過去ログ - フィアンマ「これがあの男が命を懸けて救った世界、か」
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262:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(福岡県)[sage saga]
2011/10/04(火) 01:15:03.69 ID:VeVfGtm4o

「それで、先のような抗争になっていたわけか」

「といっても、こっちから仕掛けたわけじゃないぞ。あくまで退かないというスタンスを見せただけだ」

以下略



263:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(福岡県)[sage saga]
2011/10/04(火) 01:18:07.89 ID:VeVfGtm4o



「先客か」

以下略



264:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(福岡県)[sage saga]
2011/10/04(火) 01:20:58.47 ID:VeVfGtm4o

「やっぱ、後悔してるんだな」

「……」

以下略



265:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(福岡県)[sage saga]
2011/10/04(火) 01:24:09.29 ID:VeVfGtm4o



昔の昔、イギリスにいくらかの魔術師達がいました。
彼らは各々何かを願い、それを叶える為に魔術を学び、共に歩んでいた集団でした。
以下略



266:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(福岡県)[sage saga]
2011/10/04(火) 01:25:33.86 ID:VeVfGtm4o


しかし、そこに手を差し伸べる集団がありました。
彼らは魔術など知らない、ただの移民でした。
様々な事情で祖国を追われ、新天地を求めて旅する人々。
以下略



267:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(福岡県)[sage saga]
2011/10/04(火) 01:27:32.89 ID:VeVfGtm4o

そして彼らは、その組織の名を変えます。
『黎明』を外して、ただの『薄明かり』へ。

往く先の暗闇を照らすのは『黄金』の輝きでも夜明けの陽光などでもなく、自らの意志だと。
以下略



268:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(福岡県)[sage saga]
2011/10/04(火) 01:31:54.89 ID:VeVfGtm4o


「――今となっては集落の人間はおろか、薄明かりの人間にもそのことを知るものはいませんが」

 歌うように滑らかな口調で、青年は話を締めくくった。
以下略



269:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(福岡県)[sage saga]
2011/10/04(火) 01:33:57.48 ID:VeVfGtm4o

 フィアンマがそう言って彼を見やると、青年は虚を突かれたようにぽかんとしていた。
 そして、何がおかしいのか軽く笑う。
 そっかそっか、と、

以下略



270:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(福岡県)[sage saga]
2011/10/04(火) 01:36:24.65 ID:VeVfGtm4o

「古臭い非効率なやり方だ」

「そうだな。その土地を知らないと使えない方法だから、ここを離れてしまえば俺らは無力だ」

以下略



271:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(福岡県)[sage saga]
2011/10/04(火) 01:38:32.55 ID:VeVfGtm4o

「仮にも二千年と二十億人だからな。そうそう越えられんだろう」

「自慢か?」

以下略



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