過去ログ - 上条「俺達は!」上条・一方「「負けない!!」」
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953:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(関東・甲信越)[saga]
2012/10/06(土) 09:19:14.77 ID:eCEhiHxu0
「それは……」

一言だけ呟いて、刀夜は答えない。

いたずらが見つかって叱られている子供のように、沈黙を決め込んだ。
以下略



954:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(関東・甲信越)[saga]
2012/10/06(土) 09:23:21.78 ID:KcO6nvlp0
そんな男に、彼女は呆れたように告げる。

「あなたを倒すのみ、です」

じり……と神裂はいつでも刀を抜けるような身構えをする。
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955:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(関東・甲信越)[saga]
2012/10/06(土) 09:28:00.24 ID:5OWvZBRl0
「何、言ってンですか、おじさン」

動揺したように、一方通行が言う。

上条も、困惑を振り払うように叫ぶ。
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956:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(関東・甲信越)[saga]
2012/10/06(土) 09:29:47.68 ID:fW6fzQ/i0
上条の呼吸が瞬間的に止まる。

それは、彼にとって意外すぎて。

何よりも、訳の分からない言葉だった。
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957:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(関東・甲信越)[saga]
2012/10/06(土) 09:33:10.79 ID:KcO6nvlp0
「……お前は昔から『不幸』だと呼ばれていたな。近所の人からも、同じ幼稚園の子供からも」

予想とは違う言葉に、上条は一瞬安心した。

が、次にはまた違う感情を抱いた。
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958:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(関東・甲信越)[saga]
2012/10/06(土) 09:33:55.13 ID:5PBRqdYY0
「ところがどうだ? 結局お前は『不幸』に苦しめられている。どこへ行っても、何をしても」

上条は、自然と拳を握る自分に気付いた。

刀夜の言っているのは、一ヶ月前の『事故』の事だろうか。
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959:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(関東・甲信越)[saga]
2012/10/06(土) 09:34:23.05 ID:5PBRqdYY0





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960:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(関東・甲信越)[saga]
2012/10/06(土) 09:37:17.31 ID:k7KcDpJX0
言うと同時、刀夜の笑顔が固まる。

深いショックを受けたように、目を見開いていた。

「……何、だって?」
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961:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(関東・甲信越)[saga]
2012/10/06(土) 09:39:26.04 ID:HM7T5rxH0
「俺が少しでも、誰かの『不幸』を引き受けたかったからだ! 力になりたかったからだ!」

そう、上条が巻き込まれようとしたから。

ある少女は、自らの能力に向き合う事を決意した。
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962:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(関東・甲信越)[saga]
2012/10/06(土) 09:40:21.29 ID:djh5kysI0





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963:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(関東・甲信越)[saga]
2012/10/06(土) 09:44:21.25 ID:iFws1UjR0
「……!」

その言葉に、刀夜は息を呑んだようだ。

それを見逃さず、上条は自らの願いを声にする。
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