畜生が!!!!!!
717 :
A HAPPY NEW YEAR 2 0 1 0 !
[sage]:2010/01/03(日) 00:52:05.83 ID:Q1WFOUDO
>>716
召喚士乙
718 :
A HAPPY NEW YEAR 2 0 1 0 !
[sage]:2010/01/03(日) 00:55:22.84 ID:j1obvfko
召喚士 朱雀先生
魔道士 大商人の娘
盗賊 姫
戦士 普通の人→フラグメイカー
719 :
A HAPPY NEW YEAR 2 0 1 0 !
:2010/01/03(日) 00:56:39.89 ID:QHjunA20
やっぱり召喚士の立ち位置が一番おいしいと思います
720 :
A HAPPY NEW YEAR 2 0 1 0 !
[sage]:2010/01/03(日) 01:30:04.82 ID:Q1WFOUDO
戦士は男からも女からも更には魔物(鬼とか)からも好まれる
見事な男だ…
721 :
A HAPPY NEW YEAR 2 0 1 0 !
:2010/01/03(日) 09:18:22.44 ID:r5gSDUSO
戦士が魔導師のこと好きになっちゃったりしないのかな?
722 :
A HAPPY NEW YEAR 2 0 1 0 !
:2010/01/03(日) 10:04:49.03 ID:BvqO56SO
戦士は巨乳好きなんじゃないの?
723 :
A HAPPY NEW YEAR 2 0 1 0 !
[sage]:2010/01/03(日) 13:14:00.17 ID:cKLprCso
貴様何が言いたい
724 :
A HAPPY NEW YEAR 2 0 1 0 !
[sage]:2010/01/03(日) 13:38:41.11 ID:Q1WFOUDO
ちなみに私は貧が好きだ
725 :
A HAPPY NEW YEAR 2 0 1 0 !
[sage]:2010/01/03(日) 14:52:20.18 ID:E/.bOsoo
>>724
貧乏乙
戦士は幼馴染の幽霊とよろしくエンドだよ
726 :
A HAPPY NEW YEAR 2 0 1 0 !
[sage]:2010/01/03(日) 15:27:46.59 ID:aO/kVWwo
ネクロマンサーさんに戦士の幼馴染復活させられられて
アワアワ展開が楽しみだな!
え?ない?しらんがな
727 :
A HAPPY NEW YEAR 2 0 1 0 !
[sage]:2010/01/03(日) 16:35:54.44 ID:h036RkDO
>>1
は恋愛物にはしないと言っていたから
ダイ大的な大切な仲間だ!
から進まないだろjk
あっちでは知らないけど(^p^)
728 :
◆1otsuV0WFc
[saga sage]:2010/01/03(日) 20:01:39.43 ID:ntwwl6go
…
戦士「……そうそう」
女王「なるほど…」
テクテク…
戦士「おう、召喚士」
召喚士「…お邪魔…だったかな?」
戦士「いんや」
女王「あら…?もうこんな時間…」
戦士「あ、ほんとだ…」
女王「それでは、私はこの辺で…」
戦士「あぁ、はい」
女王「ありがとうございました」
戦士「いえいえ…!」
女王「では、また明日」
戦士「うっす!」
召喚士「おやすみなさい」
729 :
◆1otsuV0WFc
[saga sage]:2010/01/03(日) 20:04:14.29 ID:ntwwl6go
戦士「なんか流れで女王に剣を教える事になっちまってな…!」
召喚士「なかなかセンスあるんじゃない?」
戦士「意外となぁ…。人は見かけによらないわ…」
召喚士「あんな綺麗な人なのにね」
戦士「だなぁ…」
召喚士「……」
戦士「…?どした…?」
召喚士「あ、いや…ちょっと飲む?」
戦士「神官さんと飲んでたんじゃねーのか?」
召喚士「ははっ、何だか飲み足りなくて…」
戦士「そっか…、いいぜ」
召喚士「ありがとう」
戦士「すぐ片付けるわ」
召喚士「俺も手伝うよ!」
戦士「悪い!サンキュ」
730 :
◆1otsuV0WFc
[saga sage]:2010/01/03(日) 20:52:22.32 ID:ntwwl6go
〜酒場〜
召喚士「お疲れ様」
戦士「おう」
チンッ…ゴクッ
戦士「はぁ〜、うめぇ!」
召喚士「西国の酒はほんと美味いよな!」
戦士「あっ!土産に持って帰ろうぜ…!」
召喚士「あははっ、そうだね!」
…
戦士「なんかあったか…?」
召喚士「えっ、あ…別に…」
戦士「そっか…」
召喚士「……うん」
戦士「……ぷはーっ」
召喚士「……あ、あのさ…戦士」
731 :
A HAPPY NEW YEAR 2 0 1 0 !
[sage]:2010/01/03(日) 20:59:56.49 ID:Q1WFOUDO
召喚師「じ、実は俺…」
戦師「えっ」
召喚師「えっ」
732 :
◆1otsuV0WFc
[saga sage]:2010/01/03(日) 21:11:38.49 ID:ntwwl6go
戦士「んー?」
召喚士「故郷の事…もう…」
戦士「あー…うん。吹っ切れたよ」
召喚士「あっ、ほんとに…」
戦士「東方でさ……」
召喚士「…東方?」
戦士「あ、いやっ…とにかく何て言うか…」
召喚士「…?」
戦士「このままでも…何にも変わらねぇなってさ…」
召喚士「そっか…」
戦士「例え俺がアイツの傍にいてやったとしてもさ…」
召喚士「うん…」
戦士「結局運命までは…変わらなかっただろうし…」
召喚士「うん…そうだね」
戦士「まぁ、それに…だからこそ、今の俺があるわけだしな」
733 :
A HAPPY NEW YEAR 2 0 1 0 !
[sage]:2010/01/03(日) 21:15:39.45 ID:69MzNKMo
東方で新しい相方に出会ったもんな
734 :
A HAPPY NEW YEAR 2 0 1 0 !
[sage]:2010/01/03(日) 21:23:24.99 ID:MX79/Mw0
戦士の嫁は鬼か
735 :
◆1otsuV0WFc
[saga sage]:2010/01/03(日) 21:36:13.42 ID:ntwwl6go
召喚士「そうだね…確かに…」
戦士「だからってアイツとの出会いや思い出が、どうでもいいって事じゃなくて…」
召喚士「うん…」
戦士「それがあったからこその俺で…」
召喚士「うん…」
戦士「だから…アイツには、俺が…死んだ時にさ…」
召喚士「うん…あっ、死ぬのはまだ……」
戦士「えぇと、だからつまり…悪りぃ!こういうの下手でさ…っ!」
召喚士「大丈夫。戦士の気持ちはしっかり伝わったよ…!」
戦士「そ、そっか…!」
召喚士「うん。俺も戦士と同じだな…」
戦士「そうか…?」
召喚士「うん。師匠には本当に迷惑ばっかかけたけど…」
戦士「……」
召喚士「でも…だからこそ、今の自分がいる…」
736 :
◆1otsuV0WFc
[saga sage]:2010/01/03(日) 21:42:19.34 ID:ntwwl6go
戦士「…召喚士」
召喚士「でも…そこで終わっちゃいけないんだよね…」
戦士「……ああ」
召喚士「ここでの事や武士さん…」
戦士「……」
召喚士「自分の力を…国のため、人のために全力で振るって…」
戦士「ああ」
召喚士「そして…命を懸けた…」
戦士「少しでも力を持ってるなら、人のために使いたい」
召喚士「うん…」
戦士「俺は武士さんを見て…そう思ったんだ」
召喚士「…うん」
戦士「だから俺は、今を精一杯生きるよ!」
召喚士「うんっ!」
戦士「過去を振り返らずに…前に進もうと思う…!」
737 :
◆1otsuV0WFc
[saga sage]:2010/01/03(日) 21:45:09.09 ID:ntwwl6go
召喚士「戦士……!」
戦士「あ、んで…何の話だっけ?」
召喚士「えっ?あ…!!」
戦士「…?」
召喚士「そ、そうそう!…女性…は…?」
戦士「女性?」
召喚士「いや……ほら!戦士ももう26だしさっ!」
戦士「……余計なお世話だ…っ!」
召喚士「あ、ごめん…!!」
戦士「ジョーダンだよ!ははっ!」
召喚士「でも…本当にいないの?そういう人…?」
戦士「うーん……」
召喚士「たっ、例えば……盗賊さん…とか…!」
戦士「盗賊かぁ………いいかもなぁ」
召喚士「そっかぁ……………えっ!!?」
738 :
A HAPPY NEW YEAR 2 0 1 0 !
[sage]:2010/01/03(日) 21:46:11.89 ID:Q1WFOUDO
うん… …うん うんっ!
なんか召喚士可愛い(*´∀`*)
739 :
A HAPPY NEW YEAR 2 0 1 0 !
[sage]:2010/01/03(日) 21:53:17.24 ID:MX79/Mw0
確かに可愛いwwww
740 :
◆1otsuV0WFc
[saga sage]:2010/01/03(日) 21:59:05.25 ID:ntwwl6go
戦士「え…?」
召喚士「今…なんて…?」
戦士「えっ?…いいかもなぁって……」
召喚士「…・・ほんとに?」
戦士「な、なんだよっ!なんか照れ臭いな…!」
召喚士「いいってのはつまり……」
戦士「なんかよく分かんないんだけど…いいよな、アイツ」
召喚士「お、お付き合いしたい…って…」
戦士「いやっ、そういう事じゃなくて…」
召喚士「え…っ?」
戦士「今は付き合うとか…そういうのは考えらんねぇよ…」
召喚士「そう…だよね…」
戦士「それに盗賊も迷惑だろうしな…ははっ」
召喚士「いっ、いやいやいやいや…っ!」
戦士「…?」
741 :
A HAPPY NEW YEAR 2 0 1 0 !
[sage]:2010/01/03(日) 22:02:50.72 ID:Q1WFOUDO
気づけ…気づけ…
742 :
◆1otsuV0WFc
[saga sage]:2010/01/03(日) 22:16:23.22 ID:ntwwl6go
召喚士「迷惑じゃ…ないんじゃないかなぁ…」
戦士「…そうかな?」
召喚士「そうそうっ!」
戦士「…?ま、でも恋愛はまだいいよ…!」
召喚士「……そっか」
戦士「お前もそうだろ…?」
召喚士「まぁ…そうだね」
戦士「そっか…」
召喚士「え?」
戦士「あ、いや…打倒、魔王!なんてな…!」
召喚士「夢は大きく…だね!」
戦士「そうそう!やってやろうぜ、俺達で…!」
召喚士「うん!いつか…きっと…!」
戦士「悪りぃな!変な話しちまって…」
召喚士「いやいや、こっちこそ…!!」
743 :
A HAPPY NEW YEAR 2 0 1 0 !
[sage]:2010/01/03(日) 22:33:13.37 ID:rgwqeCEo
『ガンガンやろうぜ』
744 :
A HAPPY NEW YEAR 2 0 1 0 !
[sage]:2010/01/03(日) 22:42:26.89 ID:AZnaphM0
ニヤニヤしながら見てる俺キメぇ…
745 :
◆1otsuV0WFc
[saga sage]:2010/01/03(日) 22:43:56.15 ID:ntwwl6go
戦士「世界がきっと平和になったらさ…」
召喚士「うん」
戦士「そん時は俺も、自分の気持ちがしっかり分かってると思う」
召喚士「そうだね…!」
戦士「だから頑張ろうぜ!一人も欠ける事なく…!」
召喚士「うんっ!」
戦士「さぁて…寝るとすっか…!」
召喚士「そうだね。明日は兵士を見るんだもんね」
戦士「おう。大丈夫かな…?」
召喚士「戦士なら大丈夫だよ。自信持って…!」
戦士「おう。サンキュー!」
召喚士「あはは!!」
戦士「ふっ…ははっ!」
それぞれの思いを胸に夜は更けていく。
そして日は過ぎ、満月の夜を迎えるのであった…。
746 :
A HAPPY NEW YEAR 2 0 1 0 !
[saga sage]:2010/01/03(日) 22:50:03.43 ID:ntwwl6go
あんまり進みませんでしたが、キリいいので今日はここまでにて…
語りも終わり、話も前進致します!多分…
明日から仕事だー!うひょーい!!………はぁ
ご支援まことに感謝!それでは、おやすみなさい!!ノシ
747 :
◆1otsuV0WFc
[saga sage]:2010/01/03(日) 22:51:09.09 ID:ntwwl6go
〜オマケ〜
召喚士「あ、王女…おは…!!」
王女「おはようございます…召喚士様…」
召喚士「今日は…どうしたんですか…?」
王女「いえ…少し化粧を……ポッ///」
召喚士「そ、そうですか…」
王女「おかしい…ですか…?」
召喚士「いえ…!とても綺麗で…」
王女「ま、まぁ…///」
召喚士「…?」
王女「実は…魔道士様に教わりまして…」
召喚士「そうでしたか!」
王女「お化粧とか…マッサジーとか…///」
召喚士「マ…マッサージ!?」
王女「はい……とても気持ちよくて…ポーッ///」
召喚士「……」
王女「シて…差し上げましょうか…?」
召喚士「い、いえっ!!大丈夫ですっ!!」
タッタッタッタッタ…
王女「まぁ…うふふ」
召喚士(マ、マッサージとは…一体…!?)
748 :
A HAPPY NEW YEAR 2 0 1 0 !
[sage]:2010/01/03(日) 22:54:06.78 ID:pYRXE5Qo
マッサジー
749 :
A HAPPY NEW YEAR 2 0 1 0 !
[saga sage]:2010/01/03(日) 22:54:27.27 ID:ntwwl6go
〜オマケのオマケ〜
魔道士「あ、盗賊さんお帰りなさい!」
盗賊「…ただいま」
魔道士「どうしたんですか?元気ないですね…」
盗賊「…ん、ちょっと…疲れた」
ポフッ
魔道士「……あ、じゃあマッサージしてあげます!」
ヒョイッ…トスッ
盗賊「…あ」
モミモミモミモミ…ムニュッ…ムニュムニュッ…
盗賊「はぅ……んっ……んあっ!」
魔道士「エヘヘー!どうですかぁ?」
盗賊「はんっ…きも…ち…っいい…!」
モミモミモミ…ミュッ…コリッ…クニュッ…
盗賊「んぁ…っ!……は…っん…!」
それぞれの思いを胸に夜は更けていく。
750 :
A HAPPY NEW YEAR 2 0 1 0 !
[sage]:2010/01/03(日) 22:58:11.57 ID:pYRXE5Qo
思いじゃねえよwwwwwwwwwwwwwwwwwwww
751 :
◆1otsuV0WFc
[saga sage]:2010/01/03(日) 22:58:58.90 ID:ntwwl6go
〜オマケのオマケのオマケ〜
ブンッ!!……ガキィッ!!…シュッ
戦士「そこっ!もっと腰を落としてだな…」
衛兵「す、すいませんっ!」
女王「……ジーッ」
テクテク
神官「…どうしました陛下?そんな柱の陰で…」
女王「…あ、いえっ!」
タッタッタ…
神官「…?」
戦士「違う違う!もっと…こうっ!!」
衛兵「は、はいっ!」
戦士「よーし、そうだ!いいぞっ!!」
テクテクテク
召喚士「戦士…すんごいノリノリだなぁ…」
神官「ええ。かなり向いてますね。こういうの……」
戦士「だーかーらー、ちっがーう!!こうっ!もっと…こう!」
752 :
A HAPPY NEW YEAR 2 0 1 0 !
