過去ログ - テッラ「『光の処刑』が完成しました。」
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[sagesaga]
2011/09/29(木) 00:28:53.03 ID:ZokbPMWAO
ガチャ…ガチャ…と、僅かに機体を擦らせる音を発しながら歩くその『白銀』は、唐突にふと歩みを止めると、その能面のような顔に黄色いモノアイだけが付いた奇妙なヘルメットを動かした。
モノアイ、といってもモノアイ自体を動かすレールはなく、本当に真っ白い能面のような顔の中心に、まるで一つ目小僧のようなモノアイがついているだけだった。
本当の意味で、『駆動鎧』と本体を繋ぐカメラとしての役割しか果たしていないそれは、今まで歩いてきた薄暗い路地の一部分に目を向け、そして止まった。
その路地の一角を佇みながらじっと見つめる姿は妖艶で、そしてそれ以上に不気味な姿だった。
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1
[sagesaga]
2011/09/29(木) 00:33:00.91 ID:ZokbPMWAO
吹き込める粉塵には白銀の輝きはなく、ただただもうもうと吹き込めるだけであった。
が、
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821
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1
[sagesaga]
2011/09/29(木) 00:37:24.42 ID:ZokbPMWAO
苛立った調子で喋るその女性は、明るい髪色をしたセミロング程度の長さの頭髪に、少し厚めのコートを羽織っている、オシャレで綺麗な顔立ちをした女性だった。
しかし女性、麦野沈利はその綺麗な顔に皺を寄せて、苛立った調子を隠そうともせずに続けて言葉を吐く。
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822
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1
[sagesaga]
2011/09/29(木) 00:41:29.79 ID:ZokbPMWAO
踵を返すようにして、また歩き始めようとする白銀に対して、麦野は一瞬指をピクリと動かしたが、まるで考え直したかのように舌打ちしながら頭を右に振ると、白銀の隣に並んで歩き始めた。
対して白銀は麦野をチラリと一瞥すると、また何も言わずに歩きだした。
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823
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1
[sagesaga]
2011/09/29(木) 00:49:54.02 ID:ZokbPMWAO
麦野「別にどうでもいいでしょ、そんなの」
麦野がやる気の無さそうな声でぼやくと、しかし対する白銀は、更に気を悪くしたように語調を強めながら話した。
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824
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VIPにかわりましてNIPPERがお送りします
[sage]
2011/09/29(木) 00:51:19.32 ID:YHssIVuDO
待ってた!
仕事等の諸事情もあるだろうし、中々投下できない事も仕方ないさ。間が空くようだったら生存報告だけでも助かる。
ぜひ完結させてくれい!
825
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[sagesaga]
2011/09/29(木) 01:04:34.15 ID:ZokbPMWAO
ーーーーーーその頃
ヴェント「ほら行った行った。ちゃっちゃと歩くのよ。」
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826
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1
[sagesaga]
2011/09/29(木) 01:08:31.76 ID:ZokbPMWAO
ヴェント「いちいちギャーギャーうるさい男ね。…本当、こんな奴のどこがいいか分かんないわ……」ハァ
浜面「う、うっせーな!!俺の良さは滝壺にだけ分かってもらえば、俺は満足なんだよ!!」
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827
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[sagesaga]
2011/09/29(木) 01:12:12.03 ID:ZokbPMWAO
ヴェント「ふん。分かるのが遅ぇんだよ、雑魚面が」
浜面「……でも、なんか大半はお前に無意味に悪口言われてる気がするんだけど」
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828
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[sagesaga]
2011/09/29(木) 01:14:46.30 ID:ZokbPMWAO
ヴェント「ま、ちょっと心許なかったからね。一応持ってきただけよ」
浜面「ふーん…」
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