森久保乃々「ええっ。もりくぼ以外、もりくぼじゃないんですけど」
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33: ◆t6XRmXGL7/QM[sage saga]
2017/06/12(月) 23:19:52.21 ID:Slcx/zS50
〜〜〜〜〜〜
いつまで電車に乗っていたのか、いつ電車を降りたのか、落とした帽子をなぜまた目深に被っているのか、訳がわからなかったけど、どうやらもりくぼは事務所に着いたようでした。

事務所に着くと、真っ先に出会ったのは輝子さんでした。

以下略 AAS



34: ◆t6XRmXGL7/QM[sage saga]
2017/06/12(月) 23:20:39.67 ID:Slcx/zS50
「……」
「……」
「ライブみたいに、ノリと勢いだけじゃ、乗り越えられませんから……」
「……そう、だな」
「そうすると、絶対に人と目を合わせなければいけませんし、会話も発生します……」
以下略 AAS



35: ◆t6XRmXGL7/QM[sage saga]
2017/06/12(月) 23:21:07.62 ID:Slcx/zS50
「じゃ、ボノノちゃん。私は、ちょっと、発声をやってくるから……」
「はい……」
「その……なんだ」
「……?」
「あんまり、思いつめすぎないようにしよう……お互いに、な……」
以下略 AAS



36: ◆t6XRmXGL7/QM[sage saga]
2017/06/12(月) 23:21:43.46 ID:Slcx/zS50
〜〜〜〜〜〜〜
輝子さんが行ってしまった後でも、もりくぼはずっと机の下で縮こまっていました。出て行くタイミングを見失いました。あうう……
えっと、プロデューサーさんはまだ来ないから……

……森に、行けるかな。
以下略 AAS



37: ◆t6XRmXGL7/QM[sage saga]
2017/06/12(月) 23:22:22.41 ID:Slcx/zS50
〜〜〜〜〜〜
机の中が一番落ち着くのですが、それでもダメな時は誰もいない仮眠室が次に落ち着きます。
ソファがあったりベッドがあったりするのですが、もりくぼはソファの上で横になりました。

はぁ……
以下略 AAS



38: ◆t6XRmXGL7/QM[sage saga]
2017/06/12(月) 23:22:53.42 ID:Slcx/zS50
「乃々も仮眠?」
「いえ、違いますけど……」
「ベッド、使っちゃっていい?」
「どうぞ……」
「じゃ、失礼」
以下略 AAS



39: ◆t6XRmXGL7/QM[sage saga]
2017/06/12(月) 23:25:19.86 ID:Slcx/zS50
凛さんは私が関わると、いつもよりも口数が多くなる気がします。
関わりを持とうとしているというか、たぶん、もりくぼのことを思ってのことなんでしょうけど……
それが時に重荷になってしまうことがあります。
迷惑ってわけじゃないんですが……

以下略 AAS



40: ◆t6XRmXGL7/QM[sage saga]
2017/06/12(月) 23:26:06.64 ID:Slcx/zS50
〜〜〜〜〜〜
しばらくすると、本当に凛さんは寝付いてしまったみたいで、薄い寝息がベッドから聞こえて来ました。
もりくぼもそろそろ森へ旅たつ時間です。

もう一回。
以下略 AAS



41: ◆t6XRmXGL7/QM[sage saga]
2017/06/12(月) 23:26:38.99 ID:Slcx/zS50
〜〜〜〜〜〜〜〜
女子トイレには誰もいませんでした。全部ドアが閉まってるけど、多分誰もいない……はず。

「よし……」

以下略 AAS



42: ◆t6XRmXGL7/QM[sage saga]
2017/06/12(月) 23:27:04.73 ID:Slcx/zS50
トイレの奥から鏡へと何往復したでしょうか。森久保がまた鏡に向かおうとしたその時。

「ああ!もう!うるさいな!さっきから何やってるんだ!!」
「ひぃぃぃいいいい!?!?!?」
「って、ノノじゃないか!?何やってんださっきから!?」
以下略 AAS



43: ◆t6XRmXGL7/QM[sage saga]
2017/06/12(月) 23:27:38.98 ID:Slcx/zS50
「うーん、鏡かぁ、鏡ねぇ……
そうだ!ノノ、ウチも手伝ってやるッ!」
「えぇぇぇ!?」

何を言いだすんでしょう。美玲さんが手伝うって……
以下略 AAS



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