70:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[sage saga]
2011/02/24(木) 01:12:27.01 ID:hWEXnn3k0
「なんで知ってたの?」
部屋に上がり、私は当然の疑問を投げかける。
「お前の後ろにいたからな」
71:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[sage saga]
2011/02/24(木) 01:13:19.17 ID:hWEXnn3k0
「んんっ――――」
二人で料理を食べ終えた後、私は大きく伸びる。
結局、あの食材は彼と私の二人分。
72:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[sage saga]
2011/02/24(木) 01:13:59.90 ID:hWEXnn3k0
「なぁ、美琴」
「なぁに?当麻」
73:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[sage saga]
2011/02/24(木) 01:14:32.14 ID:hWEXnn3k0
彼の家で、彼を椅子にして、テレビを見る。
そこはどんな高級ホテルよりも止まりたい場所で。
それはどんな高級ソファーよりも座りたい場所で。
胡坐を掻いた彼の足の隙間は、私の臀部がすっぽり収まり。
74:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[sage saga]
2011/02/24(木) 01:15:11.31 ID:hWEXnn3k0
私のお腹にがっちりとまわされた手が、私に彼の動きをトレースさせる。
若干の位相差を伴いながら、私の軸は大きくぶれる。
まるでメトロノームみたいだと思う。
75:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[sage saga]
2011/02/24(木) 01:15:55.54 ID:hWEXnn3k0
5分ぐらい経ったか。
CMは終わり、ニュース番組が再開されている。
キャスターの人が最新の話題に対してコメントをしている。
その間、彼からのアクションはなかった。
76:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[sage saga]
2011/02/24(木) 01:16:29.43 ID:hWEXnn3k0
「あっ…………」
彼が右腕でぎゅっと抱きしめてくれた。
無言だったけれど、私の気持ちが伝わって純粋に嬉しかった。
だけどこれじゃ足りない。
77:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[sage saga]
2011/02/24(木) 01:17:05.97 ID:hWEXnn3k0
「んっ!……………………はぁ……はぁ……はぁ……」
彼は一際きつく締め上げた後、それは解かれる。
圧迫感がなくなり、何故だか悲しくなる。
78:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[sage saga]
2011/02/24(木) 01:18:18.08 ID:hWEXnn3k0
だから彼が手をどこかへ持っていこうと、私の口から離しても。
私は彼の右手を両手で掴み、再び私へと導く。
ちゅぱちゅぱ
79:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[sage saga]
2011/02/24(木) 01:21:24.67 ID:hWEXnn3k0
以上です。
今気付いたんですが、伏線があったのかどうかも分からないですね。
ひどい有様です。
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