ガヴリールドロップゲーマーズ ACT.3
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14:名無しNIPPER
2017/10/05(木) 16:27:18.92 ID:pO2JNvhi0
数分後

サターニャ「なんだ、あんた私の知ってるガヴリールじゃなかったんだ」

白ガヴリール「まさか私と同じ名前で似た容姿のプレイヤーが他にもいただなんて、世の中すごい偶然もあるんですね」
以下略 AAS



15:名無しNIPPER
2017/10/05(木) 16:28:15.59 ID:pO2JNvhi0
〜〜〜〜

白ガヴリール「ここがそのお店ですよ」

趣のある小さな食事処
以下略 AAS



16:名無しNIPPER
2017/10/05(木) 16:29:21.83 ID:pO2JNvhi0
白ガヴリール「それで何のお話でしたっけ?サタニキアさん」

サターニャ「アンタと同じ名前で見た目のガヴリールの話ね」

サターニャ「でもあいつは貴方みたいに上品で良い性格してないわよ?悪魔より悪魔みたいなやつって言うか」
以下略 AAS



17:名無しNIPPER
2017/10/05(木) 16:30:27.87 ID:pO2JNvhi0
サターニャ「うわっ、おっきい……」

白ガヴリール「ふふ、女の子がこんなにジャンクなものを食べるのは、はしたないですかね?」

サターニャ「そんな事ないと思うわよ、ただそれにしてもデカいというか…」
以下略 AAS



18:名無しNIPPER
2017/10/05(木) 16:31:20.19 ID:pO2JNvhi0
時間も時間、それにガヴリールとの話のせいでイイ具合にお腹が空いていて……

サターニャ(でも囓り付きたいんだけど……ちょっと、熱そうなのよね)

肉の先をキッチンペーパーで厚めに巻いて持ち手を作っていると、その横にある小鉢とミルがあるのに今更ながら気が付いた。
以下略 AAS



19:名無しNIPPER
2017/10/05(木) 16:32:02.40 ID:pO2JNvhi0
ふうふうと念入りに息を吹きかけて、熱さに怯えながらもそのまま太もも部分に囓り付く。

サターニャ「ふぁふぅい!!」

衣に触れた唇が焼かれたように、熱い!だが、歯は既に衣に達しそのカラッというよりはバリッという感触の、厚く硬い衣を砕いていた。
以下略 AAS



20:名無しNIPPER
2017/10/05(木) 16:32:55.15 ID:pO2JNvhi0
サターニャ「ふ、ふごひぃ……」

口の中では柔らくみずみずしいとすら感じる肉と共に硬い衣が舞い踊り、硬さと柔らかさが入り交じり交差する。

これはしっかり衣を作ることで肉汁を逃がさず、がっつりと内側に閉じこめているんだ。
以下略 AAS



21:名無しNIPPER
2017/10/05(木) 16:33:44.24 ID:pO2JNvhi0
大将「はい、スティックサラダ持ってきたよ!」

白ガヴリール「待ってました!」

今度はグラスに入った野菜スティックが登場してきた。
以下略 AAS



22:名無しNIPPER
2017/10/05(木) 16:34:56.68 ID:pO2JNvhi0
サターニャ「!?!?」

冷たくて、肉厚で、みずみずしく、新鮮さを如実に表す歯触りだった。

そうして、奥歯でそれを噛みしめた瞬間 ……口と鼻に緑の風が吹き抜けた。
以下略 AAS



23:名無しNIPPER
2017/10/05(木) 16:35:41.69 ID:pO2JNvhi0
その後、私達は日が暮れるまで肉を食べ、話し合った。

私が唐翌揚げに齧りつき、『あつい!!』と声を上げると、ガヴリールが笑い私が、うるさい、と怒る。
そしてまたガヴリールは笑い、肉に齧りつく。

以下略 AAS



24:名無しNIPPER
2017/10/05(木) 16:36:30.22 ID:pO2JNvhi0
白ガヴリール「今日は楽しかったですね、サタニキアさん」

サターニャ「ええ、そうね」

白ガヴリール「サタニキアさんのお陰で、暇つぶしに町をブラブラする退屈な一日が、予想外の楽しい一日に変わりました。ありがとうございます」
以下略 AAS



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