367:投げんな匙 ◆t4xyS9bQ1M[saga]
2011/01/30(日) 02:01:46.41 ID:WUoUVnwX0
「ねぇ…滝壺、アイテム辞めたいって思ったことある?」
「…いきなりどうしたの?」
368:投げんな匙 ◆t4xyS9bQ1M[saga]
2011/01/30(日) 02:10:52.80 ID:WUoUVnwX0
「罰があたっちゃうんじゃないかって思う訳よ…快楽殺人者がここまでのうのうと暮らせるわけがない、いつか体真っ二つとかにされちゃうんじゃないの私?…はは」
フレンダは自分が姉に会いたいと思う願望をかなえようと思っている事がいつか神にばれて罰が当たるのではないか、と笑って言う。
369:投げんな匙 ◆t4xyS9bQ1M[saga]
2011/01/30(日) 02:15:14.66 ID:WUoUVnwX0
「もう連絡先とかもわからないし…ははは…」
「さっきから…なんかごめん…フレンダ」
370:投げんな匙 ◆t4xyS9bQ1M[saga]
2011/01/30(日) 02:17:13.24 ID:WUoUVnwX0
「そろそろ寝ようか」
「そうね、ちょっと疲れちゃったし…ふぁー…あ」
371:投げんな匙 ◆t4xyS9bQ1M[saga]
2011/01/30(日) 02:18:13.20 ID:WUoUVnwX0
「別にいて良いよ」
「…じゃ…ごめん…」
372:投げんな匙 ◆t4xyS9bQ1M[saga]
2011/01/30(日) 02:19:29.50 ID:WUoUVnwX0
フレンダがまだ学園都市に来る前。
カナダにいる時の記憶とか、いろいろな事を滝壺との会話で思い出したフレンダは唐突に甘えたい衝動にかられた。
そしてその突飛な衝動にかられた発言を滝壺は否定することなく、快く受け入れてくれた。
373:投げんな匙 ◆t4xyS9bQ1M[saga]
2011/01/30(日) 02:20:08.02 ID:WUoUVnwX0
――八月二十日
Sプロセッサ社の脳神経応用分析所での戦いが終わり、翌日。
374:投げんな匙 ◆t4xyS9bQ1M[saga]
2011/01/30(日) 02:21:06.05 ID:WUoUVnwX0
相手の運命を支配した気になれるとか、正気の人間の言うことではない。
美琴は改めて昨日戦火を交えた集団に恐怖の念を抱いた。
(もっとあーゆー能力や特技を有効利用すれば良いのに…)
375:投げんな匙 ◆t4xyS9bQ1M[saga]
2011/01/30(日) 02:24:10.36 ID:WUoUVnwX0
とその時、不意に美琴を呼びかける声がかかる。
お姉様、と呼ぶのは彼女の知り合いでは白井ともう一人いる。美琴のクローンだ。
「…お姉様?ですか…?」
376:投げんな匙 ◆t4xyS9bQ1M[saga]
2011/01/30(日) 02:25:19.75 ID:WUoUVnwX0
しかし…美琴の懸念は長くは続かなかった…。
消化試合と称される戦闘の中で数人の妹達が9982号との戦いのあとに一方通行に殺されたが。
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