過去ログ - ヴェント「私の背中はアンタに預ける」
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2011/03/17(木) 23:13:21.49 ID:TwTrVj3DO
「……頃合いでしょうか」
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543
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2011/03/17(木) 23:14:48.15 ID:TwTrVj3DO
それにしても、十億未満とは言え電流を直接流し込んだのに、姉は生存。
ただ運が強いだけなのか、若しくは純粋に体が丈夫なだけか、定かではない。しかし……どうでもいい。
以下略
544
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2011/03/17(木) 23:16:03.95 ID:TwTrVj3DO
力がもう入らないのだろう。手首を払うだけで退けそうな程に弱々しく、衰弱しきっていた。
「残念ですが、何度も言うようにお姉様では不可能。断言します」
以下略
545
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2011/03/17(木) 23:17:44.98 ID:TwTrVj3DO
「缶……バッジ……?」
以下略
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2011/03/17(木) 23:19:35.82 ID:TwTrVj3DO
銃器が手から滑り落ち、頭を鷲掴みしていた手を離し、両手で自らの顔を覆い隠す。
以下略
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2011/03/17(木) 23:21:36.84 ID:TwTrVj3DO
「あああああああああああああああああああああああッッッ!!!!!!」
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548
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2011/03/17(木) 23:22:41.32 ID:TwTrVj3DO
……。
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2011/03/17(木) 23:23:56.51 ID:TwTrVj3DO
何秒、何分、何十分、何時間が経過しただろう。
放電は何時の間にか治まり、半壊状態になった実験用の空間がそこにあった。
以下略
550
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2011/03/17(木) 23:25:38.70 ID:TwTrVj3DO
しかし二人が釘付けになっている部分は全体ではない。
カマキリの羽を収めるための腹部側面に刻印されたアルファベットに、凝視した。
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2011/03/17(木) 23:28:08.31 ID:TwTrVj3DO
同時に足場が無くなって宙に浮く感覚も。機関銃で空けた巨大な穴に放り込まれたのだ。
押した張本人はこの中で一人しか居ない。
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