578:投げんな匙 ◆ZBFBxXwTUM[saga]
2011/02/19(土) 20:38:50.43 ID:p/ocpvSSo
「アイテムは…どうなるんでしょうか?」
「……」
579:投げんな匙 ◆ZBFBxXwTUM[saga]
2011/02/19(土) 20:40:10.64 ID:p/ocpvSSo
――麦野沈利の住んでいる高級マンション
「おい、麦野、携帯鳴ってるぞ?」
580:投げんな匙 ◆ZBFBxXwTUM[saga]
2011/02/19(土) 20:41:07.48 ID:p/ocpvSSo
つい数ヶ月前までランドセルを背負っていた小便臭いガキに何か企む狡知は蓄えられていないだろう、そう考えた麦野は電話帳からフレンダの連絡先をドラッグする。
そしてコピーすると電話の女に送信するメールに貼り付ける。これで完了だ。
581:投げんな匙 ◆ZBFBxXwTUM[saga]
2011/02/19(土) 20:41:39.09 ID:p/ocpvSSo
――柵川中学学生寮
「あ、連絡来た」
582:投げんな匙 ◆ZBFBxXwTUM[saga]
2011/02/19(土) 20:42:49.30 ID:p/ocpvSSo
――佐天の学生寮を監視しているベティとケイト
「さっきの男が砂皿緻密か…」
583:投げんな匙 ◆ZBFBxXwTUM[saga]
2011/02/19(土) 20:44:16.42 ID:p/ocpvSSo
と、そこでダウンロード中のデータが更新された。
ピピピと機械音が雑居ビルに小さく響くと、ケイトがモニタに映し出された文字を目で追っていく。
音を聞いたベティもついついモニタに目をやってしまう。
584:投げんな匙 ◆ZBFBxXwTUM[saga]
2011/02/19(土) 20:45:14.85 ID:p/ocpvSSo
「油断は禁物だな…」
「そうだな…俺にもそいつの経歴しっかり見せてくれ」
585:投げんな匙 ◆ZBFBxXwTUM[saga]
2011/02/19(土) 20:47:10.21 ID:p/ocpvSSo
――学生寮の近隣にあるホテル
砂皿とステファニーは調布近辺のホテルから移動し、立川近辺のホテルに拠点を移動した。
と言うのも、砂皿に入った依頼の為だ。
586:投げんな匙 ◆ZBFBxXwTUM[saga]
2011/02/19(土) 20:48:38.72 ID:p/ocpvSSo
彼女は砂皿が机に置いた佐天の連絡先が記されているメモ用紙を見つめる。
(あの紙に書いてある連絡先からフレンダの連絡先を聞いて、すぐにでも…連絡を取れれば…!)
587:投げんな匙 ◆ZBFBxXwTUM[saga]
2011/02/19(土) 20:49:29.29 ID:p/ocpvSSo
「もう一度アイテムの連絡係と話しをしてくる」
「…既に私達の会話や通信記録が傍受されてる…と?」
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