過去ログ - フィアンマ「これがあの男が命を懸けて救った世界、か」
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[sage saga]
2011/07/01(金) 01:43:53.76 ID:8PS7pdgco
「その膿は上と色々良くない繋がりがあったみたいでよ。罰せられるべきだったんだが、結局は無罪放免が精一杯だった」
「それで?」
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2011/07/01(金) 01:44:51.62 ID:8PS7pdgco
「霊装、ねえ」
「おっと、見くびってもらっちゃあ困るぜ? こちとら古今東西から一級品の霊装を集めてんだからな」
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2011/07/01(金) 01:45:58.70 ID:8PS7pdgco
後で僕達も行きます、と言い残して、二人は部屋へと戻っていった。
その背を追ってフィアンマが視線を戻すと、老人は腕を組んでなにやら唸っていた。
「そうだよなぁ。万全でないとはいえ神の右席だ。アスカロン級の代物が要るわなぁ」
以下略
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[sage saga]
2011/07/01(金) 01:46:58.06 ID:8PS7pdgco
「あれ、もう終わってしまったんですか?」
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2011/07/01(金) 01:48:04.08 ID:8PS7pdgco
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2011/07/01(金) 01:49:16.88 ID:8PS7pdgco
「どうしたんですか、こんな夜中に」
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2011/07/01(金) 01:49:58.09 ID:8PS7pdgco
フィアンマは笑った。滲ませるのは自嘲。
こんなことを言っても仕方が無いというのは、彼自身百も承知だ。
だが、それでも呑み込めない違和感がある。
以下略
182
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(福岡県)
[sage saga]
2011/07/01(金) 01:50:35.57 ID:8PS7pdgco
夜空に視線を投げて、青年も笑う。
「僕も、少し経験ありますよ。その違和感、というよりは罪悪感でしょうか?」
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[sage saga]
2011/07/01(金) 01:51:35.90 ID:8PS7pdgco
それは、彼がまだ幼く弱い少年だった頃の出来事。
圧倒的な絶望が少女を呑み込み、少年は剣を手放した。
「その時にね、僕は一度絶望してしまったんですよ。僕には無理だって、彼女を見捨てようとした」
以下略
184
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VIPにかわりましてNIPPERがお送りします
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[sage saga]
2011/07/01(金) 01:52:18.15 ID:8PS7pdgco
そしたらなんて答えたと思います? と青年は呟くように言った。
その時のことを、彼は今でもはっきり覚えている。
その時の少女の笑みを、彼は今でも鮮明に思い出せる。
以下略
185
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(福岡県)
[sage saga]
2011/07/01(金) 01:52:55.72 ID:8PS7pdgco
「だってそうでしょう? 結局はそれしか無いんです。自分を納得させるには、ね」
「そんな話ではないだろう」
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