過去ログ - 打ち止め「あなたのYシャツ貸して欲しいな!ってミサカはミサカは…」一方「あァ?」
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第一話 『部屋とYシャツとミサカ』
[saga]
2010/11/27(土) 13:53:58.92 ID:cPRQijA0
いつからだろう。あの人のYシャツを着なくなったのは。
小さい頃は毎日のようにワンピースの上から羽織っていた、
あのYシャツ。
箪笥の中に大事にしまってあるそれは、
以下略
4
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第一話 『部屋とYシャツとミサカ』
[saga]
2010/11/27(土) 13:54:26.06 ID:cPRQijA0
「ちくしょうぉ……なんでピチピチ高校生が着てるのにパツンパツンなんだよぅ……
ってミサカはミサカは涙目になりながら愚痴ってみたりちくしょうぉ……」
以下略
5
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第一話 『部屋とYシャツとミサカ』
[saga]
2010/11/27(土) 13:55:01.76 ID:cPRQijA0
あの人とは相も変わらず一緒に生活している。
黄泉川とは流石に彼女が結婚した際にあの家を出たから離れたし、
芳川はそれより前に新たな職に就くと共に出ていったから
今はあの人と二人きりなわけだが。
以下略
6
:
第一話 『部屋とYシャツとミサカ』
[saga]
2010/11/27(土) 13:55:36.60 ID:cPRQijA0
話を戻そう。
今ミサカが通う高校では学校指定のブレザーの下に
恋人のYシャツを着込むのが流行っている。
以下略
7
:
第一話 『部屋とYシャツとミサカ』
[saga]
2010/11/27(土) 13:56:04.43 ID:cPRQijA0
>コンコン
「おい打ち止め、さっきから煩ェぞ!コッチは朝帰りだってのに!!!」
以下略
8
:
第一話 『部屋とYシャツとミサカ』
[saga]
2010/11/27(土) 13:56:34.10 ID:cPRQijA0
「ね、ねぇねぇ!あなたの今のYシャツ1着貸して欲しいかな〜
ってミサカはミサカはお願いしてみたり〜」
「あァ?別に構わねェが、何でまた?」
以下略
9
:
第一話 『部屋とYシャツとミサカ』
[saga]
2010/11/27(土) 13:57:07.33 ID:cPRQijA0
「というわけなの、ってミサカはミサカは電話越しの黄泉川に相談してみたり」
「相変わらず状況説明に便利な口調じゃんね、って愛穂も愛穂も便乗してみたり」
以下略
10
:
第一話 『部屋とYシャツとミサカ』
[saga]
2010/11/27(土) 13:57:46.76 ID:cPRQijA0
イける……!!!!それならイける……!!!
確かにミサカのYシャツなんてあの人は素直に着てくれないだろう。
だがしかし、長年一緒に生活していないのだ。
以下略
11
:
第一話 『部屋とYシャツとミサカ』
[saga]
2010/11/27(土) 13:58:18.52 ID:cPRQijA0
嬉々として出かけたあの人は、
ミサカの指示でオーダーメイドではなく(オーダーメイドだと唯のモヤシ向けだ)
普通の量販店にYシャツを買いに出かけた。
以下略
12
:
第一話 『部屋とYシャツとミサカ』
[saga]
2010/11/27(土) 14:01:20.40 ID:cPRQijA0
早朝6時。
今日の制服はいつもと一味違う。
学校指定のブレザーの下には、例のブカブカYシャツ。
ムフ、ムフフフフフ…………
以下略
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