過去ログ - 美琴「極光の海に消えたあいつを追って」
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332:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(千葉県)[sage saga]
2011/04/17(日) 02:21:08.84 ID:6dTTluKVo

「オリジナルがロシアにいて、あの野郎とベタベタしてるってのは分かったが、それがどうしたってンだ?」

「ヒーローさんの容体が落ち着いたもんで、今日の午後学園都市に帰ってくるんだってさ。
 あの人の主治医は冥土帰しらしいから、きっとこの病院に入院することになるんじゃない?
以下略



333:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(千葉県)[sage saga]
2011/04/17(日) 02:22:30.35 ID:6dTTluKVo

「ところでさ、可愛いもの好きのお姉様がちびっこときゃっきゃうふふするのは良いんだけどさ。
 ……ミサカはお姉様に会ってもいいのかな」

「……何を気にしてンだよ」
以下略



334:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(千葉県)[sage saga]
2011/04/17(日) 02:26:41.64 ID:6dTTluKVo

上条らは昼前に病院を後にし、医師らとともに空港へと向かった。
戦火により所属していた研究所が放棄された10777号や、学園都市へともに向かう神裂も一緒である。
初冬の空港は雪が積もってはいたものの、滑走路は丁寧に除雪され、青空は十分に飛行可能であることを示している。
国際線ではなく、VIP用のラウンジにて、松葉杖をついた上条は苦い顔をしていた。
以下略



335:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(千葉県)[sage saga]
2011/04/17(日) 02:28:14.53 ID:6dTTluKVo

「「7000キロ!?」」

上条と美琴は顔を見合わせる。

以下略



336:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(千葉県)[sage saga]
2011/04/17(日) 02:29:26.32 ID:6dTTluKVo

「はぁ〜〜〜〜〜…………」

白井黒子は大きなため息をついていた。
愛しの御坂美琴が「親元に戻され」学園都市を離れてから二週間。
以下略



337:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(千葉県)[sage saga]
2011/04/17(日) 02:30:10.26 ID:6dTTluKVo

「お姉様〜〜っ!!」

「だぁ〜っ! まとわりつくな鬱陶しい!!」

以下略



338:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(千葉県)[sage saga]
2011/04/17(日) 02:30:44.86 ID:6dTTluKVo

「ねぇ黒子、私がいない間、学園都市で何かあった?」

ジャケットを脱ぎ、荷物を広げながら美琴が問う。

以下略



339:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(千葉県)[sage saga]
2011/04/17(日) 02:32:24.68 ID:6dTTluKVo

「まあそちらに関しては警備員が特別チームを組んで広域捜査をしているそうですし、風紀委員の仕事ではないそうですの。
 ……お姉様? いかがなさいましたの?」

「……え? ああ。ううん。何でもないわ。続けて続けて」
以下略



340:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(千葉県)[sage saga]
2011/04/17(日) 02:33:05.19 ID:6dTTluKVo

学園都市に到着するなり、上条は待機していた救急車に乗せられた。
乗員人数が限られていたので、美琴とは空港で別れた。
運ばれていったのは第七学区にある病院だ。
以前からここには何度もお世話になったのだという。
以下略



341:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(千葉県)[sage saga]
2011/04/17(日) 02:33:55.96 ID:6dTTluKVo

「……父、さん…………?」

「そうだ。上条刀夜。お前の父親だ。
 じゃ、じゃあ、母さんの方はどうだ!?」
以下略



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