過去ログ - 智「さあ、おとぎ話をはじめよう」
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75:VIPにかわりましてGEPPERがお送りします
2011/01/12(水) 23:32:12.22 ID:sZDacFKmo
 紅い竜が地を蹴る。
 ただ命令を下した僕らを置き去りにして主へと攻撃を下した騎士へ飛び込む。

 驚きに慄く騎士に、鉄槌の一撃を。
以下略



76:VIPにかわりましてGEPPERがお送りします
2011/01/12(水) 23:38:39.98 ID:sZDacFKmo
 それでも、竜は臆さない。
 竜はどの世界においても最強と称される生物だ。
 それがどんなに子供であろうと、引く理由がない。

 騎士は竜へと槍の切っ先を向け、腰に構え、駆ける。
以下略



77:VIPにかわりましてGEPPERがお送りします
2011/01/12(水) 23:50:12.47 ID:sZDacFKmo
央輝「――はははっ!これはいい!」

 央輝が、嗤う。
 グンッ、と身体が引っ張られる感触がした。
 朱い竜が距離を詰める。
以下略



78:VIPにかわりましてGEPPERがお送りします
2011/01/12(水) 23:51:17.17 ID:sZDacFKmo
 ははっ、バロス。
 間違えてやがんのばーか、ばーか!!


 ……最安価
以下略



79:VIPにかわりましてGEPPERがお送りします[sage]
2011/01/12(水) 23:52:32.41 ID:Zvw+aHsJo
1


80:VIPにかわりましてGEPPERがお送りします
2011/01/13(木) 00:00:20.70 ID:Al96rPapo
 →央輝をフォローする


 だが、央輝の行動は正しい。
 攻撃をすることは間違っていない。だから僕は、それを止めようとは思わない。
以下略



81:VIPにかわりましてGEPPERがお送りします
2011/01/13(木) 00:06:27.63 ID:Al96rPapo
央輝「ぐ――――!」

 央輝は眩しくて眼を開けていられない。
 僕は竜の知覚を通しているから見えているけれど、それをしていない央輝は一瞬、行動を制限された。
 竜の視界で、騎士の槍が直線に煌めく。
以下略



82:VIPにかわりましてGEPPERがお送りします
2011/01/13(木) 00:11:36.76 ID:Al96rPapo
央輝「遅れるな!」

繰莉「わかってるよん。――いくよ、ともちゃん。ちゃんと怪しいところがないか見ててね」

智「おっ、け!」
以下略



83:VIPにかわりましてGEPPERがお送りします
2011/01/13(木) 00:14:09.91 ID:Al96rPapo
 ズン、と。
 騎士が無造作に、槍を地面に突き立てた。
 無論、柄を下に、刃を上にして。

 繰莉はそんなのを気にせずに、磁力を最大限まで発揮して竜の身体を騎士へと引き寄せる。
以下略



84:VIPにかわりましてGEPPERがお送りします
2011/01/13(木) 00:15:15.11 ID:Al96rPapo
 風を切り、空気を切り、音を切り。
 全てを切り裂いた槍は。

 グォン、と。
以下略



85:VIPにかわりましてGEPPERがお送りします[sage]
2011/01/13(木) 00:23:08.02 ID:Al96rPapo
     第一幕
     Chapter

  1 呪いの話とおとぎ話
  2 溜まり場にて
以下略



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