過去ログ - 上条「なんだこのカード」 3rd season
1- 20
484:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[saga sage]
2011/06/09(木) 21:30:19.79 ID:ngFbEDN1P
特にぐったりとしている白井と絹旗の前では、二人の兵が屈み、彼女らを背負おうとしているではないか

フレンダ「あれ。殺しに来た訳じゃ、ない?」

覚悟の分だけ拍子抜けだ。殺されるつもりではあったが
以下略



485:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[saga sage]
2011/06/09(木) 21:31:18.59 ID:ngFbEDN1P
ステイルの左腕とフィアンマの左腕は、彼らにとっては厄介な"虹"を生む裂け目を閉じる役割をしていて、それ以外には使えない

だから、彼らに残されたのはそれ以外の三肢

左腕に常に一定の力を加え続けながら、彼はガラスの様な垣根帝督に一歩一歩、歩いて近づく
以下略



486:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[saga sage]
2011/06/09(木) 21:32:18.59 ID:ngFbEDN1P
その後、すぐにステイルを殴った腕はまるで無かったかのように消失する

そのまま再度、着地したステイルにもう一度、巨人の腕だけが虚空より形成され、ストレートが向かってくる

しかも、今度は両腕だった。彼を挟むように左右から迫ってくる拳
以下略



487:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[saga sage]
2011/06/09(木) 21:32:48.55 ID:ngFbEDN1P
当然の結果として、"虹"がもう一度噴出を始める

一方で、予想外の結果として、迫って来た両拳をフィアンマの両腕が、まるでボールを受け取るミットのように容易く受け止めたのだ

ステイル「同じ"救世主"の力。より早く昇天を決めたコイツの方が、その力の総量は、俺様よりも大きい」
以下略



488:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[saga sage]
2011/06/09(木) 21:33:25.82 ID:ngFbEDN1P
「お、よーやく出て来た」

トイレの入り口、弾痕と砕けた観葉植物の木片が散っている廊下の壁に背を預けていた青髪の前に、女が現れた

青髪「やっぱり女の子のトイレは長いわー」
以下略



489:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[saga sage]
2011/06/09(木) 21:34:16.37 ID:ngFbEDN1P
「こんだけの被害がでてまうのは、流石にしかたないんちゃうかなー」

そう、青髪が言った時

彼女たちが歩行している廊下に、今は砕け散ったガラスの壁で面していた少し広いオフィスの、ひっくり返ったソファの影から3人の人間が飛び出してきた
以下略



490:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[saga sage]
2011/06/09(木) 21:36:03.30 ID:ngFbEDN1P
青髪「ずっとあのソファの影に隠れとったってことは考えにくい。すぐに見つかってしまうから、この人らもしゃーなしで飛び出してきたんやろうし。……ってことは、どっかから来たってことになる」

結標「そうなるわね」

青髪「僕らの人数の方が、ここの職員と比べて少ないんや。全員が全員戦闘出来る人って訳やないだろーけど、その数の利をひっくり返したのは、急襲やったからだと思う」
以下略



491:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[saga sage]
2011/06/09(木) 21:36:40.10 ID:ngFbEDN1P
心残り

これを無しに死んでいく人間など、恐らく居ないのではないだろうか

死ぬ前に孫の顔を見たかった、とか、成長した子供を見たかった、とか、国をもっと良い方向に動かしたかった、とか
以下略



492:本日分(ry 誰だよ佐天さんがすぐ出てくるって言った奴はァ!出てこいよ![saga sage]
2011/06/09(木) 21:39:04.14 ID:ngFbEDN1P
それは、ステイルの、フィアンマの手を通して、フィアンマが灯させたもの

ステイル「会わせてやるよ、お前の欲に」

その光は、眼の役割を持っていた
以下略



493:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(東京都)[sage]
2011/06/09(木) 21:42:11.91 ID:kL7ngGIpo


フィアンマさんがカッコ良すぎて生きるのが辛い。これで、NY組は敗北かな?
フィアンマさんカッコイイよフィアンマさん


1002Res/1390.56 KB
↑[8] 前[4] 次[6] 板[3] 1-[1] l20
このスレッドは過去ログ倉庫に格納されています。
もう書き込みできません。




VIPサービス増築中!
携帯うpろだ|隙間うpろだ
Powered By VIPservice