932: ◆LKuWwCMpeE[sage]
2011/02/11(金) 23:51:22.58 ID:IZ5RBuRDO
「俺は知ってるンだがな。どンな状況だって諦めねェで、俺でさえ困難な状況を気持ち一つで乗り越えてきやがった『無能力者』を、な」
「………………!」
933: ◆LKuWwCMpeE[sage]
2011/02/11(金) 23:53:43.24 ID:IZ5RBuRDO
「あの、すみませんでした…………」
あれから佐天は泣き出してしまい、黒子と初春が佐天の背中を優しく慰めていた。
934: ◆LKuWwCMpeE[sage]
2011/02/11(金) 23:55:01.93 ID:IZ5RBuRDO
「ええと……あんまり…………で、ですけど!思い出します!」
頭に置かれた手の感覚がどう感じているのかは分からない。
ただ少し、緊張しているだけ。
935: ◆LKuWwCMpeE[sage]
2011/02/11(金) 23:56:14.34 ID:IZ5RBuRDO
「この風は、テメェの能力だ」
「私の、能力…………?ほ、本当に今、私が……!?」
936: ◆LKuWwCMpeE[sage]
2011/02/11(金) 23:58:02.73 ID:IZ5RBuRDO
だから、『脳が未完成の内』ではないと能力の発現見込めないのだ。
937: ◆LKuWwCMpeE[sage]
2011/02/11(金) 23:59:15.51 ID:IZ5RBuRDO
「で、妹達は分かるとして、何で黒子達はここにいるのよ」
気絶した上条の頭を膝に乗せながら佐天と黒子をベッドの前で正座をさせ、不機嫌そうな表情をしながら美琴は尋ねた。
938:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[sage]
2011/02/11(金) 23:59:28.66 ID:tsiRKmGho
こんなの一通さんじゃない=ω=
939: ◆LKuWwCMpeE[sage]
2011/02/12(土) 00:01:23.72 ID:UNVgwFaDO
「まさか付き合っていたとは」
木山は次々に鍋に具材を入れながら冷やかす様に美琴に告げる。
台所では佐天が野菜や肉を切り、初春が運ぶ。
940: ◆LKuWwCMpeE[sage]
2011/02/12(土) 00:03:04.20 ID:UNVgwFaDO
「おお…………あれ、俺どうしたんだっけ」
記憶が前後しているのか、起き上がりながら頭を押さえて目をパチクリとさせるのだが、まずはこの状況に戸惑った。
941: ◆LKuWwCMpeE[sage]
2011/02/12(土) 00:04:19.01 ID:UNVgwFaDO
「んじゃ、皆飲み物持った?」
「持ったー!」
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