過去ログ - 上条「だからお前のことも、絶対に助けに行くよ」一方「……」
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438:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします
2011/02/07(月) 21:36:14.98 ID:7vs+g7sAO
面白いよ〜


439: ◆uQ8UYhhD6A[saga]
2011/02/07(月) 22:14:43.80 ID:K0zOCZ8xo
どうもこんばんは。
皆さん、フォローありがとうございます。少し気が楽になりました。
あと、沢山のレスも有り難いです。励みになります。

さて、少し遅くなってしまいましたが、これから投下させて頂きます。
以下略



440: ◆uQ8UYhhD6A[saga]
2011/02/07(月) 22:15:20.64 ID:K0zOCZ8xo



優しい誰かが、いた気がした。
その時、自分は一人ではなかった。
以下略



441: ◆uQ8UYhhD6A[saga]
2011/02/07(月) 22:15:52.73 ID:K0zOCZ8xo

目を覚まして真っ先に目に飛び込んできたのは、見知らぬ薄汚れた天井だった。
いつもの、病院の天井ではない。
一方通行は驚いて飛び起き周囲を確認したが、そこはやはり見知らぬ部屋だった。

以下略



442: ◆uQ8UYhhD6A[saga]
2011/02/07(月) 22:16:26.67 ID:K0zOCZ8xo

「ん……」

「お、ちょうど良かった。ビリビリも起きたか」

以下略



443: ◆uQ8UYhhD6A[saga]
2011/02/07(月) 22:17:42.79 ID:K0zOCZ8xo

正直美琴の自業自得なのだが、こんなやりとりに慣れきっているらしい上条は素直に頭を下げていた。
しかし、とりあえずそれで怒りは収まってくれたらしい美琴は、今度はちゃんと息でお粥を冷ましてから口に運ぶ。
上条は口に合うかどうかわからないなんて言っていたが、お粥は存外に美味しかった。

以下略



444: ◆uQ8UYhhD6A[saga]
2011/02/07(月) 22:18:22.09 ID:K0zOCZ8xo

「それは何となく分かる。それにしては容赦が無かった気がするが」

「まァ、学園都市の医療技術を駆使すればちょっとやそっとの損傷は何の問題にもならねェからな。
 ただ『死なれると困る』よォなことは何度も言ってたから、そこは間違いねェと思う。
以下略



445: ◆uQ8UYhhD6A[saga]
2011/02/07(月) 22:18:55.27 ID:K0zOCZ8xo

相変わらず他人事のように喋る一方通行を、二人は黙って見ていることしかできなかった。
そして、束の間の沈黙が降りる。
しかし暫くの間を置いてから、上条が慎重に口を開いた。

以下略



446: ◆uQ8UYhhD6A[saga]
2011/02/07(月) 22:19:34.62 ID:K0zOCZ8xo

けれど、一方通行はそれを言ってしまってから少し後悔した。
今更そんなことを言ったからといって、一体何になるというのか。
こんなの、余計に惨めになるだけだ。

以下略



447: ◆uQ8UYhhD6A[saga]
2011/02/07(月) 22:20:03.08 ID:K0zOCZ8xo

一方通行は、もはや驚きを通り越して呆れることしかできなかった。
コイツらは絶対に事の重大さを分かっていない。そして、自分がどれだけの疫病神であるのかも。
……それに、自分は。

以下略



448: ◆uQ8UYhhD6A[saga]
2011/02/07(月) 22:20:31.09 ID:K0zOCZ8xo

幸か不幸かと言うべきか、残念ながらと言うべきか、上条の言う通りだった。
いや、正直に白状すれば根回しなんかしていなかったのだが、一方通行が狙っていたのは真夜中に警備員の交代が行われる時刻だったのだ。
交代の為に一時的に警備が疎かになるタイミングを見計らい、多少の強行突破は覚悟した上で脱走するつもりだった。

以下略



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