過去ログ - 上条「だからお前のことも、絶対に助けに行くよ」一方「……」
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708:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(チベット自治区)[sage ]
2011/03/26(土) 12:26:09.92 ID:j9a5AFuH0
お、追い付いた……。
おもしろすぎて徹夜で読んでしまったww じっくり読んでたらもうこんな時間だ。
>>1乙 これからも楽しみに待ってる。


709: ◆uQ8UYhhD6A[saga]
2011/03/27(日) 22:27:20.76 ID:5PE7BpyZo
どうもこんばんは、いつも読んで下さってありがとうございます本当に。
ですが睡眠時間はどうか大切に。
自分は大したことしてない筈なのに何故かうっすらと隈のようなものができてきています……なんでだ。

ともあれ、投下します。


710: ◆uQ8UYhhD6A[saga]
2011/03/27(日) 22:27:58.16 ID:5PE7BpyZo

夕暮れの細道を、一人寂しく歩く。
与えられた休暇を消費する為に第七学区を歩き回っていた御坂妹は、結局この時間まで一方通行たちに会うことはなかった。
とは言え、別に捜し歩いていた訳ではないので見つからなかったからどうということでもないのだが。

以下略



711: ◆uQ8UYhhD6A[saga]
2011/03/27(日) 22:28:28.44 ID:5PE7BpyZo

「えと……、そこの公園のベンチに座りましょうか、とミサカは提案します」

「あ、あァ。そォするか」

以下略



712: ◆uQ8UYhhD6A[saga]
2011/03/27(日) 22:29:02.47 ID:5PE7BpyZo

システム上美琴の血縁者を偽ることは難しいが、それ以上に美琴の血縁者でないのにそっくりな顔をしているというのはネックだ。
美琴が有名人であることが災いして彼女も注目を浴びることになってしまうかもしれないし、偶然や他人の空似にも限度というものがある。
……だからそれは、確かにかなり難しい話なのだろう。

以下略



713: ◆uQ8UYhhD6A[saga]
2011/03/27(日) 22:29:30.13 ID:5PE7BpyZo

「いいえ。油断大敵ですよ、とミサカは一方通行を諭します」

「オマエも意外と心配性だな。まァ、オマエがそこまで言うなら気を付ける」

以下略



714: ◆uQ8UYhhD6A[saga]
2011/03/27(日) 22:30:27.37 ID:5PE7BpyZo

(マジで何処やったっけか……。外か?)

一方通行は苛立ち紛れに頭をがしがしと掻き毟ると、外に出ようと部屋の扉を開いた。
あの眼鏡は機密保持の為のものなので眼鏡なしで部屋から出るのはあまり良くないのだが、この際仕方がない。
以下略



715: ◆uQ8UYhhD6A[saga]
2011/03/27(日) 22:31:01.63 ID:5PE7BpyZo

実は彼女は、記憶喪失になる前の彼と接する機会がそれほど多かったわけではない。
むしろ彼女の持っている情報の殆どは、ミサカネットワークによって共有されているものに過ぎない。
けれど当時ミサカネットワークに流れてきていた情報によると、彼はここまで物欲が無いわけではなかったと思うのだが……。

以下略



716: ◆uQ8UYhhD6A[saga]
2011/03/27(日) 22:31:41.24 ID:5PE7BpyZo

一方通行は理解できないと言うように眉根を寄せたが、ミサカ19090号がやたら自信ありげにそう言ったからか一応納得してくれたようだ。
すると濡れタオルがぬるくなってしまったのか額から外した彼女を見て、一方通行は二枚目の濡れタオルを渡してやる。

「それにしても、オマエは本当に他の妹達とは違うンだな」
以下略



717: ◆uQ8UYhhD6A[saga]
2011/03/27(日) 22:32:10.00 ID:5PE7BpyZo

「痩せすぎは体に悪ィぞ」

「その辺りは研究者の皆さんに健康管理をして貰いながらやっているので大丈夫です、とミサカは懸念を解消します」

以下略



718: ◆uQ8UYhhD6A[saga]
2011/03/27(日) 22:33:46.35 ID:5PE7BpyZo
投下終了、お疲れ様でした。
相変わらずまったく話が進んでいなくて申し訳ありません……。
ともあれ、次回の更新は三日後に。



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