587:投げんな匙 ◆ZBFBxXwTUM[saga]
2011/02/19(土) 20:49:29.29 ID:p/ocpvSSo
「もう一度アイテムの連絡係と話しをしてくる」
「…既に私達の会話や通信記録が傍受されてる…と?」
588:投げんな匙 ◆ZBFBxXwTUM[saga]
2011/02/19(土) 20:49:59.57 ID:p/ocpvSSo
――柵川中学学生寮
「さーって、フレンダの連絡先も分かった事だし、さっさと連絡しちゃいますか」
589:投げんな匙 ◆ZBFBxXwTUM[saga]
2011/02/19(土) 20:50:43.44 ID:p/ocpvSSo
佐天はその画像を見せられて。どうすれば…?と何をしたらいいか分からない、といった風に首をかしげる。
「取り敢えず、そのまま生活してくれれば問題はない…ただ、フレンダと連絡を取るのは辞めた方が良い。あと俺にもだ」
590:投げんな匙 ◆ZBFBxXwTUM[saga]
2011/02/19(土) 20:51:38.63 ID:p/ocpvSSo
カーテンの隙間から暗視装置をちらとだけ覗かせ、佐天に危険が及ばないか監視していた。
その時に小さく見えた監視の兵隊の画像を佐天はちらと思い浮かべる。
591:投げんな匙 ◆ZBFBxXwTUM[saga]
2011/02/19(土) 20:52:08.78 ID:p/ocpvSSo
――アイテム共同アジト
「涙子、護衛の人と接触したのかな?」
592:投げんな匙 ◆ZBFBxXwTUM[saga]
2011/02/19(土) 20:52:55.57 ID:p/ocpvSSo
「……結局、問題はそこよね…」
「このまま、学園都市にいるつもりは…」
593:投げんな匙 ◆ZBFBxXwTUM[saga]
2011/02/19(土) 20:53:56.19 ID:p/ocpvSSo
アイテムという身内の中から出る裏切り者、彼女は、フレンダがいかなる理由を告げようと、そう判断し、フレンダの学園都市の脱出行を認めないだろう。
(裏切りは許さない…私がアイテムを辞めるって事が、もしばれたら…?)
594:投げんな匙 ◆ZBFBxXwTUM[saga]
2011/02/19(土) 20:54:26.71 ID:p/ocpvSSo
「…滝壺?」
「まだなにもしてないよフレンダ。考えすぎは止そうよ」
595:投げんな匙 ◆ZBFBxXwTUM[saga]
2011/02/19(土) 20:55:28.91 ID:p/ocpvSSo
――佐天の学生寮を監視しているベティとケイト
ケイトの無線が任務の更新を告げる。
全身漆黒の特殊部隊のいかめしい格好をしているこの人物に連絡をよこしたのは木原数多という猟犬部隊の指揮官だった。
596:投げんな匙 ◆ZBFBxXwTUM[saga]
2011/02/19(土) 20:56:13.24 ID:p/ocpvSSo
――柵側中学の学生寮付近のホテル
砂皿がステファニーのいるホテルに帰還する。
フレンダの連絡先を手にした彼はホテルのドアをノックする。
597:投げんな匙 ◆ZBFBxXwTUM[saga]
2011/02/19(土) 20:57:10.66 ID:p/ocpvSSo
「あぁ…日常の連絡は取ってもらってかまわないが、学園都市から貴様の妹と貴様が脱出しようとしている事やそれにかんする連絡は取らないように言っておいたぞ」
「そうですか、ありがとうございます。ここで妹に私がメールしてしまえば…それも意味ない事になってしまう可能性が有り得ますよね…我慢しなきゃ…!」
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