[saga sage]:2010/01/03(日) 23:03:07.32 ID:ntwwl6go
〜オマケのオマケのオマ(ry〜
師匠「おいてめぇ…」
召喚士「は、はい…?」
師匠「なーに、うんうん言ってカワイイポジション得てんだ?」
召喚士「え、あ…そんなつもりは…」
師匠「つもりはなくてもそうなってんだよ!バカヤロウ!」
召喚士「す、すいません…」
師匠「いいか?てめぇはペニスだクリトリスだ、そんなキャラなんだよ!」
召喚士「……」
師匠「忘れんじゃねぇぞ!このバカっ!!」
召喚士「う…うん!」
師匠「……あ?」
召喚士「うん…そうですよね…うん!」
師匠「お…おい…!?」
召喚士「うんっ!師匠の言う通りだ!…うん」
師匠「……こいつ…ウゼェ」
753 :
A HAPPY NEW YEAR 2 0 1 0 !
[sage]:2010/01/03(日) 23:06:22.32 ID:E/.bOsoo
わが胸には戦士に対する蟠りが何故か募って行くのであった
754 :
A HAPPY NEW YEAR 2 0 1 0 !
:2010/01/03(日) 23:08:24.23 ID:BvqO56SO
そろそろ大丈夫か?オマケが多くて
>>1
乙!明日から仕事頑張れ!!
って言うタイミングが…
いや、オマケをいつも愉しみにしてるから嬉しいんだけどね
755 :
A HAPPY NEW YEAR 2 0 1 0 !
:2010/01/03(日) 23:39:07.92 ID:qbZ26VA0
王女と女王が混乱してきた
756 :
A HAPPY NEW YEAR 2 0 1 0 !
[sage]:2010/01/04(月) 00:17:56.49 ID:ufU5ZsDO
王女と幼女が混乱してきた
757 :
A HAPPY NEW YEAR 2 0 1 0 !
:2010/01/04(月) 00:30:56.40 ID:f0cdYgAO
王女と王子が混乱してきた
758 :
A HAPPY NEW YEAR 2 0 1 0 !
[sage]:2010/01/04(月) 00:49:21.85 ID:yBw7Zas0
俺と魔道士が乱交してきた
759 :
A HAPPY NEW YEAR 2 0 1 0 !
:2010/01/04(月) 01:05:01.62 ID:puyM8jEo
>>758
それはない
760 :
A HAPPY NEW YEAR 2 0 1 0 !
[sage]:2010/01/04(月) 01:07:05.46 ID:HBPCzC2o
>>758
その俺というのは俺のことだ
761 :
A HAPPY NEW YEAR 2 0 1 0 !
[sage]:2010/01/04(月) 01:26:52.54 ID:B1FuyhIo
>>758
そうかよかったな
お前ら何をそんな必死に…剣士PTの魔道士ぐらいあげろよ……そっちの人たちなのか?
762 :
A HAPPY NEW YEAR 2 0 1 0 !
:2010/01/04(月) 01:30:06.15 ID:lkSNkQSO
>>758
なに言ってんだこいつ
763 :
A HAPPY NEW YEAR 2 0 1 0 !
[sage]:2010/01/04(月) 08:18:27.44 ID:y0h.JYDO
>>758
あ?
764 :
A HAPPY NEW YEAR 2 0 1 0 !
:2010/01/04(月) 08:46:38.40 ID:mCQl.kSO
戦士とかいうデカチンめ
フラグ立てまくる鈍感とか憎すぎる
765 :
A HAPPY NEW YEAR 2 0 1 0 !
[sage]:2010/01/04(月) 09:05:06.31 ID:LxzrUQDO
魔道師の胸は貧乳以上巨乳未満!
つまり、美乳!
そう、美乳なのだ!
766 :
A HAPPY NEW YEAR 2 0 1 0 !
:2010/01/04(月) 12:01:22.09 ID:IQm6rADO
武士は俺の嫁
767 :
A HAPPY NEW YEAR 2 0 1 0 !
[sage]:2010/01/04(月) 12:02:55.34 ID:cuv0rwDO
魔道士ちゃんが魔王の手先になって盗賊を追い詰めてて
その展開で住民がブーイングしてるなか俺だけ擁護してる変な夢見た
768 :
A HAPPY NEW YEAR 2 0 1 0 !
[sage saga]:2010/01/04(月) 13:37:23.93 ID:oPA8Kgco
おはようございます!さぁ今日も張り切って働くぜー!↓続き
769 :
◆1otsuV0WFc
[sage saga]:2010/01/04(月) 13:38:15.86 ID:oPA8Kgco
〜神官の部屋〜
コンコン
神官「どうぞ」
召喚士「失礼します」
神官「お待ちしておりました。こちらへ…」
召喚士「あ、はい…」
神官に促され、召喚士は椅子へ腰掛ける。
召喚士「……」
神官「あ、これはユニコーンの魔方陣です」
召喚士「確かに…前と少し違いますね…」
神官は少し微笑み、香を焚き始める。
召喚士「あの…」
神官「はい?」
召喚士「これって…誰でも出来るんですか…?」
神官「訪問ですか…?」
770 :
◆1otsuV0WFc
[sage saga]:2010/01/04(月) 13:39:08.38 ID:oPA8Kgco
召喚士「訪問…って言うんですか?」
神官「私達はそう呼んでいるだけですが…呼び方は幾つもありますね」
召喚士「なるほど…」
神官「出来ない、事はありませんが…」
召喚士「…?」
神官「訪問の方法は複数存在します」
召喚士「はい」
神官「しかし、基本は精神を離脱させる事にあります」
召喚士「幽体離脱…ですか?」
神官「まぁそのようなものですね」
召喚士「確かに…師匠もそんな事を言ってたな…」
神官「自ら離脱するか、誰かに離脱させられるか…ですね」
召喚士「……なるほど」
神官「西方の儀式では後者です」
召喚士「師匠もそうでしたね…」
771 :
◆1otsuV0WFc
[sage saga]:2010/01/04(月) 13:40:12.91 ID:oPA8Kgco
神官「つまり方法を教える事は出来ますが…」
召喚士「なるほど、離脱を補助出来る人がいないとダメか…」
神官「そういう事です」
召喚士「自分でするのは難しいんですか?」
神官「難しいですね…。かなり経験を詰まないと…」
召喚士「そっか…」
神官「その辺りについては、霊媒師などに聞いた方が良いかもしれません」
召喚士「分かりました。ありがとうございます!」
神官「いえ、では…早速やりましょうか」
召喚士「はいっ。お願いします!」
神官「では魔方陣の上へ寝てください」
召喚士「はい」
召喚士は魔方陣の上へ、仰向けに寝る。
神官「頭をこちらへ…」
召喚士「はい…」
772 :
◆1otsuV0WFc
[sage saga]:2010/01/04(月) 13:41:05.47 ID:oPA8Kgco
神官「よし。では…」
召喚士「……」
神官「目を瞑り、気持ちを楽に……」
召喚士「……」
神官は、目を瞑り横になる召喚士の胸に手を当てる。
召喚士(あ…この暖かい感じ……久しぶ…)
…
召喚士「………はっ!!」
バッ!!
召喚士の周りに、木々と泉が見える。
召喚士「…空が…白い。それに……周りも」
テクテクテク…
召喚士「泉だ……綺麗だなぁ」
パシャッ…
召喚士「あっ!…ユニコーン!!」
773 :
◆1otsuV0WFc
[sage saga]:2010/01/04(月) 13:42:07.30 ID:oPA8Kgco
ユニコーン「……?」
タッタッタッタッタ…
召喚士「え、えーと…こんにちは!こないだは…」
ユニコーン「……誰?」
召喚士「……えっ!?」
ユニコーン「お兄ちゃん誰…?僕に何か用?」
召喚士「あれ…?え…っ?」
ユニコーン「何?僕と契約したいの?」
召喚士「え、いや…あれ?おかしいな?」
ユニコーン「オカシイのはお兄ちゃんの頭だろ」
召喚士(な、何だ…?何がどうなって……)
ユニコーン「あのね、僕は男には興味ないの」
召喚士「……へっ!?」
ユニコーン「女の子、それも処女の召喚士としか契約しないから」
召喚士「……え、えぇと」
774 :
◆1otsuV0WFc
[sage saga]:2010/01/04(月) 13:43:05.97 ID:oPA8Kgco
ユニコーン「処女くれるなら…専属しても…いいかな///なんて…」
モジモジ
召喚士「………」
ユニコーン「と、とにかく…!男には興味ないから」
召喚士「で、でも…今まで……」
ユニコーン「違うユニコーンじゃないの?」
召喚士「いやっ、だって…何度も回復してくれて…」
ユニコーン「あー、それはないない。ないよ」
召喚士「へっ?」
ユニコーン「攻撃ならともかく、回復なんて女の子相手にしかしないモン」
召喚士(は、話が噛み合わない…何で…)
ユニコーン「バイコーンとかの間違いじゃないの?」
召喚士「バ…バイコーン?」
ユニコーン「二角の仲間だよ。ほらアイツはさ…フフッ!」
召喚士「…?」
775 :
◆1otsuV0WFc
[sage saga]:2010/01/04(月) 13:43:59.62 ID:oPA8Kgco
ユニコーン「とにかくっ!もう用がないなら帰ってよ」
召喚士「でも……」
ユニコーン「……お兄ちゃんさ、一人で旅してるの…?」
召喚士「え、あ…いや…」
ユニコーン「じゃあさ、女の子……いる?///」
召喚士「え、い…いる…けど」
ユニコーン「一人?カワイイ?」
召喚士「二人…とも…カワイイ…かな」
ユニコーン「ホント!?じゃ、じゃあ…処女?///」
召喚士「さ、さぁ……多分」
ユニコーン「……コホン」
召喚士「…?」
ユニコーン「女の子限定で回復してあげよう!エッヘン!」
召喚士「……は、はぁ?」
ユニコーン「お兄ちゃんは仲人だから、攻撃はしてあげるよ!」
776 :
◆1otsuV0WFc
[sage saga]:2010/01/04(月) 13:44:55.81 ID:oPA8Kgco
召喚士「……え、えっと…?」
ユニコーン「はい。契約成立!うわぁ…楽しみだなぁ〜///」
召喚士「……あ、あの」
ユニコーン「何着て行こっかな…?フ…フフッ!」
召喚士(何が……どうなって……)
テコテコテコ…ブンブンッ
ユニコーンは前足で召喚士の右手を掴み、握手をする。
ユニコーン「それじゃバイバーイ!!」
召喚士「あっ!ちょ……・っ!!」
…
召喚士「……っ!!」
ガバッ!!
神官「おや…?早かったですね」
召喚士「………」
召喚士は上半身を起こし、右手を見つめる。
777 :
◆1otsuV0WFc
[sage saga]:2010/01/04(月) 13:45:46.27 ID:oPA8Kgco
神官「どうか…しましたか?」
召喚士「あ…いえ……」
スッ…
神官「…?」
召喚士「行けっ!ユニコーン!!」
シュイィィン
召喚士「で……出た…っ!!」
ユニコーン「ちょっとーまだ用意もしてないのに…」
モジモジ
ユニコーン「それで…女の子は…?///」
召喚士「あ…い、今…いないけど…」
ユニコーン「……」
バコォッ!!……ドサッ!!
ユニコーン「い、いないのに呼ぶなっ!バカっ!!」
シュイィィン
778 :
◆1otsuV0WFc
[sage saga]:2010/01/04(月) 13:47:04.83 ID:oPA8Kgco
神官「だ、大丈夫ですか!?」
召喚士「い…ってぇ……!」
ザッ…
召喚士は起き上がり、一呼吸整える。
召喚士「行けっ!コカトリス!!」
シュイィィン
コカトリス「……?」
召喚士「コカトリス!!良かったぁ!!」
コカトリス「……どうした?」
召喚士「い、いや……」
…
コカトリス「…なるほどな」
召喚士「……」
コカトリス「おそらく先の戦いで…魔力を使い過ぎたのだろう」
召喚士「うん…」
779 :
◆1otsuV0WFc
[sage saga]:2010/01/04(月) 13:47:59.21 ID:oPA8Kgco
コカトリス「それが召喚獣の世界に行った事により戻ったのだろう」
召喚士「そんな事…あるの?」
コカトリス「枯渇したわけではないからな…」
召喚士「そうか……」
コカトリス「この世界とは違い、魔力の塊のような世界だ」
神官「……」
コカトリス「あっても不思議ではなかろう」
召喚士「なるほど…」
コカトリス「……この者は?」
神官「はい。西国の宰相で神官、と申します」
コカトリス「……そうか」
神官「あの…大変失礼ではありますが…」
コカトリス「……申してみよ」
神官「アヌビス…をご存知で?」
コカトリス「……白虎の高等召喚獣だな」
780 :
◆1otsuV0WFc
[sage saga]:2010/01/04(月) 13:49:01.31 ID:oPA8Kgco
召喚士「……」
コカトリス「いや…高等でも更に上…私などより更に…」
召喚士「…!?」
神官「……な、なんと」
コカトリス「…確か召喚に制約を必要としたはずだ」
召喚士「制約…?」
コカトリス「……うむ」
神官「制約…か」
コカトリス「すまぬな。白虎の世界は詳しく知らぬ」
神官「いえ。まことに感謝致します!!」
召喚士「ありがとう、コカトリス」
コカトリス「……」
召喚士「…?」
コカトリスは召喚士をじっと見つめる。
コカトリス「……では」
召喚士「あ、うん」
781 :
◆1otsuV0WFc
[sage saga]:2010/01/04(月) 13:51:25.65 ID:oPA8Kgco
シュイィィン
召喚士「良かった…!召喚術が戻ってる!!」
神官「きっかけとは偶然なるもの…ですね」
召喚士「ありがとうございます!神官さんっ!!」
神官「いえいえ」
召喚士(でもユニコーンの変わり様は…一体…?)
神官「…他に何か習得されていかれますか?」
召喚士「…えっ?」
神官「と言っても、スフィンクスより上は存じ上げませんが…」
召喚士「なるほど……」
神官「…」
召喚士「……大丈夫です!ありがとうございます!」
神官「そうですか。分かりました」
召喚士「では、失礼します!」
召喚士は一礼し、神官の部屋を後にした。
782 :
A HAPPY NEW YEAR 2 0 1 0 !
[sage]:2010/01/04(月) 13:53:10.88 ID:9unJS.DO
ユニコーンを敵性と判断。情報連結解除を申請。
783 :
A HAPPY NEW YEAR 2 0 1 0 !
[sage]:2010/01/04(月) 13:55:11.42 ID:cuv0rwDO
回復ユニコーンと攻撃ユニコーンが合わさり最強のオーラがみえそうになる
784 :
A HAPPY NEW YEAR 2 0 1 0 !
[sage]:2010/01/04(月) 14:07:24.22 ID:HBPCzC2o
王子の次はユニコーンかよ・・・
一緒に風呂入ったりしないだろうな・・・
785 :
A HAPPY NEW YEAR 2 0 1 0 !
[sage]:2010/01/04(月) 14:12:26.64 ID:B1FuyhIo
あれ?前のイケメンユニコーンさんよべなくなったんじゃね?
786 :
A HAPPY NEW YEAR 2 0 1 0 !
[sage]:2010/01/04(月) 14:18:41.69 ID:wDRQbjMo
召喚士が召喚獣に対して大事なときに口ベタすぎる・・・
師匠は召喚士としてトークスキルも鍛えさせるべきだったな
それはともかくこのユニコーンは魔翌力の一片でも与えたくない
787 :
A HAPPY NEW YEAR 2 0 1 0 !
[sage]:2010/01/04(月) 14:35:30.54 ID:pm5pq0oo
王子に続く嫌われキャラ出てきたな。
ここに王子も加わって……
788 :
A HAPPY NEW YEAR 2 0 1 0 !
[sage]:2010/01/04(月) 14:44:49.91 ID:1Vtq836o
単角バイコーン・・・
789 :
A HAPPY NEW YEAR 2 0 1 0 !
