過去ログ - 番外個体「――ただいま、帰ったよ」
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641: ◆3vMMlAilaQ[saga]
2011/02/06(日) 22:18:54.37 ID:3wCZGTLdo


学園都市内では普通の全国放送に加え、ローカル番組に似た、独自で作成したテレビ番組が放送されている。
といっても学園都市はあくまで教育を目的とした都市――あくまで表面だけでしかないのだが――であるため、俗に言う『教育番組』のようなものが殆どだ。
何のユーモアもないそれは人口の8割近くを学生が占めるこの土地では視聴率も低迷気味で、
以下略



642: ◆3vMMlAilaQ[saga]
2011/02/06(日) 22:20:04.03 ID:3wCZGTLdo


「あ、これミサカも読んだことある。麦のんがよく読んでるヤツだった気がするけど」


以下略



643: ◆3vMMlAilaQ[saga]
2011/02/06(日) 22:22:11.58 ID:3wCZGTLdo


「いやだから、はァ? カップルだァ? そォいうンじゃねェよ!」

「えーとじゃあ、そこに立ってもらって……、ふふふ、漲ってきたきたぁ!」
以下略



644: ◆3vMMlAilaQ[saga]
2011/02/06(日) 22:24:45.11 ID:3wCZGTLdo

「手、だァ?」

「はい。あ、もしかしてまだそこまで進んでませんかぁ?」

以下略



645: ◆3vMMlAilaQ[saga]
2011/02/06(日) 22:26:09.58 ID:3wCZGTLdo

「それじゃ、撮りますよー。自然な感じでお願いします」


半ば強制的に手を繋がせておいて、『自然な感じ』とはどういうことだ。
以下略



646: ◆3vMMlAilaQ[saga]
2011/02/06(日) 22:27:58.81 ID:3wCZGTLdo


マンションの近く、贔屓にしているとあるスーパー。
カゴとエコバックを手にし、陳列棚に並べられた商品を眺め、目当ての商品は手にとって品質を見極める。
パスタの太さは無難に1.7o。今は隣にいない少女が所望したクリームソースは、レトルトでなく生クリームを使った濃厚なものにすることにした。
以下略



647: ◆3vMMlAilaQ[saga]
2011/02/06(日) 22:30:02.00 ID:3wCZGTLdo


「『桔梗のヤツが暇してるだろうからPS3繋いでやってほしいじゃん。何かよく分からないじゃん』……だと」

「黄泉川からじゃん?」
以下略



648: ◆3vMMlAilaQ[saga]
2011/02/06(日) 22:33:18.30 ID:3wCZGTLdo


「キミは相変わらず失礼なことを言うのね。わたしは毎日wii fitで運動しているわ」

「呆れたなァ、前までは研究室に閉じこもって何やら熱心だった研究者サマがよ。
以下略



649: ◆3vMMlAilaQ[saga]
2011/02/06(日) 22:34:28.31 ID:3wCZGTLdo


一方通行の手が止まった。
ゲーム機を繋ぎ、初期設定を終わらせるなど難しいことではない。
仕事を終えた指先は誤魔化しと紛らわしの術を失い、小刻みに震える。
以下略



650: ◆3vMMlAilaQ[saga]
2011/02/06(日) 22:35:39.19 ID:3wCZGTLdo



――液晶テレビの真正面。

以下略



651: ◆3vMMlAilaQ[saga]
2011/02/06(日) 22:38:10.41 ID:3wCZGTLdo



                     γ⌒/^^/^-
                     ,ゝ`/~ /~ /~  /⌒ 
以下略



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