ハリー・ポッター「僕の言うことを聞け」ドラ子・マルフォイ「……はい」
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19:名無しNIPPER[sage saga]
2019/12/07(土) 21:48:45.95 ID:kNKMPaOnO
「あの、ひとつ伺ってもよろしいですか……?」

荷解きを終えてから、ドラ子が寮の談話室に戻ると、ハリーはひとりで暖炉の前にソファに座っていたので、恐る恐る尋ねてみたのだけど。

「ドラ子」
以下略 AAS



20:名無しNIPPER[sage saga]
2019/12/07(土) 21:51:13.17 ID:kNKMPaOnO
「……わかった。積極的に関わってみるよ」
「ほ、ほんと!?」
「とりあえず、距離を測る。それからあの人に合った接し方を模索してみる。これでいい?」
「うん! それでいいと思う!」

以下略 AAS



21:名無しNIPPER[sage saga]
2019/12/07(土) 21:52:54.70 ID:kNKMPaOnO
「ポッター、集中しろ」
「はい、先生」

入学からまもなく、授業が始まった。
ドラ子は常に、ハリーの隣に座った。
以下略 AAS



22:名無しNIPPER[sage saga]
2019/12/07(土) 21:55:49.79 ID:kNKMPaOnO
「ハリー」
「なんだい、ドラ子」
「スネイプ教授に謝るべきよ」

騒乱に満ちた授業が終わったあと、ドラ子はハリーを呼び止めて、頬を膨らませて怒った。
以下略 AAS



23:名無しNIPPER[sage saga]
2019/12/07(土) 21:58:32.12 ID:kNKMPaOnO
「スネイプ教授、ドラ子・マルフォイです」
「……入りたまえ」

ノックして名乗ると、扉がひとりでに開いた。

以下略 AAS



24:名無しNIPPER[sage]
2019/12/07(土) 21:59:00.75 ID:PbMkhSTA0
あの3人組はそもそも萌えキャラちゃうんか
でも期待しちゃう


25:名無しNIPPER[sage saga]
2019/12/07(土) 22:01:59.14 ID:kNKMPaOnO
「どう思う、ドラ子?」
「ひとことでは言い表せないわね」
「僕も同感だ」

談話室に戻りハリーとドラ子は意見交換した。
以下略 AAS



26:名無しNIPPER[sage saga]
2019/12/07(土) 22:05:36.60 ID:kNKMPaOnO
「ポッター、よそ見をするな」
「はい、先生」

かぼちゃジュースの一件以来、ハリーは見違えるように真面目になり、魔法薬学を始めとした授業に真剣に取り組むようになった。
スネイプ教授は時折注意はするものの、減点や罰則をする機会は格段に減っている。
以下略 AAS



27:名無しNIPPER[sage saga]
2019/12/07(土) 22:09:53.56 ID:kNKMPaOnO
undefined


28:名無しNIPPER[sage saga]
2019/12/07(土) 22:11:38.10 ID:kNKMPaOnO
「スネイプ先生」
「なんだ、ポッター。まだ居たのか」

うんざりした表情を浮かべているが、スネイプ教授はまるで待ち構えていたかのようだった。

以下略 AAS



29:名無しNIPPER[sage saga]
2019/12/07(土) 22:13:01.60 ID:kNKMPaOnO
「ポッター、そうやってすぐに答えを求めるのがお前の愚かさだ。何度吾輩に同じことを言わせる。考えるのだ。時間をかけて自分の頭で」

時間をかけて、自分の頭で、考える。
スネイプ教授は事あるごとにそう口にする。
つまり生徒に考えさせるのが教育方針なのだ。
以下略 AAS



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