73:投げんな匙 ◆t4xyS9bQ1M[saga]
2011/01/20(木) 03:07:28.87 ID:RdTWuuq30
(うわー…携帯鳴ってるよー…)
そう考えつつ佐天は嫌々ながら携帯のモニターをみる。どうやらメールのようだ。
74:投げんな匙 ◆t4xyS9bQ1M[saga]
2011/01/20(木) 03:08:33.72 ID:RdTWuuq30
(…連絡したら今度は俺のこのアドレスに完了報告のメールしといてね、麦野に電話すれば適当に答えてくれるから…だってさ…どーする、涙子!)
佐天はこのメール内容を見た時、冬の柵川中の合否発表よりもドキドキしたそうだ。
しかし、いつまでもうじうじしてられない。佐天の脳裏に浮かぶのは昨日もらった100万。
75:投げんな匙 ◆t4xyS9bQ1M[saga]
2011/01/20(木) 03:10:38.89 ID:RdTWuuq30
佐天は電話でアイテムのリーダー麦野を呼び出しをしている最中に家にある掛け時計をちらりと見る。
時刻は八時を少し回ったくらいだ。
76:投げんな匙 ◆t4xyS9bQ1M[saga]
2011/01/20(木) 03:11:58.39 ID:RdTWuuq30
佐天は受話器越しの麦野の声に怯えつつも話す。
麦野はため息をつく。
『お前、人材派遣じゃねーんだ、お前が新しい連絡相手?』
77:投げんな匙 ◆t4xyS9bQ1M[saga]
2011/01/20(木) 03:12:37.00 ID:RdTWuuq30
慣れないタッチパネル型の文章編集モードでメールの文章を佐天はつくって行く。
(うーん…なんて送ればいいんだろ…?報告完了、とかかな?)
78:投げんな匙 ◆t4xyS9bQ1M[saga]
2011/01/20(木) 03:13:05.94 ID:RdTWuuq30
――第十五学区の麦野沈利のアジト
アジトと形容すべきだろうか?
いや、ここは彼女の豪邸と言っても良い。
79:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[saga]
2011/01/20(木) 03:15:00.26 ID:5bVEXwja0
アイテム作品よめて幸せ>>1頑張って
80:投げんな匙 ◆t4xyS9bQ1M[saga]
2011/01/20(木) 03:16:19.47 ID:RdTWuuq30
(はぁー…今日はこの後仕事はないって言ってたし…今日は取りたてて予定もないし、アイテム招集すっかなー…)
そんな事を考えていると麦野の腹が鳴ってしまう。
朝ご飯時でお腹が減っているのだろう。
81:投げんな匙 ◆t4xyS9bQ1M[saga]
2011/01/20(木) 03:18:13.70 ID:RdTWuuq30
「で、今日のシャケ弁はあったの?」
「いやー…それがよぉ…銀髪のほっそい男に最後のシャケ弁取られてさ…わりぃが今日はサバ弁勘弁してくれ…」
82:投げんな匙 ◆t4xyS9bQ1M[saga]
2011/01/20(木) 03:20:27.91 ID:RdTWuuq30
「で、次の女はどんな奴だったんだ?麦野、」
「いやー、普通だった。ただ、声が若い感じがした。ほら、前の人材派遣の男って大学生くらいって自分で言ってたじゃない?それに比べれば相当若いと思う。声だけだからなんとも言えないけど」
1002Res/828.42 KB
↑[8] 前[4] 次[6]
板[3] 1-[1] l20
このスレッドは過去ログ倉庫に格納されています。
もう書き込みできません。