過去ログ - 美琴「極光の海に消えたあいつを追って」
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2011/06/12(日) 01:28:14.41 ID:Sj9M+n8No
「──番外個体、あなたは出かけたりはしないのですか、とミサカは出無精な末の妹を心配してみます」
「あら、13577号。珍しいじゃん」
以下略
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2011/06/12(日) 01:29:09.80 ID:Sj9M+n8No
「そうだ、聞きたいことがあるんだけどさ」
「?? 何でしょう、とミサカは応えます」
以下略
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2011/06/12(日) 01:30:30.31 ID:Sj9M+n8No
しかし、番外個体の予想だにしない言葉が13577号の口から飛び出る。
「ただ、『実験終了時にかろうじて生存していた個体』はこのミサカの知る限り十数人はいます。
実験の内容と死因が一致しないと言うのはそのためではないでしょうか、とミサカは推測します」
以下略
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2011/06/12(日) 01:31:23.15 ID:Sj9M+n8No
「その妹達の検体番号、教えてもらえる?」
13577号が暗唱していく検体番号を、番外個体は目を閉じ脳内で死因リストと照らし合わせて行く。
結果は、全員死亡。
以下略
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2011/06/12(日) 01:32:51.94 ID:Sj9M+n8No
「────、というわけ」
「…………そんなことがありましたの……」
以下略
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2011/06/12(日) 01:33:37.92 ID:Sj9M+n8No
「……それでも!」
必死になる白井に、美琴はくるりと背を向ける。
以下略
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2011/06/12(日) 01:36:27.43 ID:Sj9M+n8No
「いやあ、刻一刻と冷めて行ってるし、話に加われないから別にいいかなぁと」
「この方がいただいているのでミサカもご相伴にあずかることにしました」
以下略
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2011/06/12(日) 01:39:23.80 ID:Sj9M+n8No
「……私の秘密は全部話した。それで、あの子たちのことを知ってあんたはどう思った?」
美琴に問いかけられる。
きっと、美琴にとっては一番聞きたくて、一番聞きたくないこと。
以下略
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2011/06/12(日) 01:41:00.12 ID:Sj9M+n8No
「さささ妹様、いつまでもその可憐な頬を汚していてはいけませんの。この白井黒子、全身全霊を込めて舐めとらせていただきますわ……!」
「ッ!? お、お姉様、迎撃許可をください、とミサカは貞操の危機を……ッ!!」
以下略
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2011/06/12(日) 01:43:31.89 ID:Sj9M+n8No
学園都市某所。
複数の機材が所狭しと並んでいるこの部屋で、とある少女が端末を操作している。
彼女がいるのは実験場を見下ろすための観察席であり、その窓からは今行われている『教育』の様子が見える。
以下略
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