514:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[saga]
2011/01/26(水) 09:22:20.04 ID:Ja1kf7tAO
律「やめとけ」
苦痛に歪む純の顔をしげしげと見つめていた斎藤。
その背後で怒気を含んだ律の声が鳴った。
515:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[saga]
2011/01/26(水) 09:23:26.75 ID:Ja1kf7tAO
斎藤「良い拳だ」
だが斎藤は崩れない。
衝撃を受けて血が吹き出る側頭部を庇おうともせずに律の足首引っ掴み、身体を軽々しく振り回した後に頭から床に叩き付ける。
516:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[saga]
2011/01/26(水) 09:24:03.82 ID:Ja1kf7tAO
律「やめっ、止めろ──っ!!」
ぼきり──。
律だけでなくその場に居た全員にはっきりとその嫌な音が聞こえた。
それに遅れて声にならない悲鳴が斎藤の耳を劈く。
517:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[saga]
2011/01/26(水) 09:24:43.52 ID:Ja1kf7tAO
斎藤「さしずめマルチタイプと言ったところか……。確かに便利な力だが、容量を削ってやれば何と言うことも無いな」
戦意を叩き折られて瞳を濁らせた純の頭を掴みあげ、眉間にそっと指を当てる。
斎藤「餓鬼道──」
518:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[saga]
2011/01/26(水) 09:25:19.09 ID:Ja1kf7tAO
紬「…………」
紬は何も答えない。肩を震わせて俯き、斎藤と目を合わせようとすらしなかった。
斎藤「仲間の危機を目の当たりにしながら指を咥えるような子に育てた憶えはありませんがね……」
519:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[saga]
2011/01/26(水) 09:26:26.96 ID:Ja1kf7tAO
紬「解らない……。どれだけ憎んでも憎み足りないくらいなのに……」
固く握り締めた拳からは血が滴り落ち、頬を伝った涙が顎先から床に吸い込まれてゆく。
紬「闘いたくないの……!」
520:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[saga]
2011/01/26(水) 09:35:24.86 ID:Ja1kf7tAO
忘れてた
斎藤「まずは君からだ。アルコバレーノ」
律「うがーっ! 幾らなんでもあんなに小さくねえよ!!」
521:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[sage]
2011/01/26(水) 12:13:21.57 ID:uS/k1vIAO
紬覚醒来るか!!
522:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[sage]
2011/01/26(水) 14:18:22.80 ID:dtvD6obgo
乙です!何か忙しそうなのにありがとね!!
>>521待て、その前に律だろ!!
俺の律っちゃんがこんなに噛ませ犬な訳がないwww
523:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[sage]
2011/01/26(水) 20:08:10.04 ID:HWD8OsAAO
六ww道ww骸wwww
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