過去ログ - 一方通行「俺が一生オマエの面倒見てやる」番外個体「……うん」
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902: ◆jPpg5.obl6[saga]
2011/08/02(火) 20:41:59.80 ID:mUKwWCaA0


―――


以下略



903: ◆jPpg5.obl6[sage saga]
2011/08/02(火) 20:47:23.65 ID:mUKwWCaA0

「………っ!」


上下左右からの光線も全く以って効果は見られない。
以下略



904: ◆jPpg5.obl6[sage saga]
2011/08/02(火) 20:55:27.92 ID:mUKwWCaA0


次第に身体が竦んでくる。
これまでとは比較にならない未知の怪物に翻弄され、心が恐怖に囚われている。
ようやく実感してきた。敵の恐ろしさもそうだが、伊達にあの第一位をターゲットに活動している訳ではないのだと
以下略



905: ◆jPpg5.obl6[sage saga]
2011/08/02(火) 20:58:58.51 ID:mUKwWCaA0


『言い残すことはあるか?』

「…………」
以下略



906: ◆jPpg5.obl6[sage saga]
2011/08/02(火) 21:06:34.30 ID:mUKwWCaA0


(なめやがって……! その余裕に満ちた汚え鉄仮面引っぺがして、私を見縊ったことを後悔させてやらなきゃ
 収まりつきそうにないわ。……見てやがれ。アンタのその油断を有効に生かしてやるよ)

以下略



907: ◆jPpg5.obl6[sage saga]
2011/08/02(火) 21:14:42.14 ID:mUKwWCaA0


しかし、麦野は逃げる素振りを見せない。
夜の闇に反映するまばゆい光の中、麦野は静かに逆転の糸口を探す。

以下略



908: ◆jPpg5.obl6[sage saga]
2011/08/02(火) 21:20:16.29 ID:mUKwWCaA0


だが、とどめが何故だか寸断された。
麦野の様子が奇妙に見えたからだ。とてもこれから死ぬ人間の顔とは思えなかった。
希望に輝く彼女の瞳はシルバークロースに一瞬だけ疑念を持たせた。そして、その一瞬こそが勝負の合図となった。
以下略



909: ◆jPpg5.obl6[sage saga]
2011/08/02(火) 21:22:51.83 ID:mUKwWCaA0


即ち、“狙う位置”は撃つ前から必ず定められている事になる。

“何処が弱点なのか”が断定出来ていれば、勝率は嘘みたいに跳ね上がるのだ。
以下略



910: ◆jPpg5.obl6[sage saga]
2011/08/02(火) 21:25:44.31 ID:mUKwWCaA0


天使のような愛嬌と悪魔のような残酷さが込められた回答の直後に放たれた追撃の光線を浴び、シルバークロースの操縦する
駆動鎧は無抵抗に宙を舞った。

以下略



911: ◆jPpg5.obl6[sage saga]
2011/08/02(火) 21:30:49.37 ID:mUKwWCaA0


少し声が荒々しくなる。大抵の男ならその迫力に慄き、思わず口を割ってもおかしくはないのだが、シルバークロースは首を逸らした
だけだった。

以下略



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