971:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(九州)[saga]
2011/04/13(水) 19:59:18.37 ID:mPJmYbgAO
風子の言葉には話半分でしか耳を傾けていなかった文恵だが、その言葉を聞いて彼女は妖しくと笑った。
文恵「へぇ、煮ても焼いても食えそうにない人だけどね。そんな人が居るんだ」
生徒会の中の主要人物。
972:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(九州)[saga]
2011/04/13(水) 19:59:52.29 ID:mPJmYbgAO
軽音部と他の面々が南極に赴き、各々が違った成長を遂げた。
漠然とした出口の無い霧の中で力への糸口を見つけた者。
過去の自分と決別し、人としての情を捨てて鬼となった者。
心を預けるに足る友と、再び相見える事が出来た者。
闇に沈んでゆく想い人を正しい道に引き摺りあげる決意を固めた者。
973:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(九州)[saga]
2011/04/13(水) 20:00:19.60 ID:mPJmYbgAO
和「で、私にその力を見定めて欲しいと」
紬「忙しいのにごめんね? 最近皆バラバラだから他に頼める人がいないの」
桜高校舎の屋上にて二人は対峙していた。
974:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(九州)[saga]
2011/04/13(水) 20:00:48.20 ID:mPJmYbgAO
和「にしてもこれで負けちゃったら笑えないわね。ムギは一気に序列暫定トップじゃない」
暫定トップ、という単語を聞いて誰もが憂の姿を思い浮かべた。
一部の生徒の軽音部殲滅作戦以来忽然と姿を消した彼女の名前は自然と桜高のタブーとなって風化していった。
もっとも、和達の間で今まで彼女について触れていないのは恐怖からではない。
975:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(九州)[saga]
2011/04/13(水) 20:01:29.09 ID:mPJmYbgAO
和「見定めてあげる。今まで何をして、何を得てきたのかを」
対峙する二人。
周囲を取り巻く空気が震える。
和を桜高の王たらしめる膨大な闘気が溢れ出した。
976:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(九州)[saga]
2011/04/13(水) 20:03:16.47 ID:mPJmYbgAO
紬「まだまだ!」
右手、左手と紬は立て続けに宙を掻いた。
六道の一つである修羅道。
その無限の剣閃は標的を切り刻むまで現れ続ける。
977:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(九州)[saga]
2011/04/13(水) 20:04:00.01 ID:mPJmYbgAO
しかし自分が持っている知識だけではあの力に説明がつかない事に和は歯噛みした。
和「どこから来てるのよあの力は……」
本来闘気を扱う者がその力を攻撃に用いる時、闘気の性質を表す色が見られる。
978:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(九州)[saga]
2011/04/13(水) 20:04:33.02 ID:mPJmYbgAO
皮肉混じりにそう呟くと同時に和の首筋を何か冷たいものが這った。
和「っ!?」
即座に刀を構えて空を仰ぐ。
979:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(九州)[saga]
2011/04/13(水) 20:05:52.65 ID:mPJmYbgAO
和「闘気でもなければ生身の力でもない。凄い力ね……」
紬「大切な人から貰った力だもの。弱いなんて思われてたら申し訳が立たないわ」
紬は地面に深くめり込んだ腕を引き抜き、砂埃を払う。
980:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(九州)[saga]
2011/04/13(水) 20:06:22.94 ID:mPJmYbgAO
和「こっちよ」
振り向いて体勢を整える余裕など無い。
風を斬り、襲い来るは無情なる背中刺す刃。
それでも紬は動じなかった。
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