[sage]:2010/01/04(月) 14:49:53.35 ID:1QN9vXoo
前からちょっと気になってたんだけど、召喚獣って一種類一匹しかいないの?
それだと、召喚士は山ほど居るんだから大変な事になる気がするんだが…
790 :
A HAPPY NEW YEAR 2 0 1 0 !
[sage]:2010/01/04(月) 14:51:38.06 ID:cuv0rwDO
>>789
基本は複数いて上位になるにつれて少なくなっていくんじゃなかったっけ?
少なくともスフィンクスとユニコーンは2体いるし
791 :
A HAPPY NEW YEAR 2 0 1 0 !
[sage]:2010/01/04(月) 14:59:25.51 ID:bpGwxEDO
>>790
え?スフィンクスは1体だろ?
792 :
A HAPPY NEW YEAR 2 0 1 0 !
[sage]:2010/01/04(月) 15:00:41.31 ID:B1FuyhIo
>>791
かったいのと幼女の2匹だろ?
793 :
A HAPPY NEW YEAR 2 0 1 0 !
[sage]:2010/01/04(月) 15:05:28.13 ID:1QN9vXoo
>>790
だよな
前回もそうだったけど、「召喚士」が他の召喚獣を探そうとしないし違う事に驚いてるんだ
しかも、「召喚士」が呼ぶ召喚獣は種類ごとに固定されてるみたいだし
794 :
A HAPPY NEW YEAR 2 0 1 0 !
[sage]:2010/01/04(月) 15:07:53.07 ID:yFWIsH.o
すぐ上で「違うユニコーンじゃないの?」って会話してるのに
795 :
A HAPPY NEW YEAR 2 0 1 0 !
[sage]:2010/01/04(月) 15:19:43.11 ID:prTrWWQo
/)
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/ i f ,.r='"-‐'つ____ こまけぇこたぁいいんだよ!!
/ / _,.-‐'~/⌒ ⌒\
/ ,i ,二ニ⊃( ●). (●)\
/ ノ il゙フ::::::⌒(__人__)⌒::::: \
,イ「ト、 ,!,!| |r┬-| |
/ iトヾヽ_/ィ"\ `ー'´ /
796 :
A HAPPY NEW YEAR 2 0 1 0 !
[sage]:2010/01/04(月) 15:42:25.48 ID:52nFtCwo
オレが今一番知りたいのは
あのショタユニコがどうやって回復を行うか、だ!
いや!言葉遣いが幼いだけでショタですらないやもしれぬ
召喚獣のくせに「処女」とか言葉が汚い!「清らか」とか「穢れのない」とか
それっぽい言葉を選びやがれっ!
797 :
◆1otsuV0WFc
[sage saga]:2010/01/04(月) 15:50:57.29 ID:oPA8Kgco
〜次の日〜
戦士「どうだった!?」
召喚士「召喚出来たよ…!」
魔道士「やったぁ!良かったですね!」
召喚士「ありがとうございます!」
戦士「…どした?」
召喚士「あ、実は……」
盗賊「…?」
…
魔道士「ユニコーンさんが…?」
戦士「どういう事なんだ?」
召喚士「分からない。でも…あれは今までのユニコーンとは違った…」
戦士「あれじゃねーのか?スフィンクスん時みたいに…」
召喚士「いや、神官さんはユニコーンを会得してなかったし、それに…」
盗賊「……?」
798 :
◆1otsuV0WFc
[sage saga]:2010/01/04(月) 15:52:03.72 ID:oPA8Kgco
召喚士「召喚してみたけど…やっぱり代わってた…」
魔道士「そうですかぁ…」
召喚士(確かにあの時のユニコーンの言葉…)
魔道士「…?」
召喚士(頑張れよ…これからも…、か。別れのような…)
魔道士「召喚士…さん?」
召喚士「あ、すいません」
戦士「まぁ、ひとまずは復活だな!」
召喚士「うん。お騒がせしました」
盗賊「…気にするな」
魔道士「ほんと良かった…!エヘヘ!」
…
召喚士「お世話になりました」
魔道士「また来ますね!!」
女王「もうしばし、ゆっくりとされたら良いのに…」
799 :
◆1otsuV0WFc
[sage saga]:2010/01/04(月) 15:53:37.98 ID:oPA8Kgco
王女「そうですよ…遠慮などせずとも…」
召喚士「えっと、いやまぁ……」
盗賊「……」
戦士「なかなかゆっくりもしてられなくて…!」
召喚士「そうそうっ!」
女王「左様ですか…」
神官「またいつでもお立ち寄り下さい」
王女「いつでも歓迎致しますわ!」
魔道士「ありがとうございますー!」
召喚士「では、失礼します」
テクテクテク…
王女「……王子も残念でしたわね」
女王「全く……」
神官「そうですね…でも…」
女王「…?」
800 :
◆1otsuV0WFc
[sage saga]:2010/01/04(月) 15:57:00.33 ID:oPA8Kgco
神官「今の王子はまだ会わない方が良かったかもしれませんね」
王女「そう…ですか…?」
神官「今は一人で頑張ってらっしゃいます…」
女王「…ええ」
神官「気が緩むと、決心も揺らぎかねませんからね」
女王「そう…ですね……」
〜街〜
戦士「さーて、後は土産に酒を買って、と…」
魔道士「またお酒ですかぁ?」
戦士「いいじゃねぇか!そんな飲んでないだろっ!」
魔道士「飲んでますよ!ねぇ、盗賊さん!」
盗賊「え…あ、うん」
魔道士「…盗賊さん?」
召喚士「あ、ワークショップでお金を下ろして来ます」
戦士「はいよー、置引きに気をつけてなっ!」
801 :
◆1otsuV0WFc
[sage saga]:2010/01/04(月) 15:58:28.71 ID:oPA8Kgco
召喚士「戦士……」
戦士「冗談だよ!冗談っ!!」
召喚士「……もう」
魔道士「えへへっ!!」
盗賊「……」
〜ワークショップ〜
召喚士「お願いします」
店員「はい。少々お待ち下さいませぇ」
召喚士「ふー…」
パラパラパラッ…
召喚士「!!?」
店員「お待たせ致しましたぁ」
召喚士「あ、すいません」
店員「あと依頼完了の報告が一件届いております」
召喚士「あ…っ!ありがとうございます」
802 :
◆1otsuV0WFc
[sage saga]:2010/01/04(月) 15:59:41.41 ID:oPA8Kgco
店員「またのご利用、お待ちしておりますぅ」
テクテクテク…
魔道士「お帰りなさーい!」
召喚士「お待たせしました」
戦士「ん?何だそれ…?」
召喚士「ああ、依頼してたワーカーからの報告書だよ」
盗賊「…依頼?」
召喚士「サモナーさんへ手紙が届いたって事ですね」
戦士「おぉ!せっかくだから行ってみるか?」
召喚士「いや…」
召喚士は紙を広げ、三人に見せる。
召喚士「サモナーさんも忙しいみたいだし、また報告してくれるってさ」
戦士「そっか…」
魔道士「それじゃ報告を待ちましょうか!」
盗賊「…だな」
803 :
◆1otsuV0WFc
[sage saga]:2010/01/04(月) 16:02:01.05 ID:oPA8Kgco
召喚士「さて、じゃあ帰りましょうか!」
盗賊「…うむ」
戦士「おう…!次はどこ行くんだ…?」
召喚士「俺は特に…」
盗賊「……私も」
戦士「魔道士、何かあるか?」
魔道士「もし良ければ…ですけど…」
召喚士「…?」
魔道士「バーテンさんの所へ…」
戦士「…?」
召喚士「そ、それは構いませんけど…?」
魔道士「ありがとうございます!」
盗賊「…何か…あるのか?」
魔道士「えっと…」
召喚士「…?」
804 :
A HAPPY NEW YEAR 2 0 1 0 !
[sage]:2010/01/04(月) 16:46:50.94 ID:kXln.3U0
召喚士の安定感は、今までのユニコーンに支えられていたと言っても過言ではない
だけど…これじゃ安定しなくなったな…
805 :
A HAPPY NEW YEAR 2 0 1 0 !
[sage]:2010/01/04(月) 16:56:51.72 ID:SnDOycgo
これは戦士に死亡フラグッ!
806 :
A HAPPY NEW YEAR 2 0 1 0 !
[sage]:2010/01/04(月) 16:57:10.07 ID:cuv0rwDO
召喚士それでいいのか?
807 :
A HAPPY NEW YEAR 2 0 1 0 !
[sage]:2010/01/04(月) 16:59:25.37 ID:BXhW3goo
まともな回復役がいないなんて精神的に耐えられない
薬草を大量購入したい気分
808 :
A HAPPY NEW YEAR 2 0 1 0 !
[sage]:2010/01/04(月) 17:09:20.44 ID:QM7cpN2o
魔道士と盗賊が頼めばあっさり回復してくれそうな気がする
809 :
◆1otsuV0WFc
[sage saga]:2010/01/04(月) 17:44:56.02 ID:oPA8Kgco
〜バーテンの店〜
カチャッ…チリチリン…
魔道士「こんばんはー」
バーテン「おう…。お…っ!?」
召喚士「どうも…」
戦士「お久しぶりっす!」
盗賊「…おひさしぶりっす」
…
バーテンがグラスに酒を注ぐ。
バーテン「なるほどな…無事解決したみたいだな」
魔道士「はい。ありがとうございました!」
バーテン「……」
コトッ
召喚士「ありがとうございます」
魔道士「あ、あのっ…!」
810 :
◆1otsuV0WFc
[sage saga]:2010/01/04(月) 17:45:50.28 ID:oPA8Kgco
バーテン「ん…?」
魔道士「マジシャンさんから…何か伝言がありませんか?」
バーテン「伝言はねぇな…」
魔道士「そう…ですか…」
バーテン「占い師の奴が持ってきたツケ代の中に…」
盗賊「……?」
バーテン「こんなモンは入ってたけどな…」
バーテンは魔道士宛の手紙を差し出す。
魔道士「これ…!?」
バーテン「あのバカからだよ」
魔道士「ありがとうございます…っ!!」
カサッ…ペラッ…
召喚士「どうです…?」
魔道士「しばし待て……って」
戦士「しばし待て!?なんだそりゃ…」
811 :
◆1otsuV0WFc
[sage saga]:2010/01/04(月) 17:46:59.30 ID:oPA8Kgco
魔道士「さ、さぁ……」
バーテン「まぁ、近いうちにプラっと顔を出すだろうよ」
盗賊「…?」
バーテン「アイツにゃ優秀な占い師が付いてるからな…」
召喚士「そっか…。これも予想済みって事か…」
バーテン「あんまり急いても仕方ない。たまには羽を伸ばすのもいいぞ」
戦士「まぁ…そうだな」
魔道士「はいっ!じゃあ待ってましょう!」
盗賊「…ああ」
召喚士「それじゃ、宿の手配を……」
魔道士「私達行ってきますよ!」
召喚士「いや、大丈夫ですよ!」
魔道士「いいですからっ!のんびり飲んでて下さい!」
戦士「悪りぃな」
魔道士「エヘヘ!じゃ、盗賊さん行きましょうか!」
812 :
◆1otsuV0WFc
[sage saga]:2010/01/04(月) 17:48:08.22 ID:oPA8Kgco
盗賊「…うむ」
魔道士「それではまた後で!」
バーテン「おう」
ガチャッ…チリチリン…
バーテン「せっかくの気遣いだ。ゆっくり飲みな…」
戦士「うっす」
召喚士「あ、戦士…」
戦士「ん…?」
召喚士「ちょっと…相談なんだけどさ…」
戦士「…?」
〜外〜
テクテクテクテク…
魔道士「盗賊さんっ」
盗賊「…ん?」
魔道士「西国でどうしたんですか…?」
813 :
◆1otsuV0WFc
[sage saga]:2010/01/04(月) 17:49:07.87 ID:oPA8Kgco
盗賊「…いや…別に」
魔道士「だって……」
盗賊「…気にしなくて…いいから」
魔道士「……でも」
盗賊「……」
魔道士「盗賊さん…元気ないから…」
盗賊「……ごめん」
魔道士「…私も…悲しくなっちゃいます」
盗賊「!?」
魔道士「なんだか…心配で…っ」
盗賊「げっ、元気!…ほ、ほらっ!」
魔道士「……うぅー」
盗賊「わ、あぁ……え、えと!」
魔道士「本当に大丈夫ですか?」
盗賊「…う、うんっ!」
814 :
◆1otsuV0WFc
[sage saga]:2010/01/04(月) 17:50:12.24 ID:oPA8Kgco
魔道士「本当に?」
盗賊「ほっ、本当!」
魔道士「本当?」
盗賊「本当っ!!」
魔道士「なら…いいですけど…」
盗賊「……なんだか」
魔道士「?」
盗賊「…く、口下手…だからっ」
魔道士「……」
盗賊「み、皆と…こう、も…盛り上がったり」
魔道士「…盗賊さん」
盗賊「おっ、お喋り出来なくて…その…っ」
魔道士「……大丈夫ですよ!!」
盗賊「へ…っ?」
魔道士「盗賊さんのそういうとこ、ちゃんと分かってます!」
815 :
◆1otsuV0WFc
[sage saga]:2010/01/04(月) 17:51:04.05 ID:oPA8Kgco
盗賊「……う、うぅ」
魔道士「二人もきっと…分かってますから…!」
盗賊「…魔道士」
魔道士「だから無理しないで下さい!」
盗賊「う、うん…」
魔道士「東方の家にいた時の盗賊さん…」
盗賊「…?」
魔道士「凄いお話したましたよ?」
盗賊「そ、そうかな…?」
魔道士「はい。それに前に比べれば…いっぱいお話してます!」
盗賊「……」
魔道士「だから少しずつ、頑張りましょう!!」
盗賊「…う、うん」
魔道士「エヘヘ!さぁ、行きましょー!!」
テクテク…
816 :
◆1otsuV0WFc
[sage saga]:2010/01/04(月) 17:53:48.45 ID:oPA8Kgco
盗賊「…ま、魔道士っ!」
テクテク…ピタ
魔道士「はいっ?」
盗賊「……あ、ありがと」
魔道士「…エヘヘッ!!」
〜バーテンの店〜
戦士「何だそりゃ…?」
召喚士「変なんだよ…」
戦士「ユニコーンってもっと無口でなんつーか…」
召喚士「そうなんだよ!!」
戦士「うーん…?何なんだろうな…」
召喚士「ただ、もっと問題なのが……」
…
戦士「処女……だぁ!?」
召喚士「…う、うん」
817 :
◆1otsuV0WFc
[sage saga]:2010/01/04(月) 17:58:35.13 ID:oPA8Kgco
戦士「なんか…めんどくさいな…」
召喚士「…うん」
戦士「てか、俺…怪我出来ねぇな…」
召喚士「…うん」
戦士「し、死ぬかも…しれないな…」
召喚士「…う、うん」
戦士「……どうすんだよ!?」
召喚士「わ、分からないよっ!どうしよう…!」
戦士「参ったなぁ……」
召喚士「手段は三つ…」
戦士「…?」
召喚士「一つは…ユニコーンに何が何でもお願いする…」
戦士「は、はぁ…」
召喚士「二つ目は…ユニコーン以外の回復召喚獣を会得する!」
戦士「それだ!それしかねぇ…!!」
818 :
A HAPPY NEW YEAR 2 0 1 0 !
