898:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[sage]
2011/02/09(水) 20:34:59.54 ID:/sQw6tvAO
佐別はよくないよ!(キリッ
899:are?[saga]
2011/02/12(土) 01:29:15.28 ID:hj2t/feYP
護衛と言う名の、ライフルを持った監視の兵が彼から離れたのは、その場所に辿り着いた後だった
先端機械の開発保持には、ハッキリ言って都市部は向いていない。広い空間が必要な上、清潔な水源が必要だったりと条件が整わないのだ
だが、人里離れるのは効率が悪い。それを解決する手段としての、人工的に掘削し固めた地下空間。完成品をそこに保持する程度であるならば、最初から人工的空間として作られている地下は、資金が非常にかかるという欠点を覗いて、機械的な環境調節はしやすい
900:名前の欄に何か書きこもうとして、途中で書き込んでしまう事ってあるあるだよなorz[saga]
2011/02/12(土) 01:31:23.56 ID:hj2t/feYP
イェス「君は恐らくその現場に立ち会って、協力したのだろう? この混沌を招いた原因に」
上条「この混沌を招いた原因だって?」
901:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[saga]
2011/02/12(土) 01:31:55.91 ID:hj2t/feYP
ここまでの話で、上条は顔をしかめた
上条「……いや、でもそれっておかしくないか? 時間そのものを戻したんじゃないなら、作り直された人間は、"時項改変"が起こった時より10日前までの記憶を、どうやって得たんだ? 単純に原子分子レベルで再構成しただけなら記憶は蘇るもんじゃないだろ?」
902:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[saga]
2011/02/12(土) 01:32:21.64 ID:hj2t/feYP
ステイルという名前の魔術師もまた、ニューヨークに来ていた
ステイル「とは言っても、アメリカは広大だ。ロンドンで禁書目録一人を探し出すのに苦戦したというのに、何の手がかりも無く"救世主"なんて抽象的な存在を探すのは、無理難題にも程が有るだろう」
903:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[saga]
2011/02/12(土) 01:32:51.40 ID:hj2t/feYP
「なんだそりゃ。それで、その後は?」「わかんねえ。目撃者がまた目を離したらしいからな」
「どんだけ目を離せば気が済むんだそいつは」「本人曰く、何か見る気になれなかったらしいな」
904:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[saga]
2011/02/12(土) 01:33:23.37 ID:hj2t/feYP
病院の屋上に張り巡らされたフェンスを飛び越えた一方通行は、そのまま牛に跨った巨人に向かって突き進んだ
音速すら超えて拳を突き立てた彼のこの行動の理由は二つ
905:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[saga]
2011/02/12(土) 01:34:00.20 ID:hj2t/feYP
上空の大気を巻き付けて進んだ彼は、彼自身の移動の余波で正面である地面から向かって来る駆動鎧を吹き飛ばさないよう、衝撃の方向を操作しながら、最小限の速度で近づいた
一方(よォし、間に合う)
906:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[saga]
2011/02/12(土) 01:34:31.63 ID:hj2t/feYP
上条「最大の欠点て、なんだよ?」
静かに、しかし確かな声で彼は聞いた
しかし、言葉が返ってくるのには、少しだけ時間が有った
907:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[saga]
2011/02/12(土) 01:35:00.83 ID:hj2t/feYP
上条「何らかの、方法?」
イェス「君の時流は変わっているからな。そして今ここで私の説明を受けた以上、君が同じ時間に同じ行動をとるという事を選択したりしないだろう。しかし、地球の時流は、破壊されるという時項に到るまでの流れは変わっていない。これは一種のパラドックスだが、結果が同じになる様に、過程が変わるだけにすぎない」
上条「終末も、隕石群も、大規模災害も全て、地球が壊れるという結果をもたらす過程だと、言うんだな」
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