[sage]:2010/01/04(月) 18:01:20.02 ID:EqwoMGcP
戦士「尻は処女だぜ」
819 :
◆1otsuV0WFc
[sage saga]:2010/01/04(月) 18:01:34.80 ID:oPA8Kgco
召喚士「でも…回復召喚獣なんて知らないし…」
戦士「おいっ!ダメじゃねーか!」
召喚士「み、三つ目…」
戦士「なんだ…?」
召喚士「プリーストを…仲間にする」
戦士「……なるほど」
召喚士「い、一番現実的かなぁ…と」
戦士「…アテは?」
召喚士「戦士の知り合いでいる?」
戦士「いない」
召喚士「俺も……」
戦士「だぁー!ダメじゃねぇか!」
召喚士「ぼ、募集して…来ないかな?」
戦士「0じゃないけど…まぁ、難しいだろうな」
召喚士「……そっか」
820 :
A HAPPY NEW YEAR 2 0 1 0 !
[sage]:2010/01/04(月) 18:02:56.86 ID:cuv0rwDO
ユニコーン(初代)「えっ」
821 :
A HAPPY NEW YEAR 2 0 1 0 !
[sage]:2010/01/04(月) 18:04:28.59 ID:B1FuyhIo
名前わすれたけど召喚士はゲイコーン習得させてもらってこいよww
822 :
◆1otsuV0WFc
[sage saga]:2010/01/04(月) 18:04:36.56 ID:oPA8Kgco
戦士「組み初めならともかく…」
召喚士「…」
戦士「ワークショップにもそこそこ名前が出ちまってる」
召喚士「うん…」
戦士「そんなパーティーに後から入ろうなんて、なかなか出来ないぜ?」
召喚士「確かに…そうだね」
戦士「それに…今の四人が凄い良い形でハマってる」
召喚士「うん」
戦士「そこに一人増えたら…吉と出るか凶と出るか…」
召喚士「……そうだよなぁ」
バーテン「難しい問題だな」
召喚士「うーん…」
バーテン「最悪、傭兵ってテもあるぜ?」
戦士「おぉ!そうか…!」
召喚士「……傭兵」
823 :
A HAPPY NEW YEAR 2 0 1 0 !
[sage]:2010/01/04(月) 18:06:14.06 ID:kXln.3U0
回復専門の召喚獣をなんとしてでも会得してもらわねば…
あんな腐れユニコーンなんぞ、もう見たくないわ!
824 :
A HAPPY NEW YEAR 2 0 1 0 !
[sage]:2010/01/04(月) 18:07:32.32 ID:uADxXhMo
やはり初代のイケメンユニコーンさんじゃないと駄目だ……ッ
なんとかして戻ってきてもらうしかないぞ!
825 :
◆1otsuV0WFc
[sage saga]:2010/01/04(月) 18:08:16.83 ID:oPA8Kgco
バーテン「ああ。臨時でパーティーに入ってもらうってワケだ」
召喚士「なるほど…!」
戦士「ちょっと手こずりそうな時は、それもいいかもな」
召喚士「うん」
バーテン「しかしプリーストの傭兵なんていんのかね?」
召喚士「……」
戦士「……おっさん?」
バーテン「いや悪い。自分で言っといて何だが…」
召喚士「いる…かな…?」
戦士「いる…かも…」
バーテン「………まぁ、飲め」
コトッ
召喚士「とりあえず…二人にも聞いてみよう…」
戦士「おう。それがいい……はぁ…」
カラッ…ゴクッゴク…
826 :
A HAPPY NEW YEAR 2 0 1 0 !
[sage saga]:2010/01/04(月) 18:11:19.43 ID:cuv0rwDO
あれか、召喚士の魔力を使わずに自力で召喚士助けたから
いなくなっちゃたのか?(´・ω・`)
まぁ召喚士が自力で手に入れた最初の召喚獣だから何かあるんだろうけどね
827 :
A HAPPY NEW YEAR 2 0 1 0 !
[sage saga]:2010/01/04(月) 18:12:46.88 ID:cuv0rwDO
あれか、召喚士の魔力を使わずに自力で召喚士助けたから
いなくなっちゃたのか?(´・ω・`)
まぁ召喚士が自力で手に入れた最初の召喚獣だから何かあるんだろうけどね
828 :
A HAPPY NEW YEAR 2 0 1 0 !
[sage]:2010/01/04(月) 18:13:44.81 ID:cuv0rwDO
わぉ
ごめん
829 :
A HAPPY NEW YEAR 2 0 1 0 !
[sage]:2010/01/04(月) 18:14:22.39 ID:B1FuyhIo
だいじなことなのでry
830 :
A HAPPY NEW YEAR 2 0 1 0 !
[sage]:2010/01/04(月) 18:17:56.84 ID:cuv0rwDO
ちゃんとリロードしたのになぁ…
どうでもいいが最近召喚士の口調が可愛いぞww
831 :
A HAPPY NEW YEAR 2 0 1 0 !
[sage saga]:2010/01/04(月) 18:26:17.09 ID:oPA8Kgco
さて帰ります!やっぱり職場ははかどるなぁー(^q^)
本日もご支援ありがとうございました!多分また後で!ノシ
832 :
A HAPPY NEW YEAR 2 0 1 0 !
[sage]:2010/01/04(月) 18:27:28.03 ID:yFWIsH.o
↓パーティー
↓ヨウヘイ \ヾ(*´∀`*)ノ`Д゚ )
('A`) ワハハハ MM ←タキビ
ノ( ヘヘ キャッキャッ/(; ・`д・´)ノハ*ノωノ)
833 :
A HAPPY NEW YEAR 2 0 1 0 !
[sage]:2010/01/04(月) 19:08:15.79 ID:yBw7Zas0
乙
職場で何がはかどってるんだ?ww
834 :
A HAPPY NEW YEAR 2 0 1 0 !
:2010/01/04(月) 19:21:51.19 ID:mCQl.kSO
バイト先?
835 :
A HAPPY NEW YEAR 2 0 1 0 !
[sage]:2010/01/04(月) 19:25:45.41 ID:BXhW3goo
わかる、わかるぞ
こっそりズルしてやると家でダラダラやるよりはかどるんだ
ところで話題に出た性癖の怪しいバイコーンは登場するのかね?
召喚士あやうし
836 :
A HAPPY NEW YEAR 2 0 1 0 !
[sage]:2010/01/04(月) 20:10:18.74 ID:SnDOycgo
ユニコーンが魔道士を回復しない不具合
837 :
A HAPPY NEW YEAR 2 0 1 0 !
[sage]:2010/01/04(月) 20:18:09.49 ID:yjspQoSO
ゲイコーン「ワレニカゴーッ!!」
838 :
A HAPPY NEW YEAR 2 0 1 0 !
[sage]:2010/01/04(月) 21:41:24.85 ID:uVXWkF2o
>>835
バイコーンってどっちかって言うと魔物サイドだよね
淫魔とかと近い種族だしな
839 :
A HAPPY NEW YEAR 2 0 1 0 !
[sage]:2010/01/04(月) 21:46:42.28 ID:t.9Py.AO
>>836
ごめんな俺のせいで…
840 :
◆1otsuV0WFc
[saga sage]:2010/01/04(月) 21:47:54.54 ID:ndjYa8Uo
〜食事処〜
魔道士「プリースト…ですか?」
召喚士「はい」
魔道士「知りませんねぇ」
盗賊「…うむ」
戦士「そっか…」
魔道士「あ、でも……」
戦士「知ってるのか!?」
魔道士「いや…賢者さんなら…」
召喚士「賢者!?」
戦士「それでもいいんじゃないか…?」
召喚士「うん…」
魔道士「あ、でも…居場所とかは分からないですね」
召喚士「そうですか…」
戦士「知り合いなのか?」
841 :
◆1otsuV0WFc
[saga sage]:2010/01/04(月) 21:56:24.70 ID:ndjYa8Uo
魔道士「いえ、そういうわけでは…」
召喚士「…?
魔道士「ちょっと前に助けて貰っただけです…ふふっ」
戦士「そっか…」
召喚士「そうなるとやはり…傭兵かもしくは…」
戦士「新たな回復召喚獣を増やすのが良さそうだな」
召喚士「そうだね」
魔道士「でも、回復召喚獣ってどんなのなんでしょうか?」
盗賊「…聞いた事もないな」
召喚士「そうなんですよねぇ…」
戦士「だれか詳しい奴はいないのかねぇ?」
召喚士「いるにはいそうだけど…」
盗賊「…?」
召喚士「サモナーさんか…青龍先生…」
戦士「……だよなぁ」
842 :
A HAPPY NEW YEAR 2 0 1 0 !
[sage]:2010/01/04(月) 22:02:04.31 ID:cuv0rwDO
どじっ娘僧侶まだー?
843 :
A HAPPY NEW YEAR 2 0 1 0 !
[sage]:2010/01/04(月) 22:06:41.52 ID:jeF8OS2o
回復召喚獣はナメクジみたいなのがいいな!な!
844 :
A HAPPY NEW YEAR 2 0 1 0 !
[sage]:2010/01/04(月) 22:07:00.04 ID:1Vtq836o
エトとかザビエルみたいな奴が来る
845 :
A HAPPY NEW YEAR 2 0 1 0 !
[sage]:2010/01/04(月) 22:12:21.94 ID:av6lnYAO
ユニコーンが回復する時に盗賊と魔道士がの二人処女かがわかるという利点があるな
846 :
A HAPPY NEW YEAR 2 0 1 0 !
[sage]:2010/01/04(月) 22:39:34.29 ID:9MEA3rc0
盗賊たんが
>>1
追い抜くのはもうすぐかな
847 :
賢者
◆8NBuQ4l6uQ
[sage]:2010/01/04(月) 22:54:58.89 ID:ia0Emo.o
呼んだ?
848 :
A HAPPY NEW YEAR 2 0 1 0 !
[sage]:2010/01/04(月) 23:00:20.49 ID:vDyHBbYo
呼んでおりませんどうぞ右上の赤いボタンを押してください
そしてしこしこおなにーでもしていて永久に賢者でいてください
849 :
A HAPPY NEW YEAR 2 0 1 0 !
[sage]:2010/01/04(月) 23:06:17.83 ID:k2/Am9wo
フェニックス!
は、レベルが足りませんとか言われそうだな
850 :
◆1otsuV0WFc
[saga sage]:2010/01/04(月) 23:12:10.23 ID:ndjYa8Uo
召喚士「当面は……土下座しよう」
戦士「何だそりゃ?」
召喚士「いや、なんとかユニコーンに頼んで…」
魔道士「きっと大丈夫ですよ!」
戦士「お気楽に…」
魔道士「…?何です…?」
戦士「何でもねぇ」
召喚士「まぁ、まずは魔道士さんの修行が優先って事で…!」
戦士「おうっ」
魔道士「なんだか…すいません!」
召喚士「いえいえ」
盗賊「…気にするな」
魔道士「ありがとうございますー!ふふっ!」
戦士「とりあえずはマジシャンのオッサンだな…」
召喚士「うん…。マジシャンさんに会おう!」
851 :
A HAPPY NEW YEAR 2 0 1 0 !
[saga sage]:2010/01/04(月) 23:38:48.73 ID:ndjYa8Uo
ダメだ…なんだか頭が働かず文章が稚拙すぎる\(^o^)/
今日は寝ます…すいません。ほんとに…orz
ご支援ありがとうございました!ではでは、また明日!ノシ
852 :
◆1otsuV0WFc
[saga sage]:2010/01/04(月) 23:48:21.49 ID:ndjYa8Uo
〜オマケ〜
魔道士「盗賊さんて早口言葉とか苦手そうですよね!」
盗賊「そ、そんな事っ…ない!」
魔道士「本当ですか…?」
盗賊「ほっ、本当!!」
魔道士「生麦生米生卵!!はいっ!!」
盗賊「な、生麦生米なっ、生卵!!」
魔道士「赤パジャマ青パジャマ黄パジャマ!」
盗賊「赤パッ、パジャマ青パジャマッ、黄パジャヤッパッ、パジャッマ!」
魔道士「ふふ…っ!…クスクスッ!」
盗賊「ち、違っ!!」
魔道士「竹垣に竹立てかけた!」
盗賊「たっ、竹垣に…っ竹かっかけたけっ…はうぅっ!!」
魔道士「ふふーっ!!」
盗賊「ちょ…っ!も、もうっ!///」
853 :
A HAPPY NEW YEAR 2 0 1 0 !
:2010/01/04(月) 23:49:43.07 ID:c2u5ubwo
ここで問題ないよと書き込んだら
>>1
はどう思うだろうか
854 :
A HAPPY NEW YEAR 2 0 1 0 !
[sage]:2010/01/04(月) 23:52:05.94 ID:LVUUvMYo
バスガス爆発
855 :
A HAPPY NEW YEAR 2 0 1 0 !
[sage]:2010/01/04(月) 23:55:10.86 ID:FWWVpMDO
まだこのスレあったんだ
最高にうれしい
856 :
A HAPPY NEW YEAR 2 0 1 0 !
[sage]:2010/01/04(月) 23:59:33.43 ID:vDyHBbYo
>>853
>>1
が無理をして書いて余計に酷くなる
857 :
A HAPPY NEW YEAR 2 0 1 0 !
[sage]:2010/01/05(火) 00:11:18.05 ID:/N0Gl6DO
>>1
乙
858 :
A HAPPY NEW YEAR 2 0 1 0 !
[sage]:2010/01/05(火) 00:43:04.79 ID:Ytq1tsAO
>>1
乙
年末年始これなかったが
それはそれで二時間くらい一気に読めて楽しいな
でもあけおめ言えなかったのは残念
DQNざまぁ 魔導師ちゃんおかえり修行頑張って!
ユニコーンはあれか、自分の命よりも召還士PTを優先したのか
無茶しやがって………
859 :
A HAPPY NEW YEAR 2 0 1 0 !
:2010/01/05(火) 02:23:19.29 ID:WzKiGUAO
初代ユニコーンさん戻ってきて
860 :
A HAPPY NEW YEAR 2 0 1 0 !
:2010/01/05(火) 02:48:50.35 ID:UG65yMSO
魔道士の容姿が谷亮子にしか思えなくなる呪いをかけました
魔道士「エヘヘー!」
861 :
A HAPPY NEW YEAR 2 0 1 0 !
:2010/01/05(火) 04:35:50.14 ID:Qd0x1sSO
ゲイコーンなんて変な単語を見たせいで
ペニスケース装着の阿部さんが頭から離れない
862 :
A HAPPY NEW YEAR 2 0 1 0 !
[sage]:2010/01/05(火) 04:59:55.65 ID:Yeu.jgSO
>>861
お前のせいで色々大変なことになった
初代早く帰ってきてー!ケツ貸してあげるからー!
863 :
A HAPPY NEW YEAR 2 0 1 0 !
[sage]:2010/01/05(火) 09:46:09.45 ID:srEvU2DO
まてよ?ユニコーンはただ処女が好きな幼女だったら……?
864 :
A HAPPY NEW YEAR 2 0 1 0 !
[sage]:2010/01/05(火) 09:52:45.21 ID:f0oxcMDO
今日もこのスレの夢だった
そろそろ魔道士ちゃんとの結婚も近いな、夢の中でだが
865 :
A HAPPY NEW YEAR 2 0 1 0 !
:2010/01/05(火) 10:11:57.74 ID:7qb6DEUo
>>863
俺もそうおもいます
866 :
A HAPPY NEW YEAR 2 0 1 0 !
[sage saga]:2010/01/05(火) 14:15:08.15 ID:2SvNj6co
おはようございます!第十部は語りばっかでスイマセン
たまにはほのぼのって事でお許しを…↓続き
867 :
◆1otsuV0WFc
[sage saga]:2010/01/05(火) 14:16:33.53 ID:2SvNj6co
〜風呂〜
魔道士「ふ〜ふ〜ふふん♪」
盗賊「……」
ヌギヌギッ
魔道士「あ、ちゃんとブラジャーつけてますね!」
盗賊「…ちょっと…窮屈だけど」
魔道士「……」
盗賊「…えっ?な、何…?」
魔道士「えいっ」
パチンッ…ブルンッ……パサッ
盗賊「……あ」
魔道士「ブラジャーの跡が残っちゃいましたね…」
盗賊「…うん」
魔道士「この差は…何だろう…」
盗賊「…ん?」
魔道士「何でもないでーす!さぁ、入りましょうっ!」
868 :
◆1otsuV0WFc
[sage saga]:2010/01/05(火) 14:17:56.85 ID:2SvNj6co
カポーン
戦士「……」
召喚士「…」
戦士「ふうぅ〜…」
召喚士「戦士…」
戦士「んー?」
召喚士「身体…また傷が増えたね…」
戦士「毎度の事だ。気にもしてねぇよ…!」
召喚士「そっか。勲章だね」
戦士「ははっ!かもな…!てか…召喚士…」
召喚士「ん?」
戦士「お前こそ、だいぶ筋肉付いてきたな…」
召喚士「そ、そうかな…ははっ…」
戦士「召喚士……」
召喚士「戦士……」
869 :
◆1otsuV0WFc
[sage saga]:2010/01/05(火) 14:20:03.07 ID:2SvNj6co
カポーン
魔道士「悩みがあったら、ほんと言って下さいね…!」
盗賊「…ありがとう」
魔道士「自分に正直になる事ですよっ」
盗賊「…?」
魔道士「私、今まで無理してました…」
盗賊「……」
魔道士「でも、自分の正直な気持ちを信じて…飛び出しました」
盗賊「…そっか」
魔道士「そしたら…凄いスッキリしました!エヘヘ!」
盗賊「…正直に…か」
魔道士「はいっ!自分でずっと抱えてても…ツライだけですもの」
盗賊「…そうだよな」
魔道士「そうですっ!ふふっ…エヘヘ!」
盗賊「…うん。…ありがと」
870 :
◆1otsuV0WFc
[sage saga]:2010/01/05(火) 14:21:29.88 ID:2SvNj6co
カポーン
召喚士「あの…気にしないで聞いて欲しいんだけど…」
戦士「んー?」
召喚士「ワークショップ行った時さ、功績リスト見たんだ」
戦士「んー」
召喚士「眼鏡さん……ランク2位だった…」
戦士「………そ…っか」
召喚士「鉱山の魔物も、きっと眼鏡さんが…」
戦士「……ま、いいじゃねぇか」
召喚士「戦士…?」
戦士「俺は俺、彼らは彼ら。もう気にしてねぇよ」
召喚士「そっか…」
戦士「しかし…上位ランカーほとんど知り合っちまったな…」
召喚士「うん…。ラッキーなのかなんなのか…ははっ…」
戦士「俺達はノンビリ行こうぜ…!背伸びしてもしょうがねぇ…」
召喚士「…そうだね」
871 :
◆1otsuV0WFc
[sage saga]:2010/01/05(火) 14:22:31.57 ID:2SvNj6co
〜次の日〜
バシャッ!!…パシャァ…フキフキ
戦士「おはよう。早いな」
盗賊「…おはよう」
戦士「……ふあぁ〜」
キュッ…ジャアァァ…バシャバシャッ
盗賊「…戦士」
戦士「ふーっ…。んー?」
戦士はタオルで顔を拭きながら返事をする。
盗賊「…頼みがある」
戦士「…何だよ、急に改まって」
テクテク
召喚士「!?」
サッ
召喚士(な、なんか…これは出て行ってはいけないタイミングな気が…)
872 :
◆1otsuV0WFc
[sage saga]:2010/01/05(火) 14:23:29.89 ID:2SvNj6co
コソコソ
魔道士「…ですよね」
召喚士「うわっ!!」
魔道士「しーっ!…静かに!」
召喚士「あ、はい…すいません!」
魔道士「……ジーッ」
召喚士「ま、魔道士さん…?」
魔道士「……正直に…正直に…」
盗賊「あ、あの…」
戦士「…?」
盗賊「わっ、私と……してくれないか…?」
召喚士「!?」
魔道士「!!」
戦士「へっ!?」
盗賊「あ、いや…その……」
873 :
◆1otsuV0WFc
[sage saga]:2010/01/05(火) 14:24:25.65 ID:2SvNj6co
戦士「な、何を…!?」
盗賊「て、手合わせをっ!」
戦士「……ああ、いいぜ!」
盗賊「…よ、良かった」
戦士「そんぐらいいつでも言ってくれよ!ははっ!」
盗賊「う、うんっ!」
戦士「んじゃ、すぐ裏庭行くわ」
盗賊「わっ、分かった!!」
テクテクテク…
盗賊「……ふふっ」
タッタッタッタッタ
召喚士「……」
魔道士「……」
召喚士「……行きましょうか」
魔道士「……行きましょう」
874 :
A HAPPY NEW YEAR 2 0 1 0 !
[sage]:2010/01/05(火) 14:25:18.96 ID:1Qb9qvso
召喚士はサトラレなのか・・・
875 :
A HAPPY NEW YEAR 2 0 1 0 !
[sage]:2010/01/05(火) 14:26:34.10 ID:50uNhkoo
バシャッ!!…パシャァ…フキフキ
が卑猥に見えた自分はもうだめだ
876 :
◆1otsuV0WFc
[sage saga]:2010/01/05(火) 14:27:05.84 ID:2SvNj6co
テクテクテク…
召喚士「戦士って結構…モテますよね」
魔道士「そういえばそうですねぇ…」
召喚士「確かに…明るくて、頼りがいがあって…カッコイイ…」
魔道士「背も高いですし、たくましいですし…強い…」
召喚士「あれ…?悪いとこ…ないな」
魔道士「ないですねぇ…」
召喚士「そりゃあモテますね…ははっ」
魔道士「そうですね。ふふっ」
召喚士「……ま、魔道士さんは…?」
魔道士「戦士さんですか?カッコイイし素敵だと思いますよっ!」
召喚士「そうですよね…!」
魔道士「でも、私はきっと合わないなぁ…」
召喚士「そうですか…?」
魔道士「はい。そう思いますよー」
877 :
◆1otsuV0WFc
[sage saga]:2010/01/05(火) 14:28:31.60 ID:2SvNj6co
召喚士「……」
魔道士「なんていうか…生き方が違うっていうか…」
召喚士「まぁ…、分からなくもないですけど…」
魔道士「戦士さんにはもっと無口で、女性っぽい感じの…」
召喚士「盗賊さん…とか?」
魔道士「あっ、いいですねぇ!!」
召喚士「確かに…。あの二人、結構似合うと思いますよ」
魔道士「ですよねっ!」
召喚士「…?」
魔道士「あっ、そ…それに…」
召喚士「はい」
魔道士「私、あんまりモテる人って好きになれないんですよね…」
召喚士「そういうものですか…?」
魔道士「ええ。自分だけのっていうか…なんて言えばいいんだろ…」
召喚士「難しいものですね…」
878 :
A HAPPY NEW YEAR 2 0 1 0 !
[sage]:2010/01/05(火) 14:29:09.25 ID:Act87Zoo
召喚士もてないのか・・・
879 :
◆1otsuV0WFc
[sage saga]:2010/01/05(火) 14:30:05.84 ID:2SvNj6co
魔道士「難しいものです」
召喚士「でも男から見たらやっぱりモテる方が羨ましいというか…」
魔道士「召喚士さん、モテないですもんねっ!」
召喚士「………結構、直で言われると…キツイですね」
魔道士「ごっ、ごめんなさい!そういうつもりじゃ…」
召喚士「ははっ、大丈夫ですよ…!」
魔道士「…すいません」
召喚士「よし!俺もモテるように内面から頑張って…」
魔道士「あ、焦らなくても…きっと大丈夫ですよっ!」
召喚士「…そ、そうですかね?」
魔道士「意外と身近なところに、好意を持った人がいるかもですよー?」
召喚士「身近…。いると良いですけど…」
魔道士「きっといますよ!召喚士さんの事、心から分かってくれてる人が…」
召喚士「ありがとうございます!」
魔道士「いーえっ!エヘヘ!!」
880 :
A HAPPY NEW YEAR 2 0 1 0 !
[sage]:2010/01/05(火) 14:30:52.93 ID:NRe9ovMo
やだなにこれ しにそう
881 :
A HAPPY NEW YEAR 2 0 1 0 !
[sage]:2010/01/05(火) 14:35:43.13 ID:Act87Zoo
リア充共は新打法がいいと思います
882 :
◆1otsuV0WFc
[sage saga]:2010/01/05(火) 14:38:23.49 ID:2SvNj6co
〜裏庭〜
戦士「悪りぃが…盗賊相手でも、手加減出来ねーぞ?」
戦士は雷切を鞘から抜き、鞘を手に構える。
盗賊「…無論。手加減無用」
盗賊も同様に蜘蛛切を抜き、地面に突き刺し、鞘を両手で握る。
戦士「いい機会だ。鎖も使っていいぜ」
盗賊「…ああ」
ジリジリッ…タンッ!!
間合いを詰める戦士に対し、盗賊が上空へ飛び上がる。
戦士はその動きを目で追い、鞘を牽制に突き上げる。
戦士「らあっ!」
ヒュオンッ!!……ブンッ!!…チリッ…
盗賊は宙で身を捻り、戦士の突き出す鞘をかわし、
そのまま鞘を戦士の顔めがけ突く。
戦士は間一髪で顔を左に傾け、盗賊の突きは耳をかすめる。
883 :
◆1otsuV0WFc
[sage saga]:2010/01/05(火) 14:39:22.59 ID:2SvNj6co
盗賊「…」
戦士「あっぶね…っ!」
盗賊は着地と同時に前方へ飛び出し、鞘をなぎ払う。
戦士はそれを縦に受け、鞘を上下反転に捻る。
盗賊「!?」
盗賊の鞘は絡め取られ、一瞬無防備となるが、
間髪入れず戦士の懐に飛び込み、右手首へ手刀を放つ。
戦士「くっ!!」
盗賊が雷切の鞘を奪い取ると、戦士も反転し互いの位置が入れ替わる。
すかさず宙に浮いた蜘蛛切の鞘を掴むと、そのまま盗賊へ振り下ろす。
戦士(しま…っ!小太刀じゃ間合いが…!!)
盗賊(…くうっ!…重…いっ!)
ブンッ!!…ヒュオッ……ガチィッ!!
二人の放つ剣撃が互いにぶつかり合う。
両者は鍔迫り合いを解き、一度間合いを取り直す。
884 :
A HAPPY NEW YEAR 2 0 1 0 !
[sage]:2010/01/05(火) 14:40:27.71 ID:cnfK7KYo
うわああああああああああああああああああ
885 :
◆1otsuV0WFc
[sage saga]:2010/01/05(火) 14:41:07.06 ID:2SvNj6co
戦士「……っ!」
盗賊「…くっ!!」
バッ!!
戦士「……」
盗賊「……」
ポイッ
戦士は蜘蛛切の鞘を盗賊へ投げる。
それを受け止めた盗賊も戦士へ鞘を投げ返す。
戦士(アイツ…小太刀であれだけの間合いを…!?)
盗賊(あんな重い物を簡単に……)
ザッ…
二人は再び、鞘を両手で身構える。
盗賊「……」
ジャララッ…ビュオッ!!
戦士「!!」
886 :
◆1otsuV0WFc
[sage saga]:2010/01/05(火) 14:44:57.06 ID:2SvNj6co
突如投げられた盗賊の鎖に戦士が一瞬怯む。
盗賊は鎖を手首で返し、戦士の鞘を絡める。
戦士「…こ…んのっ!!」
鎖に絡まった鞘を、戦士は強引に引っ張る。
盗賊「う…っ!!」
盗賊の身がそのまま戦士に引き寄せられる。
ジャラッ…チャリッ
戦士は鞘を引くと鎖を解き、そのまま盗賊めがけ振り上げる。
盗賊も空中で蜘蛛切の鞘を合わせ、振り下ろす。
ヒュンッ…ブオッ!!
魔道士「あっ!いた!こっちかな…?」
盗賊「ビクッ!!」
戦士「…ビクゥッ!!」
ガシッ!!……ドサァッ…
魔道士の声に驚く二人が、そのままもつれ合って倒れた。
887 :
A HAPPY NEW YEAR 2 0 1 0 !
[sage saga]:2010/01/05(火) 14:47:06.44 ID:2SvNj6co
ごめんなさい…
888 :
◆1otsuV0WFc
[sage saga]:2010/01/05(火) 14:48:00.02 ID:2SvNj6co
盗賊「…!!」
戦士「い…って…」
ムニュゥッ…
戦士「……あっ!?」
盗賊「…は、はわっ!///」
ムニュムニュ…
戦士「あ…わっ、悪い!!」
盗賊「うう、うん…っ!」
タッタッタ…
召喚士「あーいたいた……!?」
魔道士「ふっ、二人で…抱き合…」
召喚士「えっ、あ…あのっ…ご、ごめん」
バッ!!
盗賊「……///」
戦士「ごめんって何だよ!てか違うっ!これはだな…っ!」
889 :
◆1otsuV0WFc
[sage saga]:2010/01/05(火) 14:49:32.51 ID:2SvNj6co
…
戦士「だからー、手合わせ中にもつれ合ってだな…」
召喚士「わ、分かったってば!」
盗賊「…///」
魔道士「ビックリしましたよ。もうっ!」
戦士「だいたいお前がいきなりデカイ声出すからなぁ!…」
召喚士「あっ……!?」
四人がバーテンの店へ辿り着くと、見覚えのある男が立っている。
マジシャン「よぉ!」
魔道士「マジシャンさん!!」
盗賊「……こんにちは」
召喚士「早かったですね…!」
マジシャン「何でもお見通しよ!ハッハ!!」
戦士「占い師さんの力じゃねぇの?」
マジシャン「ん?まぁそうだな!ハッハッハ!」
890 :
A HAPPY NEW YEAR 2 0 1 0 !
[sage]:2010/01/05(火) 14:49:58.88 ID:cnfK7KYo
ああああああああああああああああ
891 :
◆1otsuV0WFc
[sage saga]:2010/01/05(火) 15:02:12.91 ID:2SvNj6co
〜バーテンの店〜
ガチャッ…チリチリン…
マジシャン「わざわざ悪いな。こんな早くから」
バーテン「お前の為じゃねぇ。四人の為だ」
マジシャン「おーおー、冷てぇ事…」
召喚士「ありがとうございます」
魔道士「助かりました!」
バーテン「気にすんなって」
バーテンは紅茶を五人に差し出す。
マジシャン「んで魔道士ちゃん。もうバッチリなんだな?」
魔道士「はい!バッチリですっ!」
マジシャン「ハッハ!そりゃ何よりだ…!」
魔道士「よろしくお願いします!!」
バーテン「コイツが師匠とは…頼りになんのかね」
マジシャン「うっせぇな!あっちで洗い物でもしてろっ!」
892 :
A HAPPY NEW YEAR 2 0 1 0 !
[sage]:2010/01/05(火) 15:48:55.12 ID:f0oxcMDO
うぅぅなんだこれは
893 :
A HAPPY NEW YEAR 2 0 1 0 !
[sage]:2010/01/05(火) 16:52:19.68 ID:p.ZwUZs0
こんな鬱展開にするなんて…
俺はまだキャラの投票してなかったけど…
>>1
はやめて盗賊にしよ…
894 :
omikuji
:2010/01/05(火) 17:20:30.84 ID:5zOhB8o0
バーテンって一体何者なんだろうな…
895 :
A HAPPY NEW YEAR 2 0 1 0 !
[sage]:2010/01/05(火) 17:21:10.92 ID:nb/QnN.0
彼女いる俺は勝ち組!!……
896 :
A HAPPY NEW YEAR 2 0 1 0 !
[sage saga]:2010/01/05(火) 17:48:36.31 ID:2SvNj6co
新年ご挨拶の来客でお忙しい事この上ない…
大丈夫!何事もギリギリで寸止めがいとおかし!
召喚士と戦士にゃ、ちゅっちゅもさせねぇぜ!ヒャッハー
ごめんなさい。魔道士と盗賊はみんなのものだから…あと
>>1
も
897 :
A HAPPY NEW YEAR 2 0 1 0 !
[sage]:2010/01/05(火) 17:50:39.93 ID:f0oxcMDO
>>896
うるせぇ
>>1
は俺のだ!
だから仕事頑張れ!
898 :
◆1otsuV0WFc
[sage saga]:2010/01/05(火) 17:53:55.79 ID:2SvNj6co
召喚士「それで…どうします?」
マジシャン「魔道士ちゃんを手取り足取り腰取…」
魔道士「お願いしますっ!」
魔道士がマジシャンへ頭を下げる。
マジシャン「あ、うん…。よーし…任せとけ!」
魔道士「はい…っ!」
マジシャン「お前らどうする?」
盗賊「…?」
戦士「どうするって?」
マジシャン「魔法の修行だからあんまりいても意味ねーぞ?」
召喚士「俺も…ですか?」
マジシャン「お前魔道士になりたいの?」
召喚士「いや…そうではないですけど…」
マジシャン「悪いが、基礎なんてもう教えねーぞ?」
魔道士「はい…!!」
899 :
◆1otsuV0WFc
[sage saga]:2010/01/05(火) 18:01:19.57 ID:2SvNj6co
召喚士「そうですよね…」
マジシャン「居ても暇なだけだぞ?」
戦士「そうかぁ…」
マジシャン「それと、俺と魔道士ちゃんの二人っき…」
召喚士「どうしようか…?」
戦士「別行動…すっか?」
盗賊「…うむ」
マジシャン「そうそう!俺と魔道士ちゃん二人っ…」
魔道士「私、頑張りますから…!」
召喚士「…分かりました」
戦士「じゃあ俺らはどうするよ?」
盗賊「……」
召喚士「一旦、師匠の家に行きません?」
戦士「…師匠の家?」
召喚士「うん。新しい召喚獣のヒントを得たいんだ」
900 :
◆1otsuV0WFc
[sage saga]:2010/01/05(火) 18:26:36.97 ID:2SvNj6co
戦士「ヒントがあるのか!?」
召喚士「いや、あるとは言い切れないけど…」
盗賊「……」
召喚士「でも、師匠がわざわざ残してくれたんだ…」
魔道士「…」
召喚士「今まで気にしなかったけど…」
戦士「何かあるかも…しれないな」
召喚士「ああ…」
マジシャン「アイツがそんな大層な事するかねぇ…?」
バーテン「…全くだ」
召喚士「ははっ、そうかもしれませんね」
バーテン「まぁ、行ってやれよ」
召喚士「…?」
バーテン「墓でも手入れして、花…添えてやれ」
901 :
◆1otsuV0WFc
[sage saga]:2010/01/05(火) 18:30:15.67 ID:2SvNj6co
戦士「そうだな…!たまには墓参りしないとな…」
盗賊「…ああ」
召喚士「…そうします!」
バーテン「…ふっ」
魔道士「私も…お墓参りしないと…」
マジシャン「お前さんは修行を終えてからだ」
マジシャンは魔道士の頭をポンと叩く。
マジシャン「墓前で強くなったところを見せてやれ。…な?」
魔道士「……はいっ!」
戦士「それじゃ決まりだな」
召喚士「よろしくお願いします」
マジシャン「おう、大切に預かるぜ!ハッハ!」
バーテン「傷物にすんなよ?」
マジシャン「おいおい…。どこの紳士に向か…」
魔道士「頑張ります!よろしくお願いしますっ!」
902 :
◆1otsuV0WFc
[sage saga]:2010/01/05(火) 18:34:54.17 ID:2SvNj6co
召喚士「どのくらいで終わります?」
マジシャン「まぁ…お嬢次第だな」
魔道士「……」
マジシャン「出来れば1週間以内にカタつけたい」
召喚士「そんな早く…!?」
マジシャン「遅いくらいだっつーの。ハッハ!」
盗賊「……」
マジシャン「ま、とりあえず1週間後に一旦ココ…」
バーテン「だからこの店を拠点にすんなって…」
マジシャン「いーじゃねぇか!どうせ寂れて客なんて…」
召喚士「じゃ、じゃあ…1週間後にここでっ!」
マジシャン「……おう。んじゃあ、行くか」
魔道士「もうですか?」
マジシャン「善は急げ…ってな!ハッハッハ!」
魔道士「はい、分かりましたっ!エヘヘ!」
903 :
A HAPPY NEW YEAR 2 0 1 0 !
[sage]:2010/01/05(火) 19:02:35.75 ID:R85v6VIo
なんかマジシャンが可哀相なんだがww
904 :
A HAPPY NEW YEAR 2 0 1 0 !
[sage]:2010/01/05(火) 20:01:15.68 ID:LYBByYAO
王子「僕モテるけどどうしてもって言うなら魔導師のお姉ちゃんだけのモノになっても良いよ。」
905 :
A HAPPY NEW YEAR 2 0 1 0 !
[sage]:2010/01/05(火) 20:21:47.40 ID:MVYQcoDO
俺「ここを通りたくば俺を倒してから行くんだな…。
魔導師ちゃんには指一本触れさせねえ!」
906 :
A HAPPY NEW YEAR 2 0 1 0 !
:2010/01/05(火) 20:36:16.88 ID:Qd0x1sSO
>>905
魔導師?
魔導士ちゃんなら俺の後ろにいるよ?
907 :
A HAPPY NEW YEAR 2 0 1 0 !
[sage]:2010/01/05(火) 20:50:19.06 ID:MVYQcoDO
>>906
きっと10年もすれば魔導師になってるさ…魔道士ちゃんは。
まだ若すぎるだろう。
908 :
A HAPPY NEW YEAR 2 0 1 0 !
[sage]:2010/01/05(火) 20:50:55.16 ID:HzrHaNYo
>>906
魔道士ちゃんは俺の横で腰振ってるよ
909 :
A HAPPY NEW YEAR 2 0 1 0 !
[sage]:2010/01/05(火) 20:51:49.94 ID:R85v6VIo
>>908
ワロタwwwwwwwwwwwwww
910 :
A HAPPY NEW YEAR 2 0 1 0 !
:2010/01/05(火) 20:54:59.33 ID:Qd0x1sSO
さすがヨパライ
俺も他人を守ってたwwwwww
911 :
A HAPPY NEW YEAR 2 0 1 0 !
[sage]:2010/01/05(火) 20:56:44.94 ID:cnfK7KYo
>>908
体操でもしてんのかwwwwwwwwww
912 :
A HAPPY NEW YEAR 2 0 1 0 !
[sage]:2010/01/05(火) 21:44:08.57 ID:50uNhkoo
戦士なら俺の下で腰振ってるよ
913 :
A HAPPY NEW YEAR 2 0 1 0 !
:2010/01/05(火) 21:45:22.08 ID:VhVhJMk0
>>908
強く儚いものたちかよ
914 :
A HAPPY NEW YEAR 2 0 1 0 !
[sage]:2010/01/05(火) 21:54:12.55 ID:nb/QnN.0
>>908
ギャグマンガ日和風な絵で再生される
915 :
A HAPPY NEW YEAR 2 0 1 0 !
[saga sage]:2010/01/05(火) 23:04:14.72 ID:jIWCe/Ao
ただいまー!ノシ
今日は夜更新出来そうもないっぽ…すいません><
せめてオマケだけでも…何とか…
916 :
A HAPPY NEW YEAR 2 0 1 0 !
[sage]:2010/01/05(火) 23:34:11.99 ID:IQ79S.AO
>>915
乙カレー
917 :
A HAPPY NEW YEAR 2 0 1 0 !
[sage]:2010/01/05(火) 23:36:48.28 ID:Ytq1tsAO
>>1
乙
横で腰振ってんのか…
俺はあまり寝取られが好きじゃないんだがな
魔導師ちゃんなら仕方ない
918 :
A HAPPY NEW YEAR 2 0 1 0 !
[sage]:2010/01/05(火) 23:50:04.80 ID:SgNmOoDO
>>1
乙
最近読んでて苦しく成ってきたぜ…
このリア充どもがっ!
919 :
◆1otsuV0WFc
[saga sage]:2010/01/05(火) 23:55:40.02 ID:jIWCe/Ao
〜オマケ〜
女子「戦士先輩ってカッコイイよね〜!」
女子「でもー、倍率メチャクチャ高いじゃーん!
女子「私は…盗賊先輩かな」
女子「女なのに運動神経抜群で…カッコイイよねぇ〜」
男子「バッカ!学園一のアイドル、魔道士先輩だろ!」
男子「そうそう!あの笑顔で毎日癒されるよなぁ…」
女子「分かる〜!女から見ても、ホントかわいいモン」
テクテク…
召喚士「あ、あのー。通し……」
女子「あ、ごめんなさい…」
テクテク…
男子「誰、今の?上級生?」
女子「あぁ…何だっけ、ほら写真部の…」
女子「あっ!見て見てあれ!戦士先輩じゃないっ!?」
キャッキャッ
920 :
A HAPPY NEW YEAR 2 0 1 0 !
[sage]:2010/01/05(火) 23:58:54.19 ID:Zbhqviko
これはひどいwwwwwwww
921 :
A HAPPY NEW YEAR 2 0 1 0 !
[sage]:2010/01/05(火) 23:59:22.50 ID:HzrHaNYo
召喚士wwwwww
922 :
A HAPPY NEW YEAR 2 0 1 0 !
[sage]:2010/01/06(水) 00:03:01.44 ID:6Gm.HUoo
召喚士が一番輝いていたのは初スレの
>>1
だな・・・
923 :
A HAPPY NEW YEAR 2 0 1 0 !
[sage]:2010/01/06(水) 00:04:01.88 ID:WrkH7DUo
これはこれで胸が痛いwwwwwwwwwwww
924 :
A HAPPY NEW YEAR 2 0 1 0 !
[sage]:2010/01/06(水) 00:11:16.40 ID:pzqOUMDO
主人公(笑)
925 :
A HAPPY NEW YEAR 2 0 1 0 !
[sage]:2010/01/06(水) 00:12:38.59 ID:o/K3ms2o
召喚士から俺と同じにおいがプンプンするぜ……
926 :
A HAPPY NEW YEAR 2 0 1 0 !
[sage]:2010/01/06(水) 00:37:12.04 ID:y66q8Wso
>>925
>>876-879
をもう一度見てくるといい
. .: : : : : : : : :: :::: :: :: : :::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::
. . : : : :: : : :: : ::: :: : :::: :: ::: ::: ::::::::::::::::::::::::::::::::::::::
. . .... ..: : :: :: ::: :::::: :::::::::::: : :::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::
Λ_Λ . . . .: : : ::: : :: ::::::::: :::::::::::::::::::::::::::::
/:彡ミ゛ヽ;)ー、 . . .: : : :::::: :::::::::::::::::::::::::::::::::
/ :::/:: ヽ、ヽ、 ::i . .:: :.: ::: . :::::::::::::::::::::::::::::::::::::::
/ :::/;;: ヽ ヽ ::l . :. :. .:: : :: :: :::::::: : ::::::::::::::::::
 ̄ ̄ ̄(_,ノ  ̄ ̄ ̄ヽ、_ノ ̄ ̄ ̄ ̄
927 :
A HAPPY NEW YEAR 2 0 1 0 !
[sage]:2010/01/06(水) 00:44:55.59 ID:o/K3ms2o
('A`)
928 :
A HAPPY NEW YEAR 2 0 1 0 !
[sage]:2010/01/06(水) 00:46:49.92 ID:OhILc5Yo
テクテク…
俺「あ、ああ………あの…」
女子「…」
女子「…」
男子「…」
俺「…」
テクテク…
女子「…あっ!見て(ry
929 :
A HAPPY NEW YEAR 2 0 1 0 !
[sage]:2010/01/06(水) 01:20:46.55 ID:pzqOUMDO
テクテク…
俺「…」
テクテク…
930 :
A HAPPY NEW YEAR 2 0 1 0 !
[sage]:2010/01/06(水) 01:57:27.31 ID:KAPWkvIo
でも召喚士って女顔なんだよな・・・・・・結局池面ってことだろ('A`)
931 :
A HAPPY NEW YEAR 2 0 1 0 !
[sage]:2010/01/06(水) 02:06:04.63 ID:WKoK02AO
谷亮子似の召喚士
932 :
A HAPPY NEW YEAR 2 0 1 0 !
:2010/01/06(水) 02:25:24.91 ID:Z8QjAcDO
面食いっぽかった女侍がいい男達って言ってたから池面だと思う。それに戦士ほどモテないだけで魔導士と西国のお姫様には好かれてるみたいだし
933 :
A HAPPY NEW YEAR 2 0 1 0 !
[sage]:2010/01/06(水) 03:00:05.25 ID:xDuj2QDO
>>930
そういや女装したこともあったな
934 :
A HAPPY NEW YEAR 2 0 1 0 !
[sage]:2010/01/06(水) 03:05:13.67 ID:6Gm.HUoo
女「召喚士ってさ、たしかに顔は悪くないんだけどー。なんていうか童貞臭いっていうかさーww」
女2「あーわかるわかるwwwwwwww」
女3「付き合ってもあんま得なさそうだよねーww」
キャハハwwwwwwwwwwww
935 :
A HAPPY NEW YEAR 2 0 1 0 !
[sage]:2010/01/06(水) 03:10:51.83 ID:pzqOUMDO
>>934
やめてくれ…心に突き刺さる
936 :
A HAPPY NEW YEAR 2 0 1 0 !
:2010/01/06(水) 09:37:24.84 ID:v/HZHESO
気にすんな
突き抜けちまえば、なんてコタないぜ
937 :
A HAPPY NEW YEAR 2 0 1 0 !
[sage]:2010/01/06(水) 11:57:31.15 ID:elxVhWYo
938 :
A HAPPY NEW YEAR 2 0 1 0 !
[sage]:2010/01/06(水) 12:00:31.28 ID:gbyso0.o
939 :
A HAPPY NEW YEAR 2 0 1 0 !
[sage]:2010/01/06(水) 12:04:09.60 ID:Nul95YSO
魔導士ちゃんから好意を持たれてるだけでも十分過ぎるだろ
940 :
A HAPPY NEW YEAR 2 0 1 0 !
:2010/01/06(水) 12:51:07.04 ID:/w02S6DO
>>894
バーテンは確か元少佐とかだったはず
過去ログ見れ
941 :
A HAPPY NEW YEAR 2 0 1 0 !
[sage saga]:2010/01/06(水) 13:53:39.19 ID:JlCjllYo
>>919
のオマケ設定が無駄に出来上がりつつある\(^o^)/
そしてついに人気投票で盗賊に追いつかれました↓続き
942 :
◆1otsuV0WFc
[sage saga]:2010/01/06(水) 13:56:23.03 ID:JlCjllYo
…
召喚士「それでは、1週間後にここで…!」
魔道士「はい!」
マジシャン「おっしゃ、ビシビシ行くぜぇ?」
魔道士「お願いしますっ!」
盗賊「…気をつけて」
魔道士「ありがとうございます!エヘヘッ!」
テクテクテク…
バーテン「ああ見えても腕は確かだ。安心しな」
戦士「充分知ってる。心配はしてねぇよ」
召喚士「うん」
戦士「さて、俺らも行くかね」
盗賊「…うむ」
召喚士「では、ありがとうございました。また…!」
バーテン「おう。1週間後、待ってるぜ」
943 :
◆1otsuV0WFc
[sage saga]:2010/01/06(水) 13:57:16.67 ID:JlCjllYo
〜山あいの道〜
ザッザッザ…
戦士「ここも久しぶりだな」
召喚士「うん…」
戦士「師匠にも…修行して貰ったっけな…」
盗賊「……」
召喚士「うん」
召喚士は空を見上げ、木陰の日差しに目を細める。
戦士「フンババやら強かったよなぁ…」
盗賊「…でも…倒したな」
召喚士「お陰で今は魔物もいないですね」
戦士「おしっ、もう少しだ」
召喚士「…うん。一気に向かっちゃおう!」
盗賊「…うむ」
ザッザッザ…
944 :
◆1otsuV0WFc
[sage saga]:2010/01/06(水) 13:58:10.44 ID:JlCjllYo
〜師匠の家〜
カチカチッ…ガチャッ…キイィ
召喚士「お、お邪魔しまーす…」
戦士「ははっ!お邪魔しますって…」
召喚士「あ…なんか師匠がいる気がしてさ…はは」
盗賊「…」
召喚士「うわぁ…結構ほこり溜まってるなぁ…」
戦士「何ヶ月もほったらかしだったからなぁ…」
テクテク…
戦士「んで、ヒントになりそうなもんはどこにあるんだ?」
召喚士「えーと…、2階の書斎と…その脇の物置かな」
戦士「なるほどな…」
盗賊「…とりあえず」
召喚士「まずは…掃除からですね…」
盗賊「・・・同意」
945 :
◆1otsuV0WFc
[sage saga]:2010/01/06(水) 13:59:43.48 ID:JlCjllYo
〜山道〜
魔道士「すっかり夜になっちゃいましたね…」
マジシャン「ああ。でも、もうすぐだ…」
魔道士「はいっ」
二人はしばらく山道を登ると、一軒の住居に辿り着く。
魔道士「…こ、ここは?」
マジシャン「俺と魔道士ちゃんの愛の巣」
魔道士「そ、そうですか…」
マジシャン「……。じゃあ入るか」
魔道士「あ、はい」
ガチャッ…ギイィ…
マジシャン「一応掃除しといたから大丈夫だと思うんだが…」
魔道士「わぁ…全然キレイですよー!」
マジシャン「そう?良かった!ハッハ!」
魔道士「お邪魔しまーす!!」
946 :
◆1otsuV0WFc
[sage saga]:2010/01/06(水) 14:00:38.22 ID:JlCjllYo
マジシャン「どーぞ。まぁ自分の家だと思って、くつろいでくれ」
魔道士「はいっ!ありがとうございます!」
テッテッテ…
マジシャン「ここは港から北に位置する」
魔道士「はい」
マジシャン「山にはこの家にしか結界を張ってない」
魔道士「つまり……」
マジシャン「そう。外は魔物も出るって事だ」
魔道士「なるほど…」
マジシャン「外出時はくれぐれも気をつけるように!ハッハ!」
魔道士「はいっ!!」
マジシャン「んじゃ、メシにすっか。修行は明日からだ!」
魔道士「あっ、じゃあ私作りますね!」
マジシャン「おーっ、助かるぜ。キッチンはそっちね」
魔道士「はい!任せておいて下さいっ!ふふっ」
947 :
◆1otsuV0WFc
[sage saga]:2010/01/06(水) 14:01:31.38 ID:JlCjllYo
〜師匠の家〜
召喚士「疲れたー…」
戦士「こんなもんでいっか」
盗賊「…うん」
召喚士「じゃあ食事にしましょうか…」
戦士「ところでさ…」
召喚士「…?」
戦士「メシ…誰が作るの…?」
盗賊「……ムリ」
召喚士「戦士…は?」
戦士「作れなくはねーけど…ほんと適当だぞ?」
召喚士「うーん…仕方ない、じゃあ俺が作るよ」
盗賊「!?」
戦士「作れるのか!?」
召喚士「あっ、いや…俺も適当だけど…はは」
948 :
◆1otsuV0WFc
[sage saga]:2010/01/06(水) 14:25:39.98 ID:JlCjllYo
…
戦士「普通に美味そうだぞ…?」
盗賊「…ああ」
召喚士「一応…ここで作ってたから…」
戦士「そっか。師匠と二人暮らしだったもんな」
召喚士「うん」
盗賊「……」
召喚士「あっ、師匠酒取ってくるよ」
戦士「悪りぃ」
召喚士「いやいや」
テクテクテク…ガチャッ…ギイィィ…
召喚士「…よいっしょ…っと」
召喚士は酒蔵から師匠酒の瓶を3つ手に、家へ戻る。
テクテク……ピタッ…
召喚士「………」
949 :
◆1otsuV0WFc
[sage saga]:2010/01/06(水) 15:29:30.87 ID:JlCjllYo
召喚士は立ち止まり、師匠の墓へ足を運ぶ。
テクテクテク…
召喚士「……!?」
綺麗に手入れされた師匠の墓に、白いはなが添えられ、
月明かりに照らされ、行灯のようなほのかな光を見せる。
召喚士「ちゃんと…手入れされて……」
ザッザッザ…
戦士「バーテンさんか…マジシャンのおっさんか…」
盗賊「…ありがたいな」
召喚士「!?……戦士、盗賊さん…」
戦士「ほれっ」
戦士は召喚士にグラスを手渡す。
盗賊「……これも」
盗賊は墓前に召喚士の料理を盛った皿を置く。
グラスに師匠酒を注ぐと、召喚士は皿の横へと並べた。
950 :
◆1otsuV0WFc
[sage saga]:2010/01/06(水) 16:48:03.65 ID:JlCjllYo
〜師匠の家〜
戦士「いただきます!」
盗賊「いただきます」
召喚士「ど、どうぞ…」
カチャカチャ…モグモグ…
召喚士「どうかな…?」
戦士「……うまい」
盗賊「……うん」
召喚士「ほんと…っ!?」
戦士「うんっ、普通に美味い!」
召喚士「良かった〜!いや、緊張するよ…はは」
戦士「しっかし毎度毎度作ってくれてる魔道士はすげぇな…」
召喚士「改めてそう思うよ…!」
盗賊「……モグモグ」
召喚士「おかわりもいっぱいありますから…!」
951 :
◆1otsuV0WFc
[sage saga]:2010/01/06(水) 16:54:02.35 ID:JlCjllYo
〜マジシャンの住居〜
マジシャン「いっただきまーす!!」
魔道士「どうぞっ!」
マジシャン「……うんめぇ!?何だこりゃ…!」
魔道士「有り合わせなので簡単なものですけれど…」
マジシャン「魔道士ちゃん料理上手だなっ!ハッハ!」
魔道士「ふふっ、ありがとうございますー!」
マジシャン「アイツら毎度毎度こんな美味いモン食ってんのか…」
魔道士「ふふっ」
マジシャン「いや、魔道士ちゃんの夫になるヤツが憎…羨ましいぜ…」
魔道士「そういえばマジシャンさんはここで暮らしてるんですか?」
マジシャン「…いんや…モグモグ。ここは別荘みたいなモンかな…モグモグ」
魔道士「別荘…!なんかいいですねぇ〜!」
マジシャン「もう使ってないから、使いたかったら好きにしていいよー。モグモグ」
魔道士「えっ!?い…いいんですか…?」
952 :
◆1otsuV0WFc
[sage saga]:2010/01/06(水) 17:05:34.35 ID:JlCjllYo
マジシャン「もう使ってねぇし、鍵も掛けちゃいねーしな。ハッハ!」
魔道士「あ、ありがとうございます…!」
マジシャン「まぁ、こんな所に来る事もそうそうないだろうけど…モグモグ」
魔道士「確かにそうですねぇ…」
マジシャンは酒を片手に魔道士の手料理を勢いよく平らげていく。
魔道士「マジシャンさんは…家族っていないんですか?」
マジシャン「んー?いるよー」
魔道士「あっ、そうなんですね!今はどちらに?」
マジシャン「んー…分からん……モグモグ」
魔道士「…?」
マジシャン「随分前に愛想つかされて、それっきりだしなぁ」
マジシャンは一瞬考えるような素振りで、魔道士に答える。
魔道士「…そ、そうですか」
マジシャン「ま、人生色々ですよ…ハッハッハ!」
魔道士「そ…そうですね!ふふっ…エヘヘ…」
953 :
◆1otsuV0WFc
[sage saga]:2010/01/06(水) 17:15:49.51 ID:JlCjllYo
〜師匠の家〜
戦士「あー…食った食ったぁ」
召喚士「戦士、師匠酒」
戦士「おっ、サンキュ!!」
召喚士「盗賊さんは紅茶でいいですか?」
盗賊「あ、うんっ!…ありがと」
召喚士「いえいえ」
戦士「盗賊、何だったら先に風呂入って…」
盗賊「あ、後で…いいっ!」
戦士「そっか、んじゃ召喚士は?」
召喚士「洗い物済ませちゃうから先入ってきなよ」
戦士「んー、じゃあ失礼するわ」
…
戦士「はー!サッパリ!ついでに風呂も掃除しといたぜ!」
召喚士「ありがとう。じゃあ…先に失礼しますね」
盗賊「う、うん」
…
召喚士「ふぅ。お待たせしました」
954 :
◆1otsuV0WFc
[sage saga]:2010/01/06(水) 17:38:02.05 ID:JlCjllYo
盗賊「……じゃあ」
戦士「あいよー」
テクテクテク…ガチャ…バタン
戦士「あ、そういや師匠酒ってどうやって作るんだっけか?」
召喚士「作り方貰ったよね?」
戦士「ああ。えっと…この荷物の…あ、あった」
召喚士「どれどれ……」
戦士「蒸留すんのか。んで…ろ過も?結構手間だな…」
召喚士「大麦に小麦にライ麦…ジャガイモも…?」
戦士「随分手間なモンだな」
召喚士「師匠にしちゃよくこんなの作ってたなぁ…」
カポーン…ザバァ…
盗賊「…ふーっ」
テクテク…ガチャッ……フキフキ
盗賊「……しまった。…ブラジャー付けれない」
955 :
A HAPPY NEW YEAR 2 0 1 0 !
[sage]:2010/01/06(水) 17:38:37.19 ID:HHWT7jUo
仕事しろよ
956 :
A HAPPY NEW YEAR 2 0 1 0 !
[sage]:2010/01/06(水) 17:43:45.66 ID:Jc6IWGUo
ら抜き言葉お断りだが盗賊なら特別に許してやる
957 :
A HAPPY NEW YEAR 2 0 1 0 !
[sage saga]:2010/01/06(水) 17:56:36.55 ID:JlCjllYo
昨日クソ残業してある程度片付いたので大丈夫!ノシ
…だと思うのですがダメかな?あとでもうちょい進めておこう…
>>956
なんだか盗賊って一人の時は、ら抜き言葉なイメージがして…
すいません…忍者のくせに日本語間違ってて…
958 :
◆1otsuV0WFc
[sage saga]:2010/01/06(水) 18:03:14.45 ID:JlCjllYo
〜マジシャンの別荘〜
マジシャン「ご馳走様〜」
魔道士「お粗末様ですっ!」
マジシャン「いやぁ…これが1週間食べられんのかぁ…」
魔道士「こんなものでよければ…ふふっ」
魔道士は食器を下げ、洗い物を始める。
マジシャン「タバコいいかい…?」
魔道士「あっ、どうぞー」
ボッ!!…チリチリ…
マジシャン「ふーっ……」
魔道士「ふふ…っ!」
マジシャン「んー?」
魔道士「いや…魔道士はこういう時便利だなぁ…って」
マジシャン「ああー。そうかもねぇ…ハッハ!」
マジシャンは、人差し指の火を吹き消しながら笑う。
959 :
◆1otsuV0WFc
[sage saga]:2010/01/06(水) 18:16:49.91 ID:JlCjllYo
マジシャン「魔道士ちゃんてさ…五行全部使えるんだっけ?」
マジシャンはソファーに寝そべりながら魔道士に声をかける。
魔道士「いえっ、土行だけ…使えません」
マジシャン「そっかぁ…」
魔道士「…すいません」
マジシャン「んーん、気にしなくていいぜ。得手不得手は誰しもある」
魔道士「はい……」
マジシャン「土行出来ないから、補助も出来ないんだな…」
魔道士「……」
マジシャン「よし!明日のメニューが決まった!!」
魔道士「は、はいっ!!」
マジシャン「明日はシチューだ!」
魔道士「……へっ!?」
マジシャン「明日のメニュー」
魔道士「ええっ、そっちですかぁ…?」
マジシャン「アーンド、土行の習得!明日中に終わらすぞ!」
960 :
◆1otsuV0WFc
[sage saga]:2010/01/06(水) 18:29:49.18 ID:JlCjllYo
魔道士「はいっ!頑張ります!」
マジシャン「よーし!んじゃ風呂入って寝て…明日に備えろっ」
魔道士「はいっ!」
〜師匠の家〜
盗賊「…?」
戦士「おう、おかえり」
召喚士「これを…こう…」
盗賊「…何…してんの?」
戦士「ん?酒造り」
召喚士「よしっ、この状態で寝かせておけば大丈夫だと思う」
戦士「んじゃあとは酒蔵に運ぶだけだな!」
召喚士「うん!」
盗賊「……ふふ」
戦士「…?」
盗賊「いや…っ、楽しそうだなって」
召喚士「つい夢中になっちゃって…あはは!」
戦士「さぁて…これ運んで寝るとするか!」
召喚士「そうだね!」
961 :
A HAPPY NEW YEAR 2 0 1 0 !
[sage saga]:2010/01/06(水) 18:37:11.30 ID:JlCjllYo
もう50切ってた。次スレです!ノシ
http://ex14.vip2ch.com/test/read.cgi/part4vip/1262770503/
ではまた、後ほど…!ご支援感謝!ノシ
962 :
A HAPPY NEW YEAR 2 0 1 0 !
[sage]:2010/01/06(水) 18:47:36.47 ID:GeMR1IQo
おつー
963 :
A HAPPY NEW YEAR 2 0 1 0 !
[sage]:2010/01/06(水) 18:55:27.63 ID:tQ3MDOQo
おつです〜
次スレ楽しみにしてます
964 :
A HAPPY NEW YEAR 2 0 1 0 !
[sage]:2010/01/06(水) 19:01:47.73 ID:E2OlDEoo
気がつけば人気投票1位変わってたんだな…
965 :
A HAPPY NEW YEAR 2 0 1 0 !
[sage]:2010/01/06(水) 20:30:20.98 ID:pzqOUMDO
俺と
>>1
の愛の巣はどこかね?
966 :
A HAPPY NEW YEAR 2 0 1 0 !
[sage]:2010/01/06(水) 21:15:07.83 ID:WrkH7DUo
乙乙
967 :
A HAPPY NEW YEAR 2 0 1 0 !
[sage]:2010/01/06(水) 21:35:16.02 ID:WrkH7DUo
盗賊と
>>1
と魔道士に多重票
戦士は自演
968 :
A HAPPY NEW YEAR 2 0 1 0 !
:2010/01/06(水) 21:42:24.91 ID:/w02S6DO
ひとつ聞かせてくれ
オナニーはいつしてるんだ?
969 :
A HAPPY NEW YEAR 2 0 1 0 !
[saga sage]:2010/01/06(水) 21:49:11.96 ID:9F49RW6o
ただいまー!ノシ
ご飯も済ませ来たし、こっちはオマケで埋めますかね!
970 :
A HAPPY NEW YEAR 2 0 1 0 !
:2010/01/06(水) 21:49:43.53 ID:PuFxReE0
盗賊の口調が未だに定まってないな・・・
「・・・ムリ」がめっちゃツボだったがww
971 :
A HAPPY NEW YEAR 2 0 1 0 !
[sage]:2010/01/06(水) 22:29:24.73 ID:fyhLC/oo
>>968
えっ
その質問はおかしい
確かにちょっと気になる
972 :
919の続き
[saga sage]:2010/01/06(水) 22:30:33.03 ID:9F49RW6o
キーンコーンカーンコーン
戦士「召ー喚士!」
召喚士「せ、戦士…どうしたの?」
戦士「もうすぐテストじゃんか。でさぁ…」
召喚士「いいよ。バイトまで暇だし…」
戦士「いつもいつもすまんっ!助かる!」
テクテク…
魔道士「二人して楽しそう〜!どうしたの?」
戦士「いや、テストの勉強教えて貰おうと思ってな!」
魔道士「召喚士くん頭良いもんねっ」
召喚士「そんな事ないよ。魔道士さんこそ…」
女子「魔道士〜行くわよー?」
魔道士「はーい!じゃあ、また明日ねっ!」
戦士「おうっ!じゃあな!」
召喚士「さようなら」
973 :
A HAPPY NEW YEAR 2 0 1 0 !
:2010/01/06(水) 22:32:09.02 ID:SUomr1oo
私立コカトリス学園
974 :
A HAPPY NEW YEAR 2 0 1 0 !
[saga sage]:2010/01/06(水) 22:34:10.76 ID:9F49RW6o
…
召喚士「…それで、ここが…こうなる、っと」
戦士「なーるほど!おっしゃ、これでバッチリ!」
召喚士「だと、いいけど…」
戦士「召喚士が教えてくれたんだ。間違いねぇって!」
召喚士「そ、そうかな…?」
戦士「おう!んじゃあ、帰ろうぜ!」
テクテクテク…
戦士「部活の方はどうだ?」
召喚士「うーん…3年がもう引退しちゃったから大変…」
戦士「部長になったんだよな?」
召喚士「うん。戦士こそ今年はどう…?」
戦士「うーん…。ピッチャーがパッとしなくてなぁ…」
召喚士「野球部部長も大変だね…」
戦士「まぁな〜」
975 :
A HAPPY NEW YEAR 2 0 1 0 !
[saga sage]:2010/01/06(水) 22:37:04.31 ID:9F49RW6o
〜ゲーセン前〜
盗賊「……」
戦士「よう、盗賊じゃねぇか!」
召喚士「こんにちは」
盗賊「…!?や、やぁっ!」
戦士「UFOキャッチャーの前で何してんだ?」
召喚士「もしかして…この、ぬこさんを…?」
盗賊「ま、まさかっ!この私がそんなもの…」
戦士「だよなぁ…ガラじゃねぇって!ハッハハハ!」
盗賊「どっ、どういう意味だっ!!」
召喚士「ま、まぁまぁ…ははっ…」
盗賊「じゃ、じゃあなっ!」
スタスタスタ…
戦士「何だアイツ…?」
召喚士「さ、さぁ……」
976 :
A HAPPY NEW YEAR 2 0 1 0 !
[sage]:2010/01/06(水) 22:41:00.78 ID:GeMR1IQo
召喚士って何部だっけ?
977 :
A HAPPY NEW YEAR 2 0 1 0 !
[saga sage]:2010/01/06(水) 22:41:19.98 ID:9F49RW6o
…
戦士「んじゃ、また明日なっ!」
召喚士「うん。じゃあね…!」
ガチャッ…バタン
召喚士「ただいま…」
テクテクテク…ガチャッ
召喚士「あ…また昼間から酒飲んで…」
師匠「何だぁ?昼から飲んでちゃ悪りーのかよ?」
召喚士「いや…そうじゃないけど…。し、仕事は…?」
師匠「うるせーなぁ、今日は休みだよバカヤロウ!」
召喚士「ま、また休み…?」
師匠「なんだてめぇ!父親をバカにしてんのか!」
召喚士「ちっ、違うって…!」
ヒュンッ…ガシャンッ!!
師匠「おら、酒が足りねーぞ!買ってこい!」
召喚士「こ、これからバイトだし…もうお金が…」
師匠「じゃあさっさと稼いで来やがれ!バカヤロウ!」
召喚士「いっ、行ってきます!!」
タッタッタッタッタ
978 :
A HAPPY NEW YEAR 2 0 1 0 !
[sage]:2010/01/06(水) 22:43:43.95 ID:y66q8Wso
流石に色々酷い
979 :
A HAPPY NEW YEAR 2 0 1 0 !
[saga sage]:2010/01/06(水) 22:45:35.35 ID:9F49RW6o
〜カメラ屋〜
サル「…ふーん。大変だったわねぇ…」
召喚士「ええ…」
イヌ「でも師匠さんもああ見えて、昔は凄腕のカメラマンだたネ!」
サル「そうそう、今じゃあんなだけどねぇ〜」
召喚士「そ、そうですね…」
スタスタ…
女侍「おら、バイト共!くっちゃべってないで働きなっ!!」
召喚士「すっ、すいません…!」
キジ「店長ー、この納品どこにおくさ〜?」
女侍「あん?今行くから待ってな…!」
スタスタ
サル「さ、また店長に怒られる前に…しっかり働かなきゃ!」
イヌ「店長怖いアル。気をつけないといけないネ」
召喚士「で、ですね…ははっ…」
980 :
A HAPPY NEW YEAR 2 0 1 0 !
[saga sage]:2010/01/06(水) 22:50:01.70 ID:9F49RW6o
〜次の日〜
女子「おはよー!」
女子「あっ、おはよ〜」
男子「でさぁ…」
男子「マジでぇ〜?すげーじゃん!」
召喚士「……」
テクテク
神官「やぁ、召喚士くん」
召喚士「あ…部長!」
神官「もう部長じゃないよ、今は君が部長だろ?」
召喚士「あ、そ…そうですね」
神官「丁度良かった。これ…貰ってくれないか?」
召喚士「えっ…?こんな立派なレンズ、いいんですか?」
神官「うん。写真は高校までのつもりだから…。君に使って欲しいんだ」
召喚士「あっ、ありがとうございます!部長…あ、いや…神官先輩!」
981 :
A HAPPY NEW YEAR 2 0 1 0 !
[saga sage]:2010/01/06(水) 22:54:08.07 ID:9F49RW6o
>>968
>>971
何を言ってるんだww
確かに気になる…いや、ならないですよ!ww
>>970
ありがとうございます!盗賊の心を開きたい…でも開けない
みたいな描写を、もっと上手に出来たらなぁって思います。出来ないけど…
>>976
写真部ですww
>>978
確かに…orz
ななばつ様!第一部が相談に変わってましたね!
変態でも別に良かったですよ?wwいつもありがとうございます!
982 :
A HAPPY NEW YEAR 2 0 1 0 !
[saga sage]:2010/01/06(水) 23:04:29.61 ID:9F49RW6o
〜放課後〜
戦士「どした?ニヤニヤ嬉しそうに」
召喚士「ん?先輩にレンズ貰ったんだ!」
戦士「おーっ!そいつは良かったなぁ!」
召喚士「うん!」
テクテク…
魔道士「へーっ、高そうなレンズ〜」
召喚士「そ、そうなんだ。これ…凄く高くて…」
魔道士「良かったらまた、いつでもモデルになるわよっ?ふふっ」
召喚士「ほ、ほんと…?」
魔道士「うんっ」
戦士「おっ、じゃあ早速今日撮らせて貰っちまえよ!」
召喚士「う、うん!…いいかな?」
魔道士「ええ!」
召喚士「じゃ、じゃあ…屋上で!カメラ持ってすぐ行くからっ!」
魔道士「は−いっ。ふふっ!」
983 :
A HAPPY NEW YEAR 2 0 1 0 !
[sage]:2010/01/06(水) 23:07:15.81 ID:Jc6IWGUo
召喚士「レンズのマウントが合わなかった・・・」
984 :
A HAPPY NEW YEAR 2 0 1 0 !
:2010/01/06(水) 23:25:30.89 ID:Z22AXY6o
召喚士「えっ…?こんな立派な(眼鏡の)レンズ、いいんですか?」
985 :
A HAPPY NEW YEAR 2 0 1 0 !
:2010/01/06(水) 23:31:26.83 ID:M6ZG2J60
俺「召喚士部長! 魔道士先輩の写真、焼き増ししてください!」
986 :
◆1otsuV0WFc
[saga sage]:2010/01/06(水) 23:39:28.03 ID:9F49RW6o
〜部室〜
タッタッタッタッタ…ガラッ
召喚士「あっ、サモナーくん!」
サモナー「やぁ召喚士君。そんなに急いでどうしたの?」
召喚士「あ…部長にレンズ貰って、これから撮影なんだ」
サモナー「そっかぁ。風景?」
召喚士「ううん。魔道士さんが…」
サモナー「みんながくれくれ!ってせがんできそうだね」
召喚士「ははっ。そうかもね…」
サモナー「ゴメンね、最近部活来れなくて…」
召喚士「しょうがないよ。漫研と掛け持ちで…あっちじゃ部長なんだし」
サモナー「冬コミ終われば手が空くからさ、ほんとゴメンね」
召喚士「気にしないで。それじゃあ…」
サモナー「うん。行ってらっしゃい」
タッタッタ…
987 :
A HAPPY NEW YEAR 2 0 1 0 !
[sage]:2010/01/06(水) 23:49:08.91 ID:yGnTJn6o
写真くれ!
988 :
賢者
◆8NBuQ4l6uQ
[sage]:2010/01/06(水) 23:51:05.40 ID:VHq7sEQo
>>986
サモナーがどんな奴だったかどうしても思い出せない
989 :
A HAPPY NEW YEAR 2 0 1 0 !
[saga sage]:2010/01/06(水) 23:55:54.06 ID:9F49RW6o
〜屋上〜
召喚士「お、お待たせ!」
魔道士「ううん。大丈夫よっ!」
召喚士「じゃ、じゃあ…早速…」
魔道士「よろしくお願いしますっ。カメラマン!えへへっ!」
召喚士「……は、はいっ」
パシャッ…カシャッカシャ……
魔道士「ポーズ…こんな感じで平気?」
召喚士「う、うんっ!自然な感じで大丈夫だから…」
魔道士「はいっ!」
…
召喚士「……よし。いい感じだ…!」
魔道士「綺麗に撮ってくれた?なーんてっ」
召喚士「う、うんっ!綺麗に撮れたと…思うよ…」
魔道士「ふふっ、ありがとっ!」
990 :
◆1otsuV0WFc
[saga sage]:2010/01/07(木) 00:12:00.30 ID:cH.5ZKQo
召喚士「本当に…ありがとう…」
魔道士「こちらこそっ、出来上がったら見せてねっ!」
召喚士「う、うん…」
タッタッタ…
召喚士「……ふー」
ザッザッザ…
ゴルリン「おうオタク、何カメラもってニヤニヤしてんだよ?」
スケル「今マドンナが降りてったけど…まさかおめぇ…?」
リザード「この変態ヤロー!てめぇ誰の許可得て撮影してんだよ!」
召喚士「いやっ、こ…これは…」
スケル「いいからそのカメラよこせやコラ!」
召喚士「あっ、ちょ…っ!」
ガシャッ…
リザード「あーあ…落としちまった。ブッ壊れたんじゃねーの?」
ゴルリン「なーに涙目になってんだよ!ギャハハハ!!」
991 :
A HAPPY NEW YEAR 2 0 1 0 !
[sage]:2010/01/07(木) 00:15:14.50 ID:VFbqjYSO
あの3雑魚め…許さん
992 :
A HAPPY NEW YEAR 2 0 1 0 !
[sage]:2010/01/07(木) 00:16:48.42 ID:EVQ/yKQo
ぶち切れ召喚士さんは残虐非道で
ゴルリン、スケル、リザードは
10秒後にはただの肉片になっていました・・・
993 :
A HAPPY NEW YEAR 2 0 1 0 !
[sage]:2010/01/07(木) 00:20:24.43 ID:avtvMdgo
肉片は、後でスタッフが美味しく頂きました
994 :
A HAPPY NEW YEAR 2 0 1 0 !
[saga sage]:2010/01/07(木) 00:21:48.00 ID:cH.5ZKQo
バンッ!!
天才「そこまでだ!お前ら何やってる?喧嘩か!?」
魔法剣士「ふーっ…もう少し静かに話せないのか、君は」
ゴルリン「やべぇ!生徒会の奴らだ!」
リザード「ちっ…何だよ?俺達ゃ何もしてねーぜ?」
天才「あん?この生徒会長様には全てお見通しよ!はーっはっは!」
魔法剣士「……はぁーっ」
スケル「くそがっ!生徒会が何だ!やっちまおうぜ!!」
バキィ!!…ドゴォ!!…ガスッ!!…ドサァッ…
三人「………う、うぅっ…」
天才「はーっはっはっは!思い知ったか!お前ら停学!」
魔法剣士「大丈夫かい?」
召喚士「あ…副会長さん…。僕は大丈夫です」
ガチャッ
眼鏡「……しまった!生徒会の出番終わってたー!」←生徒会書記
995 :
A HAPPY NEW YEAR 2 0 1 0 !
[saga sage]:2010/01/07(木) 00:26:23.12 ID:cH.5ZKQo
タッタッタ…
戦士「召喚士!大丈夫か?」
召喚士「あ、戦士まで…大丈夫だよ。ごめん」
戦士「良かった…!!」
魔道士「あの三人、何かあると思って…戦士くんに声をかけたの」
召喚士「魔道士さんが…?ありがとう。迷惑かけて…ごめん…」
魔道士「ううん、召喚士くんが無事で良かったわ」
召喚士「戦士もありがとう…」
魔道士「二人って本当に仲良しね。性格も趣味も違うのに…」
戦士「なんか召喚士と居るとさ、心が安らぐんだよな…!」
召喚士「僕も戦士と居ると楽しいっていうか…自分の素を出せるんだ…」
魔道士「不思議な関係なのね…。ふふっ、羨ましい」
戦士「ま、これからもヨロシクな!召喚士!」
召喚士「こちらこそ…戦士!」
〜続く?〜
996 :
A HAPPY NEW YEAR 2 0 1 0 !
[sage]:2010/01/07(木) 00:33:23.37 ID:JMOp3gAO
幼なじみの戦士に恋い焦がれる召還士、でもそんな彼に学校一の美少女魔導師が…?!
ハラハラドキドキ学園ラブコメディー『クリトリス』!今冬堂々連載開始!!
997 :
A HAPPY NEW YEAR 2 0 1 0 !
[saga sage]:2010/01/07(木) 00:37:02.68 ID:cH.5ZKQo
>>1000
なら次回、僕っ娘登場!!
998 :
A HAPPY NEW YEAR 2 0 1 0 !
[sage]:2010/01/07(木) 00:37:15.56 ID:kEkPJ.SO
いつもの幼さがある魔導士も良いけどお姉さんっぽい魔導士も良いな…
999 :
A HAPPY NEW YEAR 2 0 1 0 !
[sage]:2010/01/07(木) 00:38:34.11 ID:IZFZYQko
>>1000
ならイケメンユニコーンさん復活
1000 :
A HAPPY NEW YEAR 2 0 1 0 !
:2010/01/07(木) 00:39:22.02 ID:maBHrrMo
>>1000
なら召喚士と魔道士が結ばれる
1001 :
1001
:Over 1000 Thread
,.――――-、
ヽ / ̄ ̄ ̄`ヽ、 【呪いのパーマン Ver2.0】
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【星屑共が】ここだけMS戦 MS以外もおk 第258回戦【夢の跡】 @ 2010/01/07(木) 00:24:51.10 ID:gUl2P.AO
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男「ねぇ、神待ち?」 part.5 @ 2010/01/07(木) 00:22:59.67 ID:LJjuDsU